今回は先日開催されました東京マラソン2024についての記事です。
ペースメーカー問題など様々な話題のあった大会でしたが、やはり素晴らしいレースでしたね。
今回はAブロックでのスタートでしたが、スターゲートやキプチョゲ選手がすぐ近くにいてホント感動しました。
以下私のYouTubeでもこのもどかしい記憶について解説しております。
東京マラソン2024の結果について
まず私の東京マラソン2024の結果ですが、
2時間53分と今期ワースト記録をたたき出してしまいました。
気象条件も申し分なく、記録を出すにはもってこいの条件だったと思います。
https://twitter.com/AC71592310/status/1763878975938699462
今回も別大と同様に序盤に少しペースを上げて、そこから巡行ペースに移行して、35㎞から我慢するレースにしようと決めていました。
ただ、攻めるのは10㎞までと決めてレースに挑んでみました。
結果的に、25㎞あたりからきつくなり30㎞以降何度か歩いてしまう結果でした。
ここ最近のマラソンレースの中では最もきついレース展開でしたね。
25㎞から我慢が始まるレースはやはりダメージも大きいです。
東京マラソン2024年のラップ
ラップについては以下の様な感じです。
10㎞まで少し早めに入っていますが、その分後半に差し掛かってからかなり落ちています。
序盤の貯金など一瞬で使い果たしてしまっていますね。。
後半の落ち方を見ると、やはり序盤に無理があったことは明確です。
レース当日に調子が悪いということもなかったので、このペースで押していく実力がないという事なのだと思います。
逆に防府読売や別大マラソンのラップを見るとどうでしょうか?
東京マラソンと比較すると、序盤の入りがわずかではありますが、遅めです。
このちょっとの差が後半の落ち込みに大きく影響しているという事なのでしょう。
多分3分58とか4分ペースだと後半に全然違うんでしょうね。
別大マラソン以降取り入れてきたトレーニング
次に別大マラソン以降に取り入れてきたトレーニングです。
最も入れてきたのはマラソンレースペースでのトレーニングです。
というのも別大マラソンで、マラソンレースペースで走った時の動きがぎこちなかったので、今回はそれを打破する目的でマラソンレースペース近辺でのランニングを割と頻度多めに繰り返してきました。
週に2から3回はマラソンレースペースで15㎞~20㎞程度のボリュームでは走っていました。
それ以外は特に速いペースのトレーニングはせずに、低強度のランニングが中心でした。
マラソンレースペースでのトレーニングも、LTに近いペースですので、これ以外にトレーニングを詰め込むと怪我の可能性も感じました。
刺激入れで1000m×3本などは入れましたが、基本的にそれ以外はやっていないです。
実際に東京マラソンを走った感覚
次に実際に東京マラソンを走った感覚です。
マラソンレースペースでのトレーニングを繰り返していた為なのか、最初のスタートの段階で身体が比較的よく動きました。
レースペースでの動きを繰り返していたので、「いつもの動き感」があり、スムーズでしたね。
本日のランスタグラム。
今日はMペース15㎞、最後は少しビルドアップして終了。
解糖系と脂質代謝の融合ってやつかな。
来週は8㎞入れて後は完成!
そこまで疲労は蓄積していないけど、あとはいい感じに身体をフレッシュな状態にしていかないとだ。
メタレーサータイツなかなか良い。… pic.twitter.com/SqvLj9EH5V
— ヒロ (@AC71592310) February 24, 2024
GPSだと3分50を切る場合もあり、この感じだと確かにレースに近づくにあたってマラソンレースペースでトレーニングを入れるメリットはあると感じました。
これはこの先もレース前の特異期は継続して入れていこうと思います。
ただ、レース中盤の25㎞あたりから「あれ、このペースで持つかな?」と思うようになり、30㎞から大幅にペースダウンする形となりました。
https://twitter.com/AC71592310/status/1764170341310697472
序盤抑えて走ったレースに関しては30㎞や35㎞の壁は来ないことがこれまで多かったので、やはりそうした壁は序盤のオーバーペースにより起きるものなんだなと感じます。
この先のトレーニングについて
この先のトレーニングについては、ひとまずこのままの流れを継続していこうと思います。
トレーニングが効果を出すにはある程度時間がかかるとも言われていますし、新しい取り組みをいきなりぶった切るのはそれも違うと思います。
メタレーサータイツ。
マラソンレースペースを始めいろんなペースで試してみました。
ブログで解説しました↓https://t.co/jqfL6Wj5I4あとは実際のマラソンで後半の疲労感がどうなるか。
コンプレッションタイツはこれまでいろんなものを試してきましたが、ポイントとしては… pic.twitter.com/gQy7VIsD5Y— ヒロ (@AC71592310) February 25, 2024
つまりトレーニングはある程度熟成が必要であるという話も聞いたことはありますし、良い取り組みであれば継続すべきだと思うわけです。
ただ次回走るレースについては序盤のペースを少し抑え目で行こうとは思っています。
序盤落とすと35㎞以降にもかなり楽なので、そこでペースアップする作戦で行ければと思います。
ホント前半にペース上げると後半にいくらでも貯金潰すどころか借金してしまう感じですからね。
あと、レース4週間前のトレーニング内容を少し抑えてみようとも思っています。
