今回は数年ぶりにリニューアルされたアルファフライネクスト%2についてレビューしたいと思います。
本記事は以下の方を対象にしています。
・アルファフライネクスト%2について知りたい
・アルファフライネクストとの違いについて知りたい
・VFN2との違いについて知りたい
以下で解説していきます。
アルファフライネクスト%2について
アルファフライネクスト%2(以下略AFN%2)についてですが、これは前作アルファフライネクスト(以下略AFN%)の進化版です。
東京マラソンでは既にキプチョゲ選手により使用されておりましたよね。
前作は箱根駅伝やニューイヤー駅伝、フルマラソンでVFN%2と並んで使用されるシーンが見られたので、今年の駅伝やマラソンではAFN%2を履いた選手を多く見かけることでしょう。
大迫選手は前作を履いておりましたが、AFN%で日本記録を更新しています。
AFN%はエアポケットがついているのが大きな特徴ですが、個人的な感覚としてNIKEでエアポケットと言えばエアマックスなどスニーカーのイメージが強く、
「ランニングシューズにエアポケットか。。」
と最初は思ったものです。
先日参戦した北海道マラソンでもAFN%を履いている選手は何人かいました。
僅かではありましたがAFN%2を履いている選手もいましたね。
外観については前回よりもランニングシューズっぽくなったと感じます。
何と言いますかエアポケットの存在感が少なくなったのでシューズ全体がシャープになったという感じです。
アルファフライネクスト%2の前作からの変更点
前作からの変更点についてですが、まず外観が大幅に変わっています。
エアポケットの部分に補強がつき、1に皆が感じていた「エアマックス感」がなくなり、よりランニングシューズっぽくなりました。
AFN%2もエアポケットは見えているのですが、それに補強素材が付いたことでランニングシューズらしくなったのです。
その影響もあってか、着地時の安定性は格段にアップしました。
そして前作との違いとして反発が減ったということです。これはAFN%の反発を好き好んで履いていた選手であればちょっと残念なリニューアルなのかもしれません。
ただそれなら反発もあり軽量なVFN2でいいやってなる人もいる可能性はありますよね。
アルファフライネクスト%2の重量について
AFN%2の重量については少し重めです。
元々AFN%はVFN2よりも重量がありますが(といいますかVFN2が軽い)、今回は前作のAFN%よりも安定性を持たせるべく改良したことで重たくなった様です。
ただ、高反発と安定性の両方を得るために必要な機能を付けた結果重量が出たのですから、単にシューズの重量だけで判断できるものではないのかもしれません。
この重量をもってしても余りあるメリットが支持されたのが前作AFN%でしたので、今回のAFN%2も重量はありながらも支持されるシューズなのかと思います。
賛否両論あるアルファフライネクスト%シリーズ
AFN%と言えば反発が強すぎるなど、市民ランナーからは何かと敬遠されている傾向にあり、賛否両論のイメージが強いです。
私も皇居の距離走で実際にAFN%をレンタルしたことがありますが、確かにVFN2よりか反発が強い傾向にありました。
反発があるので確かに前にぐんぐん進むんですけど、安定性がないんですよね。何と言いますか、どこから着地するのが正解なのか全く分からないシューズで、テニスボールの上に乗っているようなそんな感覚でした。
市民ランナーの中でもヒールストライクから足裏全体で反発するVFN2が好きな方にとっては違和感があるのかもしれません。
また、トップ選手でもAFN%とVFN2で使用する人が分かれるのはその為だと思われます。
実際に私の友人の市民ランナーは、サブスリーからサブ2.5レベルの選手からビギナーの方まで口をそろえて言うのが前作のAFN%は安定性がないがとにかく跳ねるということでした。
履く人を選ぶシューズなのかもしれませんね。
アルファフライネクスト%2とVFN2との違いについて
AFN%2とVFN2との違いについてですが、走った感じはかなり違いますね。
やはりVFN2よりもAFN%の方が段違いに反発が強いです。もうねグイグイ行く感じ。
ただやはり足裏全体で反発を受けられるのはVFN2の方ですし、軽さについてはVFN2に分があります。
ただこの2独特の反発感が好きな人にとってはたまらないシューズとなることは断言できます。
VFN2のレビューについては以下を参照してみてください。
アルファフライネクスト%2をおすすめするランナー
ではAFN%2はどんなランナーにおすすめなのかと言いますと、ズバリ!
・前作AFN%の反発が好きだったけど安定性のなさが気になっていた
・高反発と安定の両方が欲しい
こんな選手にはかなりオススメできるシューズです。
また、フルマラソンだけでなく、10㎞やハーフマラソンも走るという人には更にオススメです。
長い距離にも使えますが、どちらかというと短い距離にも使えるからです。
日体大記録会などではスパイクではなくAFN%2を履く選手もいるくらいですからね。
まとめ
今回はNIKEのカーボンプレートシューズAFN%2について解説致しました。
NIKEの厚底カーボンプレートシューズは価格も高いですし試しに購入するにはあまりにもハードルが高いですよね。
購入する前に本記事がお役に立てれば幸いです。
また、NIKEのおすすめランニングシューズについては以下記事で解説しております。
いつもありがとうございます!更新の励みになりますのでクリックお願いします!
コメントを残す