今回紹介するのは、私が日頃愛用している椅子、ハーマンミラー社の「セイルチェア」です。
約7年間使用していますが、結果的に購入して良かったと思ってるので、本記事でレビューしてみようと思います。
本記事は以下の方を対象にしています。
・自宅で使う椅子を探している
・作業に集中できるオススメな椅子を知りたい
・せっかく椅子を買うならデザインも重視したい
・どんなインテリアにも合う椅子について知りたい
・セイルチェアのメリット、デメリットを知りたい
・セイルチェアの使用感について知りたい
・セイルチェアの特徴について知りたい
以下記事で解説していきます。
椅子を選ぶに当たって考えたこと
まず椅子を選ぶにあたって考えたことについてです。
椅子って長く使うものですし、しっかり選びたいですよね?特に私の場合、ブログの執筆やYouTubeの原稿を書いたりなど自宅で机に向かうことが多いです。
また、日頃マラソンの記録向上に取り組んでいるので、姿勢については座っている時から気を付けたいところ。
そんな時に作業の効率を考えた際に、機能性の高い椅子は重要だと感じました。
また、部屋のインテリアも作業をするにあたり重要な要素だと思っていたので、デザインにも結構こだわって選ぶようにしました。
セイルチェアを扱うハーマンミラー社とは?
そんなセイルチェアを扱うのは、ハーマンミラー社というところです。
ハーマンミラー(Herman Miller)は、アメリカ合衆国ミシガン州に本社を置く家具メーカーで、高品質なオフィス家具や家庭用家具を製造しています。
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ハーマンミラーは、デザインやイノベーションに力を入れ、世界中の多くの賞を受賞しており、モダンデザインの代表的な作品であるチャールズ・イームズの家具を製造することで知られています。
セイルチェアとは?
まずセイルチェアについて解説します。
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セイルチェアは、エルゴノミクスを重視したデザインと高い品質で知られています。
エルゴノミクスとは、人間工学の一分野で、人体の構造や機能を考慮して、人間が快適に作業できる環境を作ることを目的としています。
セイルチェアの特徴
次にセイルチェアの特徴について解説していきます。
具体的には
・軽量で持ち運びやすい
・エルゴノミクスに配慮した設計
・様々な調整が可能
・環境に優しい設計
・スタイリッシュなデザイン
以下記事で解説していきます。
セイルチェアの特徴①軽量で持ち運びやすい
セイルチェアの特徴として、軽量でも持ち運びやすいということが挙げられます。
セイルチェアは、フレームに薄くて軽量な樹脂素材を使用することで、持ち運びやすくなっています。
確かに樹脂素材なのですが、堅牢性と軽量性を良質している様に感じます。
引越しの時なんかにも楽でしたからね。
また、軽量であることによって、座面の高さなどの調整も簡単に行うことができます。
セイルチェアの特徴②エルゴノミクスに配慮した設計
セイルチェアの特徴として、エルゴノミクスに配慮した設計であるということが挙げられます。
セイルチェアは人間工学に基づいた設計が施されており、座面や背もたれ、アームレストなど細かい部分にまで配慮されています。
例えば背もたれは自然なカーブを描き、体にフィットするように作られていますし、それに前傾チルト機能も付いているのでさらに快適さが増すのです。
また、座面は独自のエラストマー製で、柔らかく弾力性があるため、長時間座っていても疲れにくくなっています。
セイルチェアの特徴③様々な調整が可能
セイルチェアの特徴として、様々な調整が可能ということが挙げられます。
座面の高さや角度、背もたれの角度や高さ、アームレストの高さや角度など、細かい調整が可能。
自分に合った最適な姿勢を見つけることができます。
これは長時間の作業で私自身非常に大きなメリットであると感じます。
だって、時には腕を休ませたい時もあればリクライニングの角度を大きくしたい時もありますからね。
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そんな時にちょっとした調整機能が多いというのはかなりメリットになるかと思います。
セイルチェアの特徴④環境に優しい設計
セイルチェアの特徴として、環境に優しい設計ということが挙げられます。
セイルチェアの製造には、環境に配慮した素材や技術が使用されています。
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例えば、椅子の製造に使われる素材はリサイクル可能なものが多く、廃棄物の量を最小限に抑えることができます。
セイルチェアの特徴⑤スタイリッシュなデザイン
セイルチェアの特徴として、スタイリッシュなデザインが挙げられます。
「セイルチェア」は、シンプルでスタイリッシュなデザインが特徴的です。
さらに、多数のカラーバリエーションがあり、自分の好みや用途に合わせて選ぶことができます。
色や素材の組み合わせで、オフィスや自宅のインテリアに合わせたコーディネートが楽しめます。
私がセイルチェアのメリット
次に私がセイルチェアを選んだ理由についてです。
具体的には
・座面の適度な硬さ
・卓越したデザイン
・高い機能性
・求めやすい価格
以上の内容が挙げられます。
以下で解説していきます。
メリット①座面の適度な硬さ
セイルチェアのメリットとして、座面の適度な硬さが挙げられます。
長時間使用する椅子には適度な硬さが必要だと感じます。
もちろんゆったりと使用する椅子にはやわらかい材質を使用している椅子の方が良いのかもしれませんが、
作業用として使うのであればクッションは適度に高い方が良いのです。
以前に作業用の椅子としてクッション性の高い椅子を購入したことがあったが、柔らかすぎてあまり良くなかったのです。
ゆったりするには良かったのですが、作業を長時間行うと逆に疲れてしまうこともあったのです。
セイルチェアが適度な硬さを持つ理由は、座面に使用されている「ポリプロピレン」という素材の特性によるものです。
ポリプロピレンは、高い剛性と強度を持ち、耐久性にも優れています。
また、この素材は軽量でありながら柔軟性もあるため、座面に使用することで、快適な座り心地を実現できるのです。
また、セイルチェアの座面は微妙に湾曲しており、体にフィットするように設計されています。
これによって、長時間座っていても疲れにくく、適度な硬さを持ちながらも快適性が保たれるのです。
日々のマラソントレーニングがある私としては非常にありがたい設計ですね!
