ランニングには欠かせないアイテム、GPSウォッチ!最近は技術の進歩も速く、どんどん新しい機能の備わったGPSウォッチが市場に出てきています。
今回はそんなGPSウォッチについて解説致します。
・GPSウォッチの活用方法について知りたい
・GPSウォッチの選び方について知りたい
・GPSウォッチにはどんな機能があるの?
・おすすめのGPSウォッチは?
・競技別にGPSウォッチの選び方について知りたい
以下記事で解説していきます。
GPSウォッチを使うメリットは?
まずGPSウォッチを使うメリットについて解説します。
決して安い買い物ではないですし、使うメリットについては把握しておいた方が良いです。
ひとつ言えるのは、ランニングでこの先目標を掲げてトレーニングするのであれば絶対に持っておいた方が良いです。
具体的には、
・ランニングに特化した機能がある
・データが蓄積されフィードバックに活用できる
・データ分析から提案をしてくれる
・体調管理にも役立つ
といった理由が挙げられます。
以下記事で解説して行きます。
理由①ランニングに特化した機能がある
GPSウォッチを使うメリットの1つとして、ランニングに特化した機能があるということです。
ランニング中のペースや心拍データなどをリアルタイムで確認することも可能です。
また、トレーニングにより付いた走力を後で振り返ることだって可能です。
例えばインターバルなどのペースの上げ下げがあるトレーニングでも、心拍にどれだけ負荷がかかったかを確認することも出来るんです。
これは効率的なトレーニングを行う上で非常に重要な要素です。上記の写真は心拍ゾーンですが、この上限と下限を設定して、アラートで知らせてくれる機能もあったりします。
そうすることで、効率的な心拍トレーニングが可能となり、最終的に目標の達成が近くなるというわけです。
あとはランナーの走力の指標となる項目も分かりやすく表示してくれます。
例えばトレーニング後のデータからVO2MAX(最大酸素摂取量)を割り出してくれたり、今回走ったペースが前回同じコースを走った時と比べてどの程度異なるか?等です。
理由②データが蓄積されフィードバックに活用できる
次の理由として、データが蓄積されてフィードバックに活用できるということです。
私が参考にしているのは月間走行距離や、今行ったワークアウトがどの様な走力に効果があったのかなどが分かるということです。
また、同じコースをランニングした場合に、前回との比較も可能です。
例えば同じように皇居をランニングした場合でも、前回とどう身体が変わってきたか等を確認することができるのです。
この投稿をInstagramで見る
同じ設定で走っても心拍数などから割り出した運動負荷から、「今回は楽に走れている」などといったことまで分かるんです。
理由③データ分析から提案をしてくれる
次に、データ分析からトレーニングの提案をしてくれるということです。
特にGARMINのGPSウォッチであれば、HRVステータスを測定できます。
これにより自律神経のバランスをチェックできるので、体調が上向きなのか下向きなのかが分かります。
この内容と、これまでのトレーニングデータより、GARMIN独自のフィットネスシステムによりベストなワークアウトを提案してくれるのです。
これにより、初心者の方で具体的にどんなトレーニングをすべきか分からない方であっても効果的にトレーニングをすることが出来るのです。
理由④体調管理にも役立つ
また、体調管理にも役立ちます。
先に解説したHRVステータスなどのデータにより、自分の体調を把握することが出来ます。
日々体を酷使するランナーであれば、「あ、このままだと風邪ひくな」とか「この練習すると眠りが浅いんだよな」といったことは何となくわかってくるのではないでしょうか?
私も最近はよく分かる様になってきたのですが、割とこの感覚とHRVステータスはリンクしていると感じます。
つまり、HRVステータスが低めの状態が長く継続すると風邪をひいたりしますし、良い練習が出来なかったりします。
また、睡眠についても同じく、良い睡眠が取れた時にはGPSウォッチでも睡眠スコアが高めに出ます。
睡眠時間が多くても、睡眠の質が悪ければ睡眠レベルは低めに表示されますし、逆に睡眠時間が少なくても質の高い睡眠の時間が長ければ身体としては回復している感じがします。
以下の様に1週間を通じて睡眠状態を確認することも出来てしまうのです。
こうした機能があることにより、ランナーにとって重要な体調管理がしやすいということです。
GPSウォッチのメーカーについて
次にGPSウォッチのメーカーについて紹介します。
ランナーの間で広く使われているメーカーを中心に紹介します。
具体的には、
・GARMIN
・SUUNTO
・POLAR
・APPLE
以下記事で解説して行きます。
メーカー①GARMIN
まずはGARMINについてです。
ランニングと言えばまず選択肢に挙がるのがこのGARMINではないでしょうか?
