先日、石岡市で開催された石岡トレイルラン大会のスーパーロングの部に参加。
距離は50㎞弱と久々に走りごたえのあるレースでした。
この様な状況下でレースを開催してくださったことに感謝です。スタッフの方やコース誘導の方も要所で立っていてくださり非常に完成度の高いレースでした。
また参加したいと思います。
石岡トレイルラン大会へのアクセス
まず石岡トレイルランニングレースのアクセスです。スーパーロングは7時スタートなので早めの移動が必要になります。スタート地点には6:30にはいたほうが良いでしょう。
車で行く場合
私は茨城県と埼玉県の県境に住んでいますので、圏央道を利用して約1時間程度で到着しました。
スタート地点の朝日山里小学校の駐車場は駐車できないので、フラワーパークの駐車場に駐車してそこからバスで移動する流れです。
公共交通機関を利用する場合
つくば駅から会場までのバスが出ており非常に便利です。バスの所要時間は25分ほどで、これは選手にとっても楽です。
トレイルラン大会にしてはアクセスの良い大会と言えるでしょう。
石岡トレイルラン大会の特徴
UTMBのポイントが2ポイントつくこの石岡トレイルラン大会ですが、難易度などコースの特徴を解説したいと思います。
石岡トレイルラン大会のコース図
まず石岡トレイルラン大会のコース図ですが、全体的に走りやすいトレイルでした。以前に愛宕山あたりを練習コースとして使っていましたが、その山域の様な急激なアップダウンは少なかったように感じます。
何度か林道や農道を走るコースなので、タイムを削り込むにはそこでペースを上げる必要があります。ただ、後半にかなりの登りが待っているので、それまでは若干の温存が必要になるかと思います。
石岡トレイルラン大会の高低図
石岡トレイルラン大会の高低図ですが、前半20㎞は走りやすいのですが後半に苦戦した印象があります。
大股で登らなくてはならない木段が多く、疲労した体に長く続く林道で体力を削られました。
後半に激登りがありましたが、どちらかというと激登りよりもそのあたりで消耗した印象があります。
石岡トレイルラン大会に使用した装備
レースのルールとして必携品がありますが、石岡トレイルラン大会の場合は必携品は各自判断でしたので、ギリギリまで軽量化しました。
持参したのは
ウエアー、ザック(ZYGOS)、GPSウォッチ、シューズ、補給食、水分、グルタミン、BUFF
のみになります。
石岡トレイルラン大会に使用したシューズ
シューズはHOKAのChallengerATR5で挑みました。今季4レース走っていますが、全てこれです。
今回のレースは50㎞ということで厚底シューズの真価が問われる内容でしたが、予想通り疲労は少なかったと思います。
HOKAのシューズはこれまで自分的にはChallengerAT2が最強だと感じていましたが、それよりもアウトソールが硬めのChallengerATR5もかなり良いです。
HOKAのトレイルランニングシューズについては以下記事で解説しておりますので参考にしてみてください。
石岡トレイルラン大会に使用したザック
石岡トレイルラン大会ではULTRASPIREのZYGOSを使いました。
必携品にヘッドライトなどかさばるものがなかったので、今回のレースには正直大きめのザックになりますが、背負った感じの圧迫感が圧倒的に少ないので選択としては正しかったと思います。
あと自分には重心がピッタリですね。いつも水などはザックの後ろに入れるようにしていますが、ZYGOSであればハイドレーションパックではなくソフトフラスクでもザックの側面に入れることが出来ます。
最近ハイドレーションボトルは700mlサイズを使用していますが、毎回満タンにする考えを捨て、次のエイドまでの必要量を持っていくことを考えれば、700mlのボトルでも少量入れればZYGOSのサイドパックにも入ります。
前のポケットにも入りますが私は大体サイドポケットに入れることが多いです。
というのも私の場合、重量のあるものを前方のポケットに入れると走りのバランスが崩れるんですよね。
なので水なのは必ず後ろに入れます。
ハイドレーションボトルは使い終われば小さくなるので、使い終わったら胸ポケットに入れておくことも可能です。
石岡トレイルラン大会に使用した補給食
石岡トレイルランで持参した補給食ですが
・はちみつ300g(約900kcal相当)
・固形食1本(プロテインバー)
・グルタミン希釈水
以上の内容で、カロリーは900kcalくらいですかね。
活動時間は約4時間ちょいだろうと踏んでいたので、30分に一度はちみつ希釈水を摂取して、60分に一度グルタミン希釈水を摂取するイメージです。この補給方法は当たりましたが、塩熱タブレットは持つべきでした。。
あんなに暑くなるとは思わなかったので。
あとエイドでイチゴがあると勝手に期待していたのが誤算でした。フィニッシュ後にイチゴはたらふく食べることが出来ましたが、甘くてマジうまかったです。エイドであれば少し走りが変わっていたことは間違いないくらいです。
石岡トレイルラン大会に使用したウォッチ
今回はSUUNTO9を使用、GPXデータを落とし込んでからレースに向かいました。
今回はレースのHPにGPXデータが掲載されていなかったので、ネットでのデータをダウンロードする形になりました。
