今期はDECATHLONのEVADICTというトレイルランニングザックを紹介します。
・EVADICTについて知りたい
・EVADICTのサイズ感について知りたい
・EVADICTは走りやすい?
・EVADICTはどんなランナーにおすすめ?
といった方には役立つ内容かと思います。
以下記事で解説していきます。
DECATHLONのザックについて
まずEVADICTの開発元であるDECATHLONについてです
デカトロンと読むこのメーカーはフランスのメーカーです。
今回紹介するトレイルランニングギアだけでなく、サイクリングからフィットネス、キャンプギアまで幅広いラインナップを展開しているメーカーです。
ポイントとしてはアスリートの声を活かした商品開発を行っているという事で、特にトレイルランニングザックについては
実際に使うランナーのフィードバックによりこれまで様々な商品が世に出ています。
ファスナーの開閉方向から荷物を入れた時のザック全体のバランなどはダイレクトに走りに影響してくるので、メーカーとランナーの共同開発で良い商品ができるというわけです。
DECATHLONも例外ではなく、実際に様々な商品をアスリートと共同開発しています。
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EVADICTの特徴
次に今回紹介するEVADICTの特徴について解説します。
具体的な特徴としては
・ショートレースに合った容量
・高い軽量性
・高い伸縮性
・重量を分散できる
・コスパが良い
が挙げられます。
以下記事で解説していきます。
特徴①ショートレースに合った容量
EVADICTの特徴として、ショートレースに合った5Lの容量が挙げられます。
この容量からも分かる通り、ショートからミドルなど最低限の荷物が入る容量です。
伸縮性が高いので、5L以上入る印象がありますが、それ以上入れると圧迫感を感じるランナーもいるかと思います。
この5Lというのは、100マイルレースなどのザックにはない独特の着用感があります。
特徴②軽量
EVADICTの特徴として軽量であるということです。
175gと非常に軽いです。
ベスト型ザックですので、少し大きめのザックにあるような生地の組み合わせなどがありません。
実際にどこかに置くと、形を維持しないので完全に洋服感覚です。
これだけの軽量感であればショートレースで飛ばして走った時にも重量感を感じることはないでしょう。
特徴③高い伸縮性
EVADICTの特徴として高い伸縮性が挙げられます。
ベスト型のEVADICTは高い伸縮性を有します。
伸縮性のあるベスト型ザックでは、サイズ調整がポイントとなりますが、前側についている3本の調節式ストラップで簡単にサイズ調整が可能です。
エイドで素早く補給したり装備を取り出したりする際にも邪魔になることはないので、非常に快適です。
おそらくトレイルランニングに長く取り組んでいる方であれば分かるかと思いますが、ザックでありながらシャツの様な装着感でありながら、締め付けが弱くかつ揺れにくいというあの感じです。
それを実現するのがザックの絶妙な伸縮性だったりしますからね。
特徴④重量を分散できる
EVADICTの特徴として、重量を分散できる特徴があります。
これはトレイルランニングザックとしては極めて重要な機能です。
通常のザックとは異なり、トレイルランニングでは長時間走り続けることになります。
そうした際に荷重が後ろ側に偏っていたり、前側に偏っていたりするとなかなか思う様にペースを上げることが出来ません。
その点、EVADICTは重量分散がうまく出来る様に設計されており、その秘密は12個のポケットにより重量分散であることです。
なかなかベスト型ザックでこのポケット数は珍しいと感じるので、オススメできます。
ちなみにハイドレーションはボトル500mlを2本持ち運べるようになっております。
通常のベスト型ザックにはない、背面ポケットも便利で、私はここにレインウエアなどを入れる様にしています。
特徴⑤コスパが良い
EVADICTの特徴として、コスパが良いという事です。
通常のベスト型ザックであれば、¥20000前後するモデルが多い中、EVADICTは¥7490という価格です。
これは非常に良いと思いますし、これからトレイルランニングを始めようとする方にとっても大きなメリットかと思います。
EVADICTのサイズ感
次にEVADICTのサイズ感です。
私は174㎝で体重が62㎏ですが、その場合Mサイズが丁度良かったです。
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サイズ感については伸縮性のあるベスト型ザックではなかなか難しいところですが、このサイズ感を参考にして頂いて問題ないかと思います。
ただ5Lギリギリまでザックに装備を詰め込むのであれば、少し注意は必要で、もうワンサイズ大きめのサイズをおすすめします。
ただこのザックの用途上、
・そこまで多くの荷物を入れない
・走るペースが速い
ということが想定されるので、5Lギリギリとそこまで多くの装備を入れることはないかと思うので、先に解説したサイズ感で十分かと思います。
ザックはどのくらいのレースまで使える?