GARMIN(ガーミン)は、アメリカのテキサス州オライオンパークに本拠地を置く、GPS技術を中心とした電子機器メーカーです。
ゲーリー・ビューランドとミン・カオによって1989年に設立、当初はGPS機器の製造・販売を手がけていました。
GARMINは、1991年に最初のハンドヘルドGPS機器である「GPS 100」を発表、このモデルは航空、船舶、自動車、アウトドアアクティビティ向けに使用されてきました。
そしてGPSウォッチが初めて登場するのは2003年。
GPS技術をウォッチに統合した初めての製品として「Forerunner 101」を発表しました。
これによりランナーやトレイルランナーなどがGPSを利用してトレーニングや位置情報の記録を行うことが可能となるわけです。
そしてGARMINは、2007年に自動車用のGPSナビゲーションシステムを提供するために、ナビゲーションソフトウェア開発企業のNaviSoftを買収。
これにより、自動車向けのナビゲーション市場にも参入しました。
つまり車のナビにはGARMINのGPSが入る様になったわけです。
2012年以降はフィットネス分野への注力を開始。
GARMINは単にトラッキングを行うGPSウォッチだけでなく、フィットネストラッキングやウェアラブルデバイスに焦点を当て、フィットネス向けのGPSウォッチやアクティビティトラッカーを開発し始めます。
現在のGARMINのGPSウォッチではコンディション管理までできるので、ランニングの目標達成に関わるいろんなデータを見ることが出来ますよね?これはこうした視点がGARMINにあるからと言えるでしょう。
現在はForerunnerシリーズなど、ランナーが目標達成に必要な全てのデータを分かりやすく管理できるようになってきました。
GARMINはランニング、サイクリング、ゴルフ、マリン、アウトドアアクティビティなど、様々な分野向けのGPS機器を提供しており、高度な位置情報技術やセンサー技術、ヘルスケア機能が組み合わされています。
GARMINはその歴史を通じて、高精度なGPS技術をさまざまな分野に導入し、アウトドアエンスージャストやアスリートたちに信頼されるブランドとなっています。
またGARMINのすごさには「GARMIN CONNECT」にも秘密があります。
理由としては、ウォッチでデータを集めてもランナーにベストな形で提案するには技術が必要だからです。
それを可能にしたのがこのGARMINのアプリであるGARMIN CONNECTというわけです。
以下記事で解説しておりますので参考にしてみてください。
【GARMIN先生と言われるには理由がある】GARMINランニングアプリ「GARMIN CONNECT」のすごさを解説!
メーカー②SUUNTO
次にアドベンチャースポーツのイメージが高いSUUNTOです。
SUUNTO(スント)は、フィンランドのスポーツウォッチ、ダイブコンピュータ、アウトドアアクセサリーなどを製造・販売する企業です。
1936年にトゥルク(Turku)で、トゥオモ・メレツォ(Tuomas Vohlonen)によって創業されました。
最初の製品は、なんとコンパス!
液体フィルムを使用したコンパスで、水中でも正確な方向を示すことが定評を集めていました。
そして1965年にダイブコンピュータを開発。ダイビングにおいて水深や残圧(タンク内の酸素残量)を計測することが出来るもので、これによりダイバーは安全かつ正確なダイブプランニングが可能になりました。
この辺りからアドベンチャー色が強いですよね!
そして2000年代になるとSUUNTOは、アウトドアスポーツにおけるトレーニングおよびナビゲーション用の高度なスポーツウォッチの製造に進出しました。
ウォッチには、高度計、バロメーター、コンパス、GPSなどの機能を搭載されていました。
SUUNTOの製品は、アウトドア愛好者やアスリートたちに高い評価を受けており、その耐久性と機能性が特徴です。
SUUNTOのスポーツウォッチには、トレイルランニング、ハイキング、サイクリング、スキーなど、さまざまなアクティビティ向けの特化した機能が備わっている特徴があります。
メーカー③POLAR
次にPOLARです。
正確な心拍を測定したいのであればPOLARという印象のある方は多いのではないでしょうか?
