先日、「第8回水戸黄門漫遊マラソン」に参加してきました。
運営も雰囲気も素晴らしい大会で、個人的には参加して良かったと思います!
本記事は、
・水戸黄門漫遊マラソンの特徴やコースについて知りたい
・水戸黄門漫遊マラソンの雰囲気を知りたい
・水戸黄門漫遊マラソンはどんなランナーにおすすめ?
といった方には役立つ内容かと思います。
以下記事で解説していきます。
水戸黄門漫遊マラソンに出場した理由
マラソンシーズンに突入!
10月のレースを決める際にどのレースにしようか迷いましたが、とても雰囲気が良いと言う話を聞いたことがあったので、走ることを決めました。
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昨年同様、金沢マラソンに出ようかなと思っていたのですが、抽選でガッツリ落ちてしまったので丁度良かったです。
その上、水戸であれば車でも行ける距離というのも参加の追い風となりました。
ただ、気になっていたのは、コースのアップダウンが割とあると言うことです。
特に41km地点から始まる上り坂は心がおられますし、スタートから連続する緩やかなアップダウンがボディーブローのように効いてくる特徴があります。
記録を狙うのであれば、この辺の要素はできるだけ避けたいところでしたが、10月下旬のマラソンシーズン序盤のレースとしてはまぁいいんじゃないか?
逆にこの状況でサブ映画を達成できたら、年末や年始のレースはかなり期待できそう!
そんな気持ちで挑んだレースでした。
水戸黄門漫遊マラソンの特徴
まず最初に水戸黄門漫遊マラソンの特徴について解説します。
・風光明媚なコース
・給水やエイドが充実
・応援がすごい
・参加Tシャツがかっこいい
といった点が印象的でした。
特徴①風光明媚なコース
偕楽園を始めとする風光明媚なコースが特徴です。
水戸駅のメイン通りをスタートし、日本3大庭園の1つである偕楽園を通り、市街地コースに入ってきます。
しばらく平坦な道が続きますが、15㎞あたりから22㎞あたりまで細かなアップダウンが始まります。
これが個人的に結構ボディブロー的に響いてきました。
同じリズムで走るマラソンですが、こうしてアップダウンが多いと意外とリズムを崩されるもので、着地も微妙になり、これが30㎞地点の足のつりにつながったと思います。
30㎞以降は再度偕楽園から千波湖の周回に入り、この周回が個人的に結構しんどかったです。
ただ、ラップを見るとあまり落ちていなかったので、後半に向けて無理なく進めていきます。
39㎞手前あたりからトンネルに向けた上りが続き、ここで若干メンタルがおられそうになりますが、トンネルに入っての応援がすごくて、再度テンションが上がります。
そこから41㎞地点の上りまでは平地が続き、ここで足がつらないように必死にこらえながら走ります。
そして41㎞手前に20m弱の上りがあり、これを登り切るとゴールはまもなくです。
感覚としては、このコースで押せた平均ペースは、一般的に記録の出る防府読売マラソンや別府大分毎日マラソン、東京マラソンでは、割と無難に押して行けるペースなのかなという印象です。
特徴②給水やエイドが充実
水戸黄門漫遊マラソンの特徴として、給水やエイドがとにかく充実しています。
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特に給水はかなりの頻度であり、レース当日は暑いという事はありませんでしたが、仮に暑かったとしてもこれだけ給水があると心強いです。
暑くなった身体をクールダウンさせることが出来ますからね。
特徴③応援がすごい
水戸黄門漫遊マラソンの特徴として、応援がすごいということです。
コース上、偕楽園などの観光地では応援の人はかなり多いですが、それ以外の場所でも多く元気を貰えます。
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途中から開けた農道に出るのですが、所々で地元の方の応援を受けることができます。
こうした場所で人気がないと黙々とただ走ることになりますが、沿道に活気があるとかなり違いますね!
また38㎞過ぎのトンネルでの応援も素晴らしく、疲れている場面で元気をもらうことができたのも良かったです!
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特徴④参加Tシャツがかっこいい
水戸黄門漫遊マラソンの特徴として、参加Tシャツがかっこいいということです。
ちなみにコレです。
生地もいいですし、デザインも個人的に好きです。
冬場のロングランなどにはこれとアームウォーマーでコーデして使って行こうと思っています。
水戸黄門漫遊マラソンはどんなランナーにおすすめ?
この水戸黄門漫遊マラソン、走ってみて感じたのは、マラソンに初めて参加される方にはかなりオススメできます
理由としては
・シーズン序盤に開催される
・アクセスが良い
・サポートが厚い
といった理由です。
以下記事で解説していきます。
おすすめする理由①シーズン序盤に開催される
おすすめする理由としては、シーズン序盤に開催されるということです。
10月末と言えば気温が低すぎず走りやすい時期です。
そんな時期に開催されるレースは初心者の方にはかなりオススメです。
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待機時間に寒い思いをしなくて済みますし、走り始めてすぐに身体が動く状態ですので、自己管理もしやすいと感じます。
また、初心者だけでなくシリアスに記録を追い求めるランナーにも足試しになりますし、アップダウンがある中でも、シーズン序盤の自分の状況を確認するには良いコースだと感じます。
例えば私の場合、このコースで2時間51分でしたが、記録の出る防府読売マラソンに参加するとしたら、このコースの結果から予想がしやすいです。
これが更にアップダウンが激しかったりしたら参考にするのは難しいと感じるので、ちょうど良いと感じますね。
おすすめする理由②アクセスが良い
おすすめする理由としては、アクセスが良いという事です。
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都内からは直通の専用電車も出ていたりしますし、通常の電車で会場に向かうにしても水戸駅からアクセスが良いのでかなり楽です。
スタート会場とフィニッシュ地点がすぐ近くですし、スタート時の手荷物預かり所も分かりやすいです。
私の場合、手荷物預かりに荷物を預けたのがスタート20分前で「これはやばい」と思いましたが、結果的にAブロックまで問題なくたどり着くことができました。
おすすめする理由③サポートが厚い
おすすめする理由としては、大会自体のサポートが厚いということです。
これはランナーにとって大会を楽しむ点において結構重要な要素です。
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また、給水やひと口給食のポイントも多く、更には私設エイドなんかもありました!
登りのキツイ場面で応援があったり、レース後の参加証やひと口給食サービスがあったりする大会はやはり「走ってきてよかった」という気持ちになりますからね。
特に今回はヤクルトからバナナ、おにぎり、梅干し、カステラ、経口補水液、醤油(協賛メーカー)などかなりの量もらえました。
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大会が終わった後は、疲れからたくさんは食べられませんがこうしたものであれば美味しく食べることができます。
また、大会翌日の朝食にピッタリだったりもします。
水戸黄門漫遊マラソンの結果
水戸黄門漫遊マラソンの私の結果ですが、結果は2時間51分50秒でした。
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サブエガを目指して走りましたが、いまひとつ届かない結果となりました。
レース序盤から4分ペース辺りで押していきましたが、当日調子があまり良くなく、4分ペースでも割と余裕がない感じ。
余裕がない感じは前面に出ないけれども、これで42㎞走れるのか?っていう感じのペースです。
先に解説した様に、レース序盤からゆったりと続くアップダウンに徐々に体が削られて行き、30㎞地点で一度足をつって完全に歩いてしまいます。
ただ今回良かったのは、そこで1㎞のラップを犠牲にした位で、残りはまた4分ペースに戻して最後まで押し切れたと言うことです。
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41㎞地点手前から始まる激登戸歩いてしまったときのタイムロスが仮になかったとしたら、ギリギリサブエガいけたかなといった感じです。
まぁ今更タラレバなんですけど、そういった予想がつきやすいというのもこの大会の魅力ですね。
レースに向けたトレーニング
次に水戸黄門漫遊マラソンのレースに向けたトレーニングについて解説します。
35㎞走をレース2週間前まで入れて、レース1週間前に皇居でのレースペースでの20㎞走。
レース5日前に1000m×8本のインターバルトレーニングを入れるという内容でした。
レース1週間前の皇居での20㎞走が予想以上にきつく、実際GARMINで測定したHRVステータスの通知を見てもここでかなり下がっています。
ちょっと大丈夫かなと思いましたが、何とか火曜日の1000メートル8本は無理なく、こなせて、調整としてはうまくいってるのかなといった感じでした。
レースに向けたコンディショニング
レースに向けたコンディショニングは、今回初めて数値化して管理してみました。
具体的に用いた指標としては、HR Vステータスです。
GARMINのforerunner965というウォッチを使って測定しています。
簡単に言うと自律神経の状態から自分の健康状態やコンディションを判断するもので、数値が高ければ副交感神経が優位に働き、体のコンディションとしては良好だと言うことです。
このあたりについては、以下記事で詳細に解説しております。
これまでコンディショニングの管理は、自分の感覚にのみ基づいていましたが、こうして数値化されると割とわかりやすいです。
今回の水戸黄門漫遊マラソンに向けての調整としては火曜日に最後のポイント練習、1000メートル× 8本を入れ、
その後は徐々にトレーニングの量と質を落としていき、HRVステータスをなるべく高めに推移させるようにしてきました。
トレーニング量を落とすと面白い位上がってくるので結構楽しいです。
ちなみに水戸黄門漫遊マラソンが終わった直後は、HRVステータスは思ったよりかは下がりませんでした。
インターバルトレーニング等の方が負荷が強いんですね。
レース自体は振り返ってみると、大きな失速もさほどないので、HRVステータスでのコンディショニングはかなり使えるということがわかりました。
次から信頼できるデータとして使っていこうと思います。
レースで試したGARMINの音楽再生機能
今回はレースで初めてGARMINの音楽再生機能を使ってみました。
マラソンというと競技時間の長いスポーツです。
メンタルの浮き沈みもあるので、そんな時にこの音楽再生機能があるとかなりテンションが上がります。
大会のルール上、耳を塞ぐイヤホンは使えないので、オープンイヤー型のイヤホンを使用しました。
オープンイヤー型のイヤホンには骨伝導型のOpenrunProを使いましたが、コレかなりいいです!
GARMINのForerunner965とペアリングして走ってみたのですが、レース中でも操作にストレスがなく、充分使える印象です。
以下記事でレビューしておりますので参考にしてみて下さい。
次のレースへの課題
次のレースへの課題としては、走技術の向上です。
今回序盤に4分ペースの維持が難しく感じたのは、走技術の未熟さです。
4分弱で押すトレーニングが不足していた為に、そのペースに自分の身体がハマっていなかったのだと感じます。
結果的に4分少々のペースで押すことは出来ていますが、終始ぎこちない感じでした。
今年の別大でサブエガを達成したころには4分ペースで皇居の高低差があっても30㎞をしっかり押し切ることは出来ていましたからね。
余裕度もかなりあったので、この状態に持っていけなかったのが課題かと思います。
夏空けてすぐに4分ペースでのトレーニング量を増やせないとなかなか難しいところかと思います。
そう考えると10月のマラソンで結果を出すトレーニングって難しいですよね。
まとめ
今回は、第8回水戸黄門漫遊マラソンの参加レポ-トでした。
とにかくホスピタリティが高く、走っていて終始楽しい大会です。
シーズン初めにどのレースに出るか迷っている方にはおすすめできる大会ですので参考にしてみてください。
以下動画ではレースについてレビューしております。
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