今回はGARMMINのGPSウォッチ、エンデューロ2を紹介します。
トレイルランナーにとって必要な機能が満載のGPSウォッチが2作目となって戻ってきました。
・エンデューロ2について知りたい
・エンデューロ2のバッテリー容量は?
・エンデューロ2のマップ機能について知りたい
・エンデューロ2はどんな選手におすすめ?
といった方に参考となる内容です。
以外記事で解説していきます。
GARMINのエンデューロ2について
まずGARMINのエンデューロ2についてです。
ガーミンには様々なGPSウォッチが存在しますが、その中でもGARMINのエンデューロ2はよりトレイルランニングやウルトラランニングなどに特化したモデルといえます。
通常のロードランニングとは異なり、トレイルランニングでは様々な戦略を縦ながらペース配分や補給計画を立てる必要があります。
そんなトレイルランニングに欲しい機能がたくさん詰まったGPSウォッチがこのエンデューロ2なのです。
2022年6月に発売になり、高額でありながらGARMINのフラッグシップモデルとしてトレイルランナーを中心に人気を博しています。
エンデューロ2は正確なGPS
エンデューロ2はGPS機能の正確さも素晴らしいです。
GNSSマルチバンド機能が搭載されており、この機能はGARMINの955などにも導入されている機能で、複数の衛星をキャッチすることが出来るので、トレイルやビルの陰など一般的にこれまでのGPSウォッチが苦手だった場所でも正確に現在地を把握することが出来ます。
これにより走行中は正確なガイドが出来るだけでなく、ペースなどもこれまで以上に正確だという事になります。
エンデューロ2はソーラー充電を備えた大容量のバッテリー
次にエンデューロ2のバッテリー容量について解説します。
エンデューロ2は前作エンデューロ1と同じく、ソーラーバッテリーを搭載しており、内蔵されているバッテリーと合わせるとかなりの時間連続して使うことが可能です。
最もGPS感度の高いパフォーマンスモードで170時間連続稼働が可能で、GPS感度を下げれば約1ヶ月連続して使用することが可能です。
そんなに使い続けることなんてあるのか?と思いますが、これは長距離縦走時にかなり使えます。
トレイルランナーの中では、縦走してその軌跡を楽しむ人が多いかと思います。
私もかつて奈良県の大峯奥駈道にチャレンジした際には、可能な限り1度の奇跡でGPSを使いたかったのですが、途中でどうしてもバッテリーチャージをする必要があり泣く泣くGPSを止めたと言う記憶があります。
しかしこれだけのバッテリー容量があればそんな心配も一切ありません。
山岳一筆書きにはまさにもってこいのGPSウォッチなのです。
エンデューロ2はマップ機能が素晴らしい
エンデューロ2はマップ機能も使いやすく便利になりました。
これまでのGPSウォッチで重宝していたナビゲーション機能では、GPXデータをダウンロードしても、その奇跡が表示されるだけでバックグラウンドに地図が表示されるなんて事はありませんよね?
しかしこのエンデューロ2であれば、バックグラウンドに地図までしっかり表示されるんです。
これはすごいです。
走りながら山の名称なども確認しながら走ることが出来るんですから素晴らしいです。
また、海外の地図についてもしっかり表示してくれるというのが良いところです。
なかなか海外の地図まで対応してるウォッチが少ないので、嬉しいところですね。
UTMB(ウルトラトレイルデュモンブラン)など海外のメジャーレースでも活躍してくれそうですよね。
エンデューロ2ならではの機能とは?
