今回はIZUTRAILJOURNEY2023に参加してきました。
・IZUTRAILJOURNEYの特徴について知りたい
・IZUTRAILJOURNEYはどんなランナーにおすすめ?
・IZUTRAILJOURNEYの装備について知りたい
といった方には役立つ内容かと思います。
以下記事で解説していきます。
IZUTRAILJOURNEYの特徴
まず今回参加したIZUTRAILJOURNEYの特徴について解説します。
具体的には、
・受付から出走までも楽しい
・とにかく走れるコース
・息をのむ絶景
・高いホスピタリティ
ということです。
以下記事で解説していきます。
特徴①受付から出走までも楽しい
IZUTRAILJOURNEYの特徴として、受付から出走までもが楽しいという事です。
IZUTRAILJOURNEYと言えば国内最大級のトレイルランニングレース、出場したい選手は数多くいます。
レースの受付は現在は三島の楽寿園で行われておりますが、受付会場はトレイルランニング関連商品の展示会の様になっています。
新しく発売する商品のブースがあったり、当日の必携品をそろえるためのちょっとしたスポーツ用品店(さかいやさんなど)があったり様々です。
時間にもよりますが、トレイルランニングの必携品は大抵ここで全てそろえることが可能です。必携品はレース当日にないと出走が出来ないものですので、必ず持つようにしましょう。
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そんな必携品を揃えて、受付会場に向かいます。
レース前に送付されてきたQRコードで認証してもらい、必携品チェックを行います。
揃えておくべき必携品については以下記事で詳細に解説しております。
基本的にトレイルランニングの必携品はこの記事の内容のものを揃えておけば間違いないでしょう。
揃えるべきものが全て記載されておりとても分かりやすく、完成度の高い大会だなと感じますね。
受付終わりに「良い旅を!」と言ってくれるのが良いですね。
特徴②とにかく走れるコース
IZUTRAILJOURNEYの特徴として、とにかく走れるコースだという事です。
コースを大きく分類すると、序盤の林道地帯と、後半の仁科峠の稜線地帯になります。
序盤の林道はかなり走りやすく、実際は登っているのですがあまり登っている様に感じない印象があります。
路面も非常によく、まさにトレイルランニング!って感じですね。
もうね、序盤楽しいです!
そして後半は仁科峠エイド以降の稜線地帯です。
後半の稜線地帯は先まで見えるので結構走りやすそうに見えますが、木段の幅が大きので脚筋力を結構使わされる印象がありますね。
ゴールまでの11㎞は下り貴重で走れる区間になるので、ここでしっかり走ることが出来れば記録としても期待できます。
特徴③息をのむ絶景
IZUTRAILJOURNEYの特徴として、息をのむ絶景が挙げられます。
特に晴れていれば駿河湾と富士山が良く見えるので、テンションが上がります。
特に完走ギリギリの方が最も美しい夕陽を見れるとのことですので、選手の力量に限らず様々な楽しみ方ができるのもこのレースの良いところかと思いますね。
また、レース序盤の林道区間も神々しくて独特の雰囲気でいいです。
特にこがね橋エイドに向かう林道なんかはとにかく静かで木々の佇まいもいい感じです。
特徴④高いホスピタリティ
IZUTRAILJOURNEYの特徴として、高いホスピタリティが挙げられます。
エイドは全部で3か所あるのですが、それぞれの場所で地元の名産品や、バナナ、桜葉餅などを食べることができます。
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まさにグルメを巡るジャーニーともいえるかもしれませんね!
