先日秩父の山々を走ってきました。
トレイルランニング仲間から、秩父の山域はマイナーピークが多く、非常に厳しいと聞いていたのでどんなものなのか体験してみたかったのです。
この辺りのコースはFuntrailsのコースでよく使用されており、Funtrails系のレースを走られ方にも参考になるかと思いました。今回はFuntrails round 秩父&奥武蔵 25kのコースをそのまま走ってきていますので試走ということになりますね。
本記事は以下の方を対象にしています。
・秩父のトレイルランニングコースの状況を知りたい
・Funtrails round 秩父&奥武蔵 25kのコースについて知りたい
・Funtrails round 秩父&奥武蔵 25kの必携品や難易度について知りたい
以下で解説して行きます。
Funtrails round 秩父&奥武蔵 25kの特徴について
Funtrails round 秩父&奥武蔵 25kのコースを走ってみての感想は、25kmでこんなにも疲労するコースがあるのか、、ということです。
Funtrails round 秩父&奥武蔵 25kのコース全体
トレイルランの難易度を測るには距離、高低差、コースの路面、傾斜がありますが、距離は短くともその他の要素が非常に厳しいといった印象を受けました。
一般的にトレイルランでキツイと感じるコースはノコギリの様にマイナーピークがあるコースで、しかもその登りが厳しいということです。なので高低差が合ってもその傾斜が穏やかであれば100㎞近い距離のレースで合っても消耗は少ないですが、これが走りにくいコースとなれば30㎞の距離でもかなり厳しいです。
Funtrails round 秩父&奥武蔵 25kのコースにもなっている秩父の山々は、六甲山の様にすぐに里山に降りることが出来るわけでもなく、水場も少ないので特に夏場は非常にレベルの高いコースと言えるでしょう。
秩父や飯能アルプスの山々はまさにこういった特徴に当てはまるのでまさに自分の走力を考えさせられる山です。特に芦ヶ久保から二子山までの登りは本当にきつく、パワーウォークとランニングを織り交ぜながらなんとか登り切る感じでした。
距離は25㎞、トレイル率は50%、累積標高は1605mと、数字だけ見るとイメージが湧きませんが、実際に走ってみるとかなりきつかったです。後半のロード区間もけっこう長いので、ロード区間に出たからと言って速い段階でスパートすると確実にバテる様に感じました。
今回はSUUNTO9のナビゲート機能を頼りに走ってきました。撮影しながらなので何度も登り直したりして、結果的に全行程で3時間ちょいかかりました。
羊山公園でウォッチを起動させてしばらくはロードを走ります。5㎞ほど走るとトレイルに入ります。
ここからA1の芦ヶ久保までそこそこ上りますが、後半の登りに比べると序の口です。決してここで足を使ってはいけません。笑
コース全体を通じて、落ち葉が多い上にその下に大き目の石がゴロゴロしているので捻挫注意です。そんな私も2回ほど足を捻りました。レース中は集中して終始走りたいところです。
Funtrails round 秩父&奥武蔵 25kの必携品について
Funtrails round 秩父&奥武蔵 25kは、距離は短いですが必携品を持つ必要があります。
以下は大会側が指示している必携品ですので必ず準備しましょう。
この必携品は結構重要で、過去に私の前の選手が必携品チェックに引っかかりペナルティーを喰らっており、そこからもうトラウマです。たまたま私は必携品を全て持っていたのでペナルティーを喰らうことはなかったのですが、仮に持っていなかった場合せっかく必死に削り込んできたタイムが台無しになります。
レースを良い思い出にするためにも必携品は持ちましょう。
【必携装備品一覧】
・マスク
・エントリーの際に番号を届け出た携帯電話
・大会当日1か月以上前に新型コロナ接触確認アプリ「COCOA」をインストールし、30日以上継続して日常的に使用しているスマートフォン(上記②と同機可)
・ 携帯コップ(150cc以上)
・ 1L以上の水(スタートおよび各エイドステーションを出発するとき)
・ 各自必要な食料※参考:必要なエネルギー量(体重×8×走行時間-1500kcal)
・サバイバルブランケット(130cm以上×200cm以上)
・ ホイッスル
・テーピング用テープ(80cm以上×3cm以上)
・ 携帯トイレ※使用した場合は、エイドポイントで入手可能です。
・ コースマップ(スマホや時計へのダウンロードでもOKです。)
・ フード付きレインウエア(ジャケットとパンツ)GORE-TEX 等、完全防水、透湿機能を持ち、縫い目をシームテープで防水加工してあるもの。
・ファーストエイドキット(絆創膏、消毒薬など)
・保険証(コピー不可)
・ 必携装備と個人で必要な装備を収納できる両肩で担ぐザック。片掛ザックは不可
・ リタイア時の交通費 ※芦ヶ久保⇒西武秩父180円
・ ライトおよび予備電池
・ 防寒用長袖シャツ。裏が起毛したシャツ、フリースやソフトシェルなど。綿素材は不可
・ 防寒用ロングタイツ。膝まで覆うタイツと膝下までのロングソックスも可
・ 保温のための手袋、耳までを隠す帽子。キャップやヘッドバンド等は不可
必携品はトレイルランニングで持たなくてはならないものです。高価なものもありますが、持っていないものがあったとしても結果的に日頃のワークアウトで使用するものばかりです。
トレイルランにチャレンジするのであれば食費ようだと割り切って購入してしまいましょう。おすすめはトレイルランニング会場で破格で売られているものです。
これからトレイルランを始めようと考えている方や、これから長い距離のトレイルランにチャレンジしようと考えている方は以下記事を参考にしてみてください。↓
Funtrails round 秩父&奥武蔵 25kの競技の流れ
Funtrails round 秩父&奥武蔵 25kでは現在のような社会情勢に配慮してウェーブスタート方式を採用しています。1回目が9時にスタートで、2回目が10時です。開会式や表彰式もなく、ブリーフィングもYouTubeで行われます。
Funtrails round 秩父&奥武蔵 25kのポイントについて
選手の得意分野にもよりますが、やはり芦ヶ久保からの消耗がかなりあったので、レースがスタートするのはA1の芦ヶ久保を過ぎてからと思うくらいがいいです。余程登りが得意な選手でしたらガンガン攻めても問題ないと思いますが、そうでない人は温存しないとヤバいコースと言えるでしょう。
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