トレイルランにはエネルギージェルを持参される方が多いと思いますが、そんな中ジェルと似た「はちみつ」を選択肢として考えた方も多いのではないでしょうか?
実は私もそうです。
最初にエネルギージェルを摂取した時に、「はちみつみたいだな。。」と感じたものです。そのままはちみつをソフトフラスクに入れる習慣を付ければよかったのですが、そのままトレイルランのジェル文化に落ち着いてしまったのです。
そこで本記事でははちみつがトレイルランや登山でどれだけ有益なものであるかを解説したいと思います。
はちみつをトレイルランや登山にオススメする理由
結論としては
といったところです。
以下で解説して行きます。
はちみつは補給食でありながら栄養価も高い
蜂蜜は、エネルギージェルと同じように補給食としても充分有用ですが、それ以上に重要なのが、アミノ酸やビタミン、ミネラルなど様々な栄養素が含まれているリアルフードであるということです。
トレイルランは、汗と一緒に様々な栄養素がどんどん出て行ってしまうスポーツです。
しかもそれが長時間続くので、走りながら様々な栄養素を摂取する必要があります。
しかし逆に入れられる歩給食の量は限られており、その後給食も軽量でなくてはなりません。
以前書いた記事でも解説しましたが、その補給食には予算が許せば「リアルフード」が含まれているものが好ましいです。
はちみつは低GIの良質なエネルギー源である
蜂蜜は2種類の糖で構成されており、ブドウ糖と果糖で構成されています。
ブドウ糖は皆さん既にご存知の通り、摂取してすぐに吸収されてエネルギーと変化するものです。
一方果糖は、ゆっくりと穏やかに吸収されます。
そうなると血糖値の上昇も緩やかであり一般的に言われる「低GI食品」と言われるものと同じ働きをしてくれます。
つまり、長時間エネルギーが持続してくれるのです。
蜂蜜は素早くエネルギーに変わるブドウ糖と、じっくりエネルギーに変わってくれる果糖の両方を含むのでトレイルランに非常にマッチした補給食なのです。
はちみつのトレイルラン向けオススメの飲み方
はちみつはボトルで購入した場合、どうやって補給しようか迷うと思いますが、オススメの方法を解説します。
はちみつをソフトフラスクに溶かし込む
まずオススメなのが天然の蜂蜜をボトルで購入してソフトフラスクに溶かし込むと言うことです。
蜂蜜を入れて少し水で薄めることで、立派なエネルギージェルの完成です。
はちみつを原液で小さなボトルに入れておく
薄めずに原液で入れるのであれば、写真のような小型のボトルに蜂蜜を直に入れてザックのポケットに収納するのもありです。
また、最近のトレイルランの給食はスクリューキャップのついているものがあります。
VESPAなど高価格帯の液状食には最近スクリューキャップが付いているのが一般的です。
レースが終わると大体ゴミとして捨ててしまいますが、これ、洗うと立派な蜂蜜ボトルになるんですよね。
あまり気にならない人はぜひチャレンジしてみてください。
ステイック型のはちみつを購入する
トレイルラン用に開発されたスティック型の蜂蜜もあります。
ちなみにこの「杉養蜂場」の蜂蜜は非常に味が良かったです。
飲みやすく、後味もさわやか!
もう少しサイズの大きいものがあればいいのになぁと思いますが、ボトルで購入してソフトフラスクに入れれば最強なので次回からそうしようと思います。
トレイルラン用のはちみつを選ぶポイント
これまで述べてきた、エネルギー源や豊富な栄養源として蜂蜜を選ぶのであれば、
栄養価の高い物でなくてはいけません。
ひと口に蜂蜜といっても全て同じではなく、「精製蜂蜜」、「異性化糖蜂蜜」、「加糖蜂蜜」など、天然の蜂蜜ではないものもあります。
これらの蜂蜜では先ほど述べたようなトレイルランニングでの効果は期待できません。
購入のポイントとしては、養蜂場から直接入手したり、オーガニックスーパーで購入するが良いでしょう。
例えば写真のように山田養蜂場と書かれていますがこういった蜂蜜が天然の蜂蜜です。
私はこれをソフトフラスクに入れて使っています。
ジェルよりもコスパもいいですし、ジェルよりも美味しいので重宝してます。
蜂蜜も味は色々なので、是非自分の戦略に合った味の蜂蜜を探してみては如何でしょうか?
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●栄養価が高い
●2種類の糖で構成されていて、良質なエネルギー源である
●ジェルよりもコスパが良い