今回は電動コーヒーミルについての話です。
コーヒーを手軽に美味しくするのに欠かせないのが電動コーヒーミルですが、高価なものもあるのでまずは上布を仕入れておきたいところ。
そこで本記事ではコーヒーを美味しく淹れる為に必要な電動コーヒーミルについて解説してみようと思います。
本記事は以下の方を対象にしています。
・電動コーヒーミルの種類について知りたい
・電動コーヒーミルで美味しいコーヒーを淹れるポイントを知りたい
・シーン別にオススメな電動コーヒーミルの選び方について知りたい
・各種電動コーヒーミルのメリット、デメリットについて知りたい
以下で解説していきます。
コーヒーの魅力
まず最初にコーヒーの魅力について解説します。
早めに電動コーヒーミルについて知りたい方は飛ばしてください。
私自身コーヒーを10代の頃からずっと飲んでいましたが、とにかく香りやコクを手軽に楽しめるので毎日飲んでいました。
最初はドリップバック(窒素入りで酸化を抑えたもの)を使っていましたが、社会人になって豆をひくとコーヒーはさらにおいしいと言うことに気がつき、電動コーヒーミルを購入。
そこからコーヒーの世界にさらにはまっていきました。
また、私自身ランニングを愛しており、ランニングにおいてもコーヒーの効果と言うのは非常に大きいことがわかってからは、トレーニング前にコーヒーを活用するなどしています。
具体的に狙った効果としては血中の遊離脂肪酸量を増やすなどの効果です。
これらはコーヒーに含まれるカフェインやポリフェノールなどの効果によるもので、日頃のランニングだけでなくレースでもパフォーマンスを引き出す上で重宝しています。
私がコーヒーをランニングに活用している内容については以下記事で解説しておりますので参考にしてみてください。
そんなコーヒーの恩恵を受けるには、コーヒーミルなどで新鮮な状態で効率的に挽かれた豆が必要です。
抽出効率が変わることで、成分だけでなく味にも好影響を及ぼし、体に様々な効果をもたらすからです。
焙煎所で教えて頂いた電動コーヒーミルの魅力
電動コーヒーミルについて様々な知見を得たのは、近所の焙煎所で色々教えて頂いたことからでした。
そこでは焙煎したての豆を挽くコーヒーミルについてもこだわりがあり、テスト用に様々なコーヒーミルを使っており、その特性についてとにかく色々教えてくれました。
コーヒーはクロマトフラフと同じで、如何に有効成分を湯に染み出させ、コーヒーカップに抽出できるかがポイントです。
その時に如何に豆の粒度が揃うかはかなり大きなポイントとなるわけです。
焙煎する際にも意図があるわけですから、その意図を出来る限りコーヒーカップで具現化するにはグラインダーの存在は極めて大きなポイントなのです。
コーヒーの味と豆の挽き方は関係している
次にコーヒーの味と豆の挽き方は関係しているという事です。
コーヒーを入れる際は、コーヒー豆を電動ミルで挽いてドリップするのですが、最近考えるのが抽出されるコーヒーの雑味についてです。
この雑味というのが曲者で、本当にコーヒーが台無しになります。
苦味が先味に立ち、コーヒー独特のコクや甘みを感じにくくなってしまうのです。
コーヒーになぜ雑味が出てきてしまうのか色々と調べると、豆を細かく挽きすぎてしまうことが原因の1つであることがわかりました。
他にコーヒーから雑味が出る要因は様々あるのですが、近所のナイスミドル焙煎士にいろいろご教示いただいてわかったのが、コーヒーの粒度が揃っていないことが1つの要因であると言うことです。
そこで電動コーヒーミルについて深く考える様になり、これまで浸かっていたプロペラ式の電動コーヒーミルを見直すことにしたのです。
電動式コーヒーミルを使うメリットは?
