【ここでジョミ】マラソンやトレイルランニングでの効果や摂取するタイミングは?

ここでジョミ 効果

マラソンやトレイルランニングに補給食を持参する方は多いかと思いますが、様々なメーカーが補給食を出しており、どの補給食が自分に合っているのか分からない方は多いのではないでしょうか?

そこで今回は私がいつも使用している液状補給は「ここでジョミ」を紹介します。

本記事は以下の方を対象にしています。

・ここでジョミの特徴について知りたい

・ここでジョミの効果について知りたい

・フルマラソン、トレイルランニングでのここでジョミの摂取タイミングについて知りたい

以下で解説していきます。

ここでジョミはどんな特徴の補給食なのか?

ランナーの間で一般的になってきた補給食「ここでジョミ」ですが、

・有効成分

・味

・価格

・形態

に分けて解説して行きます。

ここでジョミの特徴①激しいランニングに有効な成分

ここでジョミの特徴として、激しいランニングに有効な成分が入っているということです。

具体的には「ポリフェノール」、「BCAA」、「ローヤルゼリー」、「クエン酸」などがその成分と言えるでしょう。

詳細については本記事の効果の項で解説しますが、長時間のランニングにより消耗した身体に効果的な成分が配合されています。

ここでジョミ 効果

補給食と言えばそのカロリーだけに注目が行きがちですが、実際には他に注意すべき点はいくつかあります。

その例として使用している糖源が挙げられるでしょう。同じ糖質であっても、ここでジョミは生はちみつを使用しているので、血糖値の上昇が穏やかなのです。

はちみつは果糖とグルコースの2種類の糖から構成されております。この2種の糖のうち果糖がポイントで、代謝にインスリンを必要としないので急激な血糖値の落ち込みが起こりにくいのです。

トレイルランニングにとって怖いのが、補給食を摂取したことによるインスリンショックです。インスリンの過剰分泌により逆に血糖値が下がってしまう現象です。

その点ここでジョミであればそれが発生しにくい配合になっているので安心です。

はちみつによる糖質についてはエネルギー補給の観点で重要ですが、経口摂取できるカロリーはたかが知れています。補給食に様々なものが配合されているのは、エネルギーを有効に使うための代謝経路を活性化させる目的もあります。

ここでジョミも例外ではなく、糖質以外にも有効成分が含まれています。

ポリフェノールやBCAA、クエン酸などがそれにあたりますが、これらは補給することで脂質の代謝を促したり、筋肉の分解を抑制したり、抗酸化作用をもたらしてくれたりと効果は実に様々。

そういった意味でもここでジョミに入っている成分は消耗するランナーにピッタリのものなのです。

ここでジョミの特徴②きつくなった時にもおいしく飲める味

ここでジョミの特徴、補給する上で重要な味についてです。

ここでジョミを実際に様々なシーンで使ってみて感じることは、フルマラソンでもトレイルランニングにも向いている味付だということです。

これ、結構重要です。

ここでジョミ 効果

フルマラソンではそこそこのペースで走るので、あまりむせかえるような味は不向きですが、ここでジョミのちょうどいい酸味はかなりマラソンで重宝します。

主張し過ぎないピリッとした酸味がアクセントになるので、しっかり有効成分を補給した気持ちにもなります。

補給が必須となるトレイルランニングにも向いている味付だと感じます。

トレイルランニングの場合、レース後半にジェルに求められるのは機能だけでなく問題なく受け入れられる味です。

そいう言った点ではマラソンで良かったのと同じく、ここでジョミの爽やかな酸味はかなりオススメできますね。

これらははちみつやガマズミ果実、クエン酸などがその味の成分ということでしょうね。

ここでジョミの特徴③価格

次にここでジョミの価格についてですが、¥330と決して安くはない価格です。

ただレースに向けてせっかく準備してきたのであれば、例え価格が高くても信頼できる補給食を持参したいですよね?

マラソンであれば何とかなってしまうこともありますが、トレイルランニングであればレース中に補給は絶対に必要になります。

そんな時に消耗する身体に効果的な補給食やサプリメントを持っていた方が安心です。

今回はここでジョミについて解説していますが、ランニング用の補給食は実に様々なものがあります。

補給食そのものの物性だけでなく、食感や味など自分に合うものと合わないものがありますよね。

 

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以下記事ではトレイルランニングの補給食について解説していますので参考にしてみてください。

【食品開発者のトレイルランナー推奨】トレイルランニングにおすすめの補給食について解説!

ここでジョミの特徴④持ち運びに便利な形状

次にここでジョミの形状についてですが、長方形の持ち運びに極めて便利な形状になっています。

ここでジョミ 効果

トレイルランニングであればザックに補給食を入れることが前提ですので、補給食の形状はさほど問題にならないと感じます。

しかし、問題はフルマラソンなどザックを使用せずに行う競技の場合です。最近はマラソンでもハーフタイツが主流ですので、ポケットが小さく、あまり容量が少ないということは良くあります。

そんな形状でもここでジョミの形状であれば収まりが良いんです。

ジェルの味があっていても形状上どうしてもあきらめなくてはならないパターンもあったかと思いますが、ここでジョミであればマラソン大会のレースで携帯することが出来ます。




ここでジョミの効果について知りたい

次にここでジョミの効果について解説します。

私が特に感じた点は以下の2点でした

・疲労回復

・ゆっくりエネルギー化する

以下で解説して行きます。

ここでジョミの効果①疲労回復

ここでジョミの効果として、疲労回復効果が挙げられます。

消耗が激しいトレイルランナーにとっては走行中に疲労回復させることは重要です。

 