仁科峠のエイドでは地元の名産品である塩かつおうどんを食べられますし、土肥駐車場エイドではシシ汁などを食べることが出来ます。
やはりこうした加工度の低い食材で取る栄養って別格ですね。
だしの塩分も体に染み渡るので、とにかく印象に残りました。
IZUTRAILJOURNEYの内容
次に私のIZUTRAILJOURNEYの内容について解説していきます。
・レース運び
・状態とパフォーマンス
について解説していきます。
内容①レース運び
まずは今回のIZUTRAILJOURNEYのレース運びです。
8時間46分26秒という結果でした。
・宝泉寺:1時間
・こがね橋エイド:2時間39分
・仁科峠エイド:4時間40分
・土肥駐車場エイド:6時間20分
・FINISH:8時間46分
序盤の林道区間は3人ほどの集団でレースを進めていきます。
序盤の元気なうちからジェルもしっかり摂取して、エイドの補給食も口にします。
土肥駐車場まではそこそこいいタイムでしたが、ここから一気に両足が攣り始めます。
気持ち的には元気なのですが、身体がついていかない様なそんな感じです。
以下のYouTube動画でレースの模様については解説しております。
内容②状態とパフォーマンス
次にIZUTRAILJOURNEY出走時の状態とパフォーマンスです。
今回は防府読売マラソンから1週間後のレースとなりましたが、若干の疲労感はあったものの、そこまでひどい疲労感はありませんでした。
マラソン後のリカバリーが効果的だったと思われますね。
ただ、山でのトレーニングが十分でない状態で挑む形となったので、そこはごまかしがきかなかったですね。
ただ今期はマラソンに重点を置くと決めていたのでそれはそれでよかったと思います。
仮にトレイルランニングに専念してしまった場合、マラソンが確実に疎かになるので。。
マラソンに取り組んでいたというのと、序盤に自重して走ったことから、50㎞までは7時間台も狙えるペースでしたが、そこからの足の筋持久力のなさがハンパなかったです。
やはり長時間山を走るにはトレイルでしっかり走り続けないとだめだという事ですね。
IZUTRAILJOURNEYで使用した装備
今回IZUTRAILJOURNEYで使用した装備としては、以下の通りです。
・ザック:ZYGOS(ULTRASPIRE)
・シューズ:Challenger7(HOKA)
・ウエアー:Trail&Co
・ショーツ:MountaiMartialArts
・ベースレイヤー:Finetrack
・ソックス:ORENO
・GPS:Forerunner965(GARMIN)
装備①ザック ZYGOS(ULTRASPIRE)
ザックについてはULTRASPIREのZYGOSを使っています。
このザックを使った決め手は、
・IZUTRAILJOURNEYの必携品も入る
・ポケットが多く、荷重分散がしやすい
・揺れにくい
という事です。
実際に今回のIZUTRAILJOURNEYでも大活躍でした。
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基本的にレース序盤に使用したヘッドライトや固形食はザックの前面ポケットに入れて、ミネラルタブレットや顆粒サプリメントなども全面のチャック付きのポケットに入れる様にしました。
すぐには使わない予備の補給食については脇腹部のサイドポケットに入れて、必要に応じて取り出すようにしています。
前作のZYGOSから、右側の脇腹ポケットがファスナーからマグネット式になっており、取り出しが非常に楽です。
左側はファスナーになっており、絶対に落としたくないものを入れるのにも適しています。
またIZUTRAILJOURNEYの様に、走れるトレイルだとどうしてもザックの揺れが気になるものですが、そうしたことも一切なかったです。
ZYGOSの詳細については以下記事で解説しておりますので参考にしてみてください。
装備②シューズ Challenger7(HOKA)
シューズについてはHOKAのChallenger7をチョイスしました。
トレイルランニングシューズにも色々ありますが、様々な路面で思い切って踏み込めるので、こちらのシューズにしました。
このシューズで特に気にいているのは、ロードでも走りやすいということです。
トレイルランニングシューズは、ラグがついているので、トレイルから出たアスファルトゾーンではアウトソールの硬さが走りにくさに繋がってしまいます。
しかしこのChallenger7にはそういった走りにくさが殆どありません。
IZUTRAILJOURNEYは走りやすいコースでありながらいろんな路面がありますので、このChallengerシリーズを使うようにしています。
前作よりかは幅が狭くなり、足の指にしっかり力が入る様になた感覚があります。
クッション性も柔らかすぎず硬すぎずで、トレイルやロード全ての路面で走りやすいです。
装備③ウエアー Trail&Co
ウエアーについてはTrail&Coのウエアーを使用しました。
今回はファイントラックのベースレイヤーと一緒に使いましたが、レース全体を通じて非常に快適な着心地でした。
