過去に行っていた峠走のトレーニング効果について記事を書いてみました。
自分が忘れないためでもあるんですけどね、、。
年明けからトレッドミルでのペース走練習や傾斜トレーニングに移行していますが、本当はやりたいのが峠走です。
トレッドミルでの傾斜走も十分効果はあるのですが、やはり動いているベルトコンベアの上を走るので、キック力の向上を図るにはやはり峠走の方が効果的だと感じます。
峠走のランニング効果について
現在住んでいる所は山はおろか峠走ができる様な坂もない為、どうにもなりません。
※トレッドミルのトレーニング始めたのはその為なんです涙
暫く峠走のトレーニングから離れて、久しぶりに同じ練習場所で峠走を行っていた場所に行く用事があったので、隙間時間に走ってみました。
ここでの練習データによって、トレッドミルでの練習効果の有無が明確になるのです。
練習結果
結論からいいますと、
トレッドミルのトレーニングは十分効果がありました。
これで登坂力が落ちていたら今の練習を否定されたことになるのでかなり焦りますが、
過去に神戸にいた時より良いラップで走り切れたのです。
やはりロードで行う峠走は、六甲山山頂までのトレイル練習よりも負荷がかかる感覚があります。
推測するに、トレイルだとわずかに平地区間や下りを繰り返しながら931mの六甲山山頂まで登るわけですが、峠走はアスファルト。
つまり、
走っている間は登りと対峙せざるを得ないという非常に恐ろしい練習なのです笑
この様に、300m弱の登りを3本行います。
上半身・下半身の「速く走る為の筋肉」がすべて動員される
普通にトレイルを登るよりも相当キツいです。
登りだけでなく、下りでも効果があるのがこの峠走です。
登りで強化できること
登りを一定のペースで走るには、
- 腕振り
- キック
- リズム
- 循環器系
これらそれぞれの高いパフォーマンスが要求されます。つまりその分平地ではなかなか使われないレベルまで筋肉を動員させられるのです。
その結果
- レース後半で疲労しない足
- 循環器系の機能が向上する
が得られるわけです。
簡単に言うと、筋肉が大きくなり、その筋肉に血液を送り込む循環器系両方が強化されるということです。
↓↓登りのポイントについてはこの方の動画が分かりやすかったです。
恐怖のスタート地点へ向かいます。
ここが地獄のスタート地点です、、左手に見えるマンションは昔イチロー選手が住んでいたと言われるマンションです。
最初この建物は何だろう、、と思いましたが。
そこから一気に駆け上がり、
1本目終了!
これを3本やります。
キッツイですが練習の効率は非常にイイです。
なかなか来れるチャンスもないのできっちり追い込みます。
以前から分かっていたことではありますが、
- 気分が悪くなる感覚
- 足の筋肉の感覚
これらの状況から、筋力も循環器系をフルに動員する練習であるということがわかります。
下りで強化できること
下りではスピード強化を目的として取り組みます。
スピード強化に必要なのは、
「神経系」
を鍛えるということでもあります。
筋肉を収縮させるには脳からの信号がきっかけとなるのですが、下り坂を利用してあえてその頻度を速くすることで、速く動かせる身体が出来上がり、最終的にスピードの強化につながるのです。
陸上の短距離選手が行っている
「ラダートレーニング」
と同じ発想です。
↓↓ラダートレーニングについてはこの方の動画が分かりやすかったです。
これをトレイルランに活かすのです。
下りでは少しでも接地が悪いと膝がやられるので、継続して下りのトレーニングを入れることで、そうならない走りを身に付けることが出来ます。
特にトレイルランニングでは、トレイルで何かに躓いて転倒しそうになった時のとっさのステップや、速い足さばきが必要とされるテクニカルな下りで効果を発揮します。
私も木の根に足を取られながらも、神経系の練習を入れていたために大ゴケしなくて済んだことはたくさんあります。
怪我のリスク対策の為にも定期的に入れておきたいところです。
まとめ
下りで得られる効果については峠走でしか得られないものですが、登りに関しては
トレッドミルでも十分効果がある
ということが分かったのも収穫です。
↓↓トレッドミル×トレイルランの記事はこちらです。
トレイルランの練習にトレッドミルは有効なのか??
峠走はマラソンにもトレイルランニングもかなりオススメのトレーニングです。
トレッドミルでの傾斜走でも十分かと思いますが、近くに坂道や峠がある方は是非活用されると良いかと思います。
まあ、、キツイのであまりやりたくない練習ですけどね笑
やりたくない練習こそ弱点だということ!逃げずに頑張りたいところです!
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