HOKA Challenger(チャレンジャー)ATR6レビュー!特徴や前作からの変更点は?

ChallengerATR6

    HOKAのChallengerATRシリーズもかれこれ6作目となり、私もHOKAのシューズはロードモデル、トレイルモデルと様々なシューズを使ってきました。

    最初に履いたのはChallengerATR2でした。

    厚底のトレイルランィングシューズ自体が初めてでしたが、そのクッション性は素晴らしく、現在もChallengerATRシリーズは履き続けています。

    そこで本記事では今回購入したトレイルランニングシューズChallengerATR6について解説致します。

    ChallengerATR6




    HOKA Challenger(チャレンジャー)ATRシリーズについて

    まずHOKAのChallengerATRシリーズについて、私が歴代のモデルを履いた感覚から解説したいと思います。

    最初にChallengerATR2を履いた時はアッパーの耐久性が非常に弱く、岩場に引っ掛けるとすぐに穴が開くなど問題点もありましたが、その後改良されるにつれて、現在の様な2層のアッパー構造になり破れることがなくなりました。

    以下はChallengerATR2ですが、アッパーが破れちゃっています。。結構大事に履いていたんですけどね。

     

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    以下の写真はChallengerATR5ですが、写真の様に2層の構造になっていることが分かります。履きこんで丁度破れてしまったので説明しやすいですね笑

    ただこのくらい破れてもまだ走れるのがこのChallengerATR5の良いところです。

    Challenger(チャレンジャー)ATR5

    ただアップデートを重ねるごとによりスピードが出やすいシューズになってきているので、初期の柔らかいソールが好きだった人にとってはChallengerATRから離れていった人もいるのではないでしょうか?

    実は私もそうで、2019年はSALOMONのシューズをメインで履いていて、練習用でChallengerATRを履くというスタイルでした。

    ChallengerATR5からHOKAのシューズをまた履くようになりましたが、より効率的な走りや、体幹で衝撃を受け止める走りを追及しているうちにやはり

    ChallengerATRはイイ!

    とまたしても思うようになったのです。

    ChallengerATRシリーズは「All Terrain」の名の通り、全ての路面に対応させたシューズです。
    トレイルランニングではロード、林道、テクニカルな登り、下りこれらがどの様な路面でどういった割合なのかによって選手はシューズを選びます。

    そういった中でChallengerATRシリーズであれば「ひとまずちょっと路面分からないけどChallengerATRでいくか」という、

    飲みの席で言えば「とりあえず生で!」的なトレイルランニングシューズなのです。




    HOKA Challenger(チャレンジャー)ATR6の特徴

    ここでChallengerATR6の特徴について解説致します。

    前作から丁度改良してほしいところが改良されており、「ああ、みんなそう思っていたんだな。。」って感じでした。

    履いて実際に様々な路面を走ってみましたが非常に良かったです!

    前作(ChallengerATR5)からの変更点

    まず前作であるChallengerATR5からの変更点です。大きな変更点としては、

    ・アウトソールが変更

    ・アッパーのストレスが少なくなった(ゆったりした)

    ・ミッドソール幅の変更

    まずアウトソールが変更になったということです。特にテクカルな下りでこのラグが真価を発揮します。踏ん張った時にこのラグがグニッと広がることで、岩場でもしっかり踏ん張ってくれるのです。

    ChallengerATR5でも岩場でのグリップは良かったですが、さらに改良された感じです。

    ChallengerATR6

    次にミッドソールの変更ですが、足先の幅が狭くなりヒール部分が広くなっている分着地時の安定性アップしました。

    ChallengerATR6

    トレイルでの着地は足首は様々な角度に曲がることになりますが、ヒール部分が広くなったことにより、かなり走りやすくなったと感じます。

    ChallengerATR6

    また、つま先にかけて若干幅が狭くなったことにより、トレイルやロードでのスピードが出やすくなりました。




    Challenger(チャレンジャー)ATR6は環境にも配慮

    ChallengerATR6はSDGsの流れなのか、環境にも配慮した商品開発が行われている様です。

    どの部位で使用されているのかは分かりませんが、使用済みの廃プラスチックからUNIFI社のREPREVEというプラスチック素材が使用されています。

    シューズという繊細な商品にこういった素材を違和感なく使用できるってスゴイですよね。

    ChallengerATR6

    Challenger(チャレンジャー)ATR6で林道を走った感覚

    ChallengerATR6で石や木の根の多い林道を走った感覚ですが、アッパーが柔らかい分窮屈さを感じません。

    ChallengerATR6

    林道は石や木の根が多いので、着地食後にいろんな方向に足が傾くので、アッパーの柔らかさは結構重要な要素になります。

    ChallengerATR6




    Challenger(チャレンジャー)ATR6で舗装路を走った感覚

    ChallengerATR6で舗装路を走った感覚ですが、前作よりもスムーズです!

    ChallengerATR6

    前作のChallengerATR5でも特に不満はありませんでしたが、しいて言えばアッパーがやわらかいことでの舗装路での締め付け感が軽減されたように感じます。

    林道でも同じことが言えますが、アッパーが違うと様々な点で走りの快適性って変わってきますね。

    Challenger(チャレンジャー)ATR6で激登りやテクニカルな下りを走った感覚

    テクニカルな下りではHOKAは絶対の安心感があります。

    特に岩場の多い下りではとがった岩にChallengerのアウトソールを食いつかせながら確実に下っていくので、これはソールへの安心感がないとできない走りです。

    そんな時に前作のChallengerATR5は全く問題なく岩に食いついてくれました。

    さすがに濡れた平面では滑ることも多少ありますが、少しでもグリップしそうな路面であれば思い切って踏み込むことが出来ます。

    ChallengerATR5からラグが更に進化したChallengerATR6はラグの中心部にさらに溝が出来たので、グリップ力は更にアップしたと言えるでしょう。

    ChallengerATR6

    レースのコースにより、これまでVIBRAMのソールを持つスピードゴートとどちらを選ぶか迷うこともありましたが、このアウトソールであればChallengerATR6で行こうと素直に思えます。

    先にも解説しましたが、着地時の安定性がUPしたと感じます。

    シューズの構造も足のつま先方向は幅が狭く、踵側は広く変更された関係でテクニカルな路面での安定性はChallengerATR5より向上しました。

    シューズの安定性がある程度あると膝から上の疲労がかなり違ってくるので、長い距離を走ればそれだけ疲労度は軽減されることになります。




    HOKA Challenger(チャレンジャー)ATR6はこんな人におすすめ!

    ChallengerATR6は以下の様な方にオススメです。

    ・ChallengerATR5のアッパーがちょっと窮屈かな?と感じる人

    ・テクニカルな岩場でも足を取っておきたい人

    ・トレイルからロードに路面が変わった時にシューズの硬さが気になる人

    こんな方は是非ChallengerATR6を試してみてください。

    ひとまずこのシューズで2021年はチャレンジして行こうと思います!

    HOKAのトレイルランニングシューズについては以下記事で解説しております。

    【厚底デビューにもおすすめ!】HOKA ONEONEのトレイルランニングシューズについて解説!

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