【実際どうなの?】GARMINの光学式心拍計について解説!精度やトレーニングでの使用感は? 

GARMIN 心拍計

    光学式心拍計がランニングの世界で一般的になってきましたが、メーカーによりシステムは異なります。

    様々なメーカーがある中、今回はGARMINの光学式心拍計について解説します。

    ・GARMINの光学式心拍計はどのくらい正確なのか? 

    ・GARMINの光学式心拍計で実際に測定したデータが見たい 

    ・GARMINの光学式心拍計について知りたい 

    といった方には役立つ内容かと思います。

    以下記事で解説していきます。

    これまでの光学式心拍計

    これまでも心拍計は様々なものを使用してきました。

    ひと昔前は現在の様な光学式心拍計ではなく、ハートレートバンドを使用したものも使っていました。

    ハートレートバンドのメリットとしては、正確ではあるのですがどうしても走りの邪魔になるという事です。

    胸も圧迫感を感じますし、だんだんと下にズレてきて気になってしまうのです。

    そんな時に出たのが光学式心拍計です。

    GARMIN 心拍計

    腕から心拍を取れるのでかなり重宝していたのですが、どうしてもこれまでの光学式心拍計は参考程度の正確性だったと感じています。

    心拍データはトレーニング負荷を測定する上で非常に重要な要素ですから、正直なところもう少し正確でもいいんじゃないかなと思っていました。

    特にトレイルランニングのレース中などでは負荷の管理の為に時々ウォッチを見ますが、たまに正確だと思われる数値を表示していることがあり、それを参考にして走っていました。

    これまでの光学式心拍計に対する印象はそんな感じでした。

    GARMINの光学式心拍計について

    次にGARMINの光学式心拍計についてです。

    今回私が使用しているGARMIN FORRUNNER255は最新の光学式心拍計を搭載したモデルです。

     

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    正直この255には音楽機能に期待していただけでしたが、

    取れる心拍データの正確さに驚きました。嬉しい誤算です。

    これまでGARMINの光学式心拍計は4つのセンサーで構成されていましたが、アップデートされて計6つのセンサーになりました。

    光学式センサーの位置も改善され、より正確なデータが取れる様になったのです。

    この進化により、ワークアウト時の心拍だけでなく、睡眠時の心拍も正確に取れる様になったので、安静時心拍から自分の疲労度まで正確に把握することが出来るようになったのです。

    わたしも疲労度についてはいつも気を付けており、起床時に測定する安静時心拍が50を越えると少し疲労が蓄積しているのかな?とトレーニングを調節できるのです。

    GARMIN FORRUNNER255をつけて30㎞走をした時の心拍データ

    次にGARMINの心拍計で30㎞を走った時のデータです。

    これまでの光学式心拍計では、30㎞走のデータを取っていたのですが、ペースは正確でも心拍データは正確とは言えないものでした。

    30㎞走って中強度のランニング負荷で走るわけじゃないですか、それでも平均心拍が190bpmとかなんですよね。

    さすがにその心拍で2時間近く走るのは現実的に難しいと思うわけです。だってショートインターバルの負荷に相当しますからね。

    でもたまに130bpm~140bpmを表示するので、多分その辺りが正確な数値なんだろうなという印象でした。

    GARMIN FORRUNNER255での各トレーニングデータ

    次にGARMIN255の各トレーニングデータについてはどうでしょうか?

    ・ロングラン

    ・インターバル

    以上のトレーニングに分類して解説していきます。

    トレーニングデータ①ロングランのデータ

    まずロングランでの光学式心拍データです。

    実際に心拍を測定してみたところ、かなり正確なデータが取れました。

    GARMIN 心拍計

    これまでの光学式心拍型では、最初から190bpm前後をずっと示していたのですが、その時と同じ負荷で走った際の心拍はもう少し低く、やはりこの位だったということが分かりました。

    これは8月の暑い中走ったデータですが、平均で158bpmです。

    こう見ると後半に差し掛かるほど心拍が上がっていることがわかります。

    GARMIN 心拍計

    同じペースで走っていても暑さで徐々にやられてきて、体に負荷がかかっているってのがわかりますね。

    体幹が崩れてきて走りが乱れてくることから、ペースを維持しようと無駄な力が入っていることは意識できましたが、こんなにも心拍データに反映されるとは思ってもいませんでした。

    これだけ正確に心拍が測定されているのであれば、リカバリーに必要な期間も正確に把握できることになります。

    また、同じトレーニングをしたときの心拍の上がり方などから、自分の力量を推察することもできますよね。

    トレーニングデータ②インターバルトレーニングのデータ

    次にGARMINの光学式心拍計でのインターバルトレーニングデータです。

    1000mを数本入れた時と400mを10本入れたときで比較してみましょう。

    まず1000mを入れた時ですが、心拍の山が正確に5つ出ています。

    GARMIN 心拍計

    こんな感じでウォッチ上でも細かな心拍データを振り返ることが出来るのもGARMINのすごいところです。

    しかもゾーンに分けて色分けしてくれるもの見やすいですよね。しかもけっこう正確にプロットされています。

    次に特に心拍の上下が激しい400mのショートインターバルのデータです。

    このトレーニングでもしっかりデータが取れています。

    GARMIN 心拍計

    これはすごい!

    こう見るとショートインターバルでも最初の数本は不可が入り切っていないことがこのデータからも分かります。

    ガーミンの心拍データから学んだこと

    次にガーミンの心拍データから学んだことについて解説します。

    こうして1000mや400mのショートインターバルを行うと、最初の数本は心拍が上がりきっていないことがわかります。

     

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    インターバルトレーニングの目的は、ある程度心拍を上げる事と速い動きに体を慣れさせることです。

    速い動きに体を慣れさせることを目的とするのであれば、このデータはさほど重要ではありませんが、心拍をしっかり上昇させることが目的であれば、このデータは非常に有効になります。

    同じ設定で3本目あたりから心拍が上がり始めるので、いかにインターバルトレーニングは、本数が重要かと言うことがわかります。

    つまり、しっかり心拍を上昇させようとするのであれば、インターバルトレーニングは数本目あたりから身体に刺激が入ることが分かります。

    逆に最初から心拍が上がりきるようなインターバルだと、本数がこなせないので逆効果になってしまうことがあります。

    また、大きな動きを体に経験させたいのであれば、ある程度心拍を上昇させないような工夫も必要ですよね。

    そう考えたときに、心拍をこのように正確に測定できる事は大きなメリットではないでしょうか!

    ワークアウトデータも見やすい

    GARMIN255はワークアウト後のデータも見やすいので振り返りやすいです。

    現在のVO2MAXも表示されますし、トレーニングでの心拍ゾーンを一目で見ることができます。

     

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    アプリに連携すればスマホで詳細なデータが確認できますが、ウォッチ上でもかなり細かなデータが見れるので正直感動します。

    その時の調子や走った時の感覚もその場で回答してデータとして蓄積されるので、コンディショニング管理としてもおすすめですね。

    今回の30㎞走は8月に行っているので