今回はメタスピードプラスシリーズの、メタスピードスカイプラスとメタスピードエッジの違いや履き心地について解説していこうと思います。
・スカイプラスシリーズの違いについて知りたい
・スカイプラスシリーズはどんなランナーにおすすめ?
・スカイプラスシリーズをマラソンで使うならどっち?
・スカイプラスシリーズのサイズ感は?
・初心者でもスカイプラスシリーズは使える?
といった方には役立つ内容かと思います。
メタスピードシリーズの現在
まずメタスピードシリーズの現状について解説します。
メタスピードシリーズが始まった際に、最初に発売されたメタスピードスカイはそのまま残っており、現在も私の愛用シューズとして大活躍しています。
そこから少し経過しメタスピードエッジというシューズが開発されました。
スカイとエッジはコンセプトが明確で、スカイはストライド走法ランナー向けに、エッジはピッチ走法ランナー向けとして販売されました。
現在はメタスピードエッジはあまり需要がなかったのか、通常のスカイモデルからエッジは外れています。
個人的には良かったんですけどね。
現在は新しくメタスピードプラスシリーズが出ており、メタスピードスカイプラスとメタスピードエッジプラスが販売されています。
以下記事ではアシックスのメタスピードスカイについて解説しています。
メタスピードプラスシリーズの特徴と用途
次にメタスピードプラスシリーズの各種特徴と用途について解説します。
メタスピードプラスシリーズは、メタスピードシリーズから反発感をフィット感をアップデートしたモデルです。
確かにアッパー素材もメタスピードシリーズから進化し、かつてのヴェイパーフライネクストのヴェイパーウイーブ素材に近い感じになりましたね。
通常のメタスピードシリーズ時と同じく、
スカイはクッション材をしっかり潰せる上級者ランナー向けランニングシューズとして開発され、
スカイエッジプラスは少ない力でも反発がもらいやすい様に設計されています。
これは高反発材であるFFBLASTTURBOとそれを水平に踏み潰す為のカーボンプレートの位置を調節しており、スカイプラスはカーボンプレートがFFBLASTTURBOの上側に、エッジプラスは下側に配置されています。
実際に履いてみると確かに違います。
何と言いますか、履いた時にFFBLASTTURBOの感触を直に感じるのがエッジプラスですね!
メタスピードプラスシリーズを実際に履き比べてみた感触
次にスカイプラスとエッジプラスを履き比べてみた時の感触です。
結果としては、
・ジョグでは特徴が分からない
・違いを感じるのはペース走やインターバル
以下記事で解説して行きます。
ジョグでは特徴が分からない
やはりこの上位モデルのシューズとなると、
ある程度ペースが速く、着地時の衝撃がある程度ないと分かりません。
ポイント練習前のジョグの段階ではまだこれらのシューズの本領は発揮されない感じですね。
特にスカイプラスは強く踏み込まないと反発材からの反動も得られないので、ジョグで判断するのは難しいと思います。
つまり店頭の試着で分かるのは、サイズ感のみという事になります。
違いを感じるのはペース走やインターバル
メタスピードプラスシリーズの違いを感じたのはやはり
ペース走やインターバルなどマラソンレースペース以上のペースです。
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特に最初はスカイプラスを使ってロングインターバルとペース走はしていましたが、前足部でグッと踏み込めばその分バーンと跳ね返ってくる感じでした。
ただ感じるのは、体幹がしっかりしていないと、その反発を推進力に変えることができずに力が逃げてしまう感じですね。
レースで疲れてきた時にこの反発を受け止めきれる筋力があるか否かは大きなポイントかと思います。
ペース走やインターバルの場合、ストライドが広くなりがちですので、そうした時にちょうどいいリズムで走れるのがこのスカイプラスの特徴と言えます。
ちなみにシューズの写真はこうやって撮っています。笑
以下記事でアシックスのメタスピードスカイプラスについてはレビューしております。
一方エッジプラスはどうかというと、履いた段階で少し反発材の恩恵を感じます。
これはおそらく反発材のFFBLASTTURBOを直接足で押し込む構造の為だと思われ、どちらかというとスカイプラスよりもヴェイパーフライネクストの履き心地に近いかもしれませんね。
エッジプラスもペース走やインターバルでの反動はしっかり得られ、かつてのメタスピードエッジよりもレスポンスは強く感じます。
踏み込む力がそんなになくてもしっかり反発を得られるというのがこのシューズの良いところかと思います。
スカイプラスシリーズのサイズ感は?
