第76回富士登山競走に参加してきました。
昨年に引き続き2年連続出場ですが、とにかく今年はとにかく暑かったです。
・富士登山競走について知りたい
・富士登山競走の攻略ポイントについて知りたい
・富士登山競走のヘルメットについて知りたい
といった方には役立つ内容かと思います。
富士登山競走の結果
早速ですが、今回の富士登山競走の結果ですが、
3時間46分という結果でした。
自己ベストは3時間21分ですので、今一つの結果となってしまいましたが、トレーニングの内容を考えたらよかったのではないか?と感じます。
今回はペース配分や補給について結構しっかり考えました。
とにかく五合目まではかなり自重したペースで走り、六合目のヘルメット着用時にも息は殆ど乱れない様な感じ。
このレースは8合目あたりから出現する岩場や急登で如何にしっかり足を前に運べるのかがポイントだからです。
ここでしっかり動かせればタイムは上がるし、ここで停滞すればいくらでもタイムは落ちます。
また、記録をしっかり狙いたいのであれば、五合目までのタイムも削り込む必要がありますが、ここはその時のマラソンの走力も関係あるかと思いますね。
富士登山競走の前日受付
富士登山競走の前日受付は、富士吉田市民会館で行われました。
あれだけ昨年ひどい走りだったのにまさかのAブロックでした。
この日は仕事が終わった後に受付に行ったので、到着したのは20時過ぎ。
そこから受付を終わらせた後宿に向かい、途中はま寿しで夕食を済ませました。
宿は、車で40分ほど走った大月駅前のホテルで、6000円台とリーズナブルでした。
富士登山競走レーススタートまでの流れ
次にレーススタートまでの流れです。
朝は4時45分にサワヤカに起床し、前日大体済ませておいた身支度をして5時に出発。
トレランのような装備も必要ないので楽ですが、富士山に登るのに信じられない軽装なので毎回メッチャ気になります。
コンビニでおにぎりを2つ購入して車で食べながらコーヒーを飲みます。
ほどなくして鐘山総合運動公園に到着!そこからバスに乗ってスタート地点へ移動します。
スタート地点の富士吉田市役所は既にランナーでいっぱい!
味の素のアミノバイタルの無料配布をしているので、ここでアミノ酸チャージです。
やはりハードなレースの直前にはBCAAやEAAを取るのが理にかなっているので、これは嬉しいサービスです。
いや、エントリー費用に含まれているのか?
BCAAのランニングへの効果については以下記事で解説していますので参考にしてみてください。
そしてスタート直前までオレは摂取すのゼリーを飲み続けます。
そう、BCAAは材料が体にある前提で使うものなのです。
結果的にこの補給はレース中のダメージ軽減に繋がりますので、結果的に正解だったと感じます。
富士登山競走の装備
ウェアーはマウンテンマーシャルアーツに頭にはBUFF、シューズはサロモン のslabsense7にしました。
このマウンテンマーシャルアーツのウエアー、カッコいいです!
補給ももちろん必要ですので、自作したジェル3本持参です。
ベースははちみつで組み、シトルリンとカフェインを配合して、疲労しても感じにくくするようにしてみました。
競技時間を考えると、約4時間弱です。
1時間に1本エネルギージェルを取ることを考えると、3から4本は必要ですが、五合目までは確かバナナもあったので、ジェルと併用して取ります。
そして五合目以降は合計ジェル2本を取っていこうというわけです。
この作戦は当たり、レース後半に低血糖に陥ることはありませんでした。
富士登山競走はひたすら登りが続くので、固形食よりもやはりジェルですね。
ランニングにオススメなジェルについては以下記事で解説しておりますので参考にしてみてください。
ポイントは血糖値の安定とレースに必要な有効成分ですね。
富士登山競走のレース展開
次に今回の富士登山競走のレース展開です。
とにかく今年は暑かった!
富士吉田市役所前は朝7時ともなると例年涼しいのですが、この日はとにかく暑かったです(^◇^;)
この暑さも五合目あたりになれば和らぐはずと思い、スタートを待ちます。
スタート後もやはりロード区間は暑く、馬返しの給水から水を被るランナーがいたりと、やはり全体的に暑さを感じている模様です。
深部体温が上昇して熱中症にならないようにかなり自重して走ります。
前の選手に付くというよりは、自分の腕振りのリズムに合わせて登るといった感じです。
五合目までは1時間50分ピッタリ!
昨年より1分ほど遅めですが、今年はこの暑さ。リズムだけで走ってきたので、感覚的にはいい感じです。
そして五合目からはギアを切り替えて登っていきます。
腕を肩甲骨から振りこみ、しっかりと登っていきます。
岩場ではどうにもペースはあげられないので、こうした砂地の路面でペースを稼ぐしかないのです。
そして六合目でヘルメットを装着します。
なるほど!これ軽くていい!着けていても気にならないからすごいです。
そして八合目は3時間15分47、岩場が増え始め、しかも暑いままなのでなかなかペースが上がりません。
最後に鳥居を2つ通ってフィニッシュなのですが、これがなかなか遠く感じます。
今考えればこの1つ目の鳥居をくぐった時あたりから高山病になったのだと思いますね。。
相当な倦怠感でしたから笑
そしてなんとか力を振り絞ってフィニッシュ!