次に電動コーヒーミルを使うメリットについてです。
メリットとしては、
・ボタン1つで豆を挽くことができる
・一度に多くの豆を挽くことが出来る
・豆の粒度の調節が楽である
ということです。
以下記事で解説していきます。
電動コーヒーミルを使うメリット①ボタン1つで豆を挽くことができる
電動コーヒーミルを使うメリットとして、
ハンドルを回すことなくボタン1つだけで豆を挽くことが出来るという事です。
私の場合キャンプや車中泊などで手挽きのコーヒーミルを使用することはありますが、正直なところ時間がかかります。
手挽きによるメリットや楽しみはもちろんあるのですが、ボタン1つで豆を挽くことが出来るのであればかなりのメリットですよね。
電動コーヒーミルを使うメリット②一度に多くの豆を挽くことが出来る
電動コーヒーミルを使うメリットとして、一度に多くの豆を挽くことが出来るという事です。
プロペラ式であれば、粉砕室に豆が入るだけが1バッチとなりますので、多く豆を挽こうとすると何度かやり直す必要があります。
しかし、電動式であれば一気に挽くことが出来るのではるかに楽です。
多くの豆を挽くのであれば特におすすめなのが臼式です。
必要な豆を上から投下するだけで全て挽くことができちゃいますからね。
電動コーヒーミルの醍醐味はこうした手軽さにもあるでしょう。
電動コーヒーミルを使うメリット③豆の粒度の調節が楽である
電動コーヒーミルを使うメリットとして、豆の粒度の調節が楽であるという事です。
これは特に臼式の電動コーヒーミルで感じます。
ダイアルが付いており、これを回転させることで、豆をすり潰す回転歯と固定歯の感覚を調節できるので簡単にコーヒー豆の粒度を調節することが出来るのです。
プロペラ式でも稼働時間により粒度を調整することは出来ます。
しかし、それにはミルを振ったり豆と羽の当たる音などについてある感覚がつかめていないとむずかしいので、難しいです。
プロペラ式だとその辺りには限度があるので、やはり臼式をオススメします。
電動コーヒーミルの種類について
次に電動コーヒーミルの種類について解説します。
大きく分けて、
・プロペラ式
・臼式
に分類されます。
以下記事で解説していきます。
コーヒーミルの種類①プロペラ式
電動コーヒーミルの種類の1つ、プロペラ式についてです。
プロペラ式は、2から4枚の刃が回転してコーヒー豆を粉砕する仕組みです。
電動コーヒーミルには、「粉砕するもの」、「すり潰すもの」、「切り刻むもの」と分類されますが、プロペラ式は粉砕にあたります。
2枚よりも4枚の羽を持つものの方が豆の均一度が高くなります。
販売されているものは多くが2枚刃のコーヒーミルですが、たまに4枚刃のものも見かけます。
コーヒーミルの種類②臼式
電動コーヒーミルの1つ、臼式について解説します。
プロペラ式のコーヒーミルと異なるのは、豆を粉砕するのではなく、「擦りつぶす」ものや「切り刻む」物があると言うことです。
臼式は大きく分類して
・ロールグラインダー方式
・コニカルカッター方式
・フラットカッター方式
の3つに分類されます。
ロールグラインダー
臼式のタイプ①ロールグラインダー方式
まずロールグラインダー方式の特徴についてです。
写真のように、豆はロール間を通過する際にすり潰される仕組みです。
メリットとしては豆の粒度の均一性が高く、粉砕速度も速いと言うことで、他の電動コーヒーミルを圧倒しています。
主に工業様のコーヒーミルとして用いられることが多いカット方式です。
臼式タイプ②フラットカッター方式
次にフラットカッター方式です。
業務用から家庭用まで使用される電動コーヒーミルに多いカット方法です。
私の持っている「ナイスカットミルネクストG」もフラットカッター方式を採用しており、その価格も機種により実に様々です。
フラットカッター方式の電動コーヒーミルは一般に業務用のものの方が効果ですが、丈夫さや粉砕速度などの点で家庭用よりも優れているのが特徴です。
