今回はそのコスパの良さで定評のあるForerunner255について解説&レビューをしていこうと思います。
以前に以下の記事でForerunner255の概略について紹介させて頂きました。
今回は実際に使用した使用感などもう少し細かなレビュー記事です。
・Forerunner255の特徴について知りたい
・Forerunner255のGPS精度について知りたい
・Forerunner255の音楽再生機能について知りたい
・Forerunner255はどんなランナーにおすすめ?
・Forerunner255のバッテリー容量は?
といった方には役立つ内容かとおもいます。
Forerunner255の特徴・メリット
次にForerunner255の特徴やメリットについて解説します。
具体的には、
・高いGPS精度
・GPS補足が早い
・センサーが増えた光学式心拍計
・圧倒的なデータ採取量
・音楽再生機能
・SUICA機能
・軽量性
・バッテリー容量
が挙げられるかともいます。
以下記事で解説して行きます。
特徴・メリット①高いGPS精度
Forerunner255の特徴・メリットとして、GNSSマルチバンドによる高いGPS機能が挙げられます。
これまで市場にあったGPSウォッチも高い精度は感じていましたが、その精度が更に高まった感じです。
GNSSマルチバンドというのは複数の衛星をキャッチする機能で、それにより高いGPS精度を維持することができるのです。
これまでGPSウォッチが苦手としていた森の中やビルの隙間でも正確に拾うことができます。
特徴・メリット②GPS補足が早い
Forerunner255の特徴・メリットとして、GPS補足が早いということです。
これまでのGPSウォッチだと補足に5分程時間を要することがありました。
そういった時は一度GPS補足を解除してから再度接続を試みるなどの方法があり、得r-ス直前だとスタートボタンを押せないので正直なところ焦っていました。
しかし、Forerunner255であれば10秒ほどでGPSを補足してくれます。
特徴・メリット③センサーが増えた光学式心拍計
Forerunner255の特徴・メリットとして、光学式心拍計の精度が上がったという事です。
これまでのセンサーは4つだったがこれが6つになっており、より正確な心拍足底が可能なのです。
これまで光学式心拍機能と言えばこれまで参考程度にしかしていなかったのですが、これであれば十分活用できそうです。
特徴・メリット④圧倒的なデータ採取量
Forerunner255の特徴・メリットとして、圧倒的なデータ採取量が挙げられます。
ワークアウトが終了し、GPSウォッチを停止すると、すぐにフィードバックすることが可能です。
これはどのメーカーのGPSウォッチでも確認できるのですが、その量がとにかく多く正確であるという事です。
レースウィジェットにより、予想されるVO2MAXや有酸素能力の向上や無酸素能力の向上がどれだけあったのかなど、情報の切り口も結構多いです。
つまり、練習内容から最大酸素摂取量の測定やマラソンのタイムを割り出すことも可能というわけです。
また、HRVステータスも素晴らしい機能です。
この機能により日々の健康管理がしやすくなるメリットがあります。
つまり日々のトレーニング内容から疲労度はどれぐらいで、それからリカバリするのにどのぐらいの時間が必要かを把握することができるので、オーバートレーニングを防ぐことができるわけです。
これには睡眠中の心拍変動データを拾う必要があるので、睡眠中につける必要がありますが、あまり気になる事はないと思います。
特徴・メリット⑤音楽再生機能
Forerunner255の特徴・メリットとして、音楽再生機能が挙げられます。
この快適性については記事後半で解説しますが、要はGPSウォッチの中に音楽をダウンロードして、Bluetoothでイヤホンに飛ばすということです。
これまではスマートフォンを持たないとできなかった事がスマートフォンなしで音楽を聞けるので、かなり快適なのです。
ちなみに音楽は650曲収納可能です。
特徴・メリット⑥SUICA機能
Forerunner255の特徴・メリットとして、SUICA機能があるということです。
これ、実はランナーにとってかなり大きなメリットなのです。
これまでは給水用の水を購入するのに小銭を持って走りに出かけていましたが、その必要がなくなったのです。
最近はSUICA機能を使える自販機も主流になってきましたし、とにかく小銭の重量すら持ちたくないシリアスなトレーニング時にもオススメできる機能です。
また、目的地までランニングで移動して、帰宅を電車で行うマラニックを行う場合にもオススメできる機能です。
特徴・メリット⑦軽量性
Forerunner255の特徴・メリットとして、薄くてとにかく軽量であるということです。
マラソンであればウォッチの重さというのは重要な要素の1つです。
49とgいう軽さですので、つけていても殆ど気になることはありません。
特徴・メリット⑧バッテリー容量
Forerunner255の特徴・メリットとして、バッテリー容量が挙げられます。
使い方にもよりますが、通常のGPSウォッチとして使用するのであればバッテリー容量については十分かと思いますね。
26時間連続起動が可能で、GPSと音楽モードを同時に、起動させれば5.5時間再生が可能です。
Forerunner255のデメリット
Forerunner255のデメリットとしては、使い方によってはバッテリー容量が少ないという事です。
私としては1週間全く充電せずに使いたい派なので、そう考えるとちょっと物足りないかなという印象です。
現在私はGNSSマルチバンドの状態で音楽再生機能もワークアウト中はずっと使っているのでバッテリーの消耗はかなり激しい方かと思いますが、その状態でも3日に1度充電する程度ですので、容量としては十分かと思います。
つまりかなりバッテリーを消耗する使い方をしているわけです。
