先日こちらの雑誌を購入しました。
日頃あまり雑誌は購入してないのですが、このコロナ渦中レースが開催されない中でどんな切り口で特集が組まれているのかが非常に気になったのです。
また、この先の大会の開催の可能性について主催者側がどのような考えを持っているか気になったので買ってみました。
非常に有益だなと感じたので、気になる方はぜひ購入してみてください。
トレイルランニングレース主催者の苦悩
トレイルランナーズ協会が発行した「トレイルランニング競技に関わるイベント等再開時のガイドライン」をもとに、紙面では開催の方向性について主催者による対談が展開されています。
距離と開催の難易度について、ボランティアの確保、バス輸送の問題、これからのレース開催方針について、レースの返金についてもリアルの話が書かれています。特に返金とランネット評価の話を読むと、食べログの口コミとあまり変わらないなぁといった印象で、本当に開催者の苦悩が伝わってきますね。
また、レースを走る側も正しい情報を選択する必要があると改めて感じる内容でした。
エントリーサイトの口コミが悪かったり、ブログでの評価が悪いレースであっても、実際自分が走ってみて素晴らしいレースだなと感じることは多いです。
※食べログで3.0のお店で美味しいお店も多数知っています笑
よくよく調べてみるとそれは制限時間の問題であったり、その日の天候により参加者の印象があまりよくなかったことが低評価の原因であったりします。
実際にそのレースに出場した仲間の意見を聞いてみるなど、自分から積極的に参加するレースの情報取っていかないとみすみす素晴らしいレースを見逃すことにもなっちゃいますし、マジでもったいないです。
レース主催者側としては、制限時間を厳しくするのはボランティアを無事に返すための最低条件であったりもするので、そういったことをもっとレースを走る側が理解することが大事だと思いますね。
8月以降のレース開催情報が掲載
一部のメディアで、レース開催の情報を網羅的にまとめてくれているものもありますが、本誌では今回の座談会に参加された主催者が運営するレースの開催予定なども掲載されていました。
まだこの先どうなるか分かりませんが、どういった考えをもとにリース主催者が考えているのかがわかるので、個人的には読みごたえがありました。
補給食についての情報も満載
固形食、液状食についての特徴が網羅的に記載されていました。
中でも液状食と固形食で更に細かく区分けされて解説がされており、液状食であればゼリー食とジェル、バター系など、固形食であればバー系とグラノーラ系(リアルフード)それぞれの特徴や使い方が記載されています。
是非補給に慣れた方でも、初心者の方も参考にしたいところです。
私自身、リアルフードについては丁度記事を書いたところです↓↓。
補給方法についても専門家が解説
補給方法についての専門家が解説。
本誌では竜谷大学農学部石原健吾さんによる補給方法についての解説が書かれています。
体のエネルギー使用のメカニズム、レース中のカロリー消費計算方法、呼吸から九州までの流れ、鳥別の補給方法のポイント、トレイルランナーの間で密かに良いと噂される補給食、胃腸トラブルに対する対処法など専門家ならではの切り口で書かれています。
私もこういった記事をこれまで書いてきましたが改めて勉強になりました。
エネルギー源の補給からエネルギーにするまでの流れの記事↓↓。
補給についての記事↓↓。
その他ギアのメンテナンス方法についても解説
その他ギアのメンテナンス方法についても解説
日ごろ練習をしていると何かと後回しになってしまうのがギアのメンテナンスです。
本誌では、レインウエアやダウンジャケット、ベースレイヤー、シューズ、ザックなどのメンテナンス方法について記載されています。
これらは皆さんいろんなウェブサイトやYouTubeなどを見て取り組まれている方がほとんどかと思いますが、雑誌1冊で網羅的に書かれているのでかなりお勧めです。
今のようなレースのない時期にこういった知識をつけておくのもアリですね!
調べて人体実験を行うことがライフワークの私としては非常に有益な1冊でした。
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