2019年に投入して自分的に大活躍したSalomonのシューズ、「SENSE PRO3」が非常に良かったのでレビューしてみました。
これまでは70㎞近いトレイルレースまでは同じくSalomonの「S-LAB SENSE」を愛用していましたが、7作目からシューズの削り込みが激しくなり(なったと感じます)、なんだか林道の多いトレイルだと足底部がやられる感じがしました。6作目までは結構しっくり来てたんですけどね。
そんなこんなでサロモンショップを物色していた時に教えて頂いたのがコレ!
「SENSE PRO3」でした。
薄いながらシッカリなソール
冒頭でも述べた様にこれまではを使用していた「S-LAB SENSE」ですが、IZUトレイルジャーニーでの林道区間と木の根ゾーンで足底部を完全にやられてしましました。
「S-LAB SENSE」自体は非常に好きなモデルなのですが、コースによってはもう少しソールの厚みと硬さが欲しかったのです。
ソールの感覚として丁度いいのがMontrailの「Bajada」なのですが、これだと重量がありレースには不向き。。ちょうどこの間のシューズがあればいいのになと物色していたので運命的な出会いだと言えるでしょう笑
補強がありながら、ちゃんと走れるシューズ!
不安だったのはソールがしっかりして突き上げがなくなった分、「S-LAB SENSE」で実現できたようなロードシューズの様な蹴り出しが失われるのではないかと思っていましたが、
バッチリ残ってました!
ロード区間でもスピードに乗れます。
この絶妙な硬さと反発性・岩や木の根の突き上げ防止を実現させているのが「EnergyCell™+」というもので、サロモンが言う「ダイナミックなライド感」を実現させています。
登もS-LAB SENSEと同じ感覚で登れます!
グリップ力はソールが硬い分、路面によっては不安定
「Premium Wet Traction Contagrip® 」ソールを採用しており、大体の路面は気にせずに走れるのですが、ソールが柔らかいシューズと比較すると足の指の動きが路面に伝わらない分、滑ります。
とはいっても滑る路面は雨でぬれた岩の上程度ですけどね。ソールの堅牢さを失うことと比較したらなんてことはないです。
トレイルランニングシューズのパフォーマンスとしては十分優秀な部類に入ると思います。
絶妙な幅とシューズ内の空間
トレイルランニングにおいて、シューズ内の環境ってムチャクチャ重要になってきますがここもよく設計されています。
長い距離になると足ってかなり浮腫んできます。私なんかレース後半にパンパンになってシューズ内で足がこすれていくつものマメ太郎が出来てその日の入浴は地獄となるのですが、シューズ内の空間が広いとそんなこともなくなります。
このシューズでSPA TRAILや宿泊での縦走も今期こなしましたが文句なしの履き心地でした!
オススメの距離と路面
70㎞くらいまでのレースで林道や木の根ゾーンが多いコースにはモッテコイだと思います。
頼むから大幅なモデルチェンジしないでくれと願うばかりです。。
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