東京マラソンが終わり1週間、次に向けて最初のロングラン。
走りながら色々失敗の要因を考えて動画にまとめました。https://t.co/oBDhbYchjE
トレーニングの方向としては間違っていなかったと思うので、レース4週間前のトレーニング量を次回は少し落としてみるか。… pic.twitter.com/iSI4JROSjV— ヒロ (@AC71592310) March 12, 2024
今回は別代以降の焦りから、3日に1度の頻度でマラソンレースペースでのトレーニングを入れてきましたが、これが疲労の原因である可能性がありました。
マラソンレースペースですので、ペース走程の負荷ではないので、甘く見ていましたが、この頻度で行うとけっこう体には負荷がかかっていたのかなという印象でしたね。
東京マラソン2024で使ったアイテムについて
次に東京マラソン2024で使ったアイテムについてです。
・アームウォーマー
・パンツ
・ポーチ
・ジェル(補給食)
・ソックス
・シューズ
・GPSウォッチ
以上です、以下記事で解説して行きます。
アイテム①ランニングシャツ・アームウォーマー
まず上半身については、ランニングシャツ(UNDER ARMOR)にアームウォーマー(FINE TRACK)と手袋を着用して走りました。
手袋については途中から熱くなったので脱いでパンツの前部に挟んで走りましたね。
アイテム②パンツ
パンツについてはアシックスのメタレーサータイツを着用しました。
これまでレース本番ではランニングパンツを着用して走っていたのですが、ハーフタイツを実戦で使ってみたかったので試してみましたが、かなり良かったですね!
筋肉のブレも少ないので着地時の力をしっかり推進力に変えられる印象がありますし、着圧感もそこまで強くないので、身体の動きも妨げられないです。
メタレーサータイツについては以下記事でレビューしておりますので参考にしてみてください。
アイテム③ポーチ
これまで使っていたショーツはポケットが多いのでジェルを入れられるというメリットがあるのですが、メタレーサータイツはポケットがないのでジェルなどを使う場合には小型のポーチが必要です。
それについては伸縮性があって使いやすい「SPYBELT」を使って、挑みました。
このポーチ、結構いいです!
レースでポーチを使うとなると、あまり幅が広いものであると動きが妨げられる印象があるのですが、「SPYBELT」であれば付けていても気になりませんからね。
しかも伸縮するので、ジェルを4本近く入れても全く違和感がないんですよね。
走った時に暴れることもないですし、シリアスなランナーにはかなりおすすめです。
特に最近主流のコンプレッションタイツにポケットが付いていない場合には特におすすめですね。
アイテム④ジェル(補給食)
ジェルについては自作したものを持参しています。
ベース配合ははちみつで組んでいますが、MCTオイルやカフェイン、マグネシウム、BCAA、コラーゲンペプチドなどを配合しています。
私はここまで多くの原材料を試してみましたが、その中でも特に効果のある成分を配合しております。
https://twitter.com/AC71592310/status/1763720976041398732
ただ市販のジェルでも効果のあるものは多く出ており、詳細については以下記事で解説しております。
アイテム⑤ソックス
ソックスについてはORENOのランニングソックスを着用しています。
肌触りがよく適度に厚さもあるので、シューズ内の温度が上がりやすいマラソンなどではかなり使える印象です。
速乾性もあり、非常に履きやすい靴下ですね!
私の場合、マラソンだけでなくトレイルランニングでも活用してしまうくらいです。
トレイルランニングだとかなりマメができやすいので、靴下の重要度はかなり上がってくるかと思います。
アイテム⑥シューズ
次にシューズについてです。
シューズについてはヴェイパーフライ2を履いています。
最近はアシックスのランニングシューズがかなり良いので、迷う場面は多いですが、まだこのヴェイパーフライ2が現役ですので、履き続けています。
ヴェイパーフライ3よりも幅は狭い感じになりますが、スピードについてはかなり出しやすいシューズだと思いますね。
アイテム⑦GPSウォッチ
次にGPSウォッチについてですが、これにはForerunne965を使っています。
GPSが飛ぶこともないですし、走りながら自分のコンディションも把握することが出来るのでかなり良いですね。
よくGARMINのスマートGPSウォッチは「GARMIN先生」と呼ばれていますが、確かにコンディショニングにもかなり使えます。
色々調べてみると、GARMINは「FIRST BEAT」というフィンランドの企業と協力していることが大きい模様です。… pic.twitter.com/pGQIHeG4s5— ヒロ (@AC71592310) March 8, 2024
レースが終わった後にもその時のランニングのフィードバックをすぐに見ることが出来るのでかなりいいです。
心拍計も以前より正確になりましたし、それによってコンディショニングにも活用することが出来るのでかなりオススメですね。
Forerunner965については以下記事でレビューしておりますので、参考にしてみてください。
まとめ
今回は東京マラソン2024のレースについて解説しました。
いやー素晴らしいレースに素晴らしいコンディション、その中で結果を出せないとなるとさすがに凹みますね。。
次回は長野マラソンですので、それに向けてトレーニングを継続していこうと思います。
いつもありがとうございます!更新の励みになりますのでクリックお願いします!
コメントを残す