1年間少々使用してきたSALOMON「S/LAB SENSE 7」ですが、レビュー記事を書いてみようと思います。
このシリーズは、一番最初のモデルから使用してきましたが、最も大きかったのが6作目から7作目の変化でした。
SALOMON「S/LAB SENSE 7」を履いてみた感覚
6作目までは、ギリギリまで削り込まれたトレランシューズと言うイメージでしたが、7作目からはもはや
山を走れる靴下
といったイメージです。
ルナサンダルやベアフットで走る人もいるくらいなので、そのようなランナーを考えると、ここまでシューズで削り込むと言うのもアリなのかもしれません。
特徴としては「S/LAB SENSE」という名前の通り、路面をもろに感じることができるということです。
例えば木の根や岩などを踏みしめながら走るコース、
ある程度アウトソウルやミッドソールの作りが堅牢なモデルに関してはそのままグイグイ木の根を押してけますが、このシューズの場合しっかりシューズの支点を意識しないと足をひねってしまいます。
しかしその他のシューズと比較して違うのが、
指をしっかり使って走れると言う点と軽さです。
SALOMON「S/LAB SENSE 7」オススメの路面、コース
お勧めの路面、コースは、まずはなんといっても上りでしょう。
先ほど木の根を例にとって話をしましたが、アウトソールやミッドソールを削り込んでいる分、シューズの軽さが武器になります。
バーティカルレースや、木の根や石が多い激上り等で邪魔になるのが、ん林道やトレイルを長く走れるように設計されたプレートや、シューズの堅牢さだったりします。
しかしこのシューズにはそれらの要素をギリギリまで削り込み軽さを優先させているため上りでは非常に力強い武器になります。
コースとシューズの使い分け
具体的な例を挙げると、この「S/LAB SENSE 7」では熊野古道トレイルランやスリーピークス八ヶ岳、富士登山競走などでよく活躍してくれました。
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理由としてはこれらのレースは上りが多かったり、ロード区間が多いからです。
逆に、SPA TRAILやIZU TRAIL JOUENEYなど、バリエーションに富んだ路面や高低差、突き上げのリスクが多いコースは、アウトソールがしっかりした「SENSE PRO」を使用していました。
SALOMON「S/LAB SENSE 7」使用時の注意点
地面に足をついた際に、支点に気を配らなくてはならないシューズなので
足首の柔軟性と脚筋力は必須です。
よって、練習やレース後はふくらはぎにはけっこうな負担がかかり、練習などでシューズを使用した後はいつもよくマッサージしないといけないイメージです。
よくこのシューズの突き上げ対策にプレート付きのインソールを使用する裏技もあるようですが、絶対にオススメできません。
それをするのであれば「SENSE PRO」に切り替えた方が良いでしょう。
理由はインソールを使用してしまうと、このシューズのメリットである足の指を使ったトレイルランニングができなくなるからです。
まとめ
すでに8作目も出ていますが、7作目以上にかかとのフィット感や、バーテイカル要素に特化した造りになっています。
ショートレースや、上りの多いレースはこのシューズを使用し、他のロングトレイルについては新たなシューズに踏み切ってみるのもアリかと思いますね!
SALOMONはトレイルランのシューズコンセプトが良く変わるので、とてもユーザーとしては楽しいメーカーです笑。
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