今回はヴェイパーフライからの乗り換えを考えているランナーさんにおすすめのランニングシューズを紹介します。
それがこのメタスピードエッジプラスなのですが、これを私が暫く使ってきた感覚を元にレビューしてみようと思います。
レース用シューズはまだヴェイパーフライを履いているのですが、基本的に核となるトレーニングではこのメタスピードエッジプラスを履いています。
https://twitter.com/AC71592310/status/1760264430481522739
つまりポイント練習では使用頻度が多いわけです。
今回はあくまで私の視点ですが、このメタスピードエッジプラスについて魅力を解説していこうと思います。
・ヴェイパーフライに近い厚底シューズが欲しい
・メタスピードエッジプラスの特徴を知りたい
・メタスピードエッジプラスの履き心地について知りたい
といった方にはおすすめできる内容かと思います。
以下記事で解説していきます。
最近のヴェイパーフライはちょっと高い
まずメタスピードエッジプラスに注目した理由としては、
ここ最近のヴェイパーフライが高いと感じるからです。
これまでマラソンレースシューズはヴェイパーフライシリーズを使ってきましたが、最近はヴェイパーフライでも3万円超えは普通になってきました。
アルファフライに関しては更に高い価格で、履きたいけれども経済的になかなか厳しいというランナーさんも多いのではないでしょうか?
ただこれまでずっとヴェイパーフライを履いてきただけに、急にヴェイパーフライから他のシューズに乗り換えるというのもなかなか勇気が要るものです。
確かにヴェイパーフライのあのライド感は外せないというランナーさんは多いでしょうし、私もその1人でした。
そこで今回はこのメタスピードエッジプラスを紹介しようと思ったわけです。
メタスピードエッジプラスの特徴
次にメタスピードエッジプラスの特徴について解説します。
具体的には以下の特徴があります。
・独特のライド感
・反発を得やすい
・価格が他メーカーと比較して安い
といったところです。
以下記事で解説していきます。
特徴①独特のライド感
メタスピードエッジプラスの特徴としては、履いた段階でわかるクッション感が挙げられます。
この投稿をInstagramで見る
ヴェイパーフライにも同じように履いた瞬間からわかる、クッション感と反発感がありますよね?わたしも初めて履いた時は感動したものですがそれと似た感じです。
ただ、メタスピードエッジプラスはヴェイパーと比較すると、少々硬めのクッション感です。
以前からアシックスのターサーに慣れていた方で、アシックス独特のクッション感が好きなランナーさんでむしろこのクッション感や反発感が好きなのではないでしょうか?
また、高反発材が前足部に集中しているという点もポイントです。
ヴェイパーフライと比較すると、シューズのクッションはバランスが少し異なることが分かるかと思います。
ヴェイパーフライであればカカト側からクッションが豊富配置されていますが、エッジプラスはどちらかというと足先に集中しています。
ただ、最終的に蹴り出し時に踏み込むのは前足部ですので、これは理にかなった構造だといえますし、十分反発をもらうことができます。
カカトから着地してかかとから蹴り出すランナーはいませんからね。
特徴②反発を得やすい
メタスピードエッジプラスの特徴として、反発を得やすい構造だという事です。
これはメタスピードエッジプラスのカーボンプレートと高反発素材の配置に理由があります。
メタスピードエッジプラスは高反発素材の下にカーボンプレートが内蔵されているので、足で直接高反発素材を押し込むことになります。
その結果、走る前の脚入れの段階からクッション感と反発感を感じることができるのです。
一方メタスピードスカイプラスは、クッション材の上にカーボンプレートが内蔵されているので、ある程度押し込まないと反発を得ることができません。
ただ、しっかり踏み込めばメタスピードエッジプラスよりも爆発的な反発を得られるというメリットがあります。
特徴③価格が他メーカーと比較して安い
メタスピードエッジプラスの特徴として、価格が安いというのもポイントです。
とはいえ¥27000ですのでランニングシューズとしては決して安くはないのですが。
この投稿をInstagramで見る
ただ¥30000を超えてくるヴェイパーフライと比較した場合にかなりコスパは良いと感じます。
マラソン本番で使うとなると、ある程度のトレーニングでもそのシューズを使うことになるかと思いますが、そんな時にも気兼ねなく使える最低限のラインかと思います。
しかもマラソンレースで使うか否かのトレーニングって、シューズにもダメージが大きいことが多いですからね。
またシューズ自体の耐久性も比較的高いので、シューズ全体のコスパを考えておすすめできるというわけです。
メタスピードエッジプラスはどんなランナーにおすすめ?
次にメタスピードエッジプラスはどんなランナーにおすすめ?ということですが、
・踏み込みの弱めのランナー
・これまでヴェイパーの履き心地が好き
という方にはおすすめです。
マラソンレース本番で使用するシューズは、マラソンレースを想定した使い方をして、その使い心地を確認するというのが私のおすすめです。
そんなマラソンレースペースでは私の場合、そこまでストライドも伸ばさないので、クッション材を踏み込む力もそれなりに弱いです。
その状態でもベストなクッション感と反発が欲しかったので、そういった意味でこのエッジプラスは、少ない足の力でもしっかり反発をもらえる感じがあるのでかなりよかったのですよね。
メタスピードエッジプラスと似た形状であるメタスピードスカイプラスも実は持っているのですが、この2足は使い分けをしています。
LTでのペース走やインターバル走など、ストライド広めで走る時には着地も強めですのでスカイプラスを使用します。
しかし、マラソンレースペース程度のストライドと着地であれば、私の場合メタスピードエッジプラスの方が相性が良いのです。
よくスカイはストライド、エッジはピッチと言われますが、このイメージは確かに当たっていて、私の様に足で回すピッチ走法のランナーの場合、踏み込みが弱めになるからです。
あとは厚底シューズのかなでも安定性を求めるランナーにもおすすめできます。
あくまで私の感覚ですが、メタスピードエッジプラスはヴェイパーフライよりもシューズの幅があり、安定性については高いと感じます。
なのでこれまでヴェイパーフライの反発は好きだったけれどもどこか窮屈さを感じていた方にはおすすめできるシューズですね。
このあたりは脚入れの感覚からしてさすがアシックスって感じですね。
メタスピードエッジプラス以外のアシックスのランニングシューズについては以下記事で解説しております。
ヴェイパーフライからの乗り換えにメタスピードエッジプラスをおすすめする理由
次にヴェイパーフライからの乗り換えにメタスピードエッジプラスをおすすめする理由です。
これはひとえに、履いた感じがヴェイパーフライに近いからです。
私個人的にはスカイプラスよりもエッジプラスの方が、初めてヴェイパーフライを履いた時のあの感動に近いものがありました。
実際に履いた時に感じるあの撥ねるような感じも結構似ています。
元々ヴェイパーフライの反発感が好きだという方で、その反発感のイメージから離れたくないという方にはかなりおすすめできるシューズです。
以下YouTube動画でもメタスピードエッジプラスについて解説しておりますので参考にしてみてください。
レースで使えるか試すにはマラソンレースペースがおすすめ
メタスピードエッジプラスをレースで使えるか試すにはどうすればいいか?という話ですが、
これはマラソンレースペースで試すのが最も良いでしょう。
良いというのはマラソンで使えるかどうか判断するにあたってということです。
マラソンレースペースというのは非常に微妙なペースです。
ある程度力も温存して走るので、ストライドもそこまで大きくないわけですし、着地点や蹴り出しも異なります。
そんな中でベストな履き心地が求められるわけです。
これまでロングインターバルでいい感じかどうか選んでいたのですが、やはりマラソンで使うのであればマラソンレースペースもしくはそれよりも少し速めの練習で試すべきでしょう。
まとめ
今回はメタスピードエッジプラスについて、ヴェイパーフライ派におすすめする理由について解説しました。
以下記事でもメタスピードエッジプラスについて解説しております。
また、以下の動画では厚底シューズ全体に関する解説をしておりますので参考にしてみてください。
いつもありがとうございます!更新の励みになりますのでクリックお願いします!
コメントを残す