今回はランナーにオススメなリカバリーアイテム「ルコエラン(RUCOE RUN)」を紹介しようと思います。
これ、レース前のウォーミングアップ、レース後のリカバリー、日頃のケアにかなり使えます!
・ルコエランについて知りたい
・ランニングにオススメなケア用品を探している
・ルコエランの使用感や使い方について知りたい
・ルコエランのパッドはどこまで使えるの?
・ルコエランのデメリットについても知りたい
・ルコエランはどんなランナーにオススメ?
と言った方には役立つかと思います。
以下記事で解説していきます。
ルコエランの開発までの流れについて
まずルコエランの開発までの流れについて解説します。
このルコエランは伊藤超短波株式会社というメーカーで開発されたアスリート向けの商品です。
ランナーの方であればよく整骨院などで低周波治療を受けた方もおられるかと思いますが、あれを小型にして携帯できるようにしたものです。
元々伊藤超短波株式会社は1916年に創業した日本初の超短波治療器メーカーで、エビデンスに基づく医療(EBM)にいち早く着目してきた会社です。
独自の技術とノウハウを用いて、世界のトップアスリートを長く支援してきた会社であるからこそこうした商品が作れたのでしょう。
そういった思いの中、このルコエランは、アスリートの成功体験サポートを目的とした開発されたものです。
もともとこのメーカーが得意としている物理療法機器は、痛みが出たら使うものと言うものでしたが、社内のスポーツプロジェクトの強化に伴い、
パフォーマンスを発揮するのに手助けになるものはできないか?
という思いのもと開発が進みました。
アシックスのメタスピードスカイと同じく、実際にランナーの意見を取り入れながら開発を進めたものです。
デザインについても、通常の物理療法機器とは異なり先進的なキューブ状のデザインになっています。
ちょうど手に握れる大きさで、遠征やレース先でも持ち運びに非常に便利なんです。
ルコエランの特徴について
次にルコエランの特徴について解説していきます。
特徴としては
・電気刺激がなめらか
・モードが細かく分かれている
・小型で持ち運びに便利である
以上の内容が挙げられます。
以下で解説していきます。
ルコエランの特長①電気刺激がなめらか
ルコエランの特徴としては、高品質な電気が特徴でなめらかであると言うことです。
これまでのこうした電気刺激により筋肉をほぐしたり鍛えたりというものはありましたが、流れる電気の質の悪いものはチクチクする感じがありました。
筋肉にきちんと電機が流れておらず、皮膚刺激になってしまっている感じです。
一方、整骨院や鍼灸院などで低周波を流してくれる時はそういったことはありません。
陸上競技部を経験された方であれば、整骨院で電気治療行う方がおおいので、既に質の高い電機治療経験を受けた方は多いかと思います。
このルコエランはあの波形の電気刺激を採用していると言うことです。しかもこのサイズでというのが凄いですよね。
ルコエランの特徴②モードが細かく分かれている
ルコエランの特徴として、モードが用途別に細かく分かれてるということです。
具体的には
・ウエイクアップモード
・アクティべートモード
・クールダウンモード
に分かれています。
しかも各モード調節も100段階ほど調節でき、微弱な電気からかなり強めの電気まで自分の体調に合わせて使うことができます。
各モードについて解説していきます。
モード①ウエイクアップモード
ウエイクアップモードは運動前に使うモードです。
練習までに張りを感じたり、動きの悪いと感じる部分に5分から10分使用すると言うものです。
市民ランナーの方であれば、夜走りに行く前に走り始めに動きが悪いことってありませんか?私もそうで、ジム仕事など座って行う仕事の場合、身体がその状態で固まることが多いです。
特にその日にポイント練習だったりした場合、動きが悪いと練習序盤にかなり苦しいことになります。
ウォーミングアップを長めに行ったり流しを行うことで徐々に体は慣れてきますが、
このウエイクアップモードを使用するとスムーズに負荷の高い練習に入ることが出来ます。
これはおそらく動かしにくい筋肉にも刺激が入ることからでしょう。
ジョグではなかなかポイント練習などで使う筋肉まで刺激がはいらないからでしょうね。
ルコエランがあれば非常に効率的にトレーニングできると言えます。
モード②アクティベートモード
アクティベートモードは、レース前のパフォーマンスを100%発揮するために使うものです。
レース直前に行うウォーミングアップ時に合わせて使いたい機能です。
ウォーミングアップだけでは刺激の入りにくい部位でも、レースペースで走る際に必要な筋肉にはしっかり刺激を入れる必要があります。
そんな時に有効な機能です。
モード③クールダウンモード
次にクールダウンモードです。
これはその名の通り、レースやトレーニング後のケアに使います。
レースで激しく筋肉を使った後は休ませることも重要ですが、軽く動かした方が良いという話を聞いたことのある方は多いのではないでしょうか?
