皆さん走っていますか?
今回はトレイルランニングにオススメなレインウェアを紹介しようと思います!
レインウェアといえばトレイルランニングを始めて、トレイルランニングシューズの次に購入を検討するものではないでしょうか?
しかしトレイルランニングのレインウェアは結構種類や形があり、かなり迷うところ。
今回はそんなトレイルランニング用レインウエアの選び方やおすすめのモデルを解説していきます。
・トレイルランニングレインウェアが必要な理由を知りたい
・トレイルランニングにおすすめなレインウェアを知りたい
・レインウエアの選び方について知りたい
以下記事で解説していきます。
なぜトレイルランニングにレインウエアが必要なのか?
まず、トレイルランニングにレインウエアが必要な理由について解説します。
ロードでのランニングとは違い、トレイルランニングでは山を走ります。
山にも地形がいろいろあり、林道で風や雨から守られている場所もあれば、雨風にさらされる場所もあります。
そんな時に、通常のウィンドブレーカーでは水が入ってきてしまい低体温症になってしまう可能性があります。
そうならないために、レインウエアは必要となります。
また、レインウエアがあることで雨が防げるだけでなく体温を維持することができます。
これはレインウエアの内側にどのようなウェアを着るかにもよりますが、組み合わせによっては軽量でもかなり快適に走ることするができるというわけです。
トレイルランニング用レインウェアの選び方
このレインウエア、登山用やトレイルランニング用で色々と異なりますが、選ぶポイントがあります。
具体的には、
・防水性や耐水圧で選ぶ
・透湿性で選ぶ
・軽量性、持ち運びやすさで選ぶ
・伸縮性で選ぶ
・デザインで選ぶ
といったところです。
以下で解説していきます。
選び方①防水性や耐水圧で選ぶ
トレイルランニングのレインウェアの選び方として、防水性や耐水圧で選ぶというポイントがあります。
これらは、レインウエアの内側に雨が侵入してこないのに重要な指標となり、
・小雨から中雨は2000mmまで対応できるもの
・大雨は10000mmまで対応できるもの
・台風や嵐は20000mmまで対応できるもの
が良いとされています。
ちなみにトレイルランニングのレインウエアで使うには10000mm以上あると安心です。
理由は結構激しい雨に降られても、そのまま行動し続けないといけないケースがトレイルランには多いですからね。
私も六甲山で大雨に振られたときには既に山頂で、そこから麓の自宅まで帰る時にレインウエアがあって安心したという経緯があります。
そこで雨がウエアー内部に侵入してきたら、低体温になることだってありますからね。
選び方②透湿性で選ぶ
トレイルランニングのレインウェアの選び方として、透湿性での選び方があります。
トレイルランニングは、多くの汗をかきます。
かいた汗はそのままでいるとどんどん重くなり、体温を奪っていくのでこれを外に出す必要があるのですが、トレイルランニングのレインウェアの場合その機能が高い必要があります。
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つまり、外側からの雨の侵入は防ぎ、内側の汗は外に出す機能が必要になるのです。
そんな透湿性はレインウエアの特性によりより様々です。
最近では様々な素材がありますが、トレイルランニングのレインウエアには、登山用と同じく「ゴアテックス素材」がオススメです。
素晴らしい素材で、この素材を超えるものはなかなか出てこないというのが現状です。。いやほんと素晴らしい。
以下動画で詳細に解説されていますのでこれが分かりやすいかと思います。
私が以前使用していたレインウェアは、ノースフェイスのストライクトレイルフーディと言うモデルですが、これにもゴアテックス素材が使用されていました。
しかし最近はアウトドアブランドが独自に開発した防水透湿素材も使われており、
例としてノースフェイスの「Futurelight」などが挙げられます。
この「Futurelight」については以下記事で解説しておりますので参考にしてみてください。
選び方③軽量性、持ち運びやすさで選ぶ
また、トレイルランニングのレインウェアを軽量性や持ち運びやすさで選ぶと言うのもポイントです。
トレイルランニングであれば、必要のない時はレインウエアはザックにしまっておく必要があります。
ポイントとしては、ザックに収納したときにかさばらないと言うことです。
トレイルランニングであれば、レースの必携品で様々なものを持つ必要がありますが、ここで小型でコンパクトなレインウエアを購入しておくとかなり有利です。
ザック自体の膨らみも少なくなりますし、重量も減らすことができます。
最近ではトレイルランニング用のパンツも進化しており、腰部にレインウエアを収納できるスペースのあるものもあります。
この辺りは以下記事で解説しておりますので参考にしてみて下さい。
また、レインウェア自体を入れるスタッフバックなどが付いているモデルもありますので、さらにしっかりコンパクトに収納したい方であればお勧めできます。
また、レインウエアを着たままでもゼッケンが見えるように、透明性の高いデザインも存在します。
これ便利です!