個人的にはトレイルランニングらしい力強いデザインが気に入っており、日頃のトレーニングでも気合の必要な時にはこのウエアーを使うようにしています。
以下のウェブサイトから購入できます。
装備④ショーツ MountainMartialArts
ショーツについてはMountainMartialArtsのショーツを使っています。
決め手としてはポケットの位置でしょう。
トレイルランニングではとにかく補給食を多く使うので、ショーツのポケット位置は極めて重要な要素です。
前面から腰の後ろに至るまで多くのポケットがありますので、ザックの重量を更に分散させたいという人にはかなりオススメできるアイテムです。
あとはショーツの丈も気に入っています。
トレイルランニングであればマラソンで使用するパンツよりも少し長めの丈が好きです。
そういった場合にもちょうどいい丈になっているので、履いていてカッコ良く気に入っています。
詳細については以下記事で解説しておりますので参考にしてみてください。
装備⑤ベースレイヤー FINE TRACK
ベースレイヤにはFINETRACKのノースリーブタイプを使用しています。
今回のIZUTRAILJOURNEYは全体を通じて温暖な気候となりましたが、トレイルランニングでは標高の高いところを縦走するので、寒暖差が激しいです。
ましてや風が吹けば体感温度がさらに下がるので、そうした時に汗冷えが発生すると、低体温症に陥る可能性が出てきます。
もちろんレインウエアーやフリースでそれらを防止することも可能ですが、最も効果的なのは、かいた汗を素早く肌から離すことです。
そうした時にFINETRACKのベースレイヤーは活躍します。
これは寒い時期だけでなく、夏の登山などでも着ることで快適に過ごすことができるので、私は年間通じて使用していますからね。
FINETRACKの詳細については以下記事で解説しておりますので参考にしてみてください。
装備⑥ソックス ORENO
ソックスについてはORENOを使用しています。
元々奈良県の老舗靴下屋さんがトレイルランニング用に開発したソックスです。
トレイルランニングであれば、競技中に様々な状況に足は晒されます。
汗も多くかきますし、水たまりに足を突っ込むこともあれば、暑熱化をひたすら走ることもあります。
そんな時に重要になるのがあらゆる条件下でのソックスの肌触りで、それが悪いとマメや擦れに繋がり、悪化するとペースを落とさざるを得ないなどパフォーマンスにも影響してきます。
このORENOのソックスは私の場合トレイルランニングだけでなくマラソンでも使用するのでかなりの頻度使用していますね。
装備⑦GPS Forerunner965(GARMIN)
GPSについてはGARMINのForerunner965を使っています。
トレイルランニングではナビゲーション機能を起動させて高低図を表示させながら使うことが多いのですが、何といってもAMOLEDディスプレイによる見やすさが大きな特徴です。
地図自体もカラーで見やすく、分岐が来た際に細かく知らせてくれる機能もあります。
トレイルランニングでは必須のアイテムと言えますが、日頃のトレーニングや体調管理にも大きく役立てています。
詳細については以下記事で解説しておりますので参考にしてみてください。
IZUTRAILJOURNEYはどんなトレイルランナーにおすすめ?
次にIZUTRAILJOURNEYはどんなトレイルランナーにおすすめなのかという事ですが、
・走力に自信のあるランナー
・これからウルトラにチャレンジしようというランナー
・美しい景色でテンションを上げたいランナー
にはかなりオススメできるレースです。
IZUTRAILJOURNEYは、日本全国からトップ選手が集まります。
走力に自信のあるランナーはそうしたトップ選手との差を感じてみたり、競ってみるのも良いでしょう。
また、STRAVAのグラベルマスターチャレンジも途中に設けてあり、走力に自身のあるランナーには楽しいレースになっております。
また距離が70㎞と長く、脚も使うレースですので、これからウルトラトレイルなどにチャレンジしようとするトレイルランナーにもかなりオススメです。
というのも、距離が長いと走っていて様々なトラブルが発生しますし、それをうまくコントロールする必要があります。
それは走り方であったり、エイドの活用方法であったり、補給であったり様々なです。
これから距離を伸ばしたい方は是非ともチャレンジしましょう。
また、駿河湾に浮かぶ富士山や、凛とした林道区間など美しい自然や景色を感じることができるというのもこのレースの特徴。
きっとトレイルランニングが好きになることは間違いない素晴らしいレースです。
まとめ
今回はIZUTRAILJOURNEYのレース内容について解説致しました。
非常に完成度の高いレースですし、トレイルランニングを楽しみたい方から、記録を狙いたい方まで様々なタイプのランナーにおすすめのレースです。
走れるコースですので、マラソンからトレイルランニングにチャレンジしてみようかな?という方にはオススメできます。
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