今回は最近話題の補給食である「オレは摂取す」について解説しようと思います。
私も先日トレイルランニングレース会場でみかけて早速購入してみました。
・「オレは摂取す」のメリット・デメリットについて知りたい
・「オレは摂取す」の効果について知りたい
・「オレは摂取す」はどんなランナーにおすすめ?
・「オレは摂取す」の成分について知りたい
といった方には役立つ内容かと思います。
以下記事で解説していきます。
「オレは摂取す」とは?
まず「オレは摂取す」について解説します。
この目を引く名称の補給食ですが、最近ランニング系の雑誌やInstagramなどでよく登場するようになりました。
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「オレは摂取す」を開発したダイトー水産は水産加工の会社です。
使用している原材料を有効活用してスポーツに活用するとは、かなり思い切った多角化ですよね。
SDGsでもありますし、ユーザーにとってもかなり価値の高い商品、こういうチャレンジ精神素晴らしいと思います!
BCAAとコラーゲンペプチドを同時に配合されていた李、MCTオイルのスポーツ効果など、開発者が実際に走っていないと分からないことも多いはず。
これを水産加工の会社が商品開発まで行ったというのは素晴らしいと個人的に感じます。
私は日頃から様々なエルゴジェニックエイドを試していますからその効果について身をもって感じていますし、それをいろんな比率で検証しています。
そんな私からしても、ランニング中に必要な有効成分をしっかり摂取できるのでかなりオススメできます。
「オレは摂取す(ENERGY)」のメリット
次にオレは摂取すENERGYのメリットについてです。
・低GI素材にパラチノースとマルトデキストリンを配合
・MCTオイルを配合
この辺りが特徴ですね。
以下記事で解説していきます。
メリット①低GI素材にパラチノースとマルトデキストリンを配合
メリットとして、低GI素材にパラチノースとマルトデキストリンを使っているということです。
補給食なので血糖値を穏やかに向上させるために、低GI素材のパラチノース(15700㎎)やマルトデキストリン(1300㎎)が配合されています。
私が補給食を自作する場合は低GI素材ははちみつをベースに組むので、あまりこれらの糖質は摂取しないのですがこれはこれでいい感じの甘さですね。
メリット②MCTオイルを配合
次のメリットとして、MCTオイルが配合されているということです。
MCTオイルと言えば最近では介護職などでも活用されているほどエネルギー効率が高いものです。
血中の遊離脂肪酸量が増えることが引き金となり、糖質代謝から脂質代謝に切り替える効果がのぞめるのもMCTオイルのポイントですよね。
私もマラソントレーニングのロングランの前には大抵MCTオイルを単体で飲みます。
しかもこれがいい感じに液部と乳化しているので、オイルが先に出てくることがないのでかなり飲みやすいです。
「オレは摂取す(RECOVERY)」のメリット
次に「オレは摂取す(RECOVERY)」のメリットについてです。
具体的には
・長時間のランニングに効果的なBCAAを配合
・材料であるホエイペプチドを配合
この辺りが特徴ですね。
以下記事で解説していきます。
メリット①長時間のランニングに効果的なBCAAを配合
特徴としては、何といってもBCAAを配合していることでしょう。
長時間のランニングではどうしてもカタボリックが発生しがちですが、BCAAによりそれを抑制することができます。
BCAAに含まれるロイシンは、筋肉の合成のシグナルとしても働いているので、一定の材料が身体にある状態であれば効果的です。
このあたりのBCAAについて詳しく知りたい方は以下記事を参考にしてみてください。
メリット②材料であるホエイペプチドを配合
次の特徴としてホエイペプチドを配合しているということです。
先に解説したように、BCAAは身体で筋肉合成のシグナルとして働きますが、この段階では身体に材料となるタンパク質がないと、他の身体の筋肉を分解してエネルギーを得ようとします。
つまりBCAA単体で摂取してもあまり効果はなく、BCAAを入れたタイミングでタンパク質を入れる必要があります。
その対策なのか、しっかりホエイペプチドが配合されていますね。
よく考えられていますし、リカバリーに特化した補給食だなと感じます。
(単体で摂取する際にはEAAの方が効果的です。)
「オレは摂取す(ENERGY)」の原材料
まず「オレは摂取す(ENERGY)」の原材料についてです。
