最近アウトドアや災害対策でニーズが高まっているのがポータブル電源。
キャンプや車中泊、災害時など様々なシーンで活躍するこのポータブル電源ですが、実際のところどのスペックがいいか迷っている方は多いのではないでしょうか?
本記事では、皆さんのライフスタイルに合った最強のポータブル電源を紹介しようと思います。
私自身トレイルランニングやファストパッキング、登山なので車中泊などを行います。
ポータブル電源はそんな時にもかなり活用しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
ポータブル電源とは
ポータブル電源とは言わばモバイルバッテリーの大型版。
AC出力が使用できるので、モバイルバッテリー以上に様々な電化製品に使用することができます。
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型番にもよりますが、出力ポートは電化製品に使えるAC出力から、DC出力、USBなど様々な用途に対応しております。
さらには急速充電機能が搭載されているものも多く出ておりますので、とても便利です。
蓄電性に優れており、しばらくポータブル電源を使用しないで放置しておいてもバッテリーが減っていることがほとんどありません。
なので災害時等いざと言う時にも充電した状態であれば防災グッズとして非常に役に立つと言うわけです。
ポータブル電源は今買うべき?どんなシーンに活用すれば良いのか?
ポータブル電源は非常に高価な買い物です。
よって買ったはいいけれども使わなくてお蔵入りになっちゃうなんて事態は避けたいですよね?
そんな方向けに、実際にポータブル電源を使うことを想定した事例、具体的には
・アウトドアや車中泊で使用する
・災害時にポータブル電源を活用する
・ガジェット用として使用する
・ガーデンニングに使用する
について解説していきます。
活用シーン①アウトドアや車中泊で使用する
アウトドアや車中泊で使用するというのはポータブル電源の醍醐味と言えるでしょう。
これまでのキャンプや車中泊よりも、ずっとレベルが上がりますし、外で家電が使える会館て実際に体験してみるととてもよくわかるかと思います。
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容量や定格出力によっては、ドライヤーなどの高出力家電も使用することができますので、用途に合わせて選ぶようにしてみましょう。
また最近ではソーラーパネルと合わせて販売されているものもあり、電源がなくてもポータブル電源を充電することができます。
しかもモデルによっては2000ワット近い大容量のポータブル電源でも、2.5時間程度で急速充電できると言うからびっくりです。
活用シーン②災害時としてポータブル電源を活用
災害時にもポータブル電源は非常に便利なアイテムとなります。
現在政府が発表している数値だと、30年以内に南海トラフ巨大地震が発生する可能性は70%から80%と言われています。
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巨大地震が発生すると、地震そのものも危険ですが津波による大規模停電なども予想されます。
そうなると発生するのが電力不足です。
その時にソーラーパネル付きのポータブル電源であれば、半永久的に電化製品を使用することができます。
災害時にまさに命綱と言えるアイテムがポータブル電源なのです。
活用シーン③ガジェット用として使用する
自宅でガジェット用として使用するのもありです。
これにはそこまで大きな容量は必要ありませんが、スマートフォンの充電から、PCの電源まで様々な分野で活躍してくれます。
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ガジェットを同時に使用する時はどうしても電源が不足してしまうことってありませんか?
PCのAC出力だけ遠い場所にあるので延長コードを使用したりなど。
ポータブル電源があれば、アウトドアの最中でもPCを起動させたりすることもできるのでかなり便利ですよね!
活用シーン④ガーデニングに使用する
またガーデニングに使用すると言うのもオススメです。
高圧洗浄機や、芝刈り機等を使用する場合もあるかと思いますので、その時にポータブル電源はお勧めです。
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自宅のコンセントだとどうしても窓を開けなくてはなりませんし、またコードの長さが足りないと作業できる範囲も限られてしまいます。
そんな時にポータブル電源があれば、場所を選ばずに電源を供給することができるのです。
ポータブル電源の選び方
次にポータブル電源を購入するときの選び方について解説します。
ポータブル電源は実に様々な機能があるので、その選び方も多岐に渡りますので正直迷いますよね?
ポータブル電源を選ぶポイントとしては具体的に、
・デザインで選ぶ
・使い勝手の良さで選ぶ
・使う家電の電力で選ぶ
・バッテリー容量で選ぶ
・バッテリー寿命で選ぶ
・対応する周波数で選ぶ
・アウトドアに特化した機能で選ぶ
・充電時間や充電方法で選ぶ
・自然放電によるロスを考慮すること
以上の内容があるかと思います
以下記事で解説していきます。
ポータブル電源の選び方①デザインで選ぶ
ポータブル電源は様々なシーンで活用するので、自宅に置いておくのであれば、インテリアを邪魔しない美しい形がいいですよね!