今回のレースとは実際コースが一分違いましたが(今回一部違ったのは、半田林道を通るコースでした)、それ以外はSUUNTO9の表示地図を参考にしながらレースを運べたので、走りにかなり集中できましたね。
コースマーキングも途中数㎞に渡ってないところもありましたが、それでも自信をもって進むことが出来ました。
トレランあるあるですが、あまりにもコースマーキングがないとたまに道が合っているのに引き返してしまうこともありますからね。そう考えるとデカいですね。
走りに集中できるとはこのことです。
最近Movescountから新しくアップデートされたSUUNTOのアプリについては以下記事を参照してみてください。
石岡トレイルラン大会の結果
石岡トレイルラン大会の結果は7位に終わりました。
40㎞地点まで5位でしたが、そこから足を攣ってしまい、のたうち回ってるうちに抜かれてしまいました涙
今までの人生史上で最も重度の足攣りで、ヒラメ筋を伸ばそうとすると今度はスネを攣るという悪循環で、残り5㎞でリカバーすることはありませんでした。
大体走っているうちに回復することが多いのですが今回は全くダメでしたね。。
これも実力の内でしょう。
レース当日の気象条件はスタート時は晴れで、昼過ぎから雨になる予報でしたが、結局雨は降らずに暑い一日になりました。
暑熱順化のトレーニングをしていたので体温調節はうまくできていたかと思うのですが、ミネラルタブレットを忘れていたのと、後半の水切れが問題だったと思います。
収穫としては、50㎞近いレースでも、そこそこのペースで押せていたということです。
登りもトレイルランニングに合った腕ふりができていましたし、ジムでそのような動きづくりをしていたので良かったのだと感じます。
石岡トレイルラン大会に向けてやってきたこと
今回参加した石岡トレイルランニングレースに向けてやってきたことは以下の内容になります。
・アクティブレストによるリカバリー
・週中ほどに行うファルトレク
以下で具体的取り組みを解説していきます。
アクティブレストによるリカバリー
3週連続レースの3週目ともなると身体との相談が非常に大事になります。若いころと比較して疲労が遅れてきますし、当然抜けるのも遅くなります。
善光寺ラウンドトレイルと奥武蔵もろやまトレイルランの間でも同じ取り組みを今回は行いましたが、エアロバイクです。
クロストレーニングとでも言いますか、専門とする競技以外の動きの有酸素運動を行うことで疲労回復を促すものです。先週の奥武蔵もろやまトレイルランが終了した翌日を完全休養にせず、エアロバイクを入れることで火曜日には筋肉痛が完全に治っていました。
週中ほどに行うファルトレク
トレイルランのレースに週末出場していることから、バーティカル要素のトレーニングは一切行わず、平地でのトレーニングに集中してきました。
水曜日に入れたのは3分間のファルトレクです。
高い負荷でのランニングが続くので、かなり良い練習になります。
スピードを出すにあたって必要な腕ふりや身体の使い方も学べるのでかなりおすすめで、トレイルで登り切ったときのクタクタ感が軽減されるように感じます。
今回参加した石岡トレイルランニングレースの取り組みは以上になります。
トレイルランニングのトレーニング方法についての記事は以下を参考にしてみてください。
3週連続のレースが終了!
今回の石岡トレイルランニングレースのスーパーロングで、3週連続のレースとなりました。ひとまずしっかり走ることが出来たのは嬉しく思いますし、やってきた調整が間違っていなかったということでしょう。
レースを連続で入れる場合のコンディショニングについては以下記事で解説しています。
この先はリカバリー期間になりますが、次の練習を入れるためにはただ完全休養するのは非効率で、効率の良いリカバリーが必要になります。
私の場合このような時に気になっていた本などを聞きながらエアロバイクを回したりすることにしています。
また、早期のリカバリーにはサウナもオススメです。このレース連戦もサウナで老廃物を身体にため込まなかったのが良かったのだと感じています。
元々暑熱順化を目的に始めたサウナトレーニングですが、意外な効果でした。
まとめ
今回は石岡トレイルランニングレースの参加レポートでした。ボランティアの方もとても丁寧に対応してくださり、ホスピィタリティー溢れるレースでした。
特に分かりにくい分岐点にいてくださったのは非常に助かりました。移動も大変な場所にも関わらず感謝です。
3週連続のレースでしたが、ひとまずしっかり走ることが出来たのは嬉しく思いますし、やってきた調整が間違っていなかったということでしょう。
レース後はアウトドアショップのブースにて色々と足りないものを購入しました。
真っ先に購入したのはミドリ安全の塩熱サプリです。これがあれば足を攣らずに済んだはず。
そしてこのレース最大のいいところはイチゴがたらふく食べられるということです。近くにいちご狩りの農家が数多くあり、現在完熟期を迎えるイチゴは甘くて最高でした。
お代わりOKでしたので3杯ほどお代わりさせて頂きました、ごちそうさまです。
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