みなさんこんにちは!走ってますか?
ランニングを始めたばかりの方も、これから記録にチャレンジしようとされている方もご自身の練習内容を練習日誌に記録しておられる方は多いのではないでしょうか?
私自身大学の駅伝部時代からずっと練習日誌を付けていますが、
競技で行き詰った時、練習日誌が後々ヒントになることは意外と多いです。
しかし練習日誌には自分の距離や設定は記録できても、実際の練習時の細かなデータまでは測定・記録することは出来ません。では、詳細な練習データを取得するためにはどうすればいいかというと、GPSウォッチを練習に導入するということです。
皆さんの中でもGPSウオッチの購入を検討された方は多いかと思いますが以下の疑問があるのではないでしょうか?
・GPSウォッチ使わずに普通のストップウォッチでもいいんじゃないのか?
・GPSウォッチを購入する前に、購入するとどんなメリットがあるのか知りたい。
・メーカーがたくさんあってどれにしたらいいのか分からない。
・GPSウォッチはどれも高いので、購入する価値があるのかどうか知りたい。
そこで本記事ではGPSウオッチを使用する価値やメリットについて紹介したいと思います。
価格も決して安くはないので、購入するかどうか考える機会になればと思います。
GSPウォッチを購入することで効率的なトレーニングができる
GPSウォッチを購入するまでは、走っているペースや距離を把握するために活用しようと考えていました。
しかし、実際に購入して使ってみると実に様々なデータが取れることが分かり、ランニングの強度から累積標高や心拍データなど様々な測定ができることが分かりました。
効率的にトレーニングするにはどうしても数値化されたデータが必要となります。
トレーニングをより効果的に行うには、適度な負荷で行う必要があり、途中で辞めてしまう様な強度の高すぎるトレーニングも効果が少ないですし、逆に負荷が少なすぎるのも効率が悪いのです。
トレーニング中の心拍の推移やペース配分を見ながら、ベストな負荷を身体に入れることで、強くなるのです。
その見極めの為にGPSウォッチは非常に有効です。
効率よくトレーニングすることで得られる効果
効率的にトレーニングをすることによるメリットとしては、無駄なトレーニングをしなくて済むので時間が出来るということです。
時間は誰にでも有限ですし、アフター5の時間を何とかやりくりして強くなる必要がありますので、是非無駄な練習は避けたいものですよね。
もう一つは、レース成績が伸びるということです。
トレイルランにしてもマラソンにしても、最初は完走目的だったものが、レースを重ねるごとにより高い目標になっていくかと思います。
次回のレースでの達成度を高める為にも効率的なトレーニングは効果的です。
レースの度に自己ベストを更新するうちに、やがて年代別で入賞したり、総合でも上位に入ってくる日もそう遠くはありません。
私もGPSウォッチで地道にトレーニングを重ねるうちに、徐々に総合で入賞することも出てきました。
せっかく仕事以外の自由な時間を使って、苦しい思いしてトレーニングをしているのですから、何かしらの達成感や結果は欲しいところです。
そういったことが日常になってくれば、ランニングやトレイルランもさらに楽しくなるでしょうし、人生にもハリが出てくると思います。
GPSウォッチのトレーニングでの活用方法
ここからは、どうやってGPSウォッチをトレーニングに活かすのかということですが、具体的には以下の内容を把握することがメリットになるかと思います。
・トレーニング負荷を把握できる
・トレーニングを数値化できる
・心拍数が分かる
・自分のペースや走行距離が分かる
以下で解説して行きます。
効率よくトレーニングするには「トレーニング負荷」を知ることが大切
同じペースでランニングするのであっても走力は人によって様々です。
同じペースで入っていてもある人にはマラソンのペースであったり、ある人にとってはインターバル的なペースだったりするわけです。
インターバルにせよ、ペース走にせよ、距離走にせよ、効率よく体に負荷を入れるのであれば自分にとって「適切な心拍数」を見極めて練習する必要があります。
それを把握するためにGPSウォッチは大変活躍します。
トレーニングを数値化できる
GPSウォッチがあれば、練習後にその日の練習データを細かく振り返ることが出来ます。
通常と同じ負荷なのに心拍数が高いのであればその日のコンディションがよくないということなので次の日からの練習を工夫することもできますし、
逆にいつもより負荷がきついのに心拍が落ち着いている場合は力がついていることを把握することができます。
心拍数が分かる
また練習後に振り替えるだけでなく、練習時中にもリアルタイムで心拍データを確認することが出来ます。
これは特にトレイルランのレースや、フルマラソン以上の距離を走るレースにおける自己マネジメントに非常に必要な機能となります。