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ひと昔前のポータブル電源は、いかにも電化製品といった感じがあり、無骨でかっこいいアウトドア感がありませんでした。
私の場合、部屋がアウトドアな雰囲気にしているので、ポータブル電源のこの無骨な形がとっても気にいっています。
メーカーごとに差はありますが、見た目で選ぶと言うのはアリかもしれません。
ポータブル電源の選び方②使い勝手の良さで選ぶ
ポータブル電源とって、使い勝手の良さとは出力ポートの数であったり、その配置であったりするかと思います。
ポータブル電源に出力ポートが多く配置されていても、端子が正面に揃っていないと不便です。
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横にコンセントを指せば、何かに隙間にポータブル電源を置くことが出来なくなるからです。
利便性を求めるのであればすべて照明に端子が揃ってものがお勧めです。
ポータブル電源の選び方③使う家電の電力で選ぶ
キャンプや車中泊に行った場合、どの家電を持っていくか考えるかと思います。
その場合、持っていく予定の家電が使えるかどうかでポータブル電源を選ぶと言うのもオススメです。
例えばキャンプでドライヤーまで使用したいのであれば、定格出力は高いものが必要です。
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また、キャンプに行くけれども、そこまで多くの家電を使わないのであれば容量が小さく価格も抑えたものを購入すると言うのもオススメです。
例えば石油ファンヒーターを使いたい場合、熱源は灯油ですのであまり電力は必要ないと思われがちですが、初動電力として300Wほど必要です。
そうした場合300W以上の定格出力のあるポータブル電源でないと使えないので注意が必要です。
ポータブル電源の選び方④バッテリー容量で選ぶ
次にバッテリー容量で選ぶと言うことです。
これはキャンプや車中泊など使用するシーンの日数などで変わってくるかと思います。
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例えば連泊でキャンプをしたい場合、途中で充電することを考えないのであれば大容量のポータブル電源を購入することをお勧めします。
バッテリー容量がそこまで多くないものであっても、ソーラー充電に対応しているものであれば連泊でも使用することができます。
ポータブル電源の選び方⑤バッテリー寿命で選ぶ
ポータブル電源は非常に高額な買い物です。
できるだけポータブル電源そのものの寿命は長いほうがいいですよね?
そんなときには、サイクル数の多いポータブル充電を選ぶと言うのもオススメです。
オススメなのが安全性が高く長寿命であるリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載したものがおすすめです。
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通常のリチウムイオン電池であれば約800回程度のサイクルであるのに対し、リン酸鉄リチウムイオン電池は3000回と言う圧倒的な回数の多さです。
特に大規模災害時は、電力の復旧がいつになるか分からないこともあるので、これだけの回数使えればかなり心強いアイテムといえますよね。
ポータブル電源の選び方⑥対応する周波数で選ぶ
これが見落としがちなのですが、対応する周波数を確認することも極めて重要です。
電化製品や電子機器には対応する周波数というものがあります。
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静岡県を境に、東日本が50Hz、西日本が60Hzとされており、その両方に対応した家電を購入する必要があるのです。
ポータブル電源も例外ではなく、どこで使用するのかで選ぶ基準が変わってきます。
なので50Hz/60Hzと表記されているものを選ぶと良いでしょう。
どちらか一方の場合、東日本もしくは西日本で使用できなかったりしますからね。
ポータブル電源の選び方⑦アウトドアに特化した機能で選ぶ
また、ポータブル電源をアウトドアに特化した機能で選ぶと言う方法もあります。
具体的には防塵防水保護機能を持ったものや、ライト機能を搭載したモデルも便利です。
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防塵防水保護機能はIPX1と表記されたモデルが良いでしょう。
これは水滴程度には耐えられる防水性を示します。
モデルにもよりますが、一般的にポータブル電源は完全防水ではないです。
なるべく濡れないように対策するか、水滴がかからないようにするのがポイントです。
ライト機能を選ぶ際は、ルーメン数をチェックして確認してみてください。
IP規格についても知っておこう
ここでIP規格についても知っておきましょう。
IP規格(Ingress Protection Code)とは、国際電気標準会議(IEC)によって制定された規格で、電気機器や電子機器などの製品がどれだけ防塵性と防水性を備えているかを表すために使用されます。
