突然ですが実は私、コーヒー大好き人間です。
豆は近所の焙煎屋さんで購入するのですが、1週間で飲み切れる程度の量のみ購入するなど、コーヒー豆の鮮度も重要視するほどのコーヒー好きです。
登山にもコーヒーミルを持参してドリップして飲んでしまう程ですから困った山男です。
当然トレーニング前後にもコーヒーを飲みます。
特にきつくてやりたくない練習の前は現実逃避でつい2杯くらい飲んでしまうことも。。
そんな中最近こだわり始めたのが「コーヒーカップ」です。
カフェでは厚手のコーヒーカップでコーヒーが出されることがありますが、なんだか美味しく感じることってないですかね?
コーヒーが美味しく感じるのって、コーヒーカップの違いもあるんじゃないか?と思っています。
というのも味は「視覚」から入ってくる情報も大きく関係していると思うんです。
そこで今回購入したのが「ファイヤーキング」です。
本記事は以下の方を対象にしています。
・ファイヤーキングの歴史について知りたい
・ファイヤーキングの特徴について知りたい
・ファイヤーキングの用途について知りたい
・おすすめのファイヤーキングを知りたい
以下で解説していきます。
ファイヤーキングとは?
そもそもファイヤーキングって何?という話ですが、ファイヤーキングとはアメリカのアンカーホットキング社の耐熱ガラス製品のことです。
1941年に誕生して現在もあるブランドであり、現在も人気があるのは1941~86年まで生産されていた耐熱ミルクガラスの製品です。
シリーズも様々あり、ファイヤーキング自体の耐久性もラインナップによって様々です。
最も有名なのはジェダイというエメラルドグリーンの耐熱ガラスです。
ファイヤーキングの特徴
次にファイヤーキングの特徴についてです。
私は今回フラッグシップモデルのジェダイを購入しましたが、これが最もファイヤーキングの代名詞的なモデルではないかと思うのです。
ファイヤーキングの特徴①やわらかなミルクガラスの質感
まずは何といってもこの丸みを帯びたデザインとガラスの質感でしょう。
カップにコーヒーを淹れてみますと分かりますが、入っているコーヒーをやわらかに包み込むこの感じが癒されます。
翡翠色とコーヒーのコントラストなのかコーヒーの色合いがぐっと引き立ひます。
普通のコーヒーカップに入れるよりもずっとコーヒーらしく感じることが出来、非常に美しいですしコーヒータイムが楽しいです。
この翡翠色は当時アメリカで起きたオリエンタルブームがきっかけで、中国を始めアジア圏の国の陶器をイメージして作られた様です。
特にフラッグシップモデルのジェダイは中国で最も高価とされていた翡翠(ヒスイ)をイメージしたカラーです。
確かに中国にはこういうのありますよね!お土産コーナーで必ず陶器が置かれているのですがこの色の陶器もかなりありました。
それにしてもファイヤーキングの由来がアジアだとは意外ですよね!
ファイヤーキングの特徴②コーヒーを入れると透けて見える
ファイヤーキングの特徴としてコーヒーを入れると透けて見えるという点です。
これはレストランモデルなど肉厚なファイヤーキングにはない特徴ですが、薄めにつくられているファイヤーキングであれば楽しめる特徴です。
なかなか色付きのガラスで中が透けて見える物ってないので、コーヒーを飲んでいても結構たのしいです。
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ファイヤーキングの特徴③ミルクガラス独特の手触りと口触り
ファイヤーキングの特徴にはやさしい手触りと口ざわりが挙げられます。
コーヒーカップの手触りや口ざわりって結構重要ですよね。
薄手で熱を通しやすいカップですと飲み口が熱くなったりして幸せなコーヒータイムが地獄と化すことがあるのですが、その点ファイヤーキングの口当たりは控えめに言って最高です。
またカップを持った時の重量感や、ミルクガラスのスベスベとした感触も良いです。
空のファイヤーキングを持っただけでコーヒーを飲もうという気持ちにさせられます。
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ファイヤーキングの特徴④高い耐久性
ファイヤーキングの特徴として高い耐久性が挙げられます。
ファイヤーキングはアメリカの食器ですので、当然扱われ方も現れ方も使われ方も全てにおいてアメリカンスタイルです。
それにはカップ自体がガラスであっても頑丈である必要があります。
最も耐久性のあるモデルは「レストランシリーズ」で、なんと落としても割れたりしないんです。(角度にもよりますが)
また電子レンジやオーブンの使用もOKで、なかなか優れものです。
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ファイヤーキングの特徴⑤カラーやプリントが豊富
ファイヤーキングの特徴としてカラーやプリントが豊富であるということです。
ファイヤーキングでヴィンテージものがあるのはこのラインナップで、スヌーピーだけでなく様々なキャラクター、記念ペイントモデルなど時代を物語る希少価値の高いものが多くあります。