メリット②卓越したデザイン
セイルチェアのメリットとして、目を引くデザインであったことも挙げられます。
やはり自宅に帰ってきた時に美しいものがあるとテンション上がりますよね!
デザインは生活の彩として重要な要素なんだなと感じることが多くなりました。
こうして主張しすぎない赤が生活にあってもいいですよね!
セイルチェアはその名の通り、帆をイメージしたシンプルなデザインが特徴です。
風を受けるセイルのように、薄くて軽い素材でできており、シンプルながらもエレガントなデザインが特徴的です。
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このセイルチェアの開発者であるデザイナーのハンス・ヴェグナーという方は、1950年代にデンマークの家具メーカー「フリッツ・ハンセン」のためにセイルチェアをデザインしました。
けっこう昔からあるんですね!
彼は、帆船のセイルから着想を得て、薄くて軽い素材でできた椅子を作りたいと考え、アルミニウムフレームにテキスタイルを張った、風を感じさせるようなデザインの椅子を誕生させたのです。
セイルチェアは、ヴェグナーのデザイン哲学である
「形は機能に従う」という考え方を体現しています。
椅子のデザインは、風を受けるセイルのように、機能的な要素が反映されており、美しさと機能性が両立。
また、ヴェグナーは、シンプルなデザインを重視しており、セイルチェアもその代表的な作品の1つとして知られています。
セイルチェアの背もたれと座面には、エラストマー材料を使用し、しなやかなフレキシブル感があります。
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また、樹脂製のフレームを採用しているため、軽量でありながら耐久性にも優れています。
さらに、アームレストも一体型になっているため、スマートな見た目が特徴的ですね!
メリット③高い機能性
セイルチェアのメリットとして、として高い機能性が挙げられます。
特筆すべきはとにかく作業がしやすい体勢を取り易いということです。
作業をしていると骨盤がどうしても寝てしまいますが、セイルチェアは座面を前傾させることができるので長時間に渡る作業も楽にこなすことができます。
セイルチェアのポイントである前傾チルト機能です。
以下が前傾させる前の状態です。
座った感じはこんな感じ。
次にセイルチェアを前傾させた時です。
そしてこれが座った時です。
前傾チルト機能により何が良いのかというと、
前傾姿勢になった時に背もたれが身体にしっかりついてきてくれるという所です。
ブログ記事を書く時などはどうしても前傾姿勢になりますが、以前の椅子ではこの前傾チルト機能がなかったために、どうしても骨盤が寝てしまい、猫背になりがちでした。
しかし、写真の様に前傾した時に椅子の背もたれが付いてきてくれるので、良い姿勢を保つことができます。
私の場合は途中でランニングに出かけることもあるので、骨盤を立たせた状態を維持できるというのはとても大きなメリットです。
次に嬉しい機能が座面をスライドさせることができるということです。
座面を前にスライドさせれば、椅子の上であぐらをかくこともできます。
一方、座面を後ろに下げれば作業に集中することができます。
なかなか普通の椅子ではこういった細部に渡る調節ができませを。
また、調整可能な内容も作業しやすさに特化した内容ですので嬉しい機能ですよね。
デザインだけでなく、作業性も考え抜かれた椅子だと感じます。
メリット④求めやすい価格
セイルチェアのメリットとして、求めやすい価格が挙げられます。
ハーマンミラーの椅子と言えば、高機能ではありますが価格が高いというのが難点です。
もちろんその価格に見合った椅子なのでこれは仕方のない事ですが、予算が決まっている方にとっては購入できないことになってしまいます。
一方、セイルチェアであれば通常のハーマンミラーの椅子の半分以下で購入することが出来ます。
セイルチェアの仕様にもよりますが、10万円を切る価格で手に入るというのは大きなメリットと言えるでしょう。
セイルチェアのデメリット
そんなセイルチェアですが、使っていて感じるデメリットもあります。
それは
・ヘッドレストがない
・夏場は座面が蒸れがち
と言ったところです。
以下記事で解説して行きます。
デメリット①ヘッドレストがない
セイルチェアのデメリットとして、ヘッドレストが無いということです。
これは椅子をどの様な用途とするかにもよりますが、セイルチェアをリビングでゆっくり映画を見る用の椅子と考えるのであればヘッドレストが無いというのはデメリットとなるでしょう。
ただセイルチェアを購入されようとする方は、書斎で作業をされる方が多いかと思いますので、このデメリットについてはあまり気にならないかもしれません。
デメリット②夏場は座面が蒸れがち
