今回はアシックスの期待の新作、S4について解説致します。
これすごいですね!高反発と安定のハイブリッドってところす!
・アシックスのS4について知りたい
・アシックスのS4のメリット・デメリットについて知りたい
・アシックスのS4はどんなランナーにおすすめ?
・アシックスS4を実際に履いた感想について知りたい
といった方には役立つ内容かと思います。
以下記事で解説していきます。
アシックスS4とは?
アシックスS4とは2023年に発売されたアシックスのランニングシューズです。
ランナー人口の中でもボリュームゾーンに当たるサブ4に焦点を当てたランニングシューズで、サブ4を達成したい人向けに研究開発を重ねたものです。
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サブ4ランナーの弱点を探り、それを克服するのに必要なのものがシューズの「安定性」であることを割り出し、高反発素材を使いながらも安定性も実現したシューズを開発したというわけです。
以前にサブ4に向けたイベントが開催されましたが、その時に多くの選手が履いていたのがこのS4だと言われています。
サブ4と言えばまだこれから上に向かって記録を狙っていく時期かと思いますが、
「まだ脚は不十分。ヴェイパーフライやメタスピードにチャレンジしたい気持ちはあるけれども履けないよな。。」
といった方向けにはピッタリの高反発シューズというわけです。
アシックスのシューズはユーザー向けに細かく分類されていて個人的に素晴らしいと思います。
初心者から上級者までレベル別に細かなラインナップがありますし、何といっても日本人の足型に合います。
アシックスのランニングシューズについては以下記事でも詳細に解説しておりますので参考にしてみてください。
アシックスS4のメリット
次にアシックスS4のメリットについて解説していきます。
・高反発素材のFFBlastTurboを使用
・安定素材も併せて使用
・アッパー素材にも軽量素材を採用
以下記事で解説していきます。
メリット①高反発素材のFFBlastTurboを使用
アシックスS4のメリットとして、高反発素材のFFBlastTurboを使用していることが挙げられます。
アシックスには高反発素材は様々ありますが、その中でも軽量性・反発性で最高峰を誇るのがこのFFBlastTurboなのです。
FFBlastTurboが内蔵されているシューズと言えばメタスピードスカイ、メタスピードエッジなどの、いわゆるアスリート向けのラインナップでしたが、その素材が使いやすい形でS4に搭載された形になります。
これまでFFBlastTurboに憧れがあっても敬遠されていた方には朗報ともいえるシューズと言えます。
メリット②安定素材も併せて使用
アシックスS4のメリットとして、安定素材も併せて使用しているということです。
これまでサブ4レベルのランナーであれば、速く走る為に高反発素材は使いたかったところですが、安定性が低いので使えなかったのが大きなポイントではないでしょうか?
私自身も同じで、サブ5からランニングをスタートして単独でサブエガまで達成しています。
当然サブ4レベルの時代もあったのですが、その当時はちょうどNIKEのヴェイパーフライ4%が発売された時期でした。
速いタイムで走れる!と思い早速購入しましたが、確かに反発とクッション性は素晴らしかったと記憶しています。しかし安定性をカバーできるだけの脚が当時の自分にはなく履きこなすことができずにお蔵入りになった記憶があります。
そんな当時の私にも推奨したいのがこのS4の高い安定性です。
これまで高反発素材のシューズに抵抗が合った方にこそ試してもらいたいシューズと言えますね。
メリット③アッパー素材にも軽量素材を採用
アッパー素材にも最高峰の軽量素材が使われています。
軽量でありながら適度な伸縮性もありますので、これがシューズの反発性に磨きをかけていると言っても過言ではありません。
持った瞬間に
「あ、これは走れるシューズだな!」
と感じるくらいですから!
アシックスS4のデメリット
次にアシックスS4のデメリットについてです。
具体的には価格が高いという事です。
¥20000を越える価格なので、サブ4のランナーからしたらシューズに投資すべきか悩むところかと思います。
確かに同じ形状で¥10000程安いマジックスピード2なども非常に素晴らしいシューズですし、¥20000以上出すのであればメタスピードシリーズを履けるほどタイムを上げてから購入しようという方も多いかと思います。
ただ、まずは確実にサブ4を達成したいんだ!という方にはまず買うべきシューズだと断言できますね。
だってシューズの投資で記録が上がれば、気持ちも上がっていきますから!