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ここでジョミはそんな時に効果的で、特に入っている成分の中でも、「ポリフェノール」、「BCAA」、「ローヤルゼリー」、「クエン酸」などの成分が有効に働きます。

BCAAは筋分解を抑制する働きがあります。ランニングで糖質が消費されるのと同じようにBCAAも体内で消費されます。BCAAは体内で合成することが出来ない栄養素なので、外部から取り込む必要があります。

ここでBCAAが不足した状態で走ると、筋肉を分解してエネルギーを補おうとするのが人間の身体です。そうなれば競技中に筋肉の活動は鈍くなり結果的にパフォーマンスが落ちてしまうのです。

ローヤルゼリーは優れた抗酸化作用を有します。元々ローヤルゼリーは卵を毎日2000個近く産み続ける女王蜂しか食べられないもので、アミノ酸だけでなくビタミンなど栄養素の素晴らしい宝庫です。

ローヤルゼリーを食べ続けている女王蜂は身体が働きバチよりも遥かに大きく、毎日2000個近い卵を産む体力を女王蜂に持たせているくらいですから、ローヤルゼリーが如何に栄養素の塊なのかが分かります。

ガマズミ由来のポリフェノールもランナーに必要な栄養素です。ランナーは激しい運動の中で活性酸素を生成してしまっていることは既にご存じかと思いますが、ここでジョミに含まれているポリフェノールは優れた活性酸素除去効果があります。私自身レース後半にここでジョミの効果を特に感じるのはこの効果によるものが大きいのでしょう。

クエン酸については、様々な効果があります。具体的には発生した乳酸をスムーズに燃焼させる効果がクエン酸にはあるのです。つまり疲労物質が体内に蓄積されにくい状態になるのです。

また、ランニングだけでなく生きていく上で必要な金属ミネラルを身体に吸収しやすくする働きもあるのです。

ここでジョミの効果①ゆっくりエネルギー化する

ここでジョミの効果には、ゆっくりエネルギー化するということが挙げられます。

これって液状のジェル食では珍しいことです。マルトデキストリンなど低GI素材のジェル状補給食はありますが、そういったものの中でもここでジョミは特にゆっくりエネルギー化する印象があります。

使用されているのは、はちみつなどの天然物。つまりリアルフードです。

はちみつの他にも様々な素材が組み合わせられて作られていますが、数種類の低GI素材を使ったものは、それらの素材を単独で使用した時よりもさらに血糖値の上昇が穏やかだと言われています。

確かにこれまで様々なジェル食を1本のソフトフラスクに入れてレースで使用したことがありましたが、その時の血糖値の上昇は穏やかだったと感じます。

ソフトフラスク

何と言いますか、腹持ちがイイんです。

ここでジョミの摂取タイミングについて知りたい

次にここでジョミの摂取タイミングについて、

・マラソンでのここでジョミ摂取タイミング

・トレイルランニングでのここでジョミ摂取タイミング

に分けて解説します。

あくまで私のオススメタイミングですので、各自の補給計画に沿って利用してみてください。

①マラソンでの摂取タイミング

まずはマラソンでの摂取タイミングです。

選手ごとの目標タイムにより、持っていくべき数は様々ですが、エネルギー枯渇を感じる前に1本程度と思っていればいいでしょう。

私の場合、まだ何とかサブスリーで走れていますので競技時間が3時間とします。

そうした場合は、計3本ここでジョミを持参します。

具体的には18㎞地点、28㎞地点、35㎞地点です。

 

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18㎞地点は正直エネルギー切れは全く感じませんが、そうした時に糖質は摂取しておく必要があります。

エネルギー切れを感じてからでは遅いのです。

28㎞は本格的にきつくなる手前に摂取するイメージです。

35㎞に摂取する理由はフィニッシュ後にも元気でいる為です。

マラソンはフィニッシュ後は本当にクタクタになり、帰宅が面倒に感じるほどです。

しかし、ここでジョミを35㎞に摂取しておけばエネルギー補給は継続しますし、抗酸化物質やBCAAも摂取することになるのでリカバリーが極めて速いのです。

実際にマラソンの直後にきっちり食事をとった時よりも、35㎞でここでジョミを補給して同じ様に食事をした時の方が回復は早かったです。

マラソンによる骨格筋のカタボリックも起きにくいのか、日曜日のフルマラソンの翌日にはジョグが出来るようになり、水曜日にはポイント練習が出来る状態でした。

レース中に飲む印象のここでジョミですが、こういった使い方もあるわけですね。

ペースにもよりますが、マラソンで記録を狙うのであれば最初から飛ばすわけではないですし、糖質と脂質の代謝をハイブリッドで回す必要があります。

そうした場合、補給する糖質はエネルギー源を供給する事だけでなく、脂質代謝が出来るように血糖値を安定させることが目的となります。

糖質優位の代謝だとエネルギーは確実に持たないので、レース本番のペース配分は極めて重要です。




②トレイルランニングでの摂取タイミング

次にここでジョミのトレイルランニングでの摂取タイミングです。

トレイルランニングは走る距離によって補給計画は変わります。長い距離を走るトレイルランニングであれば、固形食とジェル食を両方する方は多いかと思います。

 

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そんな方は後半にここでジョミを摂取するのがオススメです。

理由は後半でも美味しく飲めるので無理なく確実に補給が出来るからです。

また、後半は疲労が蓄積してくるので、エネルギー源だけでなく、筋分解を抑制するBCAAや活性酸素を除去するポリフェノールが入っているので、1時間に1回は補給しておきたいところです。

まとめ

今回はここでジョミについて解説しました。

数ある補給食の中でもなんだかんだで食欲がなくなった時であっても補給できるのがここでジョミの良いところです。

もし自分に合う補給食と出会えていない方は是非試してみてくださいね!

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