3時間46分42秒でした。
富士登山競走を走っての感想
次に富士登山競走を走っての感想です。
具体的には、
・登りの練習はある程度必要
・とにかく陽射しが強い
と言ったことが印象的でした。
以下記事で解説していきます。
感想① 登りの練習はある程度必要
何度か富士登山競走を走って感じたのは登りに特化したトレーニングを継続しないといけないってことですね。
今年は登りのトレーニングを全くしないでレースに臨んだので、どうにもダメでした。
最後に走った登りは6月のロッキンベア黒姫48㎞ぐらいで、そこからはマラソンに特化したトレーニングしかしていませんでした。
ただ、腕振りのリズムに関しては富士登山競走でもマラソントレーニングの原理を応用できるので、あとは岩場の登りに耐えるだけの筋力をつけるということですね。
これがあれば過去に出した3時間21分は達成できるのだと感じます。
山頂に着いても暑く、今年は暫く横になる余裕がありました。
いつもなら寒くてすぐ下山してしまうので、今年のレースが如何に暑かったのかが分かりますね。
感想②とにかく陽射しが強い
あとは富士山はとにかく陽射しが強いです!
毎年富士山頂では夏場と言えども寒いのですが、今年はしばらく山頂でぐったりする気温でした。
スタート時での山頂気温は11度だったとのことですのでやはり暑いですよね。
あとは富士山は陽射しがとにかく強い。
どこ行っても夏は陽射しに悩まされますが、特に富士登山は肌へのダメージが半端ないです。
私は昨年顔や体が真っ赤に陽焼けして暫く痛みとの格闘だったので、今年は陽焼け対策と終わった後のスキンケアをしっかりしました。
特に富士山は下山時に砂だらけになるので、陽焼けと乾燥のオンパレードで決して肌に良い環境とは言えません。
日頃からケアしないとオッサンになって大変なことになっちゃいます。
※もうオッサンだけど。
ランナーにオススメのスキンケアについては以下記事で解説していますので参考にしてみてください。
今年からレンタルヘルメットを利用
また今年からルールのヘルメットをレンタルに切り替えました。
これ、絶対にレンタルにした方がいいです。
登山をする方が持ってるヘルメットって、大体ペツルとかブラックダイヤモンドとかの山岳用ヘルメットかと思います。
もちろんこれらのヘルメットも軽くていいのですが、レンタルヘルメットの方がさらに軽くて通気性も優れています。
耐衝撃性は低くなりますけどね、
今回レースでレンタルヘルメットを使ってとにかく軽かったので、使って良かったと思います。
レース後にヘルメットを返すタイミングが何時なのだろうと思ったのですが、これは五合目からの送迎バスを降りた段階で返却でした。
よし、来年もレンタルしよう。
富士登山競走後のリカバリー
次に富士山登山競走後のリカバリーについてです。
レースが終わった後は須走から下山なのですが、今年は暑かったためかこの下山がとても長く感じました。
下山後は五合目で荷物を受け取れるのですが、その時に味の素のアミノバイタルを配布しています。
味の素さん、タイムリー過ぎるぞ。。
迷わずもらい、その後に五合目用の荷物に入れていたオレは摂取すも飲みます。
これでカタボリックは防げたのか、レース3日経過した現在でかなり元気で、次のポイント練習も入れられそうです。
また、温泉に入った後にマッサージガンを持って行っていたことも良かった点です。
レース後なのでとにかくストレッチとマッサージガンによる筋膜リリースを行い、疲労回復に努めます。
翌朝目覚めた時にも、マッサージガンを当てていたためなのか、足のハリが全然違いましたね。
特にふくらはぎを重点的にマッサージガンを当てることで、ポンプ機能も回復して疲労がさほどなかったのだと感じます。
マッサージガンはランナーやトレイルランナーにかなりオススメです。
この辺りについては以下記事でも解説していますので、参考にしてみてください。
その後は肉が食べたい気分だったので、山中湖畔のステーキ酒場というお店に行ってきました。
17:45という微妙な開店時間でしたが、かなり美味しかったです!
以下が私の食べログアカウントで、レースの土地で行った場所を記録しています。
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まとめ
今回は第76回富士登山競走について解説しました。
とにかくハードですが、マラソンやトレイルランでは味わえない独特の達成感がこのレースにはあります。
日頃いろんな場所から見える富士山ですが、見るたびに達成感や自分の課題について考えさせられますし、日本人ランナーとして毎年参加したいレースであることは間違いないです。
みなさんもぜひチャレンジしてみてください!
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