【ヤマケンザックの実力】ザイゴス5.0レビュー!特徴やサイズ感は?

ウルトラスパイア ザイゴス

4年前に購入したULTRASPIRE(ウルトラスパイア)のザイゴス2.5がいよいよ寿命を迎えましたので、レース用に1着購入しました。

ザイゴス2.5からは何度かアップデートを繰り返し、今回私が購入したのがザイゴス5.0。

様々な点が改善されておりましたので本記事でレビューしたいと思います。

本記事は以下の方を対象にしています。

・ザイゴス5.0について知りたい

・ザイゴスの使用感について知りたい

・ザイゴスはどのレースまで対応できるのか知りたい

以下記事で解説ていきます。

ザイゴス5.0とは?

ザイゴス5.0とはULTRASPIRE(ウルトラスパイア)が出しているトレイルランニングザックです。

ウルトラスパイア ザイゴス

元々トレイルランナーだった選手が立ち上げたブランドで、ザックの形状から使いやすさまで細部にわたって使いやすさが追求されています。

私がこれまで使用していたザイゴスは2.5ですが、その後何度かリニューアルを重ねて現在ではザイゴス5.0が最新モデルとなっています。

ザイゴスシリーズはヤマケンザックと言われていますが、これには理由があり、プロトレイルランナーの山本健一選手のフィードバックを元に開発されたものです。

山本健一選手はウルトラトレイルを主戦場にしているトレイルランナーですので、かなりザックの使い勝手については試行錯誤してきたはずです。

そんなトップ選手のフィードバックを元にトレイルランナーが開発しているザックなのですからその機能性については折り紙付きです。

私も3回ザイゴスを買い替えているくらいですから、かなりの愛用者です。

ザイゴス5.0の特徴は?

ザイゴス5.0の特徴についてです。具体的には以下の特徴があります。

・100マイルレースまで対応できる

・脇腹部のファスナーが閉めやすい

・荷物を入れた時のバランスが良い

・走っても揺れにくい

以下で解説していきます。

特徴①100マイルレースまで対応できる

ザイゴス5.0の特徴として、100マイルレースまで対応できるザックだということです。

100マイルレースと言えば、その長さだけではなく必携品の多さもポイントになります。

そうなると、必携品をザックに適当に押し込めばいいというわけでもないです。

また多めの荷物を入れても揺れにくい、身体を圧迫しないなど「走りに影響しない」という要素が極めて重要になります。

ウルトラスパイア ザイゴス

その点ザイゴス5.0は100マイルレースに必要な必携印を詰め込んだ状態で背負っても極めて快適です。

群馬県境稜線トレイルでもザイゴス2.5を使いましたし、アルプスの縦走もザイゴスを使いました。

ちなみに必携品にどんなものが必要なのか分からない方は以下記事を参考にしてみてください。

特徴②脇腹部のファスナーが閉めやすい

ザイゴス5.0の特徴として、ファスナーが閉めやすいということです。

トレイルランニングザックと言えば、ポケットの位置は前胸の両サイド、背中のメインポケットについていることが多いのです。

しかしザイゴス5.0は脇腹部にも容量の大きいポケットがついています。

ウルトラスパイア ザイゴス

これはザイゴスが出た当初からの特徴ですが、途中からそのポケットのファスナーの位置が奥から手前に閉められるように変わりました。

ちょっとしたことですが、これがかなり画期的な発明だと感じています。

ウルトラスパイア ザイゴス

なんせこれなら走りながらファスナー閉められますからね。

もう片側はマグネットで開閉する仕組みです。以前は両方ともファスナーでしたが、そこは進化した点ですね。

ウルトラスパイア ザイゴス

私の場合、ここに補給食のストックを入れることが多いのですが、それがむちゃくちゃスムーズにできるのでかなり重宝しています。

その気になれば小さめのソフトフラスクも収納できるので、前胸部のポケットをあまり重たくしたくないという方にはかなり便利です。

トレイルランナーであれば前に荷重が寄ると走りのバランスが崩れるという方は意外と多いですからね。

特徴③荷物を入れた時のバランスが良い

ザイゴス5.0の特徴として、荷物を入れた時のバランスが良いということです。

トレイルラン レース直前練習

これは先に解説しましたがmトレイルランニングにおいては極めて重要な要素です。

ランニング時は体重の数倍の力が足にかかると聞いたことのある方は多いかと思いますが、更に荷物を背負って走るトレイルランニングでは更に足にかかる荷重は大きくなります。

そんな時にバランスの悪いザックを背負っていると、通常のトレーニングで強化されていない筋肉に大きな負荷がかかり怪我やパフォーマンスの低下につながることが多いです。

その点ザイゴス5.0であれば荷物を多く入れた時にもバランスが良いので、走りに集中することができるのです。

特徴④走っても揺れにくい

ザイゴス5.0の特徴として、走っても揺れにくいということです。

これは先に解説したバランスとは別の要素です、

トレイルランニングザックは荷物を入れた時のバランスが良くても、揺れて走りにくいという問題点があります。

これはザックに使われている生地の伸縮性によるものです。

ウルトラスパイア ザイゴス

伸縮性のある素材は背負った時の快適感がありますが、激しい下りなどのパートで揺れまくるという問題点があります。

揺れるとあまりいいことはなく、走りのバランスも崩れますし、ファスナーのないタイプのザックだと荷物が落下する可能性にも繋がってしまうのです。

ちなみに私は以前揺れるザックを使用して補給食セットを落としたことがあります。

ザイゴス5.0はザックに比較的硬めの素材を使っており、走っても極めて快適なのです。

ザイゴス5.0の容量について

ザイゴス5.0は14リットルの容量があります。

ウルトラスパイア ザイゴス

以前使用していたザイゴス2.5は10リットルでしたので、さらに4リットル増えたことになります。

今までは10リットルでしたが、特に不自由は感じていませんでしたが唯一ファストパッキングでシェルターまで持つ際は「ちょっと容量足りないかな」と思ったものです。

例えばアルプスの縦走をした時は、山と道のMINI2で行ったのですが、このくらいの容量があればシェルターもなんなら調理器具も持って行けちゃうくらいです。

しかし10リットルのザイゴスであれば、レインウエア上下、フリース、財布に急速充電器、補給食、スマートフォン、ハイドレーションなどを持参することを考えると、追加でシェルターを持つには容量が不足です。

ザイゴスでアルプス縦走を行った際には、新穂高から槍ヶ岳から東鎌尾根を経由し、三俣蓮華岳を超えて黒部五郎小屋に宿泊しました。

小屋泊であれば10リットルのザイゴスであっても対応できます。

ザイゴス5.0のサイズ感について

サイズ感については少し同じサイズ感では小さいと感じます。

比較参考品がザイゴス2.5ですが、これと比較すると圧倒的に小さいです。

ウルトラスパイア ザイゴス

前作であれば背負って胸の留め具を閉める前の段階で窮屈な感じはなかったのですが、背負った段階で既に小さく感じました。

ザイゴス2.5はSサイズで全く問題ありませんでしたが、ザイゴス5.0はちょっと小さすぎます。

まとめ

今回はULTRASPIREのザイゴス5.0を紹介いたしました。

トレイルランニングからファストパッキングまでかなり汎用性の高いザックです。

以前よりも格段にアップデートされて更に使いやすくなっているので、気になっている方は是非試してみてね。

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