今回は白山登山の日帰りルートについて紹介します。
・白山登山をしたい
・白山登山の日帰りコースを知りたい
・白山登山に必要な装備について知りたい
といった方には役立つ内容化と思います。
以下記事で解説していきます。
白山とはどんな山?
まず白山についてですが、石川、福井、岐阜の3県にまたがる山です。
約1億年前は湖底にあったとされていますが、噴火を繰り返し現在の姿になったとされています。
実際に登るとよく分かりますが、高山植物の宝庫とも言える山です。
富士山、立山ともに日本三霊山のひとつです。
標高は2702mですが、別当出合から登ると極めて登りやすい山で、夏には多くの登山客で賑わいます。
私個人的には、これから本格的にアルプス縦走にチャレンジしようと考えている方にはオススメの山で、体力的にも標高的にもちょうどトレーニングとして適した山だと感じます。
水がとにかく豊富で、登山初心者の方も安心して登ることが出来る山ですね。
白山登山口「別当出合登山口」まで行くポイント
白山の登山口は別当出合登山口ですが、登山口に行くまでにポイントがあります。
具体的には
・マイカーは一ノ瀬ビジターセンターまで
・一ノ瀬ビジターセンターからはバス
という点です。
以下記事で解説して行きます。
ポイント①マイカーは一ノ瀬ビジターセンターまで
マイカーで行かれる方は一ノ瀬ビジターセンターまでです。
入り口に誘導の方が立っているので、分かりやすく教えてくれますが、白山登山をしたい場合はマイカーは一ノ瀬ビジターセンターに止めましょう。
駐車台数はかなりあるので、あまり台数を気にする必要はないかと思います。
ポイント②一ノ瀬ビジターセンターからバスが出ている
また、一ノ瀬ビジターセンターからはバスが出ています。
バスは20分間隔ぐらいで出ているので、あまり待つことはないかと思います。
距離については片道6㎞程で、15分から20分程度バスに乗ることになりますね。
この一ノ瀬から別当出合登山口まではなかなか細い峠道で、マイカーを規制している理由はすぐに分かります。
道もマイクロバスが2台すれ違うのが難しい様な場所もあるので、ここでマイカーが入ってきたら確実に事故や渋滞に繋がるでしょう。
また、白山登山を余裕を持って楽しみたいのであれば、マイクロバスは利用した方が良いでしょう。
翌日、宿泊した永井旅館からこの道をジョギングで約2往復しましたが、片道の登りでも35分ほどかかりました。
400m少々上ります。
下りは25分くらいですが、これは完全に荷物を持たないジョギングのタイムです。
荷物を持った状態で登るのであれば1時間以上かかると考えてください。
日帰り登山におすすめのルート
次に白山日帰り登山におすすめのルートについてです。
具体的には、
・砂防新道コース
・観光新道コース
がおすすめです。
以下記事で解説して行きます。
ルート①砂防新道コース
砂防新道コースは白山登山で初心者の方に最もおすすめできる登山道です。
別当出合登山口→新道→室堂→御前ヶ峰→翠がヶ池→室堂→新道→別当出合登山口
といったコースです。
稜線に出るまでは少し時間がかかりますが、そこまで長時間の我慢を要しないので体力的にも楽なコースで水場が多いのがポイントです。
登山では水分補給はかなり重要で、暑い夏は特に汗をかくので給水時は水稲やハイドレーション、ソフトフラスクを水で満たしておく必要があります。
ルート②観光新道コース
砂防新道コースよりはちょっとハードですが、比較的稜線が見えるコースです。
白山登頂後に下りで使いたいコースですね。
オススメは登りが砂防新道で、下は観光新道コースでしょう。
喉の渇きに自信のない方は、水場の多い砂防新道がオススメですね!
白山登山に併せて楽しみたい湖巡り
白山登山の魅力は登頂後に御前が峰から少し下った場所に複数ある湖です。
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夏場でも雪が一部残っており、火山独特のエメラルドグリーンの湖と相まってかなり美しいです。
夏のひとときの思い出にはピッタリの本当に素晴らしい景色と言えます。
白山の日帰り登山におすすめの装備
季節にもよりますが、私が夏場に持参した装備については以下の内容でした。
・スマートフォン
・ストック
・ヘッドライト
・ザック
・ハイドレーション
・トレイルランニングシューズ
・BUFF・GPSウォッチ
・ウエアー
・レインウエア
・補給食(ジェル)
・サングラス
・フリース
・エマージェンシーブランケット
といったところです。
殆どのマウンテンギアが軽量のモデルを持参しています。
夏山でしっかり登山計画を立てるのであればファストパッキングやトレイルランニングの装備でも十分ですし、逆に多くの荷物を持っていく方が捻挫やペースダウンのリスクもあります。
トレイルランニングのおすすめの装備については以下で解説しておりますので参考にしてみてください。
ただ標高の高い冬場の登山では参考にならないので注意してください。
この時は日帰り登山を前提にしていたので、可能な限り軽量化して登りました。
食事は基本的に室堂で食べる前提でしたので、携帯型の補給食をいくつか持っていった程度です。
まさかの時に使用するマウンテンギアも可能な限り軽量なもので済ませておりましたが、結果的にほとんどの装備をこの日は使用することはありませんでした。
実際の白山登山の軌跡
次に私が実際に白山に上った時の軌跡です。
ペースは早歩き程度です。
翠ヶ池までの往復で約6時間くらいと、ファストパッキングくらいのペースと言えますね。
荷物も最低限かつまさかの時にも対応できる内容でありながら、足首に負担のかからない重量です。
昔登山を始めた頃は意味もなく重たい荷物を背負って山に入っていましたが、今考えるとあまりスケジュールや必要なものを吟味していなかったと感じます。
あれやこれやと荷物を持つことだけが登山でもないんです。
登山用品がまだない人はどうしたらいい?
登山用品をまだ持っていない人はどうしたらいいのでしょうか?
白山は難易度がそこまで高くないですが、里山とは違い標高も3000m弱あります。
日頃着ているスポーツウエアの延長で考えるのは危険です。
そんな方は以下の登山ギアのレンタルサービスがおすすめです。
実際に登山用品をそろえる前に、こうしてレンタルすることでその感触を確かめるのは、登山用品のミスマッチにも繋がります。
以下サイトから利用できますので良かったら参考にしてみてください。
ちなみに登山靴については皆さん自前のものが欲しいと思われるかと思いますので、特徴や選び方について以下記事で解説しております。
まとめ
今回は白山登山のおすすめ日帰りルートについて解説しました。
白山は高山植物も多く、初心者の方にもチャレンジしやすく楽しい山です。
これから登山を始めようという方にもオススメできる山ですし、温泉も同時に楽しめますので是非行ってみてくださいね!
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