日頃ランニングをされている人には、様々な方がおられるかと思います。
競技力の向上であったり、仕事の集中力を得たい為であったりその目的は様々で、私もかなりの時間をランニングに費やしています。
しかしランニングやジムでの時間をただ黙々とこなすだけではもったいないと感じる様になりました。
1ヶ月のランニング総時間を計算するとけっこうな時間になるはずで、その時間を何か別のことに有効活用したい方は多いかと思います。
それのためにオススメなのがオーディブルで、本記事ではオーディブルで面白くて聴きやすかった本を紹介しようと思います。
本の内容によりオーディブルに向いているものとそうでないものがありますが、本記事では聴きやすくかつオススメの本を紹介致します。 面白かった本は随時この記事に足していきますね!
オーディブルおすすめの本①【スタンフォード式 疲れない体】
この本は日頃の何気ない行動がどれだけ体の疲れを招いているか、またその解決方法について解説されています。
この本の著者の山田知生氏はオリンピックのメダリストを多く輩出しているエリート校であるスタンフォード大学のトレーナーです。
普段取り組んでいるスポーツでも「今日は何だか動きが良くないな」など不調に当たることはよくあると思います。
これを改善して高いパフォーマンスを発揮する為には日頃何を気をつけるべきかが書かれています。 スポーツをしない人でも日々疲れに悩まされている人にもオススメです。
オーディブルで聴きやすかった良著【スタンフォード式 疲れない体】疲労に悩む全ての人におすすめ!
オーディブルおすすめの本①【営業の魔法】
営業の魔法というタイトルですが、日頃営業を行わない人にも有益な本です。
著者の中村信二さんは世界外資系営業会社で入社初年度から2年連続トップテン入りしたトップセールスマンであり、本書では人とコミュニケーションを取る上で大事なことが書かれています。
言ってしまえば人生は全て営業の様なもので、私たちは様々なことを周りの人に要求して生きています。
人に話を聞いてほしい時にも上手な人はポイントを抑えた話し方をします。
例えば努力の大切さについて説明したい時にも、話し方によっては知らぬうちに相手に説教をしてしまうことになります。
そういった小さな損の積み重ねが人生にかなりの影響を及ぼしているとなると一大事です。
この「営業の魔法」ではそういったことについて分かりやすく「12個の魔法」で解説されています。
主人公は売れない若手営業マンで、ふとしたことから営業の神様的存在である神谷さんという方の営業シーンに遭遇したところからストーリーが始まります。
弟子入りさせてもらい様々な営業に大事なことを学ぶのですが、対話形式(しかもプロのナレーター)で話が進むので書籍よりもオーディブルの方が頭に入ってきます。
ランニング中に何度も聞いてしまったくらいです。 営業マンでなくとも、対人関係の基本が分かりやすく解説されている本なので、現代社会に生きる全ての方にオススメ出来る本です。
オーディブルおすすめの本③【嫌われる勇気】
アドラー心理学を分かりやすく解説した本です。
社会生活を送るにあたり人間関係の悩みは尽きませんが、これを解決してくれる本です。
私を含めて承認欲求はどうしても付いて回るものですが、これを課題の分離という考え方を用いて解決するなど私たちの気持ちを解放してくれます。
読んでいて生きることがとても楽になった一冊です。
オーディブルおすすめの本④【ジョン・マン】
次におすすめの本は「ジョン・マン」です。
ジョン万次郎は、幕末の人物であり、私的には榎本武揚と並ぶくらい好きな人物です。
14歳で捕鯨漁に出た万次郎は、嵐に遭ってしまい漂流して伊豆諸島に漂着しアメリカの捕鯨船に救助されます。
奇跡的に助かったこともすごいのですが、ここからが万次郎のすごいところ。アメリカで語学や捕鯨技術などを勉強して帰国して、最終的に幕府の通訳として活躍します。
当時はペリー提督が鎖国状態の日本に開国を要求していましたが、万次郎を始め日本の要人の活躍もあり、最終的に開国することになります。
そこに行きつくまでの万次郎の思いや、それを支えてきた人たちのストーリー、開国を要求されて窮地に立たされていた日本幕府の様々な決断に心を動かされる話です。
万次郎の適応能力や異国からの漂流者を受け入れて捕鯨技術まで教えるアメリカの懐の深さにも感動します。
運命がそうさせたとしか思えない出来事の連続なので、フィクションなのかと疑ってしまうほどの話ですが、読んでいて非常に面白かったです。
YouTubeにも要約版がありますので、オーディブルでガッツリ聞く前に予習されてもいいかもしれませんね。
オーディブルおすすめの本⑤【スタンフォード式最高の睡眠】
次におすすめの本は「スタンフォード式最高の睡眠」です。
私たちの人生の実に1/3を占める睡眠ですが、この睡眠の重要性と質の高い睡眠をとるための具体的な方法について書かれています。
私たちが日ごろ耳にする睡眠に関する情報には様々なものがあります。
例えば
・10::00~2:00間で睡眠をとることが重要だ
・早く寝た方が回復が早い
・ショートスリーパーは睡眠の効率がいい
といった話です。これらの話について科学的に分析して深く解説してくれます。
いつも睡眠不足気味であったり、寝ても頭がすっきりしないなどの症状がある方にはかなりおすすめできます。
オーディブルおすすめの本⑥【転職の思考法】
次におすすめの本は「転職の思考法」です。
著者は北野唯我さんという方で、就職氷河期に博報堂に入社し、経営企画局・経理財務局で勤務。
その後、ボストンコンサルティンググループを経て2016年、ハイクラス層を対象にした人材ポータルサイトを運営するワンキャリアに参画、サイトの編集長としてコラム執筆や対談、企業現場の取材を行う。
テレビ番組のほか、日本経済新聞、プレジデントなどのビジネス誌で「職業人生の設計」の専門家としてコメントを寄せている方です。
キャリア構築における知識の塊のような方ですね。
本のタイトルからすると、転職する人向けの本かな?と思いがちですが、自分の市場価値を上げるためにはどういったことを学ぶべきか?が分かる本です。
この手の本は私も書店で立ち読みするのですが、抽象的な言葉や聞いていて気持ちのいい言葉のみが羅列されていて実際に役に立たないことが多いのですが、 この本には自信の市場価値を上げるのに具体的な方法まできっちり書かれています。
実際に転職を予定されている方だけでなく、社内もしくは社外で自分のキャリアをどのように構築していくか迷っている方にも具体的な行動例が書かれているので非常にお勧めできる本です。
日々の仕事に対する取り組み方も変えさせてくれる本です。 本書では自分のマーケットバリューについて知るということからスタートすべきだと書かれています。
このマーケットバリューには大きく
・技術資産
・人的資産
・業界の生産性
の3つがあり、それぞれについて詳細を解説しています。
今の会社でただ何となく働いていて、この先何かを勉強すべきだが何をすべきか分からない。。という方にはかなりオススメできる本です。 こちらもオーディブルでもかなり聴きやすかったのでオススメです。
オーディブルおすすめの本⑦【ロジカルプレゼンテーション】
次におすすめするのが「ロジカルプレゼンテーション」です。
私自身仕事で非常に役に立った実践的な本です。どんなところで役に立ったかというと人に説得をする時です。
先に解説した「営業の魔法」とも通ずるところがありますが、人は働くうえで周りを説得しなくてはならない場面が来ます。
例えば目標を成し遂げたい場合にどうしても設備投資が必要な場合、上司を説得する必要がありますし、家庭や交友関係などでもそういった場面には必ず遭遇するはずです。
そんな時に非常に役に立ちます。具体的に本書では以下の内容を解説してくれます。
・提案の技術
・論理的思考力
・仮説検証力
・会議設計力
・資料作成力
組織で働く若手から中堅社員、ベテランまであらゆる人に共通して必要な能力であるこれらの知識が付きます。
内容はコンサルタントの主人公が問題を抱える会社にコンサルに入って様々な問題を解決するというものですが、ストーリー形式なのでオーディブルとの相性は抜群です。
あまりランキングでは上がってこない書籍ですが、トヨタなどの名だたる企業の研修を任される著者が書いている本で、かなりオススメできます。
オーディブルおすすめの本⑧【学びを結果に変える アウトプット大全】
精神科医の樺沢紫苑氏が書かれた書籍で、アウトプットの重要性について書かれた本です。
学んだ知識を確実に自分のものにして成長するにはアウトプットすることが重要で、その具体的な方法と脳のメカニズムについて書かれています。
・せっかく本を読んだのにその内容を忘れてしまう
・アウトプットと言っても具体的にどうすればいいのか分からない
・覚えた知識を活かせていない
・今の自分を超えたい
・好きなことや仕事で高い成果を出したい
以上の悩みを持つ方にオススメできる本です。
参考書や仕事のマニュアルなど、私たちは日々様々なことを覚える必要がありますが、それを効果的にするにはその知識を使って発信する、つまりアウトプットすることです。
一度インプットした知識は脳内の海馬という部分に2~4週間保存されて、そこから必要であれば側頭葉に移動されます。
この側頭葉に移動する目安となるのが2週間に3回引き出された場合です。
確かに仕事の知識も、頻繁に使う知識はすぐに出てきますし、あまり使わない知識は忘れてしまいがちです。
本書では具体的なアウトプット方法を大きく7項目に分けて解説してくれていますが、特に印象的で身に覚えのあるのが
・ありのままを記録する
・世間に発信する
ということです。
ありのままに記録するというのは授業でも会議でも、一通り話を聞いて自分の感情が動かされた、重要だなと感じた時にその内容や感動したポイントをノートに書き綴るということです。
良い話を聞いても最終的に質問を思い出せない時は、それを聞き流してしまった時であったりする傾向があるのでその都度書き留めるということです。
世間に発信するということは、インプットした内容をSNSなどを通じて発信するということです。
発信するということは当然人の目に触れることなので、ある程度の緊張感の中で試行を巡らせたり文章を作ったりします。
そうすることでアウトプットの精度も向上し、インプットから得られる情報の幅も広がるということなのです。
情報発信することで起きる様々な相乗効果についても書かれており、世の中の仕組みを知れた気がします。
私の場合、日頃の練習からレースの成果に繋がった事柄をブログでまとめたり、練習日誌に記載することがアウトプットとなていますが、発信をした方が後々までずっと記憶に残ります。
記憶に残るということは、次にイレギュラーな結果が発生した時に、過去の経験から●●が実は効果的だったんじゃないか?などと仮説を立てることが出来るんです。
概説が長くなりましたが、学びを成果に変えたい方にはオススメの本です!
まとめ
今回はオーディブルでオススメの本について解説させて頂きました。
これまでランニング中やジムでのトレーニング中は読書という選択肢がなかった為、このサービスは画期的でした。
是非オーディブルを使って本を読んでみましょう。
オーディブルならAmazonのアカウントを持っていればそのまま購入できますし、もし使い勝手が悪ければそのまま解約もできます。
しかも契約時に購入した本は無料でそのまま読み続けられます。 以下でオーディブルについて解説しておりますので参考にしてみてください。
ランニングしながら読書出来る!オーディブルのすすめ!
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