今回はアシックスのランニングシューズであるマジックスピード3を紹介します。
現在マラソン2時間48分程度で走るランナーですが、このマジックスピードシリーズはけっこうな頻度で使っています。
私が使い始めたのはマジックスピード2からですが、その走りやすさと高い耐久性、使い勝手の良さは最高です。
ここはさすがアシックス!といったところですよね。
マジックスピード3はマジックスピード2と同じく、使用している高反発素材が上位モデルよりワンランク低いものですが、非常に履き心地がよいですし、シューズ自体のバランスが良いです。
何といっても足を回しやすいですからね!
今回はそんなマジックスピード3について解説します。
マジックスピード3の特徴について
まず最初にマジックスピード3の特徴について解説します。
大きな特徴としては、
・手の届きやすい価格
・高い安定感と自然な反発感
・高いフィット感
・改良されたアッパー素材
この辺りかと感じます。
以下記事で解説していきます。
特徴①手の届きやすい価格
マジックスピード3の特徴として、手の届きやすい価格であることが挙げられます。
カーボンプレートシューズの部類に入る中では異例の価格で、定価が¥17600という驚きの安さです。
ちなみに私はAmazonで¥12000で購入しました。
この価格であればアシックスのターサーシリーズと同じ感覚で購入できますし、
トレーニングなどでも着にすることなくガンガン履けます。
ロングランや、マラソンレースでのペース走など、トレーニングの中でもシューズへのダメージが大きいトレーニングでも履けてしまうというのも魅力ですよね。
トレーニング用としてマジックスピード3を履くことで、カーボンプレートシューズの走り方にも慣れてきますし、メタスピードシリーズなど上位モデルへの対応もしやすいというメリットがあると感じます。
特徴②高い安定感と自然な反発感
マジックスピード3の特徴として、高い安定感と自然な反発感が挙げられます。
マジックスピード3はミッドソール素材にFFBLASTPLUSのみを使用しており、前作のマジックスピード2でFLYTEFORMとFFBLASTPLUSの両方使用しているモデルよりも安定感は落ちるかな?と思いましたが、そんなことはありませんでした。
むしろ安定感については向上しているかと感じます。
そこにはシューズのバランスも大きく関係していると感じます。
マジックスピード3は、前足部のミッドソール厚みが24mmで、後足部の圧もが31mmという構造です。
自然につま先側に重心が偏るので、走り出しがスムーズなんですよね。
また、高反発素材のFFBLASTPLUSのみを使用しているので、マジックスピード2よりも高い反発を得ることができます。
その上軽量であるので足が回しやすい感覚があります。
カーボンプレートシューズでも高反発素材を使用しているものについては、反発の感じによっては足を回しにくいものもあるのですが、このシューズに関してはどんなペースでも非常に快適に走ることができると感じますね。
特徴③高いフィット感
マジックスピード3の特徴として、高いフィット感が挙げられます。
これはおそらく新しくマジックスピード3に使われるようになった、モーションラップアッパーがそうさせているのだと感じます。
ある程度速いペースで走ってもシューズの中で指が動く感じもないので、着地時に力がしっかり地面に伝わる感じがあり、その分反発受けられると感じます。
特徴④改良されたアッパー素材
マジックスピード3の特徴として、モーションラップアッパーを採用しているということです。
前作のマジックスピード2に使用されていたのはエンジニアードメッシュであり、若干の伸縮性があったのですが、モーションラップアッパーは比較的カチッとホールドされる感じがあります。
その高いホールド性が、走った時の絶妙なフィット感を生み出しているのでしょう。
ただこのモーションラップアッパーはメタスピードシリーズなどでも使われていますが、見た感じかなり薄く見えます。
これが耐久性にどれだけ影響を及ぼすのかは走りながら検証していこうと思います。
マジックスピード3がマッチするトレーニング
次にマジックスピード3がマッチするトレーニングについてです。
これはもうジョグ以外の全てのトレーニングで使用できると感じますね。
この投稿をInstagramで見る
着地してからのレスポンスの良さと足の回しやすさが非常に良いので、ポイント練習に近いペースでも十分使えると感じます。
私のペース的には私は1㎞あたり4分前後のトレーニングには最適なシューズだと思います。
理由としては、クッションだけでなくある程度の力で踏み込んだ時に地面からもらえる反発も、マジックスピード3が増幅してくれるからです。
LSDなどよりかは地面からの反発をしっかりもらえる様なトレーニングですね。
マジックスピード2と履いた感じどう違う?
マジックスピード2と履いた感じはどう違うのか?ということですが、足の指に力が入りやすいといえます。
これってカーボンプレートシューズにおいては結構重要な要素なんですよね。
というのも高反発素材をしっかり踏み潰すことがポイントになるからです。
あとは圧倒的に反発感がマジックスピード3は高いと感じます。
同じ高反発素材であるFFBLASTPLUSを使っていながらも、これだけ高反発を実現するというのはすごいと思います。
アッパー素材から前足部から後足部のバランスなど、シューズ全体の設計が絶妙だからこそこの履き心地が実現しているのだと感じますね。
マジックスピード3のサイズ感
次にマジックスピード3のサイズ感です。
モーションラップアッパーになり、ホールド性が増したことにより、
前作よりもフィット感が高まったことから、前作と同じサイズで履いた場合小さく感じる可能性があります。
私は同じサイズで履いていますが、前作が既にギリギリのサイズ感で履いていた方であればハーフサイズ上げるのもアリかと思います。
ただ、同じくモーションラップアッパーを使っているメタスピードプラスシリーズなども同じサイズで履いているので、私個人的には問題ないと感じますね。
マジックスピード3はどんなランナーにおすすめ?
次にマジックスピード3はどんなランナーにおすすめなのかということですが、
前作のマジックスピード2がかなり良かったという人にはかなりオススメできますね。
個人的にはマジックスピード2もかなり良いと感じており、実際に今でもそう思っていますが、その期待を上回るシューズだと感じたからです。
また、マジックスピード2のフィット感がいまいちだったという人にもおすすめです。個人的には以前に発売されたアシックスのメタレーサーとテイストが似ているシューズかと思います。
メタレーサーはすこし足幅が狭めでしたが、マジックスピードシリーズはメタレーサーほど足幅も狭くないので使い勝手についてはメタレーサーよりも良いと感じますね。
また、アシックスの上位モデルであるメタスピードパリシリーズやヴェイパーフライなどのクッション性だとちょっと柔らかいなというランナーにもかなりオススメできるシューズです。
以下はマジックスピード3を履いたランナーのAmazonレビューです。
少しタイムが上がりました
マジックスピード3はマラソンで使えるか?
次にマジックスピード3はマラソンで使えるかということですが、
これは十分使えると感じます。
以下記事で30㎞走などマラソンを想定したトレーニングをした時の感想をデータと一緒に解説しております。
ポイントとしては疲労する後半にピッチを維持して走れるかどうかですが、その点については全く問題ありませんでした。
フルマラソンでも十分使えると感じますね!
まとめ
今回はアシックスのランニングシューズ、マジックスピード3をサブエガランナー視点で紹介しました。
トレーニングからレースまで幅広く履くことができるシューズだと思いますのでかなりオススメです。
是非試してみてくださいね!
また、以下記事ではアシックスのランニングシューズについて解説しております。
用途や目的別に解説しておりますので参考にしてみてください。
いつもありがとうございます!更新の励みになりますのでクリックお願いします!
箱から出して重量測ると右207g、左213g
旧モデルのMAGIC SPEED1が同じく26.5cmで右228g、左231gだったので重量差が走りに影響するか気になりました。