トレイルランニングはとにかく疲労と戦う競技です。
チェックポイントでいちいちレインウエアをまくるのがめんどくさいと言う人にはオススメできるモデルかと思います。
選び方④伸縮性で選ぶ
トレイルランニング用のレインウェアであれば、伸縮性も極めて重要な要素です。
これは以前にトレイルランニング用のフリースで紹介もしましたが、トレイルランニングは様々な路面を走るからです。
林道であればペースを上げて走る必要があるので腕振りは登山用のレインウェアよりも幅が広くなります。
また、いわばなどテクニカルの面を走る時も上半身は意外と使うもの。
そんな時にレインウエアの伸縮性がある程度あると非常に快適です。
逆に伸縮性が低いと動きを妨げてしまうことになりますので注意が必要です。
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先に解説した「Futurelight」なんかは伸縮性もかなり高く、トレイルランニングにはかなりおすすめできる素材ですね。
選び方⑤デザインで選ぶ
トレイルランニングのレインウェアを、デザインで選ぶと言うのもオススメです。
実際のところレインウエアは様々な種類があります。
ポケットが付いているものや、フードが付いているものなど実に様々ですが、最近はそれに追加する機能として、ザックを背負って本はレインウエアを添えると言うモデルもあります。
給水もそのまま可能で、胸元に2つ大きめのファスナーがあり、ここからザックにアクセスしたりすることも可能です。
こう考えると完全にトレイルランニングに特化したデザインのレインウエアですよね。
このあたりはノースフェイスの商品が素晴らしく、「Flight Series(フライトシリーズ)」というラインナップで、軽くて走りやすいランニングウエアを出しています。
プロトレイルランナーの鏑木さんと共同開発していることで有名なものです。
おすすめのトレイルランニング用レインウェア
次にトレイルランニング用にオススメなレインウエアを紹介していきます。
用途はランナーにより異なるので、
・薄くてトレイルランニングレース用にオススメなレインウェア
・トレイルランニングからファストパッキングにもオススメなレインウェア
以上に分類して解説します。
薄くてトレイルランニングレース用にオススメなレインウェア
次に薄くてレース用にオススメなレインウエアを紹介します。
具体的には、
・ボナッティ ウォータープルーフ ジャケット(サロモン)
・ストライクトレイルフーディ(ノースフェイス)
・エンデュランスジャケット(ノースフェイス)
・バーサライトジャケット(モンベル)
以上が挙げられます。
以下記事で解説して行きます。
薄くてトレイルランニングレース用にオススメなレインウェア①ボナッティ ウォータープルーフ ジャケット(サロモン)
まず最初に紹介するのが、ボナッティ ウォータープルーフ ジャケット(サロモン)です。
防水性、耐水性、透湿性を兼ね備えており、生地が透けるくらい薄くて軽量なジャケットです。
伸縮性もあり、動きやすくトレイルランニングに特化したモデルです。
ポケットが付いていないので、ポケットで体温調節したい人は少し気になるかと思いますが、蒸れも気にならない程度です。
薄くてトレイルランニングレース用にオススメなレインウェア②ストライクトレイルフーディ(ノースフェイス)
次にノースフェイスのストライクトレイルフーディです。
トレイルランニングの代名詞的なレインウエアです。多分多くのトレイルランナーが最初に購入るのがこれなんじゃないですかね??