ポラール(Polar)は、フィンランドのスポーツウォッチおよびフィットネストラッキングデバイスの製造メーカーであり、心拍計やGPS機能などを搭載した製品で知られています。
ポラールは1977年に、スポーツおよび医療用の心拍計を専門とする企業としてフィンランドで設立、1982年に市場に初めて登場したワイヤレス心拍計で知られています。
これにより、ランナーやアスリートは心拍数をリアルタイムでモニタリングできるようになりました。
1980年代には、フィットネストラッキングの分野にも進出し、心拍数だけでなく運動量や消費カロリーの計測も可能な製品を開発しました。
ポラールは、2000年代に入り、GPS機能を搭載したスポーツウォッチを開発し、ランニングやサイクリングなどのアウトドアアクティビティにおいて位置情報の取得が可能になりました。
そこからポラールはスマートウォッチにおいても進化し、スマートフォンとの連携やスマート通知機能を備えた製品を発表しました。
現在ポラールの製品は、ランニング、サイクリング、スイミング、トレーニングなど、さまざまなスポーツやアクティビティに対応したマルチスポーツウォッチとして展開されています。
現在の最新機種はVantage V3で、私の周りでも使っているランナーは結構います。
心拍計やGPS機能、トレーニングアシスタント機能などが含まれており、アスリートやフィットネス愛好者に向けて高度な機能を提供しています。
ポラールは、その精密な心拍計測技術やスポーツに特化した機能性により、多くのアスリートやトレーニング愛好者から支持を受けています。
メーカー④APPLE
次にAPPLEです。
アップル(Apple Inc.)は、アメリカ合衆国のテクノロジー企業で、様々な製品やサービスを提供しています。Appleの主な製品の一つには、ウェアラブルデバイスとしての「Apple Watch」があります。
最近だと
Apple Watchは、2015年4月に初めて発売。
初代のApple Watchは、フィットネストラッキング、ヘルスモニタリング、通知機能などを備え、多様なアプリケーションが利用できました。
2016年には、Apple Watch Series 2が登場し、GPS機能が搭載。
これにより、ランニングやサイクリングなどのアウトドアアクティビティにおいて位置情報を正確にトラッキングすることが可能になりました。
2018年に発表されたApple Watch Series 4は、画面サイズが拡大され、心電図(ECG)機能が初めて搭載されました。これにより、ユーザーは心臓の活動をモニタリングできるようになりました。
もはや医療用ですね。
2020年に発売されたApple Watch Series 6は、血中酸素濃度を測定できるセンサーを搭載し、より手頃な価格で提供され、異なる予算やニーズに対応する幅広いユーザーに向けた選択肢が提供されました。
2021年に発表されたApple Watch Series 7は、デザインが一新され、大型化されたディスプレイが特徴となりました。ディスプレイが広くなったことで、情報の表示がより見やすくなりました。
最近ではトレイルランニングでも使えるGPSウォッチも出ており、日常でもワークアウトでも使えるデバイスとして人気を集めています。
以下は現在の最新機種のアップルウォッチウルトラ2です。
GPSウォッチの活用方法について
まずGPSウォッチの活用方法について解説します。
これまでストップウォッチ機能しか使っていなかった私にとっては革命的な商品でしたね!
具体的には以下の活用方法があります。
・ペースや距離を把握する
・心拍を把握する
・ワークアウトデータを確認する
・地図によるナビゲーション
以下記事で解説していきます。
活用方法①ペースや距離を把握する
GPSウォッチの活用方法として、走っているペースや距離を確認できるというメリットがあります。
まずペースが把握できることはトレーニング負荷を測定することに直結しますし、
レース中のオーバーペースの把握にも繋がりますのでかなり便利な機能です。
トラックでのトレーニングではあまり必要になりませんが、トラック以外のロードでトレーニングを行う場合に、自分の走っているペースを把握できるというのは大きなメリットになります。
ひと昔前だと、周回コースの皇居や河川敷などで距離表示のあるところであれば自分のペースが把握できましたが、それがなくても性格なペースを把握しながらトレーニング出来るという事ですからね。
距離測定ができるということもかなり重宝します。
マラソンでは距離表示が1㎞ごとにありますが、陸連公認ではないコースや、トレイルランニングの大会などでは、距離表示が1㎞ごとではない場合もありますよね?