セイルチェアのデメリットとして、夏場は座面が蒸れがちだということです。
アーロンチェアなど、座面がメッシュ生地になっているものとは異なり、セイルチェアはクッション材が使用されています。
このクッション材は程よい硬さで私としては非常に気に入っていますし、長時間の作業でも疲労しにくいポイントの1つだと考えております。
しかし、夏場は座面の蒸れが気になる方はいるかもしれません。
ただこれはメリットでも述べた適度な座面の硬さにもつながるところですので、一概にデメリットとは言えないですけどね。
セイルチェアを使ってみて感じたこと
次に実際にセイルチェアを使って感じたことです。
・前傾チルトによる圧倒的作業のしやすさ
・ちょうどいいアームレスト位置
・作業していて眠くならない
以下記事で解説していきます。
前傾チルトによる圧倒的作業のしやすさ
セイルチェアを使って感じることとして、前傾チルトによる圧倒的作業のしやすさが挙げられます。
これ本当にすごいです!
私の場合、ブログやYouTubeの動画台本などで数時間座ることが多いですが、前傾しても背中に椅子が付いてきてくれるので、とにかく作業が楽です。
当初は前傾チルトがこんなに良いものだとは思っておらず、どうしてハーマンミラーの椅子にはこの機能が多いのか疑問に思っていましたが、その疑問も晴れましたね!
これはセイルチェアに限らず、書斎で作業する椅子には外せない機能だと思います。
ちょうどいいアームレスト位置
セイルチェアを使って感じることとして、ちょうどいいアームレスト位置であるということです。
気分によって腕の高さを変えたい時ってあるかと思いますが、アームレストの調整などもちょうどいいです。
私の場合、机に座ると何か書き込むかタイピングすることが多いのですが、そんな時に腕が浮いた状態だとどうしても肩や肘に力が入ってしまいます。
しかし、このセイルチェアであればアームレストがちょうどいい位置まで上がってきてくれるので極めて作業がしやすいです。
長時間書斎で作業が出来るか否かは肩や肘にかかる負担がどれだけあるかも重要な要素ですので、ここはセイルチェアの非常にいいポイントだと感じました。
作業していて眠くならない
セイルチェアを使って感じることとして、作業していて眠くならないということです。
これって書斎用の椅子としては極めて重要な要素だと感じるんですよね。
リビング用の椅子であれば、ゆったりとして椅子の上でも眠れるモデルが適していると思いますが、書斎用の椅子であればとにかく作業が進むことが最優先事項として挙げられますよね?
だって眠くなったらベッドで眠ればいいわけですし。
ただ、ちょっとリラックスしたい時なんかは以下の様に適度なリクライニングはできますし、本当に作業に集中することに特化した椅子だなと感じますね。
これ以上快適でしたら眠くなっちゃいますからね。この絶妙なさじ加減がこのセイルチェアの素晴らしいところだと思うんです。
セイルチェアのデザイン性やカラーバリエーションについて
次にデザイン性やカラーバリエーションについてです。
様々な色や素材が用意されており、自分の好みに合わせて選ぶことができます。
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具体的にはフレームや座面、バックサポートなど、各パーツにおいてカラーバリエーションが用意されています。
これらのカラーバリエーションを組み合わせることで、自分好みのオリジナルなセイルチェアをカスタマイズすることができます。
最新のカラーバリエーションやカスタマイズオプションについては、ハーマンミラーの公式サイトや販売店を確認してください。
セイルチェアはどんな人にオススメ?
次にセイルチェアをオススメしたい人についてですが、何と言っても
何か机で作業をすることが多い人
には圧倒的にオススメできる椅子と言えますね。
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長時間座っても疲れないので、読書なんかにもオススメできます。
私の場合ランニングも行うので、日頃の骨盤の安定感は重要。走りに行く前に一度骨盤を起こす必要があるのですが、それがスムーズというのは嬉しいことです。
椅子の上で寝たい人にはあまりオススメできませんが、しっかり作業したい人にはまさに戦闘機のコックピット的な椅子なのです。
まとめ
今回は私が愛用している椅子である「セイルチェア」を紹介しました。
椅子は冷蔵庫などと同じく、一度購入したら長く使う家具ですよね?
だからこそ妥協なく選びたいものですが、私の場合このセイルチェアを購入して結果的に良かったと感じています。
皆さんもセイルチェアを購入して日々の生活に彩と作業性の高さを両立させてみては如何でしょうか?
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