イメージとしては、90分間ジョギングして音楽再生機能も使いながら走ると1回のワークアウトで15%バッテリーが減る感じですね。
この日は100%まで充電して30㎞走る(約2時間)走りましたが、音楽再生機能とGNSSマルチバンドを起動させたところ、トレーニング直後で70%のバッテリー残量でした。
音楽再生機能を起動しないのであれば、バッテリー自体はかなり持つのであまり気にすることはないかと思います。
Forerunner255のGPS精度
次にForerunner255のGPS精度について解説しようと思います。
これまで使用していたウォッチと異なるのは、ショートインターバルなど速度の変化が激しいトレーニングで使用しても正確なデータが取れているという事です。
ちなみに以下は60秒間流しを8本入れた時のデータです。
以下はジョグの中に1000m流しを4本入れた時のデータです。
ワークアウト終了後に、ペースの推移を確認することが出来るのですが、ペースを上げ始めたところから、ペースのピークに達した時のペースなど極めて正確にデータが取れているんです。
GNSSマルチバンド機能によりここまで正確なデータが取れる模様ですが、正直ここまで正確だとは思っていなかったのでビックリでしたね。
Forerunner255の光学式心拍計の精度
次にForerunner255の光学式心拍計についてです。
先にセンサーが4つから6つに増えたと解説しましたが、これにより正確な心拍データを測定することが出来る様になりました。
特にすごいと感じるのがインターバルトレーニングを行う際に取れたデータです。
400mなどショートインターバルについては心拍の上下が激しいイメージがありますが、そういった場合にも正確に測定することが可能です。
心拍計が正確であるという事はより正確なトレーニングデータを取ることが可能ということでもあるのです。
そういった意味でもForerunner255をトレーニングに導入することはメリットであると言えます。
Forerunner255の心拍計については以下記事で詳細に解説しておりますので参考にしてみてください。
Forerunner255の音楽再生機能の感想は?
Forerunner255の音楽再生機能についてですが、これについても私はかなり感動しました。
具体的には、
・スマートフォンを持たなくていい解放感
・オープンイヤーイヤホンを使えばレースでも音楽が聴ける
・プレイリストの幅が広がる
といった特徴があります。
音楽再生機能の感想①スマートフォンを持たなくていい解放感
音楽再生機能の利点として、スマートフォンを持たなくてい開放感が挙げられます。
というのもこれまで音楽再生機能のあるウォッチを使ったことがなく、ジョグであればスマートフォンとワイヤレスイヤホンを同期させて使ったり、iPodシャッフル(いまはなき名器)を優先のカナル型イヤホンで使っていたりしたのです。
ポイント練習では音質も重視するのでカナル型を使用しますが、どうしても大きな動きをするとコードが気になるという欠点がありますね。
その点音楽再生機能があるとかなり快適です。
私の場合、オープンイヤー型のイヤホンをペアリングして使っていますが、スマホもコードも必要ないので、とにかく快適にランニングができます。
ポイント練習の様な大きな動きでも全く干渉することがないので今では欠かせない機能となっております。
音楽再生機能の感想②オープンイヤーイヤホンを使えばレースでも音楽が聴ける
また、骨伝導含めてオープンイヤー型のイヤホンだと、これまでの耳を塞ぐカナル型のイヤホンとは異なり、
レースで使用することが可能です。
これまでレースで使用するのは規則やコードの干渉などであまり現実的ではありませんでしたが、この機能であれば全然使えますからね。
音楽再生機能の感想③プレイリストの幅が広がる
また、同期する音楽ソフトの内容もけっこう気に入っています。
私の場合、GARMINにSPOTIFYを同期させて使っていますが、音楽再生の幅が広がります。
自分の好きなアーティストからAIが似た曲調でおすすめを提案してくれますし、その提案も自分の好みであることが多いです。
これまでiTuneで自分で1曲ずつ音楽を購入してプレイリストを作成していましたが、月額性で好きな音楽を聞き放題なので、
常に新しい音楽との出会いがあります。
ランナーであればやりたくないトレーニング時は音楽の力を頼ることが多いかと思いますが、そんな方にもかなりおすすめできる機能ですね!
Forerunner255はどんなランナーにおすすめ?
次にForerunner255はどんなランナーにおすすめなのかについてですが、
・フルマラソンやウルトラマラソンに向けたトレーニングで活用したい
・レースやトレーニングで音楽を聞きながら走りたい
・データをトレーニングに活用したい
といった方にはとにかくおすすめできるGPSウォッチです。
高いGPS精度ももちろんですが、オープンイヤー型のイヤホンとのペアリングが私としては革新的でした。
こんなに身軽な状態で音楽聞きながら走れるわけですし、イヤホンをオープン型にすればレースでも活用できるというのもオススメできるポイントです。
音楽があれば記録の更新もかなり変わってくるはずですからね。
ウルトラトレイルなどではバッテリー容量的にはあまり向きませんが、以上の用途や希望であれば十分満たしてくれるものだと思いますので活用してみてくださいね。
以下動画でも解説しておりますので参考にしてみてください。
まとめ
今回はGARMINのForerunner255についてレビューしました。
ここ最近のGPSウォッチの進化は本当に驚きます。
この先も進化は続くのでしょうが、Forerunner255はコストパフォーマンスにも優れています。
是非日々のトレーニングに導入して自己ベストの更新を目指しましょう!
また、この他にもおすすめのGPSウォッチについては以下記事で解説しておりますので参考にしてみてください。
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