寝すぎると体に悪いというのは本当なのか?

    よくいろいろな本を読んだり、競技仲間と話す中で、

    人間は寝溜めをすることができない、寝すぎるとむしろ死ぬ

    と言う都市伝説があります。

    そんなことから今日は睡眠について考えてみました。



    寝すぎると体に悪いというのは本当なのか?

    結論から言いますと、

    12時間ほどしっかり寝たほうが疲労した体は回復に向かう

    ということです。

    諸説ありますが、睡眠時間が短いのもよくないが、

    睡眠時間が長すぎるのも体に悪い

    ということがあります。

    真言密教の修行である「千日回峰行」の最後の行である「堂入り」では、不眠不休、何も食べずに座禅を7日間組むのですが、感覚が研ぎ澄まされて線香の灰が落ちる音まで聞き取れたという話があります。

    これがいい事なのかどうかは分かりませんが、この反対にダラダラと寝すぎるとあまりいい気分がしない場合は確かに多いです。

    私自身週末疲れてついつい寝過ごしてしまうことがありますが、そういった日は1日中体がだるく感じることがあります。

    この議論については賛否両論で、私もどちらがいいのか正直色んな側面から考えていたのですが、

    「スタンフォード式 疲れない体」


    にはこのように書かれていました。

    世界のトップアスリートは総じて睡眠時間が長い

    ここではトップアスリートの例が挙げられていますが、活躍している選手は

    かなり寝ています

    ここではウサイン・ボルトやロジャー・フェデラーの例が挙げられていますが、トップアスリートは総じて睡眠時間が長いと言うことが挙げられています。

    その時間なんと12時間

    十分な睡眠によりテストステロンがという物質が分泌されることで回復が促され、怪我をするリスクも減らせるというのです。

    超一流と呼ばれるアスリートの中には、いわゆる「ロングスリーパー」が何人もいます。

    カリフォルニア大学サンフランシスコ校が「アスリートと睡眠時間の関係」を調査した研究では、「睡眠時間が長ければ長いほど、選手としてのキャリアが長い」という結果も出ています。

    ~「スタンフォード式 疲れない体」より~

    睡眠時間が短いことで起きること

    テストステロンの分泌が少なくなる

    逆に短い睡眠時間だと、

    ストステロンの分泌率が少なくなります。

    テストステロンと言うのは先に述べた様に、筋肉増強や疲労回復に影響する物質であるため、睡眠時に十分分泌して働いてもらわなくてはなりません。

    なので短い時間睡眠では身体は十分に回復しないのです。



    太りやすくなる

    5時間睡眠だと

    糖代謝が30%から40%下がる

    というデータがあります。

    その結果太りやすくなるので、あまりいいことがない事が分かります。

    でもそんな都合よく寝られない。。

    そんな方向けにもこの本には

    睡眠の4原則

    の解説がされていました。

    具体的に良質な睡眠や、眠気を呼び起こすための裏技が解説されていたので、後日記事にしたいと思います。

     

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