先日池袋に用事があったので、以前から行ってみたかった「皇琲亭」 に行ってきました。
訪問したくとも、まとまった時間が取れなかったので行けずにいました。
なぜ喫茶店にまとまった時間が必要なのか?喫茶店なんてさっと入ればいいだろと突っ込みたくなるでしょうが、ここの喫茶店はけっこう並ぶんです。。
純喫茶で並ぶとかちょっと意味が分かりませんが、それだけ人気だということです。
スタバの様に手軽にラテやフレーバーコーヒーを楽しむ店ではなく、ガチ目にドリップコーヒーとそれに合う洋菓子と向き合う感じのお店なのです。
今回はそんな「皇琲亭」を紹介したいと思います。
本記事では以下の方を対象にしています。
・池袋「皇琲亭」について知りたい
・池袋「皇琲亭」のおすすめメニューについて知りたい
・池袋「皇琲亭」のチーズケーキが気になる
以下で解説していきます。
池袋「皇琲亭」について
皇琲亭は、1984年創業の40年弱続いている池袋の人気コーヒー店です。
外観、内装ともにレトロな造りで、美味しいドリップコーヒーを飲むことが出来ます。
銅製の容器なんてまるで太陽拳。
ピッカピカで眩しいくらいで、このお店の照明によく合います。
「皇琲亭」は、コーヒーを使った創作メニューが豊富で、コーヒーを極めた人たちが働くお店なのです。
珈琲だけでなくスイーツも美味しくて有名で、中でも濃厚なチーズケーキは人気の高い看板メニューです。
また、皇琲亭の特徴としてコーヒーの専門家育成に力を入れていることです。
「現代珈琲専門学院」という学校を開校しており、ここまで教育に力を入れている店舗は珍しいです。
【営業時間】
11:00~22:30
現在は20:00まで
【アクセス】
池袋東口から徒歩3分
03-3985-6395
無休
池袋「皇琲亭」のコーヒー
まず池袋「皇琲亭」のコーヒーについてその特徴を解説致します。
コーヒーの抽出にもコーヒー豆の焙煎方法にも特徴があります。
「皇琲亭」のコーヒー抽出方法
池袋「皇琲亭」のコーヒーは、KONO式に代表されるような円錐型ではなく、台形型のドリッパーで抽出されています。(カリタ式かメリタ式でしょう。)
このドリッパーを使用して、「粗挽一湯淹て」という抽出方法で抽出されていました。
一度湯をかけて蒸らし、2投目で一気にドリッパーの上限まで湯を入れるという抽出方法です。この抽出方法により、コーヒー本来の味、うまみ、香りを引き出すことが出来るのです。
また、使用するコーヒー豆量が1杯あたり25gと多いのも特徴です。
台形型のドリッパーであれば、1杯125CCの湯で抽出するとした場合、豆は8~10gが通常。使用する豆の量が多いことが分かります。
ドリップはカップにそのままドリッパーを乗せて、抽出する方法を取っていました。
この方法はこれまで自分が淹れてきたドリップ方法と違っていたので、興味津々。
抽出方法には蒸らしから抽出スピードまで様々な説がありますが、あるバリスタが
「出来上がった珈琲から遡るべきだ、正解はない。」
ということを言っていたことを思い出しました。
そう、抽出方法に正解はないのです。
カップは抽出したコーヒーが冷めないように予め湯で温められており、細やかな気遣いが感じられました。
「皇琲亭」のコーヒー焙煎方法
「皇琲亭」の焙煎方法は、紀州備長炭により焙煎されてるとのこと。
ということは焙煎方法としては直火式なのかな。
ドラム内の温度が一定になりにくいので、焙煎にムラができてしまうことから一度にたくさんの豆を焙煎することができないのです。
非常に焙煎に手間をかけていることが分かります。
池袋「皇琲亭」はコーヒーのスペシャリストを育てる
冒頭で解説しましたが、「皇琲亭」は「現代珈琲専門学院」という教室を開いています。
ここではコーヒーに関する深い知識だけでなく、カフェを運営すすに当り必要な知識を習得できるなど、実践的な内容を学ぶことができます。
コーヒーインストラクターや、コーヒー鑑定士を目指す方にはきっかけとして最適でしょう。
私も是非とも習いに行きたいのですが、なかなか移動の時間などを踏まえるとちょっと時間が取りにくいのが残念。
池袋「皇琲亭」の名物チーズケーキ
皇琲亭で人気なのはこのチーズケーキです。
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チーズケーキの特徴としては、通常のチーズケーキと比較してずっしりとしていていい意味でネットリとしています。
甘味だけではなく、レモン風の爽やかな酸味も感じることが出来、ここの香り高いコーヒーと非常に相性がいいです。
これぞ純喫茶というチーズケーキでした。
池袋「皇琲亭」のその他人気のメニュー
皇琲亭といえば、「アンブル・ドゥ・レーヌ」という有名なアレンジコーヒーがあります。
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独特に抽出したコーヒーエキスに、エバミルクを乗せた逸品なのですが、非常に上品な口当たりで美味しいです。
アレンジコーヒーと言えば神戸から滋賀に移転した「COFFEE WORk PLUS」で提供しているカプチーノアルフレッドが私の中では衝撃的でしたが、こちらのアンブル・ドゥ・レーヌも飲んだ瞬間に衝撃を受けました。
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その風貌と味から、まるでカクテルです。
時間が経つとともに、エバミルクがコーヒーエキスに溶け込むのがポイントです。
この手の喫茶店やコーヒーを極めたような店が出す創作メニューが好きなので、またチャレンジしたいと思います。
池袋「皇琲亭」のWi-Fi環境
店内では無料のWi-Fiがあり、パスワードは店員さんに聞くと教えてくれます。
PC作業をしながらコーヒーを楽しみたい方にもおすすめです。
また、コーヒー2杯目が300円引きというサービスもあります。
100円引きはよく聞きますが、300円って結構お得ですね。
池袋「皇琲亭」では豆も販売している
「皇琲亭」では焙煎した豆を販売しています。
今回はブレンドとタンザニアを購入してきました。
タンザニアは酸味が特徴の豆なので、今回自宅で頂いた際は細挽きで抽出。
ナイスカットミルネクストGのダイヤルを最小に設定します。
挽いた感じはこんな感じ、ちょっとチャフが目立ちますね。
抽出は店舗と同じく蒸らした後に一気に湯を注ぐ方法でドリップしてみました。
KONO式の様な円錐型のドリッパーだとまた違った抽出方法になるのでしょうが、私が使用しているのはカリタの台形式なので
おいしい!雑味もないし最高です!
ブレンドはコロンビア、タンザニアのアフリカ系の豆と、ブラジル。
こちらは少し中挽き目にダイヤルを合わせてグラインドしてドリップします。
こちらはブラジルの豆も配合されているので、非常にパンチのある味わいで美味しいです。
酸味だけだと物足りないという方や、甘めのスイーツと一緒にコーヒーを飲む方にはかなりオススメできます。
まとめ
今季は池袋の「皇琲亭」に行ってきた際のレビューを書いてみました。
池袋でちょっとコーヒーを飲みたい。今日はスタバじゃなくてシックな喫茶店でコーヒーを静かに飲みたいなという時にはオススメ出来るお店です。
ちょっと待つこともありますが、コーヒー好きなら一度足を運ぶ価値ありです。
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