フラットカッターとコニカルカッターは、固定歯と回転歯の隙間の調整により粒度を変えるもので、歯の形状も様々なものがあり、材質や加工方式も異なります。
臼式タイプ③コニカルカット方式
次にコニカルカット方式です。
コーヒー豆の挽き方を細かく調整できるのが特徴で、エスプレッソ用のミルや手動のミルに採用されているカット方式です。
コニカルカッター式のコーヒーミルは歯の加工が極めて職人的なので高額である事は結構多いですね。
各種電動コーヒーミルのメリット
次に各種電動コーヒーミルのメリットについて解説します。
・プロペラ式
・臼式
に分類して解説していきます。
①プロペラ式電動コーヒーミルのメリット
プロペラ式のコーヒーミルのメリットは、何といってもその軽量性と手入れのしやすさにあります。
また、構造が単純なため、故障がしにくいと言うメリットもあります。
かつて私が使用していたのはこのコーヒーミルでした。
軽量でしたのでキャンプや車中泊に持って行っても十分使えます。
もちろんそうした場合はポータブル電源が必要ですが、ポータブル電源と組み合わせればIHヒーターと合わせて使うことができるので、かなりオススメです。
ポータブル電源については以下記事で解説しておりますので参考にしてみてください。
また、分解する必要がないので手入れのしやすさも抜群です。
コーヒーを美味しく飲むには、コーヒーミルの中に微粉や古い豆を残さないようにするのがポイントです。
理由は、そうした残留豆は酸化しており、新しく挽いた豆に混ざることで抽出した際に雑味に繋がるからです。
そうした場合はブラシで残った豆を取り除くなどの作業が必要ですが、プロペラ式はそれが極めて楽なのです。
また、構造自体が単純ですので故障しにくいというメリットもあります。
以前私が使っていたのですが、購入して12年近く使用していたので、かなり長持ちしていることになります。
一時的に接触が悪く調子を崩していた時期があるのですが、そこから持ち直して現在も活躍してくれています。
②臼式電動コーヒーミルのメリット
次に臼式の電動コーヒーミルのメリットについてです。
これは何といっても粒度が揃うということやデザインがかっこいいという事が挙げられます。
コーヒー豆を挽いた後の粒度が揃うというのはおいしさにとって極めて重要な要素で、私も最初に臼式にしたときには味があまりにも変わって感動したものです。
以下の写真の様に、プロペラ式で挽いたものと比較すると明らかです。
またデザインがカッコよく、インテリアにも非常に良いと言うことが挙げられます。
プロペラ式のコーヒーミルは、置いてあっても一瞬何の機械か分かりませんが、臼色のコーヒーミルが置いてあると、ここの家ではコーヒーを飲むんだなと言うことがすぐにわかる位存在感があります。
またプロペラ式よりも多くの豆を一気に挽くことが可能ですので、お店で使用する場合にもオススメできます。
各種電動コーヒーミルのデメリット
次に各種電動コーヒーミルのデメリットについて解説します。
・プロペラ式のデメリット
・臼式のデメリット
以下記事で解説して行きます。
プロペラ式電動コーヒーミルのデメリット
まずプロペラ式電動コーヒーミルのデメリットについて解説します。
具体的には
・挽いた豆の粒度が揃わない
・音が大きい
と言ったところでしょう。
以下で解説して行きます。
プロペラ式電動コーヒーミルのデメリット①引いた豆の粒度が揃わない
プロペラ式のデメリットとしては、挽いたコーヒー豆の粒度が揃わないと言うことです。
抽出にベストな粒度までコーヒー豆を引こうとすると、ミルをある程度の秒数回さなくてはならないですが、そうした際にどうしても挽かれすぎる場所が発生します。
写真で解説すると以下のような場所です。
コーヒー豆が細く光過ぎた場合は、抽出すると非常に苦いですし、えぐ味すら感じてしまいます。
