ランニングやトレイルランニング、トライアスロンなど、様々な長距離競技でフィニッシュラインまでの最高のパフォーマンスを得るために必要なのがGPSウォッチです。
そこで本記事では、使用用途に分けておススメのGPSウォッチを5つに厳選して紹介したいと思います。
結論から言いますと、
- ロードランニングではGARIMN
- トレイルランニングではSUUNTO
がおススメです。
目次
オススメのGPSウォッチ 「GARMIN(ガーミン)」

1秒を削り込むシリアスなロードランナーにオススメな「GARMIN」
GARMIN(ガーミン)と言えば優れた「精度の高いGPS機能」というイメージで
「サテライトの侍」
と恐れられているイメージがありますが、そのイメージ通りランニングGPSウォッチ市場ではNo.1を誇ります。
本社はアメリカのカンザス州にあり、ナビゲーションや通信機器に強い企業で、最近はサイクルコンピューターもGARMIN製のものをよく見かけます。
GARMINのGPSウォッチは非常に計量であり、機能も申し分ないので私自身マラソンやトライアスロンでよく使用していました。
特にロードでの記録にチャレンジするフルマラソンに関しては、軽さと操作性は非常に重要な要素となるので、GARMINはとってもおススメです。
また、新製品も頻繁に出る印象があります。
GARMINは「GARMIN Connect」という無料のインターネットコミュニィサイトでデータの管理やトレーニングの振り返りが出来るようになっており、練習の分析も非常にしやすいです。
特にここ最近の開発されたGARMINの分析で他社にない分析項目として、ランニングフォームに関するデータや、乳酸閾値の予測機能まで出してくれるということです。
これは最大心拍から計算すればわかることではあるのですが、分析内容をここまで表示してくれるのであれば解析もより楽でいいですよね。
GARMINのオススメGPSウォッチ
Fenix5
GARMINのランニングウォッチの中で最上位モデルのFenix5シリーズ。
Fenix5、Fenix5Xは主にトレイルランナー向け。加えて、マラソンランナーや女性にも使用できる軽量モデルのFenix5Sが登場しました。
マラソンもトレイルランもトライアスロンでも使用できるランニングウォッチです。
Fenix5シリーズはFenix5S、Fenix5、Fenix5Xと3タイプのラインナップ。
ベルト部分は取り外し可能なQuickFitバンドで、ライフスタイルやアクティビティに合わせて交換できます。
GPSウォッチでありながら、オサレ要素もあるというわけです。
オススメ競技:フルマラソン、ハーフマラソン、10000m、5000m
Forathlte 945
2019年6月に発売されたGPSウォッチです。
最もGPS精度(1秒取得)が高いモードでも最大32時間の連続稼働が可能であり、ランナーやトライアスリートはもちろん、ウルトラトレイルレースに参加するランナーにオススメのランニングウォッチです。
ランニング中の細かな情報(接地時間や上下動、左右のバランスなど)を計測するランニングダイナミクス機能等のパフォーマンス分析に関する機能がアップデートされています。。
音楽機能とGarmin Pay機能も搭載されております。
オススメ競技:フルマラソン、トライアスロン
オススメのGPSウォッチ 「SUUNTO(スント)」

トレイルでの強い味方!フィンランドの老舗ブランド「SUUNTO」
GPSのパフォーマンスに関してはGARMINに引けを取らず、「コンパスの申し子」として恐れられているのがSUUNTOです。
元々コンパスのメーカーからスタートしたSUUNTOは山でのナビ機能については群を抜いています。
実はワタクシ、、奥秩父でプチ遭難したことがありまして、
その時にルートナビを起動させ、ウォッチに予め入れておいたコースデータを元に正規ルートを探し出して無事リカバーしたというほろ苦い記憶があります。
SUUNTOの時計がなければ今頃
「奥秩父の屍」
と化していたことは間違いないでしょう笑
フィンランドにある精密機器メーカーであり、マラソンやランニングだけでなくトレイルラン、登山、トライアスロンに至るまで様々なスポーツ愛好家が使用しています。
AMBITシリーズからスタートしたSUNNTOのウォッチで、ロードランニングでももちろん使えるのですが、元々コンパスのメーカーなので
- 山でのルート開拓
- 高低差分析
等で力を発揮している印象があります。
私は山に特化したランナーなので断然SUUNTO派で、「AMBIT3Vertical」と「SUUNTO9」を愛用してきました。
気圧式の高度計が内蔵されていrことから若干の重量感はあるのですが、装着していて重さを感じたことはなく、フルマラソンやペース走も私はこれを使用しています。
特にSUNNTOの機能で重宝しているのがルートナビです。
※ルートナビについては以下の記事をご参照ください
GARMINはパフォーマンス分析にGARIMN Connectを使用しますが、SUUNTOはMovescountというアプリを使用して分析します。
Movescountではムービー機能もあり、Reliveの様な動画を毎回作成することが可能で結構楽しいです。
デザインもスタイリッシュなので、普段使いにもお勧めです。
SUUNTOのオススメGPSウオッチ
AMBIT 3 VERTICAL
名前の通り、Vertical系のスポーツに特化したウォッチで、私が最初に購入したSUUNTOのウォッチがこれでした。
GPSの精度はSUUNTO9や7と同じく「みちびき」対応でかなり正確です。
SUUNTOの得意分野であるナビ機能(ルートナビ機能)も付いており、予めデータをウォッチに入れておけば、知らない山でもガンガン走れます。


↑AMBIT3Verticalでのルートナビの様子
ルートも、予定しているコースの高低図も詳細に表示してくれます。
SUUNTO9

スパルタンウルトラの後継機種となるモデルです。
最もGPS精度(取得頻度1秒毎)で最大25時間、ウルトラモード(GPS取得頻度120秒毎)で最大120時間のバッテリーライフ!
ランニング中にバッテリーモードを変更できるすんごいハイカラな機能もあります。

SUUNTO9の機能で更にすごいのが、
「FUSED TRACK」機能です。
これはランナーの腕の動きからGPSの誤差を修正してくれる機能で、GPS取得感覚が長いウルトラモードでもカーブが多く続く場面などが継続してリグの取得が困難な場所であっても、正確な測定を可能にしてくれます。
また画像制度も高い上に、光学心拍計も内蔵されているので、練習直後の内容分析がよりしやすくなりました。(時にAMBITから使っているのでここは強く感じます)
※光学心拍計については以下の記事をご参照ください
SUUNTO9の前はAMBIT3Verticalを使用していましたが、AMBITにもルートナビ機能は搭載されており非常に良かったのですが、SUUNTO9にしてほしい機能が一気に組み込まれたという印象です。
AMBITでネックとなっていたのは
- バッテリーがもたない
- 心拍計を胸につけないといけない
だったのですが、この2つの心配がなくなったのはかなり大きいです。

50㎞を超えるトレイルランにチャレンジしようと考えている方にはかなりオススメできます!
オススメ競技:フルマラソン、トレイルラン
現在はSUUNTO9のさらに上をいく
SUUNTO7
も発売しているので、是非チェックしてみてください。
オススメ競技:フルマラソン、トレイルラン
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