【徹底比較】メタスピードスカイの耐久性は?ヴェイパーフライネクストとの違いで解説!

メタスピードスカイ 耐久性

    厚底シューズが一般的になり数年経過しましたが、現在は各メーカー様々なシューズを出してきています。

    そんな中でも最近レースや駅伝で見かけるモデルがヴェイパーフライネクスト%2(以下略VFN%2)とメタスピードスカイです。

    現在はほとんどこの2種のシューズが多く履かれているので、本記事ではこの2種のシューズの耐久性にフォーカスして解説しようと思います。

    本記事は以下の方を対象にしています。

    ・メタスピードスカイとVFN%2の特徴の違いについて知りたい

    ・メタスピードスカイとVFN%2の耐久性の違いについて知りたい

    ・メタスピードスカイとVFN%2はどんな選手に向いているのか知りたい

    ・シューズを長持ちさせる方法について知りたい

    以下で解説していきます。




    メタスピードスカイとVFN%2の特徴の違いについて

    まずメタスピードスカイとVFN%2の違いについて解説します。

    同じ高反発系シューズではありますが、反発の感覚が異なります。

    VFN%2はどんな場所から着地しても確実に反発を得ることができますが、メタスピードスカイはシューズの前の方で着地しないと反発を得ることが出来ないと感じます。

    つまり基本的にスピードを出す走りに向いたシューズだということですね。

    この反発の違いはレース後半でタレてきた時に真価を発揮します。

    特にフルマラソンなどレース序盤と後半でフォームが崩れる時間が長い競技については、シューズ特性をよく見極めて購入したいものです。

    また、クッション感もこの2つのシューズは異なる性格を持ちます。

    VFN%2はその柔らかいミッドソールから、着地した時に沈み込む感覚があります。クッション性を求める人にとってはこれはかなりのメリットになります。

    クッションで沈み込み、プレートでガツンと反発する、そんなーシューズが良いランナーにとってはかなりおすすめできるシューズです。

     

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    一方、メタスピードスカイはミッドソールがVFN%2より硬めです。

    その為沈み込むようなクッション感は少なく、カーボンプレートの反発がすぐに得られるのでレスポンスが速いというメリットがあります。

    沈み込みのもたつきが苦手だという方にはメタスピードスカイがオススメです。

    2つのシューズについては以下記事で解説しております。

    【ヴェイパー超シューズ誕生!】アシックス「メタスピードスカイ(METASPEED SKY)」レビュー!

    【今回のネクスト%はイイ!】ナイキ ヴェイパーフライネクスト%2 レビュー

    メタスピードスカイとVFN%2はどんな選手に向いている?

    次にメタスピードスカイとVFN%2はどんな選手に向いているのかという点について解説します。

    まずVFN%2については、沈み込むようなクッション性とどこから着地しても確実に反発が欲しい人にはオススメです。

     

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    おそらくビギナーからシリアス層まで様々なランナーにVFN%2が愛されているのはこういった特徴を持っている為でしょう。

    一方、フォアフット気味の選手で、クッションのもたつきが気になる方にとってはメタスピードスカイがオススメです。

    メタスピードスカイの耐久性について

    次にメタスピードスカイの耐久性について

    ・メタスピードスカイで実施してきたトレーニング

    ・メタスピードスカイ500㎞段階での状態

    以上の内容に沿って解説致します。

    耐久性検証①メタスピードスカイで実施してきたトレーニング

    まずメタスピードスカイで実施してきたトレーニングについてです。

    主に入れてきたのはロングランです。

     

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    キロ4分ペースぐらいで20㎞~30㎞走る練習がメタスピードスカイで行ってきたメイン練習です。