40㎞程度のレースまでは使えるかと思います。
レインウエアーや補給食、ハイドレーションなどは十分入る量かと思いますが、IZUTRAILJOURNEYなどの様にフリースや複数のヘッドライトなど多めの必携品が必要なレースではこの容量では入りません。
ポイントとしては、少ない荷物で軽い荷物で走るレースにはかなり向いているかと思いますね。
実際にEVADICTで走った感想
次に実際にEVADICTで走った感想についてです。
具体的には
・揺れが少ない
・重量分散による走りやすさ
・内側への圧迫感がない
といった点が挙げられます。
以下記事で解説していきます。
感想①揺れが少ない
EVADICTの感想として、ギアを背負って走った際にも揺れが少ないという事です。
ベスト型ザックはザックが伸縮するので、ザック内に入れたものの内容によっては、走るとかなり揺れてしまうことが多いです。
私がこれまでベスト型ザックを使ってこなかったのはこのためでした。
しかし、EVADICTであれば、その揺れが少ないように感じます。
全く揺れないということはないですが、ある程度のトレイルランニングでは揺れはきにならいですね。
感想②重量分散による走りやすさ
EVADICTの特徴として、重量分散による走りやすさです。
これはポケットの配置や数によって変わってくることかと思いますが、動きの大きいショートのトレイルランニングにおいてはかなり重要な要素です。
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というのも、速いペースでトレイルを走っているのに揺れが大きいと走りにくいからです。
タイミングによっては転倒に繋がることもありますしね。
まら、重量が前側に偏っているか、後ろ側に偏っているかも走りに影響します。
私の場合、後ろ側に重量が偏っていた方が走りやすいので、いつもハイドレーションや重量のある荷物はザック後部に入れる様にしています。
感想③内側への圧迫感がない
EVADICTの特徴として、ザック内側への圧迫感がないという事です。
ベスト型のザックは伸縮性が高いのが特徴ですが、個の伸縮性は荷物を入れることでザック内側に伸びてきます。
その結果身体が圧迫される感じに繋がり、息がしにくかったりすることに繋がります。
その点EVADICTは荷物がうまく分散できる分、内側への圧迫感が少ないので快適ですね。
EVADICTはどんなランナーにおすすめ?
次にEVADICTはどんなランナーにおすすめなのか?ということですが、最低限の荷物で山を速く駆け抜けたい人にはオススメです。
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EVADICTはトレイルランニングの中でもショートからミドル対応のザックと言えます。
私が先日参加してきたIZUTRAILJOURNEYは70㎞のレースですので、必携品量も多くこの容量のザックでは対応できませんが、「とにかく山を速く駆け抜ける!」という用途では抜群の機能を発揮します。
UTMFやIZUTRAILJOURNEYなど、必携品の多めなレースに参加の方であれば100マイル対応のULTRATRAIL15Lがオススメですね。
まとめ
今回はDECATHLONのEVADICTを紹介しました。
ショートのレースで高いパフォーマンスを発揮したい方や、これからトレイルランニングを始めいようという方にはかなりおすすめできるザックですので、是非使ってみてください。
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