これは使用するコーヒー豆が上質なものであっても関係なく味の劣化を感じます。
このようにコーヒーミル歯が当たる場所とそうでない場所で弾き方にムラができてしまうのです。
またモーターにより羽が回転してコーヒー豆をカットするので、構造上摩擦やモーターの熱がコーヒー豆に伝わってしまい、風味劣化につながってしまいます。
そうした味の変化が気になる方には臼式がオススメできます。
プロペラ式電動コーヒーミルのデメリット②音が大きい
プロペラ式のデメリットとしては、音が大きいということです。
臼式も音が大きいですが、プロペラ式も負けていません。
ただ、中心となる音は豆を砕く音が大きいイメージです。
なので高めのモーター音や、豆がカリカリ砕かれる音が大きい程度ですので、電動ミルごとタオルで巻いてしまえば音もかき消せるでしょう。
臼式電動コーヒーミルのデメリット
臼色のコーヒーミルのデメリットは、
・音が大きい
・手入れが大変
・大型である
・価格が高い
といったところです。
以下で解説していきます。
臼式電動コーヒーミルのデメリット①音が大きい
まず音が大きいということについてです。
これは構造上どうしても仕方のないことですが、ある程度の音は出ます。
アパート何かに住んでいる人は夜使用するとひょっとしたら迷惑になるかもしれません。
ただこの音がコーヒーミルらしくていいんですけどね。
プロペラ式よりも低く、臼が回る様な音ですので低音が大きい様なイメージです。
プロペラ式は小型式ですのでタオルで巻いてごまかせますが、臼式は大きいのでそれができません。
特にフラットカッター色の場合は、固定端と回転馬の間に豆が入ってすりつぶされるので、どうしても音が大きくなってしまうのです。
それでもコーヒーの味を追求する人には臼式を推奨できるくらい味的なメリットは大きいと感じますね。
臼式電動コーヒーミルのデメリット②手入れが大変
コーヒーミルのデメリットとして、手入れが大変なモデルもあると言うことです。
これはプロペラ式のコーヒーミル以外であれば多少は手入れが必要と考えてください。
私の場合、フラットカッター式のコーヒーミルを使用していますが、清掃にはちょっとした分解が必要になります。
とは言え、5分程度で終わるような清掃ですがね。
写真のようにフタをとって、固定端と回転場に付着したコーヒー豆をブラシで払う程度です。
これをしないと、古く残った豆が酸化してしまいせっかく新しくひいた豆が雑味を感じてしまうのです。
臼式電動コーヒーミルのデメリット③大型である
コーヒーミルのデメリットとして、大型であると言うことです。
これは先にも解説したように、プロペラ式以外は固定歯と、回転歯を設置する必要がありある程度の大きさが必要だからです。
それらの部品を支えて、かつ電動コーヒーミルとしての完成度を追求するとどうしてもこのぐらいのサイズにはなってしまうかと思います。
これは必要とする豆の量が多いお店などで使用する臼式電動コーヒーミルであれば更に大きくなる傾向にあります。
オブジェとしては最高ですけどね笑
臼式電動コーヒーミルのデメリット④価格が高い
コーヒーミルのデメリットとして価格が高いと言うことです。
シンプルな構造のプロペラ式のコーヒーミルは、非常に安く手に入れることができますが、しっかりと豆の流動を合わせることを目的に開発されたコーヒーミルは構造も複雑であるため価格が跳ね上がります。
ただ、美味しいコーヒーを飲みたいのであればはっきりいってここに投資すべきでしょう。
臼式のコーヒーミルは高かったですが、本当に味が美味しくなりますからね。
シーン別にオススメなコーヒーミル
次にシーン別にオススメなコーヒーミルについて紹介します。
どこでも美味しいコーヒーを飲みたいですが、それはシーンにより適切なコーヒーミル選びが必要になってきます。
そこで、
・自宅で使うケース
・アウトドアで使うケース
・お店で使うケース