食品表示を見ると以下の様に記載されています。
「パラチノース(ドイツ)、果糖、中鎖脂肪酸、デキストリン、もも、寒天、/酸味料、香料、硫酸マグネシウム、乳化剤、(一部にももを含む)」
といった内容です。
「オレは摂取す(RECOVERY)」の原材料
次に「オレは摂取す(RECOVERY)」の原材料についてです。
食品表示を見ると以下の様に記載されています。
「コラーゲンペプチド、(まぐろ由来)(国内製造)、ゆず果汁(国内製造)、ホエイペプチド(ホエイたんぱく加水分解)、寒天/ロイシン、バリン、イソロイシン、酸味料、香料、乳化剤、硫酸マグネシウム、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物・アセスルファムK)、V.B6(一部にゼラチン・乳成分・大豆を含む)」
といった内容です。
「オレは摂取す(エネルギー・リカバリー)」をレースで摂取した効果
次に「オレは摂取す(エネルギー・リカバリー)」を摂取した効果についてです。
6月に開催された「ロッキンベア妙高トレイルランニングレース(48㎞)」で使ってみました。
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このレースで使用したのは、48㎞という距離でありながら累積標高が2000m弱しかなく、トレイルランニングの中ではかなり走れるコースだったためです。
こういった走れるコースとなると、特に重要なのが血糖値の安定と、しっかり押し切るスタミナです。
目標タイムは4時間45分で入賞をガチ目に狙っていましたが、30℃を超える暑さに完全にやられてしまいました。
ただ補給食としての効果はかなり感じることは出来ました。
具体的には、
・とにかく美味しい!
・飲みやすい粘度、包材
といった効果を感じましたね。
持参したのは
「オレは摂取す」はこんな人におすすめ!
次に、「オレは摂取す」はどんな人におすすめかという事ですが、
・おいしい補給食を探している
・BCAAやMCTを別でザックに入れている
こういったランナーにはかなりオススメできる補給食です。
先にも解説した通り、これかなり美味しいんですよね。
補給食ってかなり疲労している時に食べるものなので、美味しさってかなり重要なんですよね。
美味しくないと身体も受け付けないですし、その結果エネルギーにも変わっていかないので味の要素は意外と重要なんです。
これまでの様なクエン酸が多めのキュッとする補給食という味ではないのですが、フルーツやヨーグルトの爽やかな風味が好きという方にはおすすめできる味かと思います。
また、BCAAやMCTを別でザックに入れている人にもおすすめです。
私の場合、トレイルランニングなど長時間に及ぶランニングやマラソンレースのスタート30分前には必ずBCAAを摂取します。
結果的にレース中のダメージも最小限に抑えられますし、筋肉のカタボリックも抑制することが出来ます。
BCAAのランニング効果については以下記事でも解説しておりますので参考にしてみてください。
また、私はMCTオイルもレース中に摂取するようにしています。
摂取することで血中の遊離脂肪酸量が向上し、ケトジェニックな体になるというわけです。
マラソンやトレイルランニングは糖質よりもエネルギー効率の良い脂質を優先して使いたいところですが、その切り替えにMCTオイルはかなりオススメです。
コーヒーをレース前に飲むことも同じ効果が期待できるので、コーヒー好きの方にはオススメできますね。
この辺りについては以下記事でも解説しておりますので参考にしてください。
「オレは摂取す」のデメリット
次に、「オレは摂取す」のデメリットについてです。
何といっても価格が高いという事です。
他に特筆してデメリットはないのですが、レースで大量に使用することを考慮するのであればもう少し価格は抑えたいところ。
特にトレイルランニングで使用するのであれば、安価な補給食と交互に使用するなど工夫が必要になるかと思いますね。
ただ、良い商品であることには変わりはないので、かなりオススメできます。
まとめ
今回は話題の補給食「オレは摂取す」についてレビューしました。
ちょっと高いのでそう頻繁には使えませんが、ここぞという時には使ってみようと思います!
また、トレイルランニングにおすすめの補給食については以下記事で解説しております。
マラソンにおすすめの補給食については以下記事で解説しています。
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