少し前ですが、ペース走を定期的に入れてきたうえで、本格的なトレイルランに行ってきました。
トレイルランのパフォーマンス向上に有効なトレーニングについて
これまで様々なパターンを入れてレースの結果やトレーニングの結果を見てきました。
こう見るとトレーニングのパターンも色々ですね。
前回試したこととの違い
以前はペース走を入れた際に「生田緑地」という地元の緑地公園に行ってきたのですが、緑地公園である為、装備はナシ。
給水する際の小銭とエネルギージェルをポケットに入れて走る程度でした。
今回は完全なトレイルコースで練習を入れてみたので、荷物もちゃんと背負って走りました。
トレーニングの効果を測るには絶好の機会です。
ペース走とトレイルランパフォーマンスの相関について
今回確認したいことも前回と同じく、ペース走を入れてLT値が向上した状態でトレイルを走った時にパフォーマンスがどの様に違うのかということです。
以前にペース走を定期的に入れると、インターバル走を入れた時のリカバリー時に心拍がちゃんと落ち着くということがありました。↓↓
トレイルランは乱高下する心拍の中で疲労と如何に向き合うかのスポーツ。
心拍の機能が向上すれば当然パフォーマンスも上がるはずです。
当日の気象条件・装備
この日は少し熱く、ノースリーブでも滝汗の日でした。
後から確認すると気温も28℃近くあったようで、ほんとに死ぬかと思いました笑
気温が上がれば心拍系・循環器系も冬場よりも負荷がかかるので、条件としては悪いことになります。
こういう時ほど練習した分の真価が問われるというものです。
装備もしっかり目に持ちました。
実戦を想定してトレイル練習は入れるので、「これ要らんだろ」ってものも一応持ちます。
●シューズ S/LAB SENSE ULTRA2
●補給食(固形1つ、液状2つ)
●財布
●スマホ
●フリップベルト
●車のカギ
●水500ml×2
●iPodシャッフル
●レインジャケット
●グローブ
●GPS(SUUNTO9)
この辺りですね。
熱すぎて水1リットルは飲み干しました。
トレーニングデータ
コースは通常と一緒のコース。
この山は普段誰もおらず、人を見かけると少し驚くぐらいです。。
こちらが前回の心拍数。
熱かった影響で年末にここの同じコースで練習した時と比較してかなりしんどかったですね。。
こちらが年末に練習した時の心拍数です。
この時はかなり走りやすかったのですが、気温が上がると当たり前ですがしんどいです。
暑さは全く違いましたが、心拍は大体同じくらいで走れた上、タイムも年末よりも良かったです。
考察
結果的に今回の練習結果からは以下のデータがとれました。
●平均心拍数はほとんど変わらず
●タイムは向上している
●ここまで定期的にペース走を入れている
●昨年はペース走を入れる練習がこの時期少なかった
以上のことからペース走でLT値を向上させることはトレイルランニングのパフォーマンス向上にかなり効果的ではないかということが考えられました。
暑さにかなり弱いので、大体いきなり気温が向上するとダメなんですけどシッカリ今回いい練習ができましたからね。
これとこれ以外の要素のトレーニングを重ねれば更なる高みに行けるのではないかと思います。
個人的に組み合わせとして大事だと感じるのが、トレッドミルでの傾斜トレーニングを定期的に入れること。
以下記事はその効果のまとめ記事です。↓↓
そしてペース走を定期的にちゃんと入れるということ。
以下はその効果のまとめ記事です。↓↓
しかしレースがことごとく中止になるのは残念。。笑
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