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ムック本でファイヤーキングを専門に紹介する本が出ているほどです。
ファイヤーキング取り扱いの注意点
次にファイヤーキングの取り扱い方法についてです。
ファイヤーキングは頑丈な作りのものが多いですが、結局のところガラスなので取り扱いに注意しなくてはなりません。以下でそのポイントについて解説します。
注意点①洗い方に気を付ける
まずは洗い方についてですが、中性洗剤で丁寧に洗う必要があります。
茶渋などが付着している場合は漂白剤を使用するよりもメラニンスポンジを使用する方がおすすめです。
注意点②直火では使えない
耐熱ガラスではありますがファイヤーキングは直火では使用できません。
電子レンジやオーブンであれば問題なく使用することが出来ます。
オーブンで使える耐久性は嬉しいですよね。
注意点③ツヤは落ちてくる
ファイヤーキングは使用しているうちにツヤが落ちてくることが特徴です。
特にアンティーク品は傷などがあって当たり前と思ってよいでしょう。
スポンジで洗浄する際は柔らかい部分で洗浄したいところです。
よってアンティーク購入の際はマグカップ内側のつやなどは予め確認しておきましょう。
注意点④温度差に気を付ける
これはガラス容器全般に対して言えることですが、激しい温度差には弱いので注意が必要です。
例えばキンキンに冷えた状態のものに熱い温度の液体を入れるのは他のタイプと同じく割れる可能性があります。
寒冷下や冷蔵庫からファイヤーキングを出したばかりのものを使う際には注意する様にしましょう。
ファイヤーキング取扱店やファイヤーキングと出会える店は?
まずは見て選びたい、質感や色合いを時価で確認したいのであれば、実物を見ることが出来る店舗に行くのがおすすめです。
また、ファイヤーキングでフードやドリンクを提供してくれるショップもあります。
高円寺にあるこちらの「ディーラーシップ」というお店はかなり品ぞろえが良いので、既に気になるファイヤーキングがある方は是非行ってみてください。
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都内にあるファイヤーキングカフェは結構有名ですよね!私も何度か行きましたが色々なデザインや色合いのファイヤーキングがあります。お宝モノもあるので気になる方は行ってみてください。
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今回購入したファイヤーキングは「ジェダイ」
今回購入したのはジェダイです
この肉厚なカップは保温性も高いのが特徴です。中のコーヒーは透けて見えないタイプになるが、独特の暖かみが好きな人にはおすすめです。
肉厚なものはRestaurantWare(レストランウエアー)と呼ばれるもので、ファイヤーキングの中でも業務用としてのラインナップになります。
ファイヤーキングの中でも最も人気なのがこのジェダイなのです。
到着した際はかなりきれいに包装されており、オシャレなクロスが付いていました。
引越しの時などを考慮して箱は保管しておいてもいいかもしれませんね。
ジェダイの形状も様々で、ソーサー付きタイプもあります。来客時に使用したら「おお!」と驚かれること間違いなしです。
おすすめのファイヤーキング
次にファイヤーキングのオススメカップです。最初にどんなファイヤーキングを購入すべきか迷っている方は、プリントがされていない無地のものからスタートするのがおすすめです。
ファイヤーキングらしさを味わうには最初は無地からだと私は思っています笑
おすすめ①ジェダイ(Jade-ite)
おすすめのファイヤーキングですが、まずは何といっても以下のジェダイでしょう。私が購入したのもこちらの色調になります。
おすすめ②ターコイズブルー(Turcoise Blue)
また、ターコイズブルーもファイヤーキングらしいやわらかな色合いでておすすめです。
おすすめ③ピンク(Pink)
ピンクもあります!
あまり見かけませんが、逆にフラッグシップカラーからちょっと外すのもアリかもしれません。ジェダイなどを持っている方は新しい色に挑戦するのもいいですよね!
おすすめ④コラボカップ
スターバックスとのコラボカップも出ています。こういうものは後に価値が上がる可能性があるので要チェックですね。
本記事撮影に使用したカメラ
今回の記事を作成するにあたってはこちらのカメラを使っています。
OLYMPUS OM-D M5 MarkⅢです。
これまではiPhoneを使って撮影していましたが、近くの対象を撮影する時のボケ感はやはり一眼の方が断然いいです。
レンズが創り出す自然なボケって被写体が際立つので良いですね!
以下がレビュー記事になります。初心者の私でも扱いやすく、タフなので山にも持っていけるのでこれにしています。
まとめ
今回はファイヤーキングについて紹介させて頂きました。
同じコーヒーでも視覚的にこれだけ楽しみが違うとは思ってもみませんでした。
仲の良い友人が訪ねてきた時にファイヤーキングでコーヒーを出すというおもてなしも喜ばれるかもしれませんね!
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