例えばある日にLT値を向上させたかったために、最大心拍数の95%程度の負荷で40分間走る練習をしたかったとします。
練習をするときで最もいけないのが練習を外してしまうということです。
つまりこの日の練習ではLT値を向上させる練習をしたかったのに、「予定よりも高い心拍で走ってしまって結局10分間で練習を中断してしまった」などです。
より効率的な練習をするのであれば、ペースに縛られすぎるのではなく、
思い切ってペースを調整して心拍数でコントロールすることも重要です。
自分のペースが分かる
トラックで毎回練習が出来ればいいのですが、そう都合よく近くにトラックがあるわけではありません。
ロードで同じように正確なペースを知りたいのであればGPSウォッチが必要になります。
ひと昔前のGPSウォッチだと精度がちょっと微妙なものもありましたが、現在は衛星の「みちびき」を拾うことができるGPSウォッチが主流になっており、誤差はほぼゼロに等しい商品が多くなっています。
走行距離が分かる
またこの機能はトレイルランなどの距離表示が少ないレースにおいても非常に重宝します。
距離がわかることで高度計と併用して
「あと何キロ先に○○mの登りがあるから今はちゃんと補給食を食べておこう」
など戦略を練ることができるわけです。
逆に心拍の感覚も自分で分かってきて、距離表示も細かく表示してくれるフルマラソンの場合は必要ないかもしれません。
GPSウォッチのトレイルランや登山での活用方法
また、GPSウォッチはトレイルランや登山でも活用できます。
特に道に迷いやすい方や、初めての山にチャレンジすることの多い方におすすめで、
・現在の高度や獲得標高がリアルタイムで分かる
・ナビゲート機能で初めての山も迷わない
といった機能があります。
以下で解説して行きます。
高度や獲得標高がリアルタイムで分かる
走っている最中に自分が何m登ってきたかなどの情報をリアルタイムで確認することが出来ます。
実際にGPSウォッチを使用するまでは、そんな機能果たして必要なのか?と思っていましたが、トレイルランニングのレースでペース配分を考慮するにあたって非常に重要な要素となることが分かりました。
トレイルランって
「あと何メートル登るんだ。。。」
ってとき多いですよね。それが把握できるのであれば助かりますよね。
ナビゲート機能で知らない山でも迷わず攻略できる
その他の便利機能としてナビゲートという機能が付いているモデルもあります。
例えば知らない街に引っ越してきたとしましょう。最初はその街の近くの山に出かけようと思っても情報が全くないわけす。
そうなると地図で元座地を確認しながら徐々に開拓していく必要がありますが、ルートナビ機能があればその必要はありません。
だれかがログを取っている場所であれば、
GPSウォッチにその情報を取り込むことで自動的に案内してくれる
という便利な機能なのです。
以下の記事は私が茨城の「笠間トレイル」でナビゲート機能を使った時の記事です。
スマートフォンを持たなくても十分なデータが測定できる
GPSウォッチを使っていなかったころは、スマホをトレラン中も開いて位置を確認しながら走っていましたが、それだと足を止めなくてはなりません。
しかしGPSウォッチを使用した場合はウォッチに表示されたルートを辿るだけでいいので、ランニング中にストレスを感じることもありません。
また同時に様々なデータも全てGPSウォッチで取ることができるので非常に便利です。
機能だけでなくデザインもカッコいいので、ランニングライフに導入してみては如何でしょうか!?
トレイルランニングにおすすめなGPSウォッチについて
トレイルランニングに使用するGPSには以下の機能があるといいでしょう。
・高い精度のGPS
・十分なバッテリー容量(特にパフォーマンスモードで)
・気圧式高度計(リアルタイムで高度の分かるもの)
・光学式心拍計
・ナビゲート機能
トレイルランニングをされる方は長い距離や時間GPSウォッチを起動させることが多いと思います。よってGPSウォッチ選択のポイントはパフォーマンスモード(つまりGPSをMAXにした状態)でのバッテリー容量が多いものを選ぶということです。
ウルトラではこれが最も重要になってくるので、選択の基準にされるといいでしょう。
その他にトレイルランニングに使用するGPSウォッチに必要な機能は上記に挙げましたが、おすすめのウォッチを紹介しておきます。
【GARMIN】ForeAthlete945
【GARMIN】ForeAthlete975
【SUUNTO】SUUNTO9Baro
【POLAR】GRITX
また、それぞれのトレイルランニングにおすすめなGPSウォッチの詳細についても解説記事を作ってみましたので以下記事を参照してみてください。
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