【初心者向け】おすすめのトレイルランニング大会を紹介!大会の選び方や攻略のポイントは?

トレイルラン 初心者 大会

    今回はトレイルランニング初心者の方におすすめな大会や、選び方のポイントを紹介します。

    これからトレイルランニングにチャレンジしようとしている方でも、実際にどういった視点で大会を選ぶべきか悩んでいる方は多いかと思います。

    志賀高原エクストリームトレイル

    そんな方向けに記事を書いてみました。

    本記事は以下の方を対象にしています。

    ・トレイルランニングの大会に参加したい

    ・まずは難易度の低いレースから参加したい

    ・おすすめのトレイルランニング大会を知りたい

    以下で解説していきます。




    トレイルランニングの大会の特徴について

    これまでコードでの大会に参加されてきた方やそもそもランニングの大会に参加したことのない方にとって、トレイルランニングはそもそも道の領域、人もいない山を走るわけですから不安も多いかと思います。

     

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    トレイルランニングの大会は主に以下の特徴があります。

    ・不整地を走る

    ・登山道を走る

    ・距離の長いものが多い

    ・スタート時間が早い

    ・装備についてのルールがある

    ・エイドステーションがある

    以下で解説していきます。

    特徴①不整地を走る

    トレイルランニング大会の特徴として、不整地を走るということです。

     

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    不整地とひと口にいっても様々な路面があり、木の根や尖った石、濡れた大きな石など様々。クロスカントリー程度の不整地もあれば、日本アルプスのコースのように大きな岩場を手を使って登る場面もあります。

    ロードランニングシューズでそのまま行けるかなと思いがちですが、トレイルランニングの大会であればどうしてもトレイルランニングシューズが必要となってきます。

    トレイルランニングシューズはそういった路面に対応できるように設計されていますので、大会に出る前に準備しておきましょう。

    トレイルランニングシューズについては以下で解説していますので参考にしてみてください。

    トレイルランニングシューズの選び方について解説!構造の違いやオススメのシューズは?

    特徴②登山道を走る

    トレイルランニング大会の特徴として登山道を走るということです。

     

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    登山道を走るということは、クロスカントリーとは異なり様々な状況を想定する必要があり、1人しか通れない様なコースを走ったり、手を使わないと登れない様な岩場もあります。

    トレイルランニング大会の選び方にもよりますが、ロードレースと登山道は大きく異なります。

    特徴③距離の長いものが多い

    トレイルランニング大会の特徴として、距離の長いものが多いということです。

     

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    一般的にトレイルランニングの大会では登山道を使用することが多いので、ロードレースとは異なりカラーコーンを置いて折り返しということができません。

    その為、登山道を一方通行で通って、ゴール地点までをつなごうとするとどうしても距離が発生してきますし、距離が長くスピードの出せない登山道を走るので競技時間も長くなります。

    そうなると補給食について考えたり、装備について考えたりする必要が出てくるのです。

    特徴④スタート時間が早い

    トレイルランニング大会の特徴として、スタート時間が早いということです。

    登山道を使うので、ハイカーの方と時間が被らない様にするというのが多いでしょう。また基本的に大会自体が夜間に被ると選手や大会ボランティアの方の安全が確保しにくくなることから朝早いことが多いのです。

     

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    ロードレースであれば、9:00スタートや昼スタートが多いですが、トレイルランニングは6:00スタートやはやいものだと5:00スタートということが多いです。

    トレイルランニングは何時にねることが出来るかもポイントになるのです。

    特徴⑤装備についてのルールがある

    トレイルランニング大会の特徴として、装備についてのルールがあるということです。

    トレイルランニングの大会は山で行われるため、何か問題が発生して自走できなくなった時にリタイアするにもある程度自分で移動せざるを得ない場合があり、その際に命をつなぎとめる装備を持つということです。

    これを必携品と言い、大会のコースや山域の特徴により大会本部で装備の内容を決めています。

    トレイルランニング大会の必携品については以下記事で解説していますので参考にしてみてください。

    トレイルランニングの装備について解説!レースの必携品や練習での装備は?

    特徴⑥エイドステーションがある

    トレイルランニング大会の特徴として、エイドステーションがあるということです。

    フルマラソンなどで給水などがありますが、エイドステーションは給水に加えてちょっとした食事や地元の名産品などが出ることが多く、これを楽しみにレースに参加する選手もいるくらいです。