に分類して解説していきます。
ここで多くの機種をおすすめすると更に迷う方が多いかと思いますので、私が様々なコーヒーミルや焙煎所で学んだことを参考に解説していきます。
シーン①自宅で使うケース
コーヒーミルを自宅で使うのであれば、私個人的には圧倒的に臼色をお勧めします。
理由はコーヒーを美味しく飲めると言うのと、自宅に設置するので大きさを気にする必要が無いからです。
プロペラ式よりも高価と言われる臼色ですが、手が出ないほど高価というわけではなく、毎日のコーヒーライフを楽しく送ることを考えたら安い投資だと思います。
臼式を家庭で使用することを考えるのであれば、「ナイスカットミルネクストG」がオススメです。
以下記事で詳細にレビューしております。
プロペラ式よりも大型となってしまう臼式の中でも比較的小型で、家庭においても邪魔になりません。
私の場合は自宅にこんな感じで置いています。
隙間にもおけますし、インテリアとして割としっかり目に置いてしまっても映えるかと思います。
挽いたコーヒー豆の粒度もしっかり揃いますので、ドリップしたコーヒーの雑味も少なく、スペシャリティコーヒーであれば産地による豆の違いもしっかり楽しむことができます。
シーン②アウトドアで使うケース
アウトドアで使うのであれば、圧倒的にプロペラ式のコーヒーミルがお勧めです。
理由は軽量で持ち運びやすいと言うことと、手入れが楽だからです。
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オートキャンプや車中泊に出かける場合、ポータブル電源と合わせて持っていけば充分使用できます。
臼式のコーヒーミルであれば定格出力がポータブル電源の容量を超えてしまう可能性もあるので、このプロペラ式であれば確実に使用することができます。
定格出力の高いポータブル電源であれば臼式でも十分使用できるでしょう。
出力の高いポータブル電源については以下の記事解説しておりますので参考にしてみてください。
また、プロペラ式のコーヒーミルを購入するのであれば以下の「HOMEASY」のものがオススメです。
4枚歯のコーヒーミルで、プロペラ式の中では粒度は揃う方です。
ただ臼式には粒度の均一性や雑味の少なさか敵わないので、どうしても粒度を揃えたい方は臼式のコーヒーミルをオススメします。
シーン③お店で使うケース
お店で使用するのであれば圧倒的に臼式がお勧めです。
しかも臼式の中でもエスプレッソまで対応可能で、かつエスプレッソハンドルを使う際にも使いやすいものです。
お店ではドリップコーヒーだけでなく、ラテを提供するのではエスプレッソは必要になりますし様々なコーヒーが要求されます。
1日の杯数が200杯以上出るようであれば、業務用を選ぶといいでしょう。逆にそれ以下の小さなカフェであればナイスカットミルネクストG程度で十分かと思います。
コストもかかりますしね。
杯数が多く求められるお店で、エスプレッソまで必要となれば、豆の粒度を細かく調整できることが必要です。
そんな中でもオススメなのが、以下のMAZZERというモデルです。
これは私が日頃焙煎を教えて頂いている焙煎所でも使用しているモデルで、どんなニーズにも対応したコーヒーミルと言えます。
見た目からして清掃も難しそうですが、分解も簡単というのがポイント。
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モデルも様々ですので、店舗のサイズに合ったものを選ぶと良いでしょう。
このMAZZERと出会ったのはこの焙煎所だけではなく、神戸のエスプレッソワークというお店でした。
そのデザインのカッコよさと豆を挽く際の利便性からかなり個人的に気になっておりました。
カフェを開店されることを視野にいれている方にもかなりオススメです。
お店に置いていても非常にかっこいいですし、機能面も抜群に素晴らしいです。