また、距離表示があっても途中明らかに距離表示がズレていることなんかもあります。
そんな時に距離測定ができることはかなりメリットですよね!
活用方法②心拍を把握する
GPSウォッチの活用方法として、心拍を把握できるというメリットがあります。
心拍データはランニング時の負荷を把握する重要な指標です。
特にマラソン以上の距離を走る方であれば可能な限り低めの心拍で自身の運動負荷を管理する必要がありますよね。
そんな時にハートレートセンサーはただウォッチを起動させておくだけでデータが取れるのでかなりオススメできます。
また、最近では光学式心拍計が付いたGPSウォッチが主流であり、以前の様なハートレートセンサーは不要です。
ハートレートセンサーは心拍を正確に拾うことは出来ますが、下がってきたりしますし何かと邪魔になることも多いです。
その点、光学式心拍計については腕に着用すればいいのでその様な煩わしさはありません。
これまでは光学式心拍計は正確性があまり高くないことから、参考までに活用していましたが、「Forerunner255」あたりから一気に進化したと感じます。
この投稿をInstagramで見る
心拍計の正確さが上がれば、トレーニング負荷も正確に割り出せますし、コンディション維持やオーバートレーニング防止にも役立ちます。
このあたりの光学式心拍計の進化については以下記事で解説しておりますので参考にしてみてください。
活用方法③データを確認する
GPSウォッチの活用方法として、レースやトレーニングで取れたデータを確認することが出来るという事です。
例えばランナーの皆さんにはお気に入りのコースがあるかと思いますが、同じコースを走るにあたっては、同じペースでも運動負荷が低ければ力が付いてきているということですし、自分の力量を測定する良い機能です。
GARMINでしたら「GARMIN CONNECT」、SUUNTOでしたら「SUUNTO アプリ」などでまず自分のデータを落とし込みます。
そこからランナーのSNSである「STRAVA」などのサービスと連携することで、ライバルのワークアウトなどと比較することが出来ます。
トップ選手をフォローしておけばのトップ選手のワークアウトを見ることで、どれだけのトレーニングをどの程度の負荷で行っているかまで見ることが出来るのです。
これは参考になりますし、競技力の向上にかなり繋がりますよね。
特に同じレースを走れば、トップ選手の通過タイムなど詳細な情報を把握することができます。
また、過去の自分との比較も可能です。
同じコースを走った際に、過去の自分のベストワークアウトデータと比較することが可能です。
活用方法④地図によるナビゲーション
GPSウォッチの活用方法として、地図によるナビゲーションが挙げられます。
ロードで行われるマラソン大会ではあまり活用する機会は少ないかもしれませんが、トレイルランニングではかなり重宝します。
理由としてはトレイルランニングの大会はコースは決まっていますが、細かく分岐している場合が多くミスコースをしてしまうことが多い為です。
比較的いいペースで走っている時はコースを確認する余裕もなくなってきますし、そういう時にミスコースは発生します。
心を折られますし、タイムロスにも繋がります。
そんな時にナビゲーション機能は役に立ちます。
予めコースのGPXデータをウォッチに入れておけば、自分の進行方向に合わせてナビしてくれます。
道迷いの心配がないので思い切った走りが出来るのでかなりオススメです。
また、コースの高低図も表示することが出来ます。
自分がどれだけ登ってどれだけ下るのかを把握することが出来るので、レース戦略を立てる上で極めて重要です。
GPSウォッチの選び方
次にGPSウォッチの選び方について解説致します。
選ぶ際には様々な要素があるかと思いますが、
・フィット感で選ぶ
・GPSの正確さで選ぶ
・光学式心拍計の正確さで選ぶ
・アプリ連携の充実さで選ぶ
・音楽再生機能で選ぶ
・バッテリー容量で選ぶ
・地図機能で選ぶ
・防水機能で選ぶ
私としては以上の点で選ぶことをおすすめしています。
以下記事で解説していきます。
選び方①フィット感で選ぶ
GPSウォッチの選び方として、フィット感で選ぶという方法があります。
これは長時間着用するウォッチを選ぶ上で重要なことです。
