最近は更なるコーヒーの美味しさに出会うために、色々な検証をしています。
その努力の甲斐もあってか、以前よりコーヒーの腕は上がってきた様に感じます。
これまでは、日頃アドバイス頂いている近所の焙煎士に色々と教えてもらう時に、
「蒸らしに使った湯量は?」
「豆の量は?」
「抽出に使った湯量は?」
といった質問をされても、
(・´ω`・)
といった状況でした。
しかし現在ではデータがあるので明確な答えを持つことができrうようになったので、新たなアドバイスを受けられるようになったのです。
とは言えまだまだ修行不足、本当に美味しいコーヒーの店で飲むコーヒーは感動するほど美味しいです。
ドリップ技術で素晴らしかったのは、銀座の「Cafe De Lamble」と、池袋の「皇琲亭」に行った時です。
そこで更なる美味しさに向けて注目したのは、ドリップスケールでした。
両店とも豆の分量については毎回ちゃんと計量していました。そんなお店が図っているのに私が図らないのではだめっすよね。
本記事ではドリップスケールについて紹介いたします。
色々と悩みましたが、最終的にTIMEMORE Black Mirrorのドリップスケールを購入しました。
本記事では以下の方を対象にしています。
・TIMEMORE Black Mirrorのドリップスケールについて知りたい
・TIMEMORE Black Mirrorのドリップスケールとacaiaなどの上位機種との違は何か知りたい
・TIMEMORE Black Mirrorのドリップスケールの使用感を知りたい
以下で解説していきます。
TIMEMORE Black Mirrorドリップスケールとは
TIMEMORE Black Mirrorは中国のメーカーが出しているドリップスケールです。
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コーヒー機器と言えば欧州が出している印象が強いですが、この商品は中国製。意外です。
中国と言えばお茶を飲んでいるイメージがありますが、コーヒー市場もけっこう熱いんですね。
黒のバックモニターに青字で情報が表記されるので、デザインもどことなくAcaiaと同じ近未来的な感じで、かっこいいです。
Oakleyのサングラスで表現するのであれば「SUTRO」といったところでしょうか。
また、機器自体が薄いというのも特徴です。
性能の良いドリップスケールを安く購入したい方にはかなりおすすめできる機種となっております。
TIMEMORE Black Mirrorドリップスケールの特徴
次にTIMEMORE Black Mirrorドリップスケールの特徴についてです。
・スケールの感度
・スケールの正確さ
・オートスタート機能
・高級機にも負けないデザイン
以上の特徴があります。以下で解説していきます。
特徴①スケールの感度
TIMEMORE Black Mirrorの感度についてですが、acaiaには若干劣ります。
指で計量面を押し込んだ時のレスポンスの速さはどうしてもacaiaの方が優れている印象があります。
ただ、コーヒースケールの機能としては申し分ない感度なので気になることはありません。
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特徴②スケールの正確さ
スケールの正確さについては他の機種と変わらない正確さですが、acaiaと比較するとどうしても劣る傾向にあります。
しかし、コーヒースケールとしての機能は十分に果たしているので、こちらも気にされることはないレベルです。
特徴③オートスタート
TIMEMORE Black Mirrorの特徴として、オートスタート機能がついているということが挙げられます。
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何といってもこの価格帯のドリップスケールでオートスタート機能がついているということはTIMEMORE Black Mirrorの大きなメリットでしょう。
ドリップスケールにおいて、オートタイマーは非常に重宝します。
これがないと、ドリップを開始した際に自分でタイマーを起動させる必要が出てきてしまいます。
一方、オートスタート機能が付いていればドリッパーに湯が垂れた瞬間にタイマーがスタートします。
この様にドリップ時間を測定できることは、自分が淹れたコーヒーの条件を数値で確認できることになるので、美味しいコーヒーを淹れる能力が効率的に上がります。
特徴④高級機にも負けないデザイン
TIMEMORE Black Mirrorの特徴として、高級機にも負けないデザイン性が挙げられます。
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まず私が気に入ったのは文字表記です。
デジタルの秤であれば、こういったカッコよさは欲しいところ。この黒字に明るい青色での文字表記、どことなくacaiaに似ています。
私はドリップスケールであれば、思い切りレトロなデザインであるか、先進的なデザインであるかどちらかが良いと思っています。
今回はデジタルなデザインを選択したので、この文字表記方法はシビレますね。
また、黒基調であることも大人な雰囲気を醸しており、良いです。
何と言いますか、自分のキッチンが「コーヒーラボ」になった感じがあります。
TIMEMORE Black Mirrorドリップスケールを実際に使ってみた感想
次に実際にTIMEMORE Black Mirrorを実際に使ってみての感想です。
感想①重量測定がスムーズ
まず豆の重量を測定します。
今回はタンザニアをグラインドすることにしました。
私のドリッパーはカリタ式(台形型)なので、先日訪問した店舗の豆と湯の量に合わせます。
湯の量が125ccであることを考慮すると、豆は20gとけっこう多めです。
うん、豆もストレスなく計量できたのでいいですね。
感想②オートスタート機能が便利
次に気になったのが、オートスタート機能がどれだけの精度で始まるのかでした。
早速ドリップしていきます。
あ!コーヒーが落ちた瞬間カウントが始まりました!結構精度も高いですね。これならば自分でタイマーを起動させなくてもいいので、ドリップに集中することができ亜mす。
感想③薄さがイイ!
また、機器自体が薄いということも大きなメリットだと感じます。
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コーヒードリッパーをそのままガラス容器やカップに乗せず、一度ガラス容器に入れる場合にはドリップスタンドを使われる方が多いと思います。
ここでドリップスケールが厚かった場合、うまくガラス機器を入れることができないのです。
また、これはエスプレッソでドリップスケールを使用する場合にも重宝します。
エスプレッソハンドルをそのまま置くには、スケールが薄いということが重要だからです。
TIMEMORE Black Mirrorドリップスケールはこんな方におすすめ
TIMEMORE Black Mirrorドリップスケールはどんな方におすすめなのかというと、コーヒーのドリップで最低限抑えるべき条件をストレスなく把握したい方です。
プロのバリスタの方や、資金的にも余裕のある方にはacaiaなどの上位機種がオススメになります。
しかし、そこまでの機能は必要なくて、必要な機能を兼ね備えた上で出来るだけ安価に入手したいという方にはかなり満足できるかと思います。
またかっこいい上に、コーヒーにこだわっている感をアピールすることが出来ます。
自宅に知人を呼んでコーヒーを淹れる際に、スケールでしっかり図り込んでドリップすればかっこいいこと間違いないです。
人はあなたのことを「炎のコーヒー職人」と呼ぶことでしょう。
まとめ
今回はTIMEMORE Black Mirrorのドリップスケールを紹介しました。
これまで自分では大体このくらいでいいだろうと思っていたことが如何に多いかを知ることが出来ました。
美味しいコーヒーを淹れられるようになるには、自分のドリップ作業のPDCAは欠かせません。
抽出データがないと工夫のしようがないからです。
ドリップスケールがあれば、豆の重量、抽出時間という重要な情報を得ることができます。
しかも豆の重量は同じ産地であっても焙煎度合いによって水分地が異なるので、グラインド直前に測定しないと分からないので、特に抑えておく必要があるのです。
これまでのコーヒー抽出に更なる磨きをかけたい方は是非とも検討してみてください。
美味しいコーヒーの抽出ポイントについては以下記事で解説しておりますので、ドリップスケールの利用と併せてチャレンジしてみて下さい。
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