いわゆるアクティブレストというものです。
こうしたシーンでクールダウンモードは極めて有効になります。
私の場合、レース後はこの機能を使用してその後にゆっくりジョグしたりウォーキングしたりして次の練習に向けて準備を行っています。
ルコエランの特徴③小型で持ち運びに便利である
ルコエランの特徴として、小さくて持ち運びに便利という点があります。
・縦100ミリ
・横35ミリ
・厚さ31ミリ
・重さ100グラム
というサイズです。
レース直前からレース後まで使用できるメリットがあることからこの小型サイズを持ち運べるというのは大きなメリットですよね。
ルコエランの使い方について
次にルコエランの使い方について解説していきます。
まず2枚のパットを患部に装着します。刺激を入れたい筋肉に関節をまたがずに貼り付けます。1枚のパットは1つの筋肉に2枚貼り付けるのが基本です。
左足に1枚右足に1枚では電気がうまく流れないのです。
パットの準備が出来ましたら電源を入れて電気を流していきます。
ジワジワッと電気が流れるのを感じることができるはずです。
ルコエランのバッテリーについて
次にルコエランのバッテリー保持時間についてです。遠征などで使用するのであれば、フル充電でどれだけ使えるかはけっこう大きな要素です。
ルコエランはフル充電まで約4時間、少々長いですが1回の充電で約5時間使うことができるのがメリットです。
5時間使えれば、約1週間近く行く合宿や週末の泊まり込みの練習会やレースでも十分使えてしまう容量です。
ルコエランのパッド交換について
ルコエランは電気を優先で患部に流す仕組みですが、交換式のパッドが必要です。
パッドの粘着力は使用するたびに落ちてくるので、どこかのタイミングで交換する必要があるのですが、約20回~30回使用したら1度交換すべきでしょう。
おそらくこのくらい使用すると粘着力が失われてきます。
粘着力がなくなると正しく電気が流れないので、粘着力がなくなったら交換することをオススメします。
パッドは以下のものになります。
ルコエランを使う際に気を付けること
そんな便利なルコエランですが、使用時に気を付けるべきこともあります。
それはレースや練習前に長時間使用することです。
あまり長時間使用すると筋肉疲労や筋肉痛がひどくなる場合があるからです。
適度に筋肉に刺激を与えて、「動きやすさ」、「レースやトレーニング後のリラクゼーション」この辺りができればそれ以上やり過ぎる必要はないです。
ルコエランのデメリットについて
次にルコエランのデメリットについて解説します。
デメリットとしては
・パッドが消耗品である
・コードレスではない
以上の2点です。
まずパッドについては、粘着式を採用しています。
この粘着部が弱まってきたら交換する必要がありますね。そんなにすぐに粘着力は落ちませんが、確実に電気を流す為にもパッドは弱ってきたら交換しましょう。
次にコードレスでないということもデメリットです。
コードがあると何かと邪魔ですが、これは仕方がないことです。
使うシーンによってコードを折りたたむなどして邪魔にならないように工夫しましょう。
ルコエランはどんなランナーにオススメ?
これまでルコエランについて解説してきましたが、ルコエランはどんなランナーにオススメなのでしょうか?
それは
・日々のケアをしっかりしたいランナー
・走り始めが重たいと感じるランナー
・より良い状態でレースやトレーニングをしたい方
こういった意識の高いランナーにはかなりオススメできます。
挑戦するランナーには確実に手助けとなるアイテムですので、是非活用してみてください。
まとめ
今回はランナーにオススメなケアグッズ、ルコエランを紹介しました。
私自身様々なリカバリーグッズを使用していますが、電気治療機器がここまで日々のトレーニングに効果があるとは思ってもいませんでした。
これだけの効果があってこのサイズですのでこれはケアアイテムとして手に入れない理由はありません。
是非マラソンの競技力アップに役立ててみてください。
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