今回は初心者向けに登山靴の選び方やおすすめの登山靴について解説しようと思います。
・これから登山を始めたい
・登山靴が欲しいが選び方がわからない
・おすすめの登山靴を教えて欲しい
といった方には役立つ内容かと思います。
以下記事で解説していきます。
実は色々ある登山靴の構造
まず、登山靴には色々な構造があるということです。
共通してい言えるのは、スニーカーやトレイルランニングシューズと異なり、登山靴には足首までしっかりサポートがついていると言うことです。
トレイルランニングシューズで山を走ったり、軽装登山をされた方であれば分かればと思いますが、足首が固定されていない分ふくらはぎにかかる負担は大きいことは分かるかと思います。
登りや踏み込みに必要な筋力は膝から下の脚筋力が必要になりますから、トレイルランニングシューズで登山をする場合にはある程度の筋力がないと履きこなすのは難しいと言えます。
また足首が動く分、足をひねった際にそのまま捻挫してしまう可能性もありますが、シューズの干渉が少ないので動きやすいというメリットもあるわけです。
一方、登山用のシューズであれば足首までサポートがついています。
履いて歩いてみるとわかるかと思いますが、足首をひねっても登山靴により固定されているので捻挫につながりません。
ただ、トレイルランニングシューズのような足首の自由度は無いので、早く動くことはできません。
登山靴の違い
次に登山靴の違いについて解説します。
見た感じは似ている登山靴ですが、もちろん違いもあります。
大きく分類すると
・素材の違い
・カットの違い
・保温性の違い
と言ったところでしょう。
以下記事で解説していきます。
登山靴の違い①素材の違い
まず登山靴の素材の違いについて解説します。
同じ形状の登山靴であっても、アッパーに使われている素材や、アウトソールの硬さが全く異なります。
ただこのアッパー素材や、アウトソールの硬さがあることには理由があり、サポートが高い方が岩場で安定して立つことができたり、重たい荷物を持っても楽に縦走することができます。(大きな動きには対応していないので、歩くペースは遅めになります)
一方、サポートが軽めの登山靴であれば、軽装の登山やちょっとしたトレッキングなんかにはかなり動きやすいかと思います。
私の場合そういった場合はトレイルランニングシューズで山に入ってしまいますが、それだとちょっと心配。。と言う方はサポートが少ない登山靴がお勧めです。
登山靴の違い②カットの違い
次に登山靴のカットの違いについて解説します。
具体的には
・ローカット
・ミドルカット
・ハイカット
以上の3粒分類されます。
以下記事で解説していきます。
カット①ローカット
登山靴のカットの1つとして、ローカットが挙げられます。
これはトレイルランニングシューズや荷物をほぼ持たない前提のハイキングシューズが挙げられます。
アウトソールは突き上げ防止で硬めに設計されており、足首は自由がきくようにサポートがありません。
荷物を多めに持つ登山などでは不向きですが、山を速いペースで移動したい場合にはオススメできる登山靴です。
登山靴でもローカットシューズはありますが、それであればトレイルランニングシューズを選んだ方が良いでしょう。
カット②ミドルカット
次にミドルカットの登山靴です。
これはトレッキングシューズで最もオーソドックスなものです。
里山から夏場のアルプス縦走まで幅広く使えるのがこのミドルカットでしょう。
足首のサポートもありながら、そこまでガチガチにサポートされているわけではないので、速めの登山なんかにも使えます。
荷物があまりにも多い場合や岩稜帯を歩く場合には注意が必要ですが、登山靴として最も汎用性が高いので持っておいて損はないでしょう。
脚筋力のある人であれば同じ山行をトレイルランニングシューズでこなしてしまう人も多いかと思いますが、少しでも荷物が多いのであればミドルカットの登山靴がオススメです。
カット③ハイカット
次にハイカットの登山靴です。
これは冬山登山や岩稜帯を歩く場合の多い山行で使用します。
アウトソールは硬めに設計されており、アッパー素材も硬めです。
岩稜帯で荷物を持った状態でも足先だけで立てるほどの安定性がありますが、動きにくいという欠点はあります。
ただ、テクニカルな路面で厳しい環境での登山をされるのであれば最も頼りになる登山靴でしょう。
冬場の登山靴にもハイカットモデルが多いのはこのためです。
登山靴の違い③保温性の違い
登山靴の違いとして、保温性の違いも挙げられます。
高い保温性は冬場の登山で必須です。
夏場のトレッキングシューズで冬場の山に行くのは凍傷の危険も高いですし、動けなくなりそのまま低体温症に繋がる可能性もあります。
私も里山であれば雪の中でもトレイルランニングシューズで走ることはありますが、これはコースも熟知していますし、雪が少ない状況での話です。
冬場のアルプスなどにチャレンジされる方や、行ったことのない山域に多めの荷物で登山される方であれば、必ず保温性の高い冬用の登山靴を持つようにしましょう。
アッパー素材やアウトソールも堅牢なつくりになっていますので、アイゼンなども付けることができます。
身体の強さによっても登山靴の選び方は変わる
また、体の強さによっても登山口の選び方は変わってきます。
先に、登山靴のカットについて解説しましたが、ソールが柔らかい方が足の筋肉を使わされ、ソールが固めの方が楽と解説しました。
しかし日ごろから運動しており、ある程度脚筋力のある方であれば、ハイカットでサポートの高い登山靴を選ぶ必要は個人的にはないと感じます。
もちろん、荷物が多い場合や長時間縦走する場合など体力に少しでも心配がある場合はまた別の話です。
ただ、硬くてサポートの高いシューズの場合、行動がしにくいと言うデメリットがあるのです。
登山口のバスに乗りたいけれども、急がなくてはならない場合や、気がくれそうな場合にはデメリットになることもあるということを覚えておきましょう。
ポイントとしては、登山計画をしっかり立て、持っていく荷物に対してどの登山靴を選択するかが重要なのです。
登山靴を買う前に試せるレンタルサービスもある
では、これから登山靴を購入しようと思っていて、どのような登山シューズを選べばいいかわからない方はどうすればいいのでしょうか?
そんな方には登山シューズをひとまずレンタルをしてみると言うのがお勧めです。
レンタルにより、大体このぐらいのサポートのシューズが自分の目的には合っているということがわかるかと思います。
購入す前にレンタルすることで実際自分が購入するときに正しい選択が取れるからです。
以下サイトからサービスを利用できるので、気になる方は活用してみてください。
自宅まで届けてくれて、返却も極めて楽なのでオススメです。
トレイルランナーが改めて登山靴を購入するなら
では、私のようなトレイルランナーが登山靴を購入する場合、どのような登山靴を購入すべきでしょうか?
それは、トレイルランニングできないような場所に行く時に必要な登山靴を選ぶべきでしょう。
つまりトレイルランニングシューズとサポートの高い登山口の間のモデルは選択肢から外れると言うことです。
だってトレイルランナーの方であれば、ある程度の場所だったら取れるランニングシューズできちゃいますよね?
まとめ
今回は、登山初心者向けにオススメの登山靴を紹介しました。
こうしてみると、登山物の選び方と言うのは非常に多岐に渡りますし、自分の登山スタイルを確立してからでないとなかなか購入に踏み切れないですよね。
そういった場合はレンタルサービスを活用したりするなど、色々と試してみて自分のベストな登山靴に出会ってみてください!
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