まずは確実にこのシューズでサブフォーを目指していきましょう。
アシックスS4をサブエガランナーが実際に履いた感覚
次にアシックスS4をサブエガランナーが実際に履いた感覚についてです。
率直な感想としてはかなりアリですね!レースで使うのも十分想定できるシューズだと思います。
私がS4を使ったのは週に2回入れているロングランニングですが、基本的にはターサーRP3を履くことが多いです。
ただ時々「攻めのロングラン」というものを行うことがあり、そういった時にはメタスピードスカイを履くこともあるのですが、そのタイミングでS4を履いてみました。
履いた感覚としては、踏み込んだ時の反発はメタスピードスカイの方が高いと感じますが、安定感は抜群にS4の方が高いですね。
ロングランも後半になるとフォームのブレなどが出てくるので、安定感が必要になってくるところですが、そこでの安心感がとにかく素晴らしいですね。
これならレースで使うのもアリなんじゃないかなと感じるくらいです。
あと感じたのが「マジックスピード2の反発を強くした感じ」ともいえるかと思います。
アッパー素材なども軽量素材を使用しているので厳密にいえば履き心地も違うのですが、安定感の高さから考えるとマジックスピード2には極めて近いと感じます。
マジックスピード2については以下記事dえ解説しておりますので参考にしてみて下さい。
アシックスS4はどんなランナーにおすすめ?
次にアシックスS4はどんなランナーにおすすめなのか?という点です。
・サブ4にチャレンジするランナー
・高反発シューズに不安を感じていた方
・サブスリーにチャレンジしたい方
・サブスリー・サブエガの攻めたトレーニング用
として活用するのがオススメです。
以下記事で解説していきます。
おすすめな人①サブ4にチャレンジするランナー
アシックスのS4をおすすめするランナーとして、サブ4を狙うランナーが挙げられます。
私がサブ4を達成したころを考えると、30㎞以降の落ち込みが現在よりもずっと激しかったと記憶しています。
とにかく筋持久力も少ないので歩いてしまうんですよね。。
ただ、安定性が高いシューズにより足を取っておけるのであれば話は違います。
後半までしっかりラップを刻むことが出来るので、サブ4にチャレンジする方にはかなりオススメ出来るシューズと言えるのです。
また、ぶっちゃけサブ5の方にもオススメ出来ちゃいますね。
もちろんある程度の筋持久力は必要ですが、足を残しておくことを目的と考えればS4のシューズ選択はサブ5でも「アリ」だと思いますね!
わたしもサブ5の頃にこのシューズがあればもう少し進歩は速かっただろうなと思います。
サブ5からサブエガまで達成した時にやってきたことについては以下動画で解説しております。
シューズと併せてトレーニング参考にもしてみてください。
おすすめな人②高反発シューズに不安を感じていた方
アシックスのS4がおすすめなランナーとして、高反発シューズにチャレンジしてみたかったけれども自分が履けるか不安を感じていた人でしょう。
メタスピードスカイなどの高反発シューズにチャレンジしたくともどうしても踏み込めなかったのは「シューズの安定性」にあると思うんですよね。
安定性がないとどうしても後半に自分の筋力でカバーする必要があるので履きこなせませんからね。
おすすめな人③サブスリーにチャレンジしたい方
S4がおすすめなランナーとして、サブスリーにチャレンジしたい方が挙げられます。
サブスリーへのチャレンジは後半までしっかりラップを落とさずに走り切ることです。
それには後半までしっかり走り切る脚筋力が重要ですが、そこにまだ課題を感じているランナーも多いのではないでしょうか?
そんな方向けにS4は極めてオススメです。
理由は何といっても高い反発性と安定感でしょう。
この安定感があればこれまで35㎞以降の落ち込みが課題だった方にとってもかなり現実的になってくるのではないかと思います。
サブスリー達成にはもちろんシューズ以外にも戦略的なトレーニングが欠かせません。その辺りについては以下記事でも詳細に解説しておりますので参考にしてみてください。
おすすめな人④サブスリー・サブエガの攻めたトレーニング用
S4がオススメなランナーとして、サブスリー・サブエガの攻めたトレーニングでの使用を考えている人です。
攻めたトレーニングとはトレーニングの鍛錬期から仕上げ期に行うトレーニングで、具体的にはマラソンレースペースとそう大きく変わらないペースで走るトレーニングです。
更に具体例を挙げると、ロングインターバル、ペース走、速めのペースのロングランが挙げられます。
これらのトレーニングには私自身これまでレースで使用するメタスピードスカイやヴェイパーフライシリーズを使ってきましたが、ここでS4を使用するというものです。
レース本番でどのシューズを履くにしても、感覚を養うのにピッタリな一足ですし、安定感があるので走っていてもかなり快適なんです。
ただ、ロングランでも35㎞など筋持久力を養う目的で走るものであればターサーRP3などクッションの少ないシューズで走ることもオススメです。
ターサーRP3の詳細については以下記事で解説しております。
まとめ
今回はアシックスのS4について解説しました。
ランニングシューズは様々なモデルがありますが、記録を伸ばすことを目的に考えるのであれば、自分の力量に合ったシューズを選ぶのが効果的です。
その辺りについては以下記事で詳細に解説しております。
私がサブ5から単独練習でサブエガまで達成した際に使用したオススメシューズ記事で解説しておりますので参考にしてみて下さい。
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