先日コーヒー豆がなくなったので、近くの焙煎所に買いに行きました。
朝食にはいつも爽やかでフルーティーなコーヒーを合わせるのが好きなので、この日もエチオピアのイルガチェフェのコーヒー豆を購入。
柑橘系の豊かな香りを練習前に楽しんでいます。
本記事では以下の方を対象に記事を書いています。
・イルガチェフェの特徴について知りたい
・エチオピア・イルガチェフェの等級について知りたい
・エチオピア・イルガチェフェのおすすめな飲み方を知りたい
以下で解説して行きます。
モカ・イルガチェフェの豆の特徴
モカ・イルガチェフェの豆の特徴です。他のコーヒー豆同様に精製方法による分類と、様々な農園で栽培されているという特徴があります。
以下で解説して行きます。
特徴①精製方法が2通りある
モカ・イルガチェフェは精製方法がウォッシュドとナチュラルの2パターンに分類されます。
精製とはチェリーから種を取り出す工程のことです。
この種の取り出し方により、ウォッシュドとナチュラルに分類されます。
まずウォッシュドは、コーヒーチェリーの皮をむいてから洗って乾かす精製方法です。
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コーヒーチェリーの皮はパルパーという大きな機械で皮むきされ、水洗されます。
ここで水路別に分けられて、密度の低い軽いコーヒー豆は水に浮き、密度の大きい重たいものは水に沈みます。
この密度の高いコーヒー豆がスペシャリティーコーヒーとなるのです。
水洗の次工程は発酵層に水と一緒に貯水されます、「ミューシレージ」というベタベタした糖分の層を微生物により分解させる工程です。
数日分解工程を経た後は水洗工程に送られて、水がきれいになるまで洗い続けられます。
洗い終わった珈琲はタンクに貯められるのですが、ここでも密度により分類されることになります。
乾燥工程ではコーヒーベッドと言われる膜状の布に、水分が10%程度になるまで乾燥されて完成です。
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次にナチュラルです。
この工程は簡単で、コーヒーチェリーのまま乾かして最後に皮むきをするという精製方法です。
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ナチュラルは最初に乾燥させるところから始まるので、水洗工程がないのが特徴です。
ナチュラルは水洗工程がないものの、脱穀と選別が行われます。この工程で密度の高いものとそうでないもので分類され、格付けがされるのです。
ウォッシュドはG1からG2、ナチュラルはG3~G4という格付けがされています。
ウォッシュ度はG1が最高級であり、ナチュラルはG3が最高級の豆ですので、今回購入した豆はナチュラルの最高級豆に当たるのです。
同じ種類の豆でもグレードの違う豆を試飲させて頂いたことがあったのですが、香りがかなり違うと感じました。
日中に飲んだので、朝イチで飲んだらもっとその違いを感じたと思います。
特徴②様々な農園で栽培されている
モカ・イルガチェフェは様々な農園で栽培されています。
日本のコシヒカリに様々な産地があり、土壌の違いによって味や風味に違いがありますが、モカ・イルガチェフェにも様々な産地があるのです。
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モカ・イルガチェフェの豆の一般的なロースト
モカ・イルガチェフェの一般的な豆のローストは、少し浅めにローストされたものが多いです。
オーダーで焙煎された豆であれば焙煎具合を調節することができますが、そのお店のオススメで焙煎された豆は浅煎りでローストされたものが多いですよね。
エチオピアのコーヒー豆は浅めでも深めでも美味しいのですが、私は浅め派です。
エチオピアの豆は非常にジャンルが広く、深煎りのものもあるのです。喫茶店で出されるモカのエチオピアコーヒーは深めに焙煎されたものが多いように感じます。
モカ・イルガチェフェを挽いてコーヒーを淹れてみた
モカ・イルガチェフェを購入して、自宅でコーヒーを淹れてみました。
抽出時にパターンを分けて淹れてみましたが、やはりモカ・イルガチェフェは少し細挽きで淹れるのがベストだと感じました。
モカ・イルガチェフェ抽出時のポイント
まず、モカ・イルガチェフェを抽出する際のポイントです。
エチオピアに限らず、アフリカのコーヒー豆はフルーティーな酸味が特徴です。ですので、抽出時に気にしたのは酸味とその他全体の味のバランスです。
その為、今回はグラインドした豆の粒度を2パターンに振って抽出してみました。
使用したコーヒー豆の量はモカ・イルガチェフェ12g、抽出に使用した湯の量は120ccです。
湯温は85℃に設定して、抽出時の蒸らしは約30秒。
抽出時間は豆の状態を見ながらですが、2分弱です。ここはグラインドした豆の粒度によってガスの出方が違いましたので、様子を見ながらにしました。
1つ目は、ナイスカットミルネクストGの目盛りを最小にしたものです。
グラインドした後の豆はこんな感じです。なかなか細かいですね。
2つ目は、ナイスカットミルネクストGの目盛りを最小にしたものです。
グラインドした後の豆はこんな感じです。けっこう粗いです。
豆の粒度以外条件を合わせて抽出したものを比較してみました。
個人的には細挽きの方が酸味と旨味の相乗効果を感じることが出来るので好きです。
この豆の良さが出る様に感じます。焙煎所のマスターの言った通りです笑
使用しているドリップスケールはこちら↓
使用しているグラインダーはこちら↓
モカ・イリガチェフェは酸味が好きなら細挽き、酸味が気になるならば中挽きがおすすめ
モカ・イリガチェフェ飲むのであれば、豆の特徴である酸味を全面的に主張させる抽出がおすすめです。
よって、思い切って細挽きで飲むのがオススメです。
細かく挽くことで豆全体から抽出される成分が増えるので、酸味だけでなく旨味もしっかり抽出されます。
私の場合、酸味と一緒にエンハンスされる旨味も好きなので細挽きで挽くことが多いです。インドネシアを始めとするアジア圏の豆は、独特の苦みとコクがあるので少し粗めにグラインドする様にしています。
モカ・イルガチェフェでも酸味がどうしても気になる方であれば、豆を少し粗めに挽いて飲むことで酸味と全体のバランスが良くなります。あまり粗く挽きすぎるとせっかくの特徴が出なくなってしまうので注意が必要です。
モカ・イルガチェフェはこんなフードがおすすめ
焼き菓子やベリー系を使ったフルーツタルトなどもかなり合うスイーツなので、是非とも楽しんでみてください。
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まとめ
今回はエチオピアのモカ・イルガチェフェを紹介させて頂きました。
エチオピアのコーヒー豆は朝食やスイーツによく合うものが多いので、みなさんも是非とも飲んでみてください。
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