IPコードは「IP」の後に数字が続き、それぞれが特定の防塵性と防水性を示しています。例えば、IP67の場合、6は完全な防塵性を意味し、7は水没しても有害な影響を受けないことを示します。
一般的には、IPの後の最初の数字が防塵性を表し、2桁目の数字が防水性を表します。以下にIP規格の主要な数字とその意味を説明します。
防塵性については以下の通りです。
・IP0X: 防塵性なし。全くの防塵対策がない状態。
・IP1X: 大きな物体(>50mm)の侵入を防ぐ。
・IP2X: 中程度の大きさの物体(>12.5mm)の侵入を防ぐ。
・IP3X: 小さな物体(>2.5mm)の侵入を防ぐ。
・IP4X: 非常に小さな物体(>1mm)の侵入を防ぐ。
・IP5X: ほこりの侵入を完全に防ぐ。
防水性については以下の通りです。
・IPX0: 防水性なし。全くの防水対策がない状態。
・IPX1: 垂直落下した液体(滴水)から保護する。
・IPX2: 傾斜した角度からの液体(垂直から15°)の落下に対して保護する。
・IPX3: 噴流水からの保護する。
・IPX4: 360°の方向からの噴流水からの保護する。
・IPX5: 打撃水からの保護する。
・IPX6: 強力な打撃水からの保護する。
・IPX7: 水没しても短時間(最大30分)ならば影響を受けない。
・IPX8: 水没しても特定の条件下で長時間影響を受けない。
IP規格は、製品の仕様やマニュアルに示されている場合があり、それによって製品の耐久性や使用環境への適合性を判断することができます。
ポータブル電源の選び方⑧充電時間や充電方法で選ぶ
ポータブル電源の選び方として、充電時間や充電方法で選ぶという方法があります。
まずおすすめなのが急速充電に対応したものです。使用頻度の多いスマートフォンですので、ポータブル電源に内蔵されたUSBポートが急速充電に対応していると非常に便利ですよね。
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これはすでにモバイルバッテリーで急速充電を経験された方であればその快適さに気が付くかと思います。
ポータブル電源でも急速充電対応になっていないモデルもありますので、そこは慎重に選ぶようにしましょう。
ポータブル電源の選び方⑨自然放電によるロスを考慮する
次に自然放電によるロスを考慮するというのもオススメです。
ポータブル電源は一般的に自然放電により約20%~30%Whをロスしています。
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なので、ポータブル電源を購入する際は20%のロスを含めて容量を計算するのがオススメです。
最近では20%から30%のロスを発生しないモデルも最近は出ていますので、購入の際のポイントとしてみてください。
例えば計200Wの家電を使用するのであれば、この20%から30%のロスを見込んで250Whなどにしておく必要があります。
つまり使用する予定の家電の電力の1.3から1.5倍の容量のポータブル電源を準備しておくと良いということです。
ポータブル電源のスタミナとパワーについて
次にポータブル電源を選ぶ上で必要な知識について紹介します。
・ポータブル電源のスタミナ
・ポータブル電源のパワー
に分けて解説します。
必要な知識その①ポータブル電源のスタミナ
まずポータブル電源のスタミナについてです。
ポータブル電源のスタミナはどこを見ればいいのか?と言う話ですが、バッテリー容量を見ることでわかります。
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つまり容量が大きければ大きいほど、電化製品を使用できる時間が長くなると言うことです。
実際に電化製品をどのぐらいの時間使えるのかと言うのは電化製品の消費電力から計算すると良いでしょう。
その時に利用するのが先に解説したWh(ワットアワー)と言う数字、つまり1時間あたりに使える数字です。
例えば、小型の冷蔵庫を例にとりましょう。
この冷蔵庫が50Wの電力を必要とするならば、10時間使用するとしたら500Whが必要だと言うことになります。
キャンプや車中泊であれば、様々な調理家電をもっていくことになるかと思いますが、それらを予定している時間使用する際にポータブル電源の容量は重要な要素になりますので確認しましょう。
必要な知識その②ポータブル電源のパワー
次にポータブル電源のパワーについてです。
先にバッテリー容量について解説しましたが、どのような家電を使えるかはバッテリー出力の数字を見る必要があります。
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例えばドライヤーであれば約1200W位かと思いますが、このドライヤーを使用するのであれば定格出力がそれ以上である必要があります。
いくら容量(スタミナ)が2000Wあったとしても定格出力が使用する家電より低いと、使えないのです。
どうしても最初はポータブル電源を購入するときに、バッテリー容量だけ見てしまいがちですが定格出力に注目することも重要です。
AC出力の波形は重要なポイント
ここで少し難しい話ですが、家電のダメージを最小限に抑えるために知っておくべきことについて解説していきます。
・AC出力とは?
