今回は私が参戦してきた、第54回防府読売マラソンについて解説します。
・防府読売マラソンの特徴について知りたい
・防府読売マラソンのコースについて知りたい
・防府読売マラソンの雰囲気は?
・サブエガのトレーニングについて知りたい
といった方には役立つ内容化と思います。
以下記事で解説していきます。
防府読売マラソンの特徴について
まず防府読売マラソンの特徴について解説していきます。
具体的には、
・参加標準記録がある
・運営が快適
・全体的にガチ
・高低差の少ない平坦なコース
といったところです。
以下記事で解説していきます。
特徴①参加標準記録がある
防府読売マラソンには参加標準記録が必要で、サブ4を達成している必要があります。
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ランニングを始めたばかりの方だと少し厳しい大会で、大会の雰囲気自体も結構独特です。
標準記録の影響で参加人数が2500人~3000人程度しかおらず、30㎞あたりで折り返すのですがすぐに最後尾がくる様なそんなレースです。
別大と似た雰囲気もあります。
特徴②運営が快適
防府読売マラソンの特徴として、運営が非常に快適だということが挙げられます。
防府駅までがなかなかアクセスしづらいのですが、防府駅からは専用の送迎バスが出ます。
大会会場のソルトアリーナも、QRコードで入場管理がされており、レース当日には部外者が入れない仕組みになっております。
着替えを預けたりする必要がないので、結構時間的に楽な印象があります。
スタート時間も比較的ゆっくりで10:40というのも嬉しいポイントです。
特徴③全体的にガチ
防府読売マラソンの特徴として、全体的にガチであるということです。
記録の出るコースなので、記録を狙いに来ている選手が多いです。
このレースでファンランという人はいないと思いますし、仮装しているランナーもいませんでした。
すれ違いざまに見るランナーはみなシリアスな表情の人ばかりで、全体的にガチな感じが伺えます。
防府駅からの送迎バスも、会話をする人は一切おらず、シーンと静まり返っていますね。。
目を閉じて力を温存している人ばかりでした。
また、レース終了後は理学療法士によるマッサージサービスがあります。
レースの参加人数が少ない為に出来ることなのでしょう。
私は若干ランナー膝っぽい症状が出ていたので、このサービスはありがたかったですね。
特徴④高低差の少ない平坦なコース
防府読売マラソンの特徴として、高低差の少ない平坦なコースであることが挙げられます。
そのレースがどれだけ記録が出やすいのかはトップ選手のタイムを見ると分かるのですが、トップ選手は2時間8分台とかなり速いです。
サブ10が出る大会というのも日本ではかなり少ないので、この大会のコースが如何に走りやすいかが分かります。
防府読売マラソンの結果と内容
防府読売マラソンの結果は、「2時間48分36秒」でした。
年内にサブエガしておきたかったので、最低限の目標はクリア!
防府は記録の出るコースですので、欲を言えば45分切りもしたかったのですが、1か月前の練習でその力はないと感じたので、今回は確実にサブエガを狙いに行った感じですね。
年末年始にしっかり練習してもう一段階上のペースで走ることができる身体にしておきたいところです。
内容としては、序盤から終盤まで一定のペースで押し続けた感じです。
以下がラップです。
序盤に若干ですが早めに入っており、後半にかけては落ちそうになるラップを4分少々で食い止める様なそんな感じです。
もう少し攻めたレースであれば記録は期待できるのかも知れませんが、出しているスピードもマックスに近いので、これ以上は間違いなく失速する感じですね。
30㎞手前で折り返した際に風が若干ありましたが、そこまで気になるほどではありませんでした。
防府読売マラソンに向けたトレーニング
防府読売マラソンに向けたトレーニングとしては、基本的に以下の内容です。
・直前に入れた30㎞
・1週間前のショートインターバルが効果的だった
主にこの辺りです。
以下で解説していきます。
トレーニング①直前に入れた30㎞
まず最初に直前に入れた30㎞ですが、これは防府で予定しているマラソンペースで走っています。
ロングランというよりも、マラソンペースで実際に身体を動かす目的で走っていますが、これには大田原マラソンを使いました。
ポイントはこの大田原マラソンを最後まで走らないという事です。
レースの刺激は身体に入れつつも、疲労は残さないというのがコツです。
ただ、レースペースでの30㎞走が必ず必要なのか?といったらそうでもないと思うので、インターバル、ペース走、ロングランのバランスが取れている方であればこの時期にレースペースでの30㎞走は必要ないと思います。
ただ、大田原での30㎞があったおかげで、序盤のレースペースはいい感じのリズムで入ることが出来ました。
トレーニング②1週間前のショートインターバルが効果的だった
次に防府読売マラソン1週間前にショートインターバルを入れているということです。
先に大田原マラソンに出場した話をしましたが、その翌日とレース5日前の2回に分けて入れています。
ここでショートインターバルを入れることで、決して走力の向上や強くなるという事はないのですが、入れることでレース当日のペースはかなり楽になります。
ただ、注意すべきはここでやり過ぎない様に自分の身体に耳を傾けながらトレーニングするという事です。
私の場合、直前の大田原マラソンの30㎞とショートインターバルがあるので、ここでのコンディショニングはかなり注力しました。
そこで登場した指標がHRVステータスです。
いちどここで自律神経のバランスを見た上で、2回目のショートインターバルを入れる様にしました。
ここで回復しきらないうちに激しいトレーニングを入れると、結果的に狙っているレースで疲労が残ってしまうので注意が必要です。
HRVステータスの活用方法については以下記事で解説しておりますので参考にしてみてください。
まとめ
今回出場した防府読売マラソンにより、以下の収穫を得ることができました。
具体的には、
・ロングランは大前提
・走技術向上にはペース走やロングインターバル
・ショートインターバルはペース底上げに効果的
・直前でもショートインターバルは効果的
ということです。
この取り組みは他のレースでも活用できると思うので、次回出場する別大マラソンにも生かしていこうと思います。
以下動画でも解説しておりますので、参考にしてみてください。
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