エンデューロ2ならではの機能に小型のライトが内蔵されているという点が挙げられます。
トレイルで何かと必要になるのがライトです。
暗い中ヘッドライトの電池を変えたり、ザックからジャケットを出すなどけっこう手元を照らしたいシーンはあるかと思います。
自身のヘッドライトももちろん使えるのですが、エンデューロ2に内蔵されているライトサイズでも意外と便利なんです。
明るさ的にはスマホのライトと同じ位の香料がありますので、かなり便利。
ライトの色も赤色に変色させることができます。
充実のナビゲーション機能
先に地図機能でも解説しましたが、ナビゲーション機能がより充実しました。
バックグラウンドに地図を表示させながら走ることが出来るだけでなく、ナビゲーション機能でも分岐が近くに近づくと知らせてくれる機能や、トレイルランニングでは重宝する高低図についても正確に表示してくれます。
トレイルランニングではきつい登りではとにかく高低図を見ながら「あと少し。。」って気分ですよね。
ただそこ工程図にあとどのくらいのぼりが継続するのかまでの指標がないので何度か偽ピークに騙されたりもするわけですが、この機能があればかなり戦略立てに役立ちます。
エンデューロ2のペース表示機能はすごい!
エンデューロ2にはペース表示に更なる工夫が施されています。
それは登りの間にも平地換算したペース表示がされるということです。
登っている間は自分が進んでいない感覚に陥りますが、この平地換算機能は登り区間でのペースを平地換算してくれます。
この機能により、より前向きな気持ちで登りに挑むことが出来るんです。
小さなことですがトレイルランニングのレースではかなり重要な要素になります。
エンデューロ2のバンドは閉めやすく快適
エンデューロ2バンドは非常に快適です。
トレイルランニングは長時間走るスポーツです。
競技時間が長い分時計によるストレスもできるだけ小さくしたいものです。
そんな時にエンデューロ2のバンドは肌触りが良くて重宝します。
GPSウォッチであれば、シリコンのバンドが一般的ですが、エンデューロはこのバンドです。
これにより汗が溜まると言うこともなくなり、穴で調整するのではないので、しっかりと腕にGPSウォッチを固定することができます。
その結果光学式心拍家も正確に起動することになり、ワークアウト中のデータも正確に取ることができるのです。
エンデューロ2のデメリットについて
これまでエンデューロ2のメリットについて解説してきましたが、デメリットもります。
それは価格が高いと言うことです。
これだけの機能にソーラーバッテリーも内蔵しているのである程度は仕方のないことかもしれませんが、さすがに高いです。
ただこれだけのバッテリー容量や機能を考慮すると、しばらくこれ以上のGPSウォッチは現れないかと思うので、本気でトレイルランニングやウルトラマラソンにチャレンジするのであれば迷わず購入すべきでしょう。
エンデューロ2はどんな選手におすすめ?
エンデューロ2は、ロードランニングだけでなくこれからトレイルランやウルトラトレイルにチャレンジしようという方にオススメです。
特にレースに出場することまで考えているのであれば、戦略立ては非常に重要になります。
レース前に戦略を立ててもレース中はその戦略を全て細かく覚えていることはなかなか難しいかと思います。
そんな時にこのエンデューロ2があればそれほど心強いことはありません。
また、長距離の山岳縦走にチャレンジしようという方にもオススメです。
私自身GPSウォッチに命を救ってもらった経験が何度かあります。
ちょっとした道迷いなんかはGPSでトラッキングしていれば元の位置に戻れたりするものです。
これからトレイルランニングを始めようと思うけれども、どうせならいいGPSウォッチを購入したいと言う方にはもうエンデュー2は最適なGPSウォッチと言えます。
また、海外のトレイルにもチャレンジしようと言う方にもオススメできます。
理由は海外の地図にも対応しているからです。
まとめ
今回はトレイルランナーにオススメなGPSウォッチ、エンデューロ2を紹介しました。
なかなか新しく購入できないのがGPSウォッチですが、これだけの機能とバッテリー容量であればこの先に新しくGPSウォッチを購入する必要はないかと思います。
是非このエンデューロ2を手に入れてトレイルに繰り出しましょう!
以下記事では最近発売されたオススメのGPSウォッチについて解説しております。
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