・AC出力と波形
・ポータブル電源は正弦波、純正弦波のものがオススメ
に分けて解説していきます。
AC出力とは?
AC出力とは「Alternating Current」の略で、日本語では交流(こうりゅう)と呼ばれます。交流は、電流が定期的に正方向と負方向に切り替わる特性を持つ電力の形態です。
「AC出力」は主に電源や電子デバイスが交流の電力を供給または生成することを指します。
たとえば、家庭の電源から提供される電力は交流です。壁のコンセントから出てくる電力は、一定の周期で電流の流れる方向が反転します。日本では一般的に1秒間に60回(60Hz)、アメリカやヨーロッパでは50回(50Hz)電流が切り替わります。
この交流電力は、電力を長距離輸送する際に特に重要です。交流電力は変圧器を使用して電圧を容易に上げたり下げたりすることが可能なため、電力損失を抑えて電力を長距離に送電することが可能というわけです。
電子機器などの中には直流(DC)を使用するものもありますが、ACからDCに変換するアダプターや内部回路を使用して対応します。例えば、スマートフォンやパソコンの充電器は、壁のコンセントからAC電力を受け取り、それをDC電力に変換してデバイスに供給します。
AC出力と波形
AC出力の特性は、その周波数(周期の反転がどれだけ速く行われるか)、振幅(波の最大高さ)、および位相(周期内の特定の時間における波の位置)によって決まります。
AC出力の最も一般的な形状は正弦波です。正弦波は時間とともに連続的に上下に移動する滑らかな波形で、その極性は定期的に正から負に変わります。
正弦波は自然界や工学分野で頻繁に見られます。たとえば、電力会社が家庭やビジネスに供給する電力は、通常正弦波形のAC電流です。
ただし、すべてのAC出力が正弦波形であるわけではありません。他の一般的な波形には、方形波(極性が急に変わる)、三角波(極性が線形に変わる)、鋸歯波(一方向に線形、他方向に急)などがあります。
これらの非正弦波形は、音声信号、デジタル信号、その他の特定の電子デバイスやシステムで一般的に見られます。
正弦波以外の波形は、正弦波の合成(重ね合わせ)によって生成することができます。これはフーリエ解析という数学的な手法を使用して行われ、任意の周期的な波形を一連の正弦波(およびコサイン波)の和として表現することが可能です。
ポータブル電源は正弦波、純正弦波のものがおすすめ
ポータブル電源で正弦波または純正弦波(ピュアシンウェーブ)出力をおすすめです。
その理由は、
・電子機器への影響
・電源の全体的な品質
以上に関係しています。
以下、その詳細を説明します。
理由①電子機器への影響
一部の電子機器、特に高精度なデバイスや感度の高い機器(例えば、医療機器、高度なオーディオ機器、一部の電子レンジやテレビなど)は純正弦波に最適化されています。
これらの機器は、電源からの正確な正弦波形の電力を必要とします。純正弦波でない波形(例えば、修正正弦波や方形波)を使用すると、これらの機器は正常に動作しないか、損傷を受ける可能性があります。
理由②電源の全体的な品質
純正弦波出力を持つポータブル電源は、一般的に技術的に高度で全体的な品質が高い傾向があります。
これは、純正弦波を生成する回路設計が複雑であり、その結果、製造者が他の部分でも高品質の部品と設計を採用する傾向があるためです。
ただし、すべての電子機器が純正弦波電源を必要とするわけではありません。
一部の機器(例えば、多くのライト、充電器、ツールなど)は修正正弦波または他の波形でも十分に機能します。
したがって、ポータブル電源を選ぶ際は、自分が電源を使用する予定の機器の要件を確認することが重要です。
この辺りについてはポータブル電源の選び方やおすすめを解説した以下記事でも解説しております。
ポータブル電源の寿命は?