次にスカイプラスシリーズのサイズ感についてです。
これはこれまでのメタスピードシリーズよりも同じサイズの場合若干余裕が感じられます。
アッパー素材の伸縮性がそう感じさせているのかもしれませんが、そう感じます。
ただ同じサイズでも十分履けるかと思いますので、
これまでメタスピードスカイのサイズが丁度良かったという人にはそのままのサイズをおすすめします。
逆にメタスピードシリーズのサイズ感が少し大きいと感じていた方はスカイプラスシリーズはハーフサイズ下げたほうが良いかもしれません。
初心者が使うならどっち?
初心者の方でもメタスピードプラスシリーズに興味のある方は多いかと思いますが、
私としてはエッジプラスを推奨します。
走った時のライド感もどちらかというとヴェイパーフライに近い感覚がありますし、何といっても体重をそこまでかけなくともしっかり反発を貰えることがポイントです。
スカイプラスだとどうしても膝にしっかり体重をかけてシューズを踏み込まないと反発がもらえないので、どちらかというと上級者向けのモデルなのかもしれません。
マラソンで使うならどっち?
メタスピードプラスシリーズをマラソンで使うならどちらが良いか?という話ですが、
私はエッジプラスですね。
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理由はスカイプラスを押し込み続けるほどの脚筋力が私にはないからです。
その点エッジプラスは踏み込んだ時のライド感もしっかり感じるので、
少ない力でも反発を得ることができます。
もちろん反発についてはスカイプラスの方が大きいのですが、押し込む筋力と、跳ね返った時に抑え込む力に自身のある選手はスカイプラスにすべきでしょう。
スカイプラスシリーズはこんなランナーにおすすめ
次にスカイプラスシリーズはどんなランナーにおすすめなのかというと、これまで
「メタスピードシリーズの反発よりもヴェイパーフライネクストの方が好き」
という方にはスカイプラスシリーズはオススメできますね。
スカイプラスはどちらかというとアルファフライに近い履き心地で、シューズ自体の重さもメタスピードシリーズよりもあります。
エッジプラスは先に解説したように、ヴェイパーフライネクストに似た履き心地で、ヴェイパーフライネクストよりも日本人が履きやすいモデルだと言えます。
初心者はスカイプラスシリーズを履けるのか?
初心者の方もメタスピードプラスシリーズが気になっている方は多いかと思います。
正直なところ、スカイプラスは筋力と抑え込みという観点からあまりおすすめ出来ませんが、
エッジプラスであれば十分履けるのではないかと思っています。
ただ形状がレーシングモデルなので、ゆっくりしたペースで走るとどうしても体重がかかった際に足が回内する可能性が高く、そのまま動かし続けるとランナー膝になる可能性が高いです。
クッション材がつぶれて反発する仕組みからも、こうした形状からも、ある程度スピードに乗った際に特徴が出るシューズであることは確かです。
初心者の方でも、マラソンペースがある程度地面からの反発を得られるようなペースで走れるのであれば十分活用できるのではないかと感じます。
まとめ
今回はメタスピードプラスシリーズについて、スカイプラスとエッジプラスの特徴の違いや履いた感覚についてレビューしました。
厚底シューズの中でも日本人に合った足型のアシックス。
様々なラインなプがありますが、その中でも自分に合ったシューズを選んでみてくださいね。
以下記事ではアシックスのおすすめランニングシューズを紹介していますので、是非参考にしてみてください。
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