今回はマラソン大会で初めてForerunner965を使用してみました。
これまで様々なGPSウォッチを試してきましたが、どれもいいですね!
・Forerunner965のマラソンでの使用感について知りたい
・Forerunner965のマラソン中の使用感について知りたい
・Forerunner965で取れるデータについて知りたい
・Forerunner965のGPS精度は?
といった方には役立つ内容かと思います。
以下記事で解説していきます。
Forerunner965を使って参加したフルマラソン
今回Forerunner965を使って参加したのが第8回水戸黄門漫遊マラソンです。
ホスピタリティがかなり高く、給水&給食もかなりあったので個人的にはかなりオススメできるレースですね!
コースはちょっとアップダウンがあり、記録が出やすいかと言えば微妙なところですが、10月のシーズン1発目のレースとしては自分の走力を確認できる良いコースだと思います。
ちなみに結果は2時間51分とサブエガならずでした。
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詳細については以下動画で解説しております。
Forerunner965のシーン別のGPS精度
次にForerunner965のフルマラソン大会でのGPS精度について解説します。
・通常路でのGPS精度
・トンネルでのGPS精度
に分類して解説していきます。
シーン①通常路でのGPS精度
まず通常路でのGPS精度です。
通常路でのGPS精度はかなり良かったです。
もうね、これはForerunner255と同じくかなり良かったですね!
以下の写真の様に、コース上にある距離表示とは若干ズレていましたが、十分かと思います。
ちょっとしたペースの上げ下げでも敏感にペースに反映されますし、一般的によくあるペースの上げ下げに数字がついてくるのが遅いということも特にありませんでした。
シーン②トンネルでのGPS精度
次に38㎞あたりにあるトンネルでのGPS精度です。
ここで一度GPS信号をロストしています。
以下グラフの右から2つ目の谷間です。
さすがのGNSSマルチバンドでもトンネル内部では拾えない様ですね。
ただすごいのが、その後ペース的にはしっかり補正されていました!
4分ペースのリズムで刻んでいましたが、トンネル内では突然4分30秒など明らかに遅れている感じがあったので、GNSSマルチバンドでもここまで精度を求めるのは無理があるのかもしれないですね。
ただこうして後々のデータでは正しく補正してくれるので、振り返る際には適切な判断が出来そうです。
心拍計のデータ
次に心拍計のデータです。
・走行中のデータ
・GARMIN CONECTでのデータ
に分類して解説して行こうと思います。
データ①走行中のデータ
まず走行中の心拍計のデータですが、レース中もリアルタイムで表示されます。
しかも、心拍ゾーンが色分けされているので、「いや、、これ以上は運動負荷が変わる!笑」と気を付けることができるので個人的にかなり注意が向きますし、見やすいです。
数字自体も大きめなので、画面の大きさとAMOLDディスプレイの効果もあり、終始見やすかったです。
こんなにレース中にウォッチを見たのは初めてかもしれませんね。
データ②GARMIN CONNECTでのデータ
次にレース後にGARMINCONNECTで振り返った時のデータです。
心拍もかなりきれいに取れています。
この時は30㎞地点で足が攣って完全にやり過ごす為に少し止まったのですが、その時もしっかり取れています!
消費カロリーも心拍計が正確なので信憑性がある数字ですよね。
2500も消費できれば何食べても罪悪感がないです笑
音楽再生機能が最高
今回のレースで初めてレースでの音楽再生機能を利用してみました。
これまで練習では使ったことないのですが、レースで使用してみてその良さにマジで感動しました。
レースだと独特のアドレナリンは出るものの、スタートしてしばらく経過するとどうしてもロードの精神的な中だるみってありますよね?
そんな時に音楽再生機能は元気をくれます。
予めSpotifyで音楽をダウンロードして、マラソン中にテンションの上がる曲を入れておいたのですが、これがかなりいい!
ついついペースが上がってしまうので注意が必要です。
練習中よりもレース中に音楽を聴く方が更に力が出る印象でした。
このあたりの音楽再生機能については以下記事で解説しておりますので参考にしてみて下さい。
ペアリングしたワイヤレスイヤホン
次にペアリングしたワイヤレスイヤホンです。
今回のマラソン大会で使用したワイヤレスイヤホンは、SHOKZのOpenrunProでした。
レース序盤はまだ起動させず、中だるみしてきた15㎞あたりで電源をつけて走ったのですが、レース中であるにも関わらずペアリングもスムーズですし、操作もかなりストレスなくできました。
これはイイですね!
