【トレイルランニングレースで使ってみた!】SUUNTO 9 PEAK実戦で使えるかレビュー!

SUUNTO9PEAK

    先日長野県は軽井沢で開催された「軽井沢トレイルランニングレース」に参加してきました。

    結果は総合7位、入賞まであと1人でした。。詰めが甘いな俺は。。

    とは言え、世界選手権日本代表選手2人やUTMF・KAIの総合入賞者がいる中でのレースでしたので、自分としてはちょっと満足しています。

    そんなガチンコレースでしたが、レースの戦略立てに欠かせないのがGPSウォッチです。今回もウォッチの機能に助けられました。

    これまではトレイルランニングの練習でのレビューはしてきましたが、今回はSUUNTO 9 PEAKを実戦で使用したレビュー記事になります。

    本記事は以下の方を対象にしています。

    ・SUUNTO 9 PEAKを購入しようか迷っている

    ・SUUNTO 9 PEAKをトレイルランニングのレースで使用した感覚について教えてほしい

    ・SUUNTO 9 PEAKをトレイルランニングのレースで活かす方法について知りたい

    以下記事で解説していきます。

    SUUNTO 9 PEAKをトレイルランニングレースでの活用方法

    SUUNTO 9 PEAKをトレイルランニングのレースで活用するには、私は

    ・ミスコースを防止できる

    ・高低図を常に表示できる

    以上だと考えております。この2つの問題が解決するだけでトレイルランニングは身体的にも精神的にもずっと楽になると言えます。

    活用方法①ミスコースを防止できる

    ミスコースはタイムロスに繋がるだけではなく、メンタルもかなりやられます。ただでさえトレイルランニングのレースは厳しいものなのに、他の選手よりも多く走るのは避けたいものです。

    SUUNTO 9 PEAK

    以前にナビゲーション機能のまだない頃は、先頭集団で走っていても、少し前と話された時にミスコースしてしまい入賞を逃すなどといったことが何度もありました。

    自分自身の走力以外の要素で結果が決まってしまうのは非常に残念ですし、トレイルランニングは移動にも参加にもコストがかかるので、走るレースでそういった経験は避けたいものです。

    SUUNTO 9 PEAK

    この様な事態を防止するのにナビゲーション機能は役に立ちます。

    詳細は以下記事で解説しております。

    SUUNTO9のナビゲート機能で山の道迷いを防ごう!具体的な地図の取り込み方法やウォッチでの表示方法は?

    活用方法②高低図を常に表示できる

    次の活用方法として、高低図をウォッチ上に表示できるということです。

    SUUNTO 9 PEAKと出会うまでは、高低図は以下の様に紙で出力したものをラミネートで貼りつける作業をしていました。

    超アナログ

    このラミネートをザックに忍ばせていたのです。

    これはこれで良かったのですが、当然のことながら現在地が分からないので、自分が何キロ地点にいるのかという情報から登りが終わる区間を予測するなどの戦略立てをしていたのです。

    しかしこれだと偽ピークなどに完全に騙され、心を折られるパターンが多く戦略立てには限界を感じていました。

    しかし、ナビゲーション機能で高低図を表示させていれば、高低図に自分のいる場所が表示されるので、その問題は解決されます。

    SUUNTO 9 PEAK
    こんな感じでこれから走る地形の高低差を把握できる

    また、道を外れてしまった時にも「オフルート」としっかり表示してくれるので、ナビゲーション画面を常に開いておく必要もないのです。

    あとどのくらいで登りが終わるのか、登りでありながらもいったん激登りが落ち着くのか等、トレイルランニングの戦略立てに必要な情報を把握でき、補給などのタイミングを正確に測ることが出来るのです。

    SUUNTO 9 PEAKで取れるデータ

    STRAVAなどでライバルと競ったり、自分のレースデータを振り返るにあたってデータが正確に測定されることは極めて重要です。

    そんな時にSUUNTO 9 PEAKは重宝します。

    データについてはSUUNTOアプリで以下の様な内容が取れます。

    SUUNTO 9 PEAK
    フィニッシュ後に時計を止め忘れました。5時間17分あたりでフィニッシュ

    獲得した標高や平均ペース、心拍などを記録することが可能です。まずはSUUNTOアプリにデータを抽出し、その内容をSTRAVAに転送することが可能です。

    最近はSTRAVAでの区間記録で競い合ったり、レースでもIZU TRAIL JORNEYでも林道区間での競争が話題になりましたよね!

    また、正確にデータが取れれば過去の自分のワークアウトと比較することも可能です。

    私の場合は、日々のトレーニングがトレイルランニングの走力向上に結び付いているのかを考慮する上でこの機能はかなり重宝しています。

    SUUNTO 9 PEAK

    そういった際に過去に練習した時のデータをグラフで比較できるのは極めて有益です。

    例えば以下は私が同じトレイルコースで練習した際のデータです。同じコースですので、ロードやトラックでの練習を積んだ上で、トレイルでどの様な成果が出ているのかが分かるのです。

    SUUNTO 9 PEAK

    そういったデータを抽出するには制度の高いGPSウォッチを使用していないとできないことなのです。

    SUUNTO 9 PEAKをトレイルランニングのレースで使った感覚

    SUUNTO 9 PEAKをトレイルランニングのレースで使った感覚としては、マラソンの時に感じた時と同じく、とにかく軽い!ということです。

    ウォッチ画面はSUUNTO 9 BAROの方が視認性は確かにいいのですが、問題のないレベルだと感じます。

    ウォッチが小さいので木の枝に引っかかったりすることもないですし、レインジャケットなどの着脱もスムーズにできます。

     

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    ボタンも押しやすいので、途中で自分の走行距離を確認したり、一度ナビゲーション機能に戻る際にもスムーズに操作することが出来ました。

    SUUNTO 9 PEAK

    トレイルランニングはウォッチの操作で路面への配慮を怠ると転倒や捻挫にもつながるので、ウォッチの操作がしやすいことは大きなメリットになります。

    また、ナビゲーション機能があることからレース中の安心感が格段に違いました。コースマーキングも大会側はきちんとつけてくれているのですが、どうしても外れたり、間隔が長くて見失ったりすることはあります。

    そんな時に「本当にコース合っているのか?」と思うことは非常に時間的にも精神的にも良くないことです。

    なんせ思い切って走れませんからね。

    そういった意味でも最近は、GPSウォッチは必ず大会のGPXデータをダウンロードすることがレース前のルーチンになっています。

    まとめ

    今回はSUUNTO 9 PEAKのトレイルランニングレースでの使用感について解説しました。

    トレイルランニングレースでの実戦でもかなり使えるウォッチです。特にトレイルランニングは、競技時間が長いスポーツです。

    これまで自分の積んできたトレーニングの成果を出すには、レース中の小さな身体的・精神的ダメージを少しでも減らすことが重要です。

    SUUNTO 9 PEAKをレースの戦略立てに活用してみては如何でしょうか?

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