ちなみに私が着用している以下の写真もストライクトレイルフーディです。
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ノースフェイスのフライトシリーズにカテゴライズされており、軽さと動きやすさを兼ね備えたモデルです。
ノースフェイスがプロトレイルランナーの鏑木毅選手と共同開発した商品です。
私自身様々なシーンで使用しましたが、トレイルランニングにはピッタリなモデルだと感じます。
ベースレイヤーやフリースと組み合わせることで、冬場のトレイルランニングにも十分活用できるモデルだと感じます。
かなり薄く、トレイルランニングくらい激しい動きが前提ですので、動きのゆっくりな登山にはあまり向かないかもしれません。
薄くてトレイルランニングレース用にオススメなレインウェア③エンデュランスジャケット(ノースフェイス)
薄くてレース用にオススメなレインウェアとして、エンデュランスジャケットが挙げられます。
ザックを背負った状態で使用することが出来る設計で、トレイルランナーのかゆいところに手が届くレインウエアと言えます。
胸元に大き目のポケットが付いており、このポケットからザックにアクセスが可能。
非常に斬新なジャケットです。
防水素材にはfuturelightを使用しており、ストライクトレイルフーディよりも通気性が高めです。
薄くてトレイルランニングレース用にオススメなレインウェア④バーサライトジャケット(モンベル)
次におすすめなのがモンベルのバーサライトジャケットです。
価格が抑えめですので、消耗の激しいトレイルランニング用のレインウエアとしてはかなりおすすめです。
134gと軽量であることもポイントで、重量的にはノースフェイスのストライクトレイルフーディより少し重いくらいです。
実際に着用したりザックに入れても分からない程度です。
トレイルランニングからファストパッキングにもオススメなレインウェア
次にトレイルランニングからファストパッキングにもオススメなレインウェアです。
これから紹介するモデルは、トレイルランニングに特化したモデルよりも少し厚手のモデルになります。
レースでは先に紹介したトレイルランニング専用の薄手のレインウエアがおすすめですが、ファストパッキングなども視野に入れている方であれば以下のモデルがオススメです。
ぶっちゃけ登山でも使えます。
・ファイントラック、エヴァーグレイスレグンジャケット
・モンベル ストームクルーザー
トレイルランニングからファストパッキングにもオススメなレインウェア
トレイルランニングからファストパッキングにもオススメなレインウェア①エヴァーグレイスレグンジャケット(ファイントラック)
まずファイントラックのエヴァーグレイスレグンジャケットです。
このレインウエアの特徴としては、作りがしっかりしていて、トレイルランだけでなく登山でも使えるという点です。
小物やスマートフォンを入れるのに役立つ胸ポケットとベンチレーションが付いており、持ち運びに便利なスタッフバックも付いています。
生地自体は完全なトレイルランニング用のレインウエアと比較して少し厚めですが、コンパクトに収まるのがすごいところ。
夏場のアルプス縦走も考慮して、少ししっかりしたレインウエアが欲しい人にはオススメです。
トレイルランニングからファストパッキングにもオススメなレインウェア②ストームクルーザー(モンベル)
次におすすめなのがモンベルのストームクルーザーです。
ファストパッキングや登山で人気を集めているレインウエアですが、トレイルランニングでも活用できます。
わたしの場合、大峯奥駈道の縦走でこのウエアーを使用しました。
夜間は比較的気温も下がってくる上、風も強い山域ですので、少しシェルの厚めのレインウエアが必要だったのです。
またアルプス縦走でも時期によってはこのウエアーを使用します。
TJARなんかでもこのウエアーを使用している選手がいましたね。
縦走中にかなり強い雨に降られたことがありますが、このレインウエアであれば全く問題なく使用することが出来ました。
先に解説したトレイルランニング専用のレインウエアほど小さくはなりませんが、ある程度コンパクトになります。
まとめ
今回はトレイルランニングやファストパッキングにオススメなレインウエアについて解説しました。
トレイルランニングを始めるのであれば、レインウエアは必需品です。
とにかく1着あれば雨の日のロードトレーニングでも快適に走れますのでおすすめです。
雨の日のトレイルってのも悪くないので、1着購入して山に出かけましょう!
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