次にポータブル電源の寿命について解説します。
これは使用しているバッテリーの種類によって異なります。
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例えば多くのポータブル電源に使用されている電池はリチウムイオン電池で、寿命の目安は約6年から10年と言われています。
しかしそれだけの年月が経過しても実際には使用し続けることは可能です。蓄電容量が30%減る程度ですので、使用時間は減るものの使用は可能です。
具体的な買い替え時としては、充電のサイクルが早まったと感じたらが適切でしょう。
ポータブル電池を長持ちさせるコツは?
次にポータブル電源を長持ちさせるコツについてです。
これは充電回数を減らすことが挙げられます。
具体的には充電の際に、ポータブル電源を使い切ってから充電するのがオススメです。
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理由は完全充電の状態で放置すると高電圧状態が続いてしまい負荷がかかりやすいからです。
また逆に残量が逆にゼロの状態であっても蓄電容量が放置により急激に落ちてしまうので劣化が早いので注意が必要です。
ポータブル電源の保管方法について
次にポータブル電源の保管方法についてです。
車などに放置せずに、ポータブル電源は涼しい場所に保管しましょう。
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特にリチウムイオン電池は高温に弱いので注意が必要です。
ポータブル電源の付加機能
ポータブル電源は電気を供給できるだけではありません、最近は様々な機能が追加になっておりますので解説しておきます。
具体的には、
・LEDライト機能
・ワイヤレス充電機能
・防水機能
・液晶ディスプレイ機能
・パススルー機能
これらが挙げられます。
以下で解説していきます。
付加機能①LEDライト機能
ポータブル電源の便利な負荷機能としてLEDライト機能が挙げられます。
ポータブル電源を使用するシーンとしては、アウトドアや車中泊、災害時等が想定されるかと思いますが、そういった場所に共通する事は暗所であると言うことです。
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光源を探す上でも最初はヘッドライトなどで手探りで探すことになるかと思いますが、そんな時にポータブル電源にLEDライトが付いていると非常に便利です。
これまで私は、キャンプなどでは夜ヘッドライトを使っていましたが、結局自分の頭が動くと明るい場所も変わってしまいますし、結構不便でした。
そんなときには、ポータブル電源のLEDライトが大活躍しましたのでこの機能はオススメです。
付加機能②ワイヤレス充電機能
これは一部の最新機種になりますが、ワイヤレス充電機能を持ったポータブル電源も存在します。
ワイヤレス充電でスマートフォンが充電できれば、1つUSBポートを使わずに済みますので他の家電を動かすことができます。
ポータブル電源を複数人で使うときは何かと混雑しがちですので、こういったワイヤレス充電機能を備えているものであれば便利です。
付加機能③防水機能
最近のポータブル電源は防水機能も素晴らしいです。
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ポータブル電源は例えばアウトドアであれば、テントの外に置く場合もありますよね?
例えばソーラー充電を行っている時や、夜間寝ている時などです。
大型のテントであればテントの中にポータブル電源を入れますが、小型のテントだとどうしてもポータブル電源を出してしまうことがあるんです。
その時に突然雨が降ってきたりした場合防水機能は非常に役立ちます。
付加機能④液晶ディスプレイ機能
ポータブル電源の付加機能の中に液晶ディスプレイ機能もあります。
これ、実際に見てみるとわかるのですが液晶ディスプレイになると日中でも夜間でも非常に見やすいです。
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残りのバッテリー容量等は、アウトドアのスケジューリング上非常に重要な判断要素となります。
例えば、キャンプ中にソーラー充電をして夜に備えようとするのであればこの辺は重要ですよね?