    ロングランでも20㎞~30㎞であればフォームが崩れてくることがないので、終始メタスピードスカイにとってベストな着地位置でのランニングが出来ている様に感じました。

    また400mのインターバルトレーニングもメタスピードスカイで実施してきましたが、理由はシューズの耐久性とスピードを出した時の反発が優れていることです。

    これらのトレーニングを行う際にはメタスピードスカイは非常に重宝していました。

    耐久性検証②メタスピードスカイ500㎞段階での状態

    次にメタスピードスカイで以上のトレーニングをこなして500㎞走った段階での状態です。

    ロングランを行ってきたので比較的踵がすり減っていますが、そこまで大きな減りはないです。

    メタスピードスカイ 耐久性 メタスピードスカイ 耐久性

    これがフルマラソンや5000mのレぺテーションなどフォームが崩れる様なトレーニングだとまた違うんでしょうけど、そういうわけではないのでこの減りなのでしょうね。

    ちなみにアッパー素材についてはメタスピードスカイは特に消耗はありませんでした。かなり頑丈なアッパーでヘタレてこないのがすごいです。

    メタスピードスカイ 耐久性

    使い方が変わればもう少し激しく消耗する可能性はあります。




    VFN%2の耐久性について

    次にVFN%2の耐久性について

    ・VFN%2で実施してきたトレーニング

    ・VFN%2で500㎞段階での状態

    以上の内容に沿って解説致します。

     

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    耐久性検証①VFN%2で実施してきたトレーニング

    まずVFN%2で実施してきたトレーニングについてです。

    VFN%2は主にフルマラソンレースや3000m~5000mのロングファルトレクなどで使用してきました。

     

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    後半にかけてフォームが崩れるので、シューズが一番減るやつです。

    こういったトレーニングでVFN%2を使用したのはこのシューズのクッション性と、どこから着地してももらえる反発が極めて自分のランニングに合っていたからです。

    特にフルマラソンでは35㎞以降大幅にフォームが崩れるので、そんな時にヒールストライクでも足の横からでも着地した際に確実に反発を得られることはメリットだと感じます。

    特に暑い中走った「かすみがうらマラソン」については後半かなりフォームが崩れたのでかなりシューズを消耗した感があります。

    耐久性検証②500㎞段階での状態

    次にVFN%2で以上のトレーニングをこなして500㎞走った段階での状態です。

    ヴェイパーフライネクスト 耐久性

    かなり消耗が激しく、ミッドソールが剥離してきています。アウトソールも減りが激しいです。

    ヴェイパーフライネクスト 耐久性

    VFN%2は極めて優れたクッション性がありますが、その秘密はマシュマロの様なミッドソールです。

    しかも、かかとはそのミッドソール素材がむき出しになっているので、ヒールストライク気味になった際に消耗が激しいのです。

    ヴェイパーフライネクスト 耐久性

    また、ロングファルトレクでも走りをサポートしてくれるので、確実にトレーニングにつきたい時はこのシューズに頼っていました。(トレーニングとしては違ったシューズを履いたほうがいい様な気もしますが)

    ちなみにVFX%2についてもアッパーは全くヘタレてきませんでした。前作と大きく違うのはここと言えるでしょう。

    ヴェイパーフライネクスト 耐久性




    最もシューズが消耗する瞬間

    今回2種類のシューズを試してみましたが、最もシューズを消耗するのは後半にフォームが崩れる際だと感じます。

    フォームが崩れることであり得ない位置で着地することに繋がりますし、着地した時の音も全く違います。

     

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    シューズを長持ちさせる方法

    シューズを長持ちさせる方法はやはり最後まで身体がぶれない走りを身に付けることが重要だと感じます。

    それには終始余裕のあるフォームで走ることももちろん重要ですが、さらに重要なのは筋力トレーニングをすることです。

    筋力がつけばフォームの乱れは十分抑えることができます。

    ランナー向けの筋トレについては以下記事解説しておりますので参考にしてみてくださいね。

    【全てのランナーに勧めたい】マラソンやトレイルランに必要な筋トレについて解説!具体的な方法や得られる効果は?

    まとめ

    今回は2大厚底シューズであるメタスピードスカイとVFN%2の耐久性について解説しました。

    厚底シューズは決して安くない買い物ですので、その特徴や耐久性についてよく理解しておくと、シューズの使い分けができて良いかと思います。

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