【実走レビュー】クラウドウルトラ(Cloud ultra)はどんな路面にもオススメなシューズ!

On クラウドウルトラ

先日購入したOnのクラウドウルトラですが、何度か履いて様々な路面を走ってみました。

率直な感想としては非常に良いシューズです。

クラウドウルトラは、トレイルランニングシューズにしてはかなり高価格帯のシューズです。その為、購入を迷われている方もかなり多いのではないでしょうか?

そこで私、実験台として試しにクラウドウルトラを購入してみました。

On クラウドウルトラ

グザビエ選手がアシックスからOnに切り替えた段階でかなり気になっていたのですが、ついに購入してしまったのです。

なんてミーハーな男なんだ俺は。

なので、本記事では

・クラウドウルトラの実走レビューを読みたい

・クラウドウルトラは自分に合うシューズなのか?

・クラウドウルトラのデメリットについても知りたい

といった方にとって役立つと思います。




クラウドウルトラの路面別特徴

まずクラウドウルトラを履いて様々な路面を走った時の感想について解説します。

今回は以下の路面で試してみました。

・林道、砂利道

・トレイルでの登り

・ロード

どの路面でも対応してくれる良いシューズだと感じます。

皆さんもレースでは様々な路面を経験するかと思いますが、気になるのは各路面でのシューズの感触ではないでしょうか?

トレイルランニング

林道で足首が疲労しやすいシューズは当然困るでしょうし、登りで踵が引っ張られるのもレースを完走するに当たって弊害になります。

以下で各路面について解説して行きます。

路面①林道や砂利道での感覚

まずクラウドウルトラで林道や砂利道を走った時の感覚です。

トレイルランニングでは林道や砂利道を長時間走ることが多いですよね。

On クラウドウルトラ

特にトラブルなく走れるならいいのですが、尖った石とか、かなり根性のある木の根とかがあり、こいつらが足の裏に悪さするわけです。

IZU TRAILJOURNEYではウッスウスのシューズで走ったものですから、後半の林道区間で足底部を完全にやられてペースダウン&撃沈したのを覚えています。

それだけ走りやすさと堅牢性に富んだアウトソールは重要なのですが、クラウドウルトラはこれらの路面でも突き上げを心配することなく軽快に走ることができました。

イイよ!悪くない!

On クラウドウルトラ
スタコラサッサッサー♬

路面②トレイルでの登りの感覚

次にクラウドウルトラと登りの相性です。

もう泣く子も黙るトレイルランの激登りです。色々ありますよね!ゲレンデ逆走とか、鎖場登りとか。

ただ、トレイルランニングシューズとの相性が試される登りは、以下の写真の様な走れる登りではないでしょうか?

大抵こういう登りを如何に走るかで順位もタイムも変わってきます。

トレイルランニングシューズの機能は、走れる路面や、パワーウォークが必要な登りでも真価を発揮します。

こういった場面でカカトのストレスが如何に小さいかも重要です。

私なんて合わないシューズだとすぐカカトが痛くなるので。。

トレイルランニング
例えばこんな坂を走る時とか

その点、クラウドウルトラはゲレンデを直登する様な場面でもストレスがかかる事はありませんでした。

路面③ロードでの感覚

次にクラウドウルトラのロードでの感覚です。

入賞を狙う選手や、タイムを削り込みたい選手にとって、ロードでのシューズレスポンスは非常に重要です。

トレイルランニングといえどもロード区間はありますし、それがけっこう長い場合もあります。

そんな時にどうしても硬めのトレイルランニングシューズだとどうしてもスピードに乗り切れないんですよね。ただ、ロードのことばかり考えてシューズを選ぶと今度はトレイルで苦戦するわけですし。。

なのでクラウドウルトラでロードも走ってみたのですが、これも非常にイイです。

硬いトレイルランニングシューズにありがちな走りにくさがないので、ロードでの心配はまずないと感じます。

 




クラウドウルトラのデメリット

そんなクラウドウルトラですが、デメリットもあります。

このあたりは本当に残念だった点だったので、購入を検討されている方は参考にしてみてください。

デメリット①汚れが落ちない

クラウドウルトラのデメリット1つ目、それは汚れが落ちにくいと言うことです。

先日トレイルを走っていた際に、泥に思いっきり足を突っ込んでしまいました。まあこういった話はレースでもよくあることです。

幼少の頃よりも、オッサンになってからの方が(トレイルランニングを始めてからの方が)泥に足や身体を突っ込む機会は増えてと感じます。

青春が戻ってきたといったところでしょうか。

話は逸れましたが、通常であれば泥で汚れたシューズも洗剤で洗えばきれいさっぱり落ちるのですが、なんとこのシューズ、、アッパーの部分だけ泥汚れが残るんです。

もうこれは何回洗ってもだめでした。

ちなみに汚れの残り具合はこんな感じです。以下の写真は何回か洗剤で洗った後にクロカンを走った後の状態なのですが(足底部はその時の汚れ)、アッパー部分に泥汚れが完全に残ってしまっています。

通常であれば、トレイルランニングシューズには汚れに耐性のある生地が使われているのかと思うのですが、クラウドウルトラに関してはビビるくらい汚れが落ちません。

トレイルランニングシューズに汚れ耐性のない生地を使う事は、ヘルメットをかぶらずにゴリラの檻に入るようなものです。

Limelightのシューズカラーがとても気にいっていましたが、Black Whiteにしておけばよかったと心から後悔しています。

On クラウドウルトラ
最初はこんなにきれいだったんだ。。

トレイルランナーにとってシューズの手入れも楽しみの1つ。

遠足は家に帰るまでが遠足と言われるように、トレイルランは帰宅してシューズを洗うまでがトレイルランであるからこそ、この点はかなり残念でした。

高いシューズなのに。。

デメリット②雲の上の様なクッション性はない

クラウドウルトラの次のデメリットは、「雲の上を走る」と言われる様なクッションはないと言うことです。

雲の上を走るような感覚と言うことでクラウドウルトラを購入する方はいるかと思いますが、実際のところクラウドウルトラはそういうクッション感のシューズではありません。

On クラウドウルトラ

私は購入する以前からこのシューズのアウトソールに触れていたので、クッション性についてはわかっていたのですが、HOKAのようなクッション感を期待している人にとってはイメージと異なるかもしれません。

ただ、トレイルランニングは様々な路面を走れスポーツなので、雲のような?生よりもクラウドウルトラのようなクッションの方がしっくりくると思います。

On クラウドウルトラ
こんな感じで、けっこう衝撃は吸収してくれるんですけどね。

ちなみに私はクラウドウルトラのクッションの感じはかなり好きです!

雲の上の様な感じはないですが、トレイルでの総合的なクッション性としては優秀だと思います。

デメリット③価格が高い

クラウドウルトラのデメリットとして、価格が高いことが挙げられます。

2万円するトレイルランニングシューズってなかなかないです。。

これからOnを履いてみようかなと思う人でも、流石にチャレンジで2万出すツワモノは私ぐらいじゃないですかね。

機能的には素晴らしいシューズなのですが、値段はもう少し安くなってきたところを狙いたいところです。




まとめ

今回は、クラウドウルトラで実走したときの記事をまとめてみました。

別の機会にレースでのレビュー記事を書いてみようと思います。

以下記事ではクラウドウルトラの機能的な特徴についてまとめています。

【新ブランド「On」に挑戦!】 クラウドウルトラ(Cloud ultra)の特徴について解説!

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