GPSウォッチにも様々な形状があり、例えばボタンの突起が大きいものであったり、ボタンの位置などモデルにより様々です。
ボタンが手首を曲げた時に干渉しやすいモデルであれば誤動作もありますし、バンドが硬くて手に合わないなんてこともあるでしょう。
最近のGPSウォッチはどれも快適な付け心地ですが、こうしたポイントを踏まえて選ぶというのも重要な要素ですよね。
選び方②GPSの正確さで選ぶ
GPSウォッチの選び方として、GPSの正確さで選ぶという方法があります。
これはGPSウォッチを購入する上で基本となる機能ですが、
現在はGNSSマルチバンドを搭載したモデルがオススメです。
私の場合、この機能を搭載したGARMINのForerunner965を使用していますが、かなりいいです。
このGNSSマルチバンドというのは、複数の衛星を同時にキャッチできるので、これまでGPSウォッチが苦手としていたビルの合間や深い林道などでも正確にラップを表示してくれるというわけです。
GPSウォッチの精度については以下記事でも解説しておりますので参考にしてみて下さい。
選び方③光学式心拍計の正確さで選ぶ
GPSウォッチの選び方として、光学式心拍計の正確さで選ぶ方法があります。
え?それはあまり関係ないだろ?と思われがちですが、光学式心拍計の精度が高いと様々な情報が手に入ります。
トレーニング中の負荷だけでなく、リカバリーに必要な情報から睡眠時のデータからHRVデータ、現在のVO2MAXなど、力量把握やコンディショニングにもGPSウォッチを活用できることになります。
どのメーカーもこれまでは光学式心拍計のセンサーは4つのセンサーのみしかなく、正直なところこれだと参考程度の精度でしか心拍を測定できませんでした。
ジョグなのに195bpmあるとかよくありましたから。
しかしGARMINではForerunner255になってからはセンサーは6つになり、これにより一気に光学式心拍計の精度が向上しました。
例えば心拍のアップダウンの山が細かいインターバルトレーニングなんかでも以下の様に細かく心拍データを表示してくれます。
私個人的に真剣に競技に取り組むのであれば光学式心拍計は精度の高いものを選ぶべきでしょう。
選び方④アプリ連携の充実さで選ぶ
GPSウォッチの選び方として、アプリ連携の充実さで選ぶ方法があります。
自分のトレーニングを振り返り、速さにつなげるには分析は不可欠です。
最近はどのGPSウォッチもウォッチフェイスは美しく、ウォッチ上でワークアウトデータを確認することは出来ますが、アプリで更に深いデータを分析したり、自分の走力が上がっているのか確認することができます。
私の場合特にコンディショニングにHRVステータスデータを活用することがあるので、これはアプリ上で確認した方が明確なデータを見て日頃の生活に活かすことができます。
現在はGARMINの「GARMIN CONNECT」というアプリを使っていますが、非常に詳細なデータを見ることができるので正直驚いています。
トレーニングデータももちろん充実!
以下のデータはマラソントレーニングの一環で中強度での35㎞走をした時のペースデータです。
給水で一瞬止まった時など、かなり細かいところまでデータを拾っており、こうしてアプリ上で見ることが出来ています。
もちろんそれにはGPS精度や心拍機能などウォッチ自体のスペックも高い必要があるんですけどね。
この辺りのGPSウォッチのデータ活用については以下記事で解説しておりますので参考にしてみてください。
選び方⑤音楽再生機能で選ぶ
GPSウォッチの選び方として、音楽再生機能で選ぶ方法があります。
ランニングで音楽を聴きたい方はこれまでスマートフォンやiPodなどを持ち歩きながらBluetoothでワイヤレスイヤホンに接続して聞く方が多かったと思いますが、最近がGPSウォッチに音楽を入れて聞くという事が可能です。
これは音楽を聴きながら走ることが当たり前の私にとっては画期的な出来事でした。
なんせオーディオ機器やスマートフォンを持ち歩かなくていいんですから。
また、最近は耳を塞がないオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンが流行っていますが、それと連携するのであればレースで音楽を聴きながら走るというのも可能です。
実際に毎日GPSウォッチの音楽再生機能を使っていますが、本当に快適です!