OpenrunProは外の音が聞こえるオープンイヤー型のイヤホン。
オープンイヤー型のイヤホンには骨伝導型と空気電動型の2タイプがありますが、OpenrunProは骨伝導型にあたります。
周囲の音も良く聞こえるのでかなりいいですよ!
OpenrunProについては以下記事でレビューしておりますので参考にしてみてください。
また、おすすめのオープンイヤー型のイヤホンは以下記事で解説しておりますので、どれにしようか迷っている方は参考にしてみてください。
Forerunner965をレースで使ってみての感想
次にForerunner965をレースで使ってみた感想です。
私の感覚としては
・運動負荷がリアルタイムで分かる
・意外とフルマラソンはダメージは少ない?
・圧倒的に操作しやすい
・HRVステータスによるコンディショニングも役立った
といった感想です。
以下記事で解説していきます。
感想①運動負荷がリアルタイムで分かる
感想として、レース中の運動負荷がひと目で分かるのが良いと感じました。
以下は夜間に私が走っている時のウォッチフェイスです。
マラソンってどうしても自分が目標とするペースで押していくことが多いかと思いますが、レース当日の力量が目標タイムからほど遠いリスクもあります。
そうなとどうしても途中で自律神経がストップをかけて失速してしまうことがあります。
いわゆるマラソン30㎞の壁と言われるものですが、これには筋持久力不足と過度な運動負荷(オーバーペース)による自律神経由来の2つがあります。
このあたりについては以下動画で解説しておりますので参考にしてみてください。
ただ、正確な心拍計により運動負荷をコントロールすることで、ある程度はコントロールすることが可能です。
Forerunner965だとAMOLDディスプレイによりウォッチフェイスもかなり見やすいので、心拍も今どのくらいなのかが極めて明確です。
その結果自分の運動負荷が分かるのでオーバーペースになるリスクを避けることができるのです。
感想②意外とフルマラソンはダメージは少ない?
Forerunner965を使ってフルマラソンを走った感想として、
フルマラソンは意外とダメージが少ないという事です。
もちろんこれは運動負荷にもよると思いますが、レース後のHRVステータスなどを見ると、インターバルトレーニング時よりも負荷は低いことが分かります。
以下写真の火曜日がインターバルを入れた日です。
そして日曜がマラソン大会当日です。
つまり自律神経的に交感神経よりも副交感神経が優位に働いていて、身体にかかるストレスとしては少ないという事です。
これは個人的に意外でしたが、睡眠時の自分の状態からも何となく予測は出来ていました。
ペース走やロングインターバルを行った日の夜は寝つきが悪く、Forerunner965でも睡眠スコアは低く出されることが多いのです。
一方日曜に開催されたフルマラソンの日はどうかというと、不思議と良く寝られますし睡眠スコアも良いです。
感想③圧倒的に操作しやすい
Forerunner965をマラソンで使った感想として、圧倒的に操作しやすいという事です。
今回はマラソンレース中に、音楽再生機能を途中で起動させて走るという使い方をしていますが、レース中に全くストレスなく走ることが出来ました。
感想④HRVステータスによるコンディショニングも役立った
マラソンレース前のコンディショニングにForerunner965のHRVステータス機能を使ってきました。
体にストレスがかかっている状態では、交感神経が優位に働き、リラックスしてる状態では副交感神経が優位に働いているわけですが、これを見やすく数値化してくれるお陰で自分のコンディショニングにはかなり役立ちました。
HRVステータスの内容については以下記事で詳細に解説しておりますので参考にしてみてください。
このHRVステータスを正確に割り出すには正確な心拍計で睡眠時の安静時心拍をモニタリングする必要があるので、Forerunner965などセンサー数が6つある新型の光学式心拍計を搭載したもので測定することをオススメします。
ここまで解説してきたForerunner965については以下記事でレビューしておりますので、参考にしてみてください。その他機能についても解説しています。
まとめ
今回はマラソンレースでForerunner965を使ってみてのレビューをしてみました。
日頃のトレーニングデータからコンディショニング、実際のレースまで幅広く活用できるのがこのForerunner965の魅力だと感じます。
GPSウォッチはランナーがどの機能を優先させたいかによって選び方も変わってくると思いますが、Forerunner965はその中でも良いウォッチだと感じます。
おすすめのGPSウォッチについては以下記事で解説しておりますので参考にしてみてください。
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