付加機能⑤パススルー機能
ポータブル電源の負荷機能として、パススルー機能が挙げられます。
このパスする機能と言うのは、充電しながら九電すると言う方法です。
よく言われるのが、パススルー充電をすると、ポータブル電源の寿命が短くなるなどと言われますが、最近の機種ではそれを見越したたモデルも出ているようですので参考にしてみてください。
最強の大容量&高出力ポータブル電源大容量
次に私的に最強のポータブル電源を紹介します。
私の場合、トレイルランやファーストパーキング等アウトドアが大好きですので、どちらかと言うとアウトドアに便利な機能に偏ってしまっていますが私と同じ感覚の人であればお勧めです。
特に、急速充電機能や、アウトドアらしい無骨なデザイン、USBやACコンセントの端子の配置や数など利便性についても重要な要素としています。
また、私の場合ポータブル電源は基本的に車に積んでいくため、大容量で使う家電を選ばないポータブル電源が最強だと思っています。
アウトドアでも活用したいですし、もちろん災害用としても活用するつもりです。
また、大容量のポータブル電源&ソーラー充電が可能なものであれば、家庭の電気代をかなり節約することができます。
そういったことを考慮すると、最終的に行き着くのは大容量の使用する家電を選ばないポータブル電源となるのです。
ここは大は小を兼ねるだと思っておりますので、ここで紹介するのはそういったポータブル電源となります。
他にもシーン別のポータブル電源を知りたいと言う方は以下記事を参考にしてみてください。
おすすめの最強ポータブル電源①BLUETTI ×アイリスオーヤマ ポータブル電源 PS2000AA-W
BLUETTIとアイリスオーヤマが共同開発したポータブル電源です。
ワイヤレス充電を搭載したモデルで、スマートフォンのコードレス充電が可能です。
ACコンセントとソーラーパネルの2カ所から同時に充電できるというのも大きなポイントです。
また、省エネエコモードが搭載されており、使用していないときの電力消耗を防ぐことができるのもポイントです。
具体的にはAC出力が50W以下の状態が4時間続くと自動でオフになるという便利な機能です。
定格出力は2000Wで、バッテリー容量は2048Whです。
サイズは幅450mm×奥行285mm×高さ385mm、重量は28.4㎏です。
またポートの内容は、
・ACコンセント×6本
・DCコンセント×2本
・USB-A×4本
・USB-C×1本
・シガーソケット×1本
・ワイヤレス充電×2本
・航空ソケット×1本
という仕様です。
おすすめの最強ポータブル電源②Jackeryポータブル電源2000Pro
次におすすめなのがJackeryのポータブル電源2000Proです。
Jackeryはカリフォルニア生まれのポータブル電源メーカー。ブラックカラーにオレンジの色調が目を引くデザインです。
その中でもJackery ポータブル電源2000Proは最高機種にあたるものです。
定格出力は2200Wで、最大出力が4400Wと全ての家電を使用できます。
急速充電機能が搭載されており、2時間というたん時間で充電が可能。
ソーラーパネルとの併用も可能ですので、災害時に電源が使えない環境でも強いです。
サイズは幅384mm×奥行269mm×高さ307.5mmで、重さは19.5㎏。
・ACコンセント×3本
・USB-A×2本
・USB-C×2本
・シガーソケット×1本
という仕様です。
Jackeryのポータブル電源については以下記事でも解説しております。
おすすめの最強ポータブル電源③SmartTap ポータブル電源 PowerArQ MAX
次におすすめなのがSmartTap ポータブル電源 PowerArQ MAXです。
このポータブル電源は、日常使いと言うよりも災害時に特に活用したいと言う方にオススメのモデルです。
その理由は自己放電率の低さにあり、1ヵ月間の自己放電率が1%以下という驚きのモデル。
一定期間使っていなくてもとても安心できるわけです。
また低温にも強く- 20℃の環境下でも問題なく使えます。
ポイントは見た目がアウトドアギアっぽい所。タッチパネルを採用しており、日中でも使いやすいのがポイントです。
定格出力は2000Wで最大出力4800W、電池容量は2150Whです。
充電時間は6時間です。
サイズは幅420mm×奥行280mm×高さ380mmで、重量は28.2㎏です。
・ACコンセント×6本
・航空コネクト×1本
・DCコンセント×1本
・シガーソケット×1本
・USB-A×2本
・USB-C×1本
という仕様です。
おすすめの最強ポータブル電源④EENOUR P2001
次におすすめなのがEENOUR P2001です。
大容量でありながら急速充電時間がダントツに早いのがこのモデルすぁう。
リン酸鉄リチウムバッテリーを搭載しており、パススルー機能を持つポータブル電源です。
サイクルは3000回から4000回の利用が可能で、定格出力は2000W、最大出力4000W。
本体充電時間1.8時間から2時間、これをACアダプターの充電で可能というからすごいです。
サイズは幅394mm×奥行279mm×高さ330mmです。
・ACコンセント×6本
・DCコンセント×2本
・USB-A×2本
・USB-C× 2本
・シガーソケット×1本
LEDライトや液晶ディスプレイも搭載されているモデルです。
まとめ
今回はポータブル電源の中でも様々な用途やシーンに使用できる最強のモデルを紹介しました。
使用して思うのが、ポータブル電源は便利なだけでなく節電アイテムとしても非常に優秀であるという事です。
是非皆さんのライフスタイルに合ったポータブル電源を選んでみてくださいね!
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