このあたりについては以下記事で解説しておりますので参考にしてみてください。
選び方⑥バッテリー容量で選ぶ
GPSウォッチの選び方として、バッテリー容量で選ぶ方法があります。
これは、実際にGPSウォッチをどんなレース用途で使うかによって選び方が変わってきます。
例えばマラソンで使用するのであれば、GPS精度が高い状態で5時間はバッテリーが持つものを選びたいところです。
それと同時に音楽再生機能や地図機能を立ち上げて使用するのであれば、バッテリー容量は更に大きいものが必要になるかと思います。
そうなると最初からトレイルランニングでも使用できる上位機種を購入してしまうのもオススメです。
その分値段は張りますが、機能としては申し分ないですし、買いなおし等の必要もないので個人的にはオススメです。
選び方⑦地図機能で選ぶ
GPSウォッチの選び方として、地図機能で選ぶという方法があります。
マラソンやウルトラマラソンのレースのみの使用を視野に入れた方であれば地図機能は必要ないかと思いますが、トレイルランニングで使用するならば地図機能は必須と言えます。
理由としては、大会のルールで地図を持参するかGPSウォッチに地図が入った状態を要求されることが今では当たり前になってきているからです。
これはルールだからというだけではなく、実際にGPSウォッチに地図が入っていると、かなり便利です。
リアルタイムでコースを表示することも可能ですし、高低図を表示させることも可能!
つまりあとどれくらいでエイドにつくか、もしくは登りがどのくらい続くかが明確になるので偽ピークで心を折られるなんてこともなくなるわけです。
補給計画などをしっかりして、レースで好成績を挙げたいという人にはかなりおすすめできる機能です。
選び方⑧防水機能で選ぶ
GPSウォッチの選び方として、防水機能で選ぶ方法があります。
GPSウォッチは様々な水ストレスに晒されます。
急な雨であったり、泥水が撥ねる状況で走ったり、トライアスロンで使用するのであれば最初はスイムがあります。
最近はどのGPSウォッチにも防水機能は十分にありますが、IPX基準を確認して完全防水のモデルを選ぶと良いでしょう。
雨が降らなくとも夏場は汗で濡れることになるので防水機能は必須と思って間違いないです。
結局私が選んだGPSウォッチはコレだ!
私の場合マラソンからトレイルランニングまで行うので、
・高いGPS精度
・正確な光学式心拍計
・アプリ連携の充実さ
・音楽再生機能
・バッテリー容量
・地図機能の充実さ
以上の機能については必須でした。
その為、トレイルランニングまで十分に使えるForerunner965を愛用しています。
Forerunner965については以下記事でレビューしておりますので参考にしてみてください。
おすすめのGPSウォッチについて
次におすすめのGPSウォッチについて解説します。
具体的に大きく以下の3パターンに分けておすすめを解説していきます。
・近所のランニングからフルマラソンにまでチャレンジしたい
・ウルトラマラソンやトレイルランにもチャレンジしたい
以下記事で解説していきます。
近所のランニングからフルマラソンにまでチャレンジしたい方にオススメのGPSウォッチ
近所のランニングからいずれはフルマラソンにまでチャレンジしたい方には
・Fore Runner 255
・Fore Runner 265
以上の機種がおすすめです。
おすすめ①Fore Runner 255(GARMIN)
個人的にはGNSSマルチバンドによる高いGPS精度と音楽再生機能に感動しました。
バッテリー容量も十分にあるので、フルマラソンからウルトラマラソンに出場する方にはおすすめできるウォッチです。
また他機種よりもロードランニングに機能を絞っているので、コストも抑えめ。
これからGPSウォッチにチャレンジしてみよう!という方にもかなりオススメ出来るウォッチとなっています。
GARMIN FORRUNNER 255の詳細は以下記事で解説しておりますので参考にしてみて下さい。
おすすめ②Fore Runner 265(GARMIN)
次に紹介するのがGARMINの「Fore Runner 265」です。
最近でたこのGPSウォッチの特徴は何といってもディスプレイの美しさです。
Fore Runner 255から大きな進化を遂げたウォッチです。
その他にもSUICA機能や音楽再生機能も付いているので、これからランニングを始めようという方から、フルマラソンにチャレンジしたいという方までかなりオススメ出来るウォッチとなっております。
また、力に自身のある方はウルトラマラソンまで使えるウォッチになっております。
具体的には以下記事でまとめておりますので参考にしてみてください。
ウルトラマラソンやトレイルランにもチャレンジしたい方におすすめのGPSウォッチ
ウルトラマラソンやトレイルランニングにチャレンジしたい方には、
はっきり言って上位機種がオススメです。
マストな機能としてはGPS機能、光学式心拍計、地図機能でしょう。
最近はレースのレギュレーションでも「地図」がマストアイテムになっていますが、GPSウォッチに地図をダウンロードすればそれでOKですので、購入すれば何かと便利です。
具体的には
・ SUUNTO 9 PEAK
・FORERUNNER 955
・ENDURO2(エンデューロ2)
・FORERUNNER 965
などがオススメです。
以下記事で解説していきます。
おすすめ①SUUNTO 9 PEAK(SUUNTO)
マラソンだけでなく、ウルトラマラソンやトレイルランニングにもおすすめの機種として、
SUUNTO 9 PEAKが挙げられます。
このウォッチは軽量でありながら優れたマップ機能やガイド機能など実際のトレイルランニングで使える機能がたくさんです。
具体的に以下記事で解説しておりますので参考にしてみてください。
【美しさと高い機能性】SUUNTO 9 PEAKレビュー!機能やデザイン、SUUNTO 9 BAROとの違いについて解説!
おすすめ②FORERUNNER 955(GARMIN)
マラソンだけでなく、ウルトラマラソンやトレイルランニングにもおすすめの機種として、
Fore Runner 955が挙げられます。
これは2023年現在ではGARMINの最上位モデルとなります。
カラーの地図表示から音楽再生機能、正確なGNSSマルチバンドによる正確なGPSはGARMINの技術の結晶と言える機種でしょう。
Fore Runner 255にトレイルランニングの機能も充実させたようなイメージです。
以下記事でレビューしておりますので参考にしてみてください。
おすすめ③ENDORO2(エンデューロ2)(GARMIN)
またGARMINのENDORO2(エンデューロ2)も素晴らしいGPSウォッチです。
ウルトラトレイルから、山岳縦走まで幅広くカバーできるのがこのエンデューロ2です。
パフォーマンスモードで150時間という驚異のバッテリー容量と、トレイルランニングの戦略立てに欠かせない機能が満載です。
地図もカラーで、ナビゲーション機能でもバックグラウンドに地図が表示されるのが素晴らしいですよね。
以下記事で解説しておりますので参考にしてみてください。
おすすめ④FORERUNNER 965(GARMIN)
次にオススメするのがFORERUNNER965です。
マラソンはもちろんおすすめですが、それ以上におすすめなのがトレイルランニング。
コース図や高低図を見ながら補給の戦略を立てるにはかなりオススメできるGPSウォッチです。
GPSの正確さはもちろん、光学式心拍計の正確さにも驚かされます。
正確なデータが取れるので、コンディショニングにも役立つ内容だと言えます。
それにしてもきれいで見やすい!これまでのFORERUNNER255も申し分なかったですが、それ以上の驚くべき進化です。
以下記事でレビューしていますので参考にしてみてください。
多くの選択肢からベストなGPSウォッチをさがすには?
ここまでお勧めのGPSウォッチについて解説してきましたが、それでも自分のタイプがわからないと言う方もいるのではないでしょうか?
GPSウォッチは決して安いものではないので、機能だけでなく、価格も合わせて考慮したいところかと思います。
そんな時は品揃え豊富なショップのサイトから探してみるのもオススメです。
オススメとしては、スポーツゼビオのサイトがかなり豊富に取り扱いがあります。
と言うのも、私自身よくアマゾンでランニングギアを発注しますが、スポーツゼビオから送られてくることが実に多いです。
しかも全国の在庫から商品を検索できるので、自分に必要なGPSウォッチを購入できる可能性が高いわけです。
時々セールも開催しており、ランニングギアが思わぬ価格で手に入ることもありますのでオススメです。
以下サイトからショップのサイトに入れます↓
まとめ
今回は2023年の最新オススメGPSウォッチについて解説させて頂きました。
GPSウォッチはどんどん機能が追加され、便利になっていきますよね!私も久しぶりにGPSウォッチを購入しましたが、あまりにも便利になっていて驚きます。
是非お気に入りのGPSウォッチをゲットしてランニングに出かけましょう!
いつもありがとうございます!更新の励みになりますのでクリックお願いします!
コメントを残す