ロングトレイルで活用したい「トレイルバター(TRAIL BUTTER)」について解説!

今回紹介する「トレイルバター」は、トランスジャパンアルプスレースで望月選手が無補給完走をしたときに使用していたもので、そこから本格的に注目され始めました。

トレイルランナーは、いわゆるジェルといった液状食や固形食がよく使用する補給食かとおもいますが、

長い距離ではトレイルバターを活用したいところです。

その理由について解説していきましょう。



トレイルバターを長距離トレイルランでオススメする理由

長距離トレイルランにオススメする理由は、トレイルバターはリアルフードであることに加え、

長距離を走る際に必要な脂質を多く含むからです。

 

この投稿をInstagramで見る

 

ATC Store(@atc_store_fujiyama)がシェアした投稿


脂質を優先的に使いたい長距離トレイルランやファストパッキングでは、血糖値の乱高下を抑えて、安定した血糖値を保つ必要があります。

それにはリアルフードを摂取すると良いのですが、リアルフードを補給しようとすると、エイドで提供されるちょっとした料理(スープなどを含む)などが有効的。

でも大きなレースでない限り、なかなかそんなエイドもありません。

しかしトレイルバターであればそれと近い状態の食品をザックに忍ばせていつでも補給できるのです。

トレイルバターの特徴としては、

●重量のわりにカロリーが高い

●原材料が天然由来

●グルテンフリー

●128gで760キロカロリー

●ジェル3本分に相当する

●中鎖脂肪酸を含むココナッツオイルが主原料である

といった特徴があります。



トレイルバター補給のポイント、オススメの食べ方

オススメはレース前に1本摂取しておくことです。

スタート30分前ぐらいに一本摂取しておくことで、スタートしてしばらくは腹持ちの良さが続きます。ここでポイントなのが、朝食もしっかり食べた上でスタート30分前にトレイルバターを摂取することです。

レース序盤は何かと補給する余裕がなく、後半でハンガーノックに陥る可能性があるからです。

朝食をしっかり食べた上で、スタート30分前にトレイルバターを投入しておくことで血糖値の乱高下を抑えることが出来るので、序盤に補給のタイミングを逃しても心配ありません。

実際に私がそうでした。

固まるのを防ぐため、スタート時にウエアのポケットに入れて温めておく

脂質とナッツ類などのリアルフードが入っているので、低温になると固まる傾向にありますので、予め温めておくことがポイントです。

ザックの中だとあまり温度が上がらないので、フリップベルトや着ているレインジャケットのポケットに入れると補給しやすく効果的です。

リアルフードについての解説は以下記事で↓↓

トレイルランにおけるリアルフード摂取の重要性について

糖質などの補給食と合わせて摂取する

レイルバターを補給するときに注意したいことが、通常の液状食や固形食の補給食も合わせて補給すると言うことです。

同じ補給食だからと考えがちですが、これらは別物と考えた方が良く、トレイルバター以外の補給食は1時間に1度それぞれ補給する程度が良いです。

トレイルバター128gタイプのものであれば、2時間に1つ食べきるイメージがよいと感じます。

腹持ち感が持続するので、かなりオススメです。

実際に使用してみた感覚

実際に私がトレイルランのレースで使用した時の話です。

この時は、エイドの補給食が少ないことで名高いOSJのレースで、トレイルバターの腹持ちを試すには丁度いいレースです。



OSJ氷ノ山2018 捻挫とミスコースしながら炎の完走(9時間52分)

トレイルバターを始めて投入したのは2018年のOSJ氷ノ山(80㎞)です。

 

この投稿をInstagramで見る

 

ラァメン屋(@mtrokko)がシェアした投稿

↑※写真はOSJの64㎞の別のレースです。

捻挫とゲレンデ内でのまさかのミスコースに悩まされたもので、思い出深いレースです。

捻挫により、中盤からペースを全く上げられなかったにもかかわらず、空腹感なく走り切れたのは間違いなくトレイルバターを摂取したお陰だと言えます。

そもそもこのOSJのレースは方針として

「自分たちの食べるものは自分たちで背負って走れ」

というスパルタでありかつ、トレイルランの本質を突いた運営で有名です。

そんなスパルタなOSJ氷ノ山のレース中、35㎞地点あたりの林道で大き目の動く石を思い切り踏んでしまい、グネってしまったのです。

しばらくその場にうずくまり、持っていたテーピングで足首を固定すれば何とか痛みが和らぐので何とか走り出すことに成功したのです。

ぶっちゃけ辞めようかなと思いましたが、長いレースで困難な状況になった時ほど対応力が身につくので、完走だけでもすることにしたのです。

その時の私の姿たるや、「ランボー」そのものだったに違いありません。

ただここで問題だったのは、ゆっくりなペースでしか走れないにもかかわらず、エイドが期待できないレースだということです。

そう、自分の持ってきた補給食でうまくエネルギーを賄う必要があったのです。

ここで仮に私が液状のジェルしかもっていなかった場合、おそらくリタイアしていたと思いますが、

この日の私は一味違いました。(トレイルバターとかけて、、笑)

トレイルバターを2本ザックに忍ばせていたのです!これにより見事に完走できました!

トレイルバターの特徴について

さて、この大活躍だったトレイルバターについて少し解説です。

賞味期限、保存性

保存性については、瓶詰のジャムなどと同じく水分活性が低く保たれていることで長期間保存できる仕組みになっています。

開封後は2か月、開封前は製造から1年です。

一度口を付けるとその場所から菌数が上がるので、この賞味期限は無効になります。

開封したらなるべく早く食べましょう。

そのまま補給する以外の食べ方

「おいエナ」のように、補給食を他にアレンジする食べ方も最近出てきていますが、トレイルバターも例外ではありません。

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

Trail Butter(@trailbutter)がシェアした投稿


クラッカーや、パンに塗って食べるのも十分アリな味わいです。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Jiro / じろー(@jilow0318)がシェアした投稿

持ち運びに便利

トレイルバターも大型タイプには、カラビナ用の穴が空いて持ち運びに非常に便利です。

通常の固形食やジェル食も同じですが、ポケットに入れておくと激しい動きをした際に落下してしまう心配があります。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Trail Butter(@trailbutter)がシェアした投稿

しかしカラビナなどに引っ掛けておけばその心配は全くありません。

キャップ付きのタイプがオススメ!

大型のトレイルバターであればスクリュー式のキャップが付いており、これが非常に便利です。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Trail Butter(@trailbutter)がシェアした投稿


小型のトレイルバターであれば、ジェル食と同じく袋を割く形で開封することになり、もう一度閉めるということができません。

寒い状況であればトレイルバターが固まるので出てきたりはしませんが、ウエアーなどで温めておくと油だけ出てきてしまったりするので蓋がついてる方がお勧めです。

トレイルバターはショップか専用サイトでのみ購入可

Amazonでサクッと購入したいトレイルバターですが、取り扱いがありません。

トレイランショップに足を運ぶか、専用のオンラインショップで購入するしかないですが是非試してみください!





↓いつもありがとうございます!とても更新の励みになりますのでクリックお願いいたします!
にほんブログ村 その他スポーツブログ トレイルランニングへ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)