また、出る杯数は多いものの、お店で使う際にエスプレッソまでの粒度は必要ないという方には、以下の機種がオススメです。
提供するのはドリップコーヒーのみでエスプレッソやラテはメニューにない純喫茶なんかで使用されているイメージですね。
粒度はしっかり揃いますし、コーヒー豆を多く挽く場合にも素早く挽くことが可能です。
形状はナイスカットミルネクストGと似ていますが、少し大型です。
その活躍の場からレトロな式調のデザインが多いというのも特徴です。
実際に電動コーヒーミルを使った感想
私は、プロペラ色と薄色の両方の電動コーヒーミルを使ったことがあるので、両方の良さはわかっているつもりです。
・手軽さ
・手入れのしやすさ
・コーヒーの味
・価格
以上の内容について解説していきます
電動コーヒーミルを使った感想①手軽さ
手軽さについては、コーヒー豆を聞くことに関する手軽について言うのであれば正直プロペラ式も臼式も変わらないと感じます。
ただ、プロペラ式については粒度を少しでも揃えようとすると電動コーヒーミル自体を上下に振らなくてはならないので、コーヒー豆をひくだけを考えると臼式の方が手軽と言えるかもしれません。
手軽においしいコーヒーを飲むということを考えると、プロペラ式よりも臼式を推奨します。
電動コーヒーミルを使った感想②手入れのしやすさ
丁寧については、プロペラ式の方が簡単だと思います。
理由は清掃する際には豆を粉砕するスペースに溜まった粉を取り除くだけで済むからです。
プロペラ式であれば、蓋を開けるとすぐにそれができますが、臼式であればネジで固定されているのでそこを開けなくてはなりません。
とは言え臼式でも5分ほどで掃除は完了するのであまり大変だとは感じませんでした。
電動コーヒーミルを使った感想③コーヒーの味
コーヒーの味については間違いなく臼式に分があるでしょう。
理由はやはりコーヒーの粒度が揃うと言うことがあります。
粒度が揃えば、コーヒーの余計な苦味も抑えることができますし、ポリフェノールやカフェインなどコーヒーが健康にもたらす成分を確実に抽出することができます。
ただ、注意しなくてはならないのが臼式は分解清掃が若干しづらいため、定期的に豆を掃除しないと雑務につながる可能性もあります。
定期的に清掃しましょう。
電動コーヒーミルを使った感想④価格
価格についてはプロペラ式に分があります。
理由はプロペラ式の方が構造が単純だからです。
コーヒーをこれから始めようと思っている方で、まずはコストをかけずにコーヒーを楽しみたいと言う方にオススメです。
プロペラ式に慣れてきて、さらにコーヒーにこだわりたいなと感じるようになったら臼式を購入すれば良いと思います。
逆にその違いを楽しむために段階的に最初はプロペラ式を試す方が面白いかもしれません。
まとめ
今回はコーヒーミルとグラインダーについて解説し、おすすめのものを紹介させて頂きました。
これからコーヒーを本格的に始めようという方が最初に準備するのはドリッパーやコーヒーメーカーかと思います。
それらを使って毎日コーヒーを飲んでいるうちに、豆の挽き方ひとつでコーヒーの味が変わるということに気が付くはずです。
コーヒーの更なる美味しさを求めたいと思う方は、グラインダーを購入して豆の挽き方にもこだわってみてはいかがでしょうか?
電動コーヒーミルに投資することであなたのコーヒーライフがきっと豊かになるはずです。
友人を自宅に招いた時にふと出したコーヒーが美味しいと「おっ!」と思われます。コーヒーを普段飲まない人でも分かることが多いです。
他にもコーヒーライフを豊かにする道具も解説しています。以下は私が使用しているコーヒーカップですが、こちらもかなりおすすめです。
以下記事で詳細を解説しておりますので興味のある方はチェックしてみてください。
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