    エイドで補給する内容を考慮した上で自分が持つ補給食を調整しても軽量化の為にはいいかもしれません。




    トレイルランニングの大会の選び方のポイント

    次に初心者向けのトレイルランニング大会の選び方についてです。

    具体的には以下の内容で選ぶと良いでしょう。

    ・距離の短いものを選ぶ

    ・トレイル率の低い大会を選ぶ

    ・高低差の少ないレースを選ぶ

    ・エイドの充実した大会を選ぶ

    ・周回型のレースを選ぶ

    ・標高2000m以下の大会を選ぶ

    以下で解説していきます。

    ポイント①距離の短い大会を選ぶ

    トレイルランニングの大会選定のポイントとして、距離の短い大会を選ぶということです。距離は難易度の分かりやすい目安です。

    トレイルランニングであれば10㎞程度のレースはあまりありませんが、20㎞~30㎞のレースでしたらけっこうあります。

    気を付けるべき点は10㎞のレースだとしても登りっぱなしのレースなどバーティカル要素の強い大会は難易度が高いです。

    距離と一緒にコースの内容を見て、20㎞~30㎞のレースにエントリーしましょう。

    ロードで20㎞~30㎞は結構距離があるように感じますが、なだらかなトレイルランであればそんなことはありません。

    意外と走れちゃいます。

    ポイント②トレイル率の低い大会を選ぶ

    トレイルランニングの大会選定のポイントとして、トレイル率の低いレースを選ぶということです。

    トレイルランニングにチャレンジする前に、まずはロードでのアップダウンを経験するとスムーズにトレイルランニングの世界に入ることが出来ます。

     

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    私の場合、始めた初期に熊野古道マウンテンランレースというレースに参加しましたが、あまり経験したことのないロードでのアップダウンにやられた記憶があります。

    しかし、その経験があったからこそトレイルの急登なども怯まずにチャレンジできた気がします。

    ポイント③選び方高低差の少ないレースを選ぶ

    トレイルランニングの大会選定のポイントとして、高低差の少ないレースを選ぶということです。

    距離と並んで大会の難易度の指標となるのが高低差です。つまり登りの合計がどれだけあるかということです。

    私も初めてのレースを選ぶ際にはその大会の累積標高をみるようにしています。

     

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    70㎞のレースでも累積標高が3000m程度だとそんなにきつくない高低差だと予想が付きますし、逆に30㎞3000mとかだとかなりきついコースだなという印象を受けます。

    高低差にコースの状態についても合わせて確認しておきたいところです。

    ゲレンデなど急斜面で一気に標高を稼ぐレースだったり、路面が岩場ばかりのコースもあったりします。

    そういった場合は数字では表れない疲労感を感じることがありますので、路面の情報も取っておくといいでしょう。

    ポイント④エイドの充実した大会を選ぶ

    トレイルランニングの大会選定のポイントとして、エイドの充実した大会を選ぶということです。

    理由はエイドが充実していた方が低GIの食品を摂取することができますし、エネルギージェルなどの補給食よりも加工度の少ない食品を取ることが出来ます。

    あとは何といっても食べ物が美味しいということです。

    美味しさと食品の吸収の関係性については相関があり、美味しい食品の方がよりエネルギーになりやすいんです。

    地元の方が郷土料理をふるまってくれることも多いので、それを楽しみに参加されるランナーの方も多いくらいですので、エイドの充実具合も確認して大会を選んでみましょう。

    ポイント⑤周回型のレースを選ぶ

    トレイルランニングの大会選定のポイントとして、周回型のレースを選ぶということです。

    これは選手自身が体調不良で競技を継続できなくなった時に負担を少なく競技を辞めることが出来るという理由からです。

    ワンウェイでも救護や車による搬送はありますが、どうしてもある程度の時間にならないと車を出せないなど大会の事情があります。

    数時間車が出ないこともありますし、荷物はゴール地点に運ばれてしまっています。

    一方、周回型の大会であればスタート地点に戻ってきた段階で自分の体調を冷静に見極めて安全にリタイアの判断を下すことができるのです。

    また、レース参加時の安心感も全く違います。

    ポイント⑥標高2000m以下の大会を選ぶ

    トレイルランニングの大会選定のポイントとして、標高2000m以下の大会を選ぶということです。

     

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    とはいってもなかなか2000m近くを走るトレイルランニング大会ってないですけどね。

    ただ夏場に開催されるトレイルランニング大会であれば、暑さから里山での開催は出来ないので、こういた高地で開催するレースもあります。志賀高原エクストリームトレイルなんかがそれにあたるかと思います。

    標高が高いと9月開催のレースであってもかなり涼しく、雨が降ったら低体温症になってしまうくらいです。

    また余裕のないペースで走ると2000m程度の標高であっても高山病になってしまうリスクもあるので、注意しましょう。




    トレイルランニング大会の攻略ポイント

    トレイルランニング大会攻略のポイントとしては、

    ・大会の難易度を徐々に上げる

    ・参加する大会の特徴をよく調べる

    ・大会に参加して己を知る

    ・大会に参加してギアを工夫する

    ということです。

    以下で解説して行きます。

    攻略ポイント①大会の難易度を徐々に上げる

    トレイルランニング大会攻略のポイントとして、最初に難易度の低い大会に参加してみて、そこからまずは距離を伸ばしていくということです。

     

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    参加するトレイルランニング大会を適当に選んでしまって、それがかなり難易度の高い大会であった場合、トレイルランニング自体に苦手意識を持ってしまうということです。

    私がまさにそうでした。

    トレイルランニングをやったことのない状態で初めて走ったのが六甲山を全山縦走するレース。

    あまりにもきつい上に途中で道を間違えてしまい、えらい目に遭いました。

    六甲山は須磨アルプスと菊水山あたりまでは傾斜がきついコースが続き、それまでロードランニングのレースしか走ったことのない自分にとっては衝撃そのものでした。

    途中まで2位でしたが、最終的に5位まで順位を落としてしまいながらも山の厳しさも手ごたえも感じることのできたレースでした。

    ただ私の場合はここでトレイルランニング自体に興味を持てたことが良かったと思います。

    あまりにもきついコースの大会を走ると、競技自体を嫌になってしまう人も多いと思いますしね。

    攻略ポイント②参加する大会の特徴をよく調べる

    トレイルランニング大会攻略のポイントとして、参加する大会の特徴をよく調べるということです。

    もうこれは初心者であっても上位を勝ち取りたい上級者であってもやるべきことでしょう。

    先に解説したような大会の高低差や路面の特徴、エイドの配置場所や内容について熟知しておくということです。

    これは一番いいのは大会主催のブリーフィングを聞くことです。

    最近は感染症対策ということもあり、YouTubeでブリーフィングを行う大会が殆どですので、これを利用しない手はないです。

    また身体を張ってコースの試走動画を上げてくれているYouTuberの方もいます。
    YouTube動画の場合、実際にその方が走っている路面の動画やきつさなども伝わってきますのでお気に入りのトレランYouTuberの方を探してみてください。

    攻略ポイント③大会に参加して己を知る

    トレイルランニング大会攻略のポイントとして、大会に参加して自分の弱点を知るということです。
    一度大会に参加すると、様々なことが分かってきます。

    例えば自分はどういった路面が嫌いなのか?登りが得意なのか?ロードで思ったよりもスピードが出ない?といったことです。

    こういった自分の弱点を知ることはトレーニング指標と大会選びのポイントとなってきます。

    逆に自分の長所も大会参加により見極めることが出来ます。例えば「林道では抜かれるけれども、登りは自分が走る様な道をみんな歩いているのでゴボウ抜ける。」などといったことです。

    こういった自分の長所が分かれば参加する大会も絞れてきます。わざわざ自分が苦手な特徴の大会よりも、得意な特徴の大会に参加すべきなのです。

    成績も良ければ楽しく競技を続けられますしね。




    トレイルランニング初心者にオススメな大会

    次にトレイルランニング初心者にオススメの大会です。

    ・熊野古道マウンテンランレース

    ・善光寺ラウンドトレイル

    ・各務原アルプスパノラマトレイルラン大会

    IZUTRAILJOURNEYAround alone28K

    以下で解説して行きます。

    オススメな大会①熊野古道マウンテンランレース

    まずオススメなトレイルランニング大会として、熊野古道マウンテンランレースがあります。

    熊野古道は全部で6本ありますが、その中でも中辺路を使ったレースです。

    この大会を初心者にオススメする理由は何といってもトレイル率の低さです。ただトレイル率が低いと言ってもロードの高低差は結構あるので、走らされる分ペースを上げればハードです。

    これから本格的にトレイルランニングを始める方にはかなりオススメできます。

    私は2019年に参加したのが最後ですが、シーズンインにマラソンからトレイルに身体を切り替える際はまた出たいと感じる大会です。

    熊野古道マウンテンランレース2019

    オススメな大会②各務原アルプスパノラマトレイルラン大会

    次にオススメなのが各務原アルプスパノラマトレイルラン大会です。

    この大会は30㎞という距離でありながら周回型という特徴があります。

    規模はそこまで大きくありませんが、距離的にもアクセス的にも行きやすい場所にあるのでオススメです。

    昨年参加した時の記事です。

    【2021】各務原アルプスパノラマトレイルランレース結果!

    オススメな大会③善光寺ラウンドトレイル

    次にオススメなトレイルランニング大会が、善光寺ラウンドトレイルです。

    何といっても長野県の善光寺近辺の山々を贅沢に使ったトレイルランニング大会です。

     

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    大塚選手の絶妙なマイクパフォーマンスも素晴らしく、選手を元気づけてくれます。

    私も過去に参加したことがありますが、距離もそんなに長くないので、初心者の方にもオススメできる大会です。

    またトップ選手も多く集まる大会なので、これからトレイルランニングを始める方にとってはかなり刺激的な大会です。

    オススメな大会④IZUTRAILJOURNEY(Around alone28K)

    次にオススメなのがIZUTRAILJOURNEYの兄弟レース、Around alone28Kです。

    IZUTRAILJOURNEYを含め、何といってもこの大会は運営の素晴らしさと絶景でしょう。

    大会での良い思い出は「よし!また走ろう!」と思えるきっかけになります。そのきっかけに28㎞という距離と楽しんだ状態でレースを終えることは重要です。




    まとめ

    今回はトレイルランニング初心者におすすめな大会についてその特徴と選び方について解説させて頂きました。

    これからトレイルランニングを始める方は本記事を参考に戦略を練ってみてください。

    ロードランニングと違った楽しみに出会えるともいますよ!

    トレイルランニングレースの選び方については以下動画でも詳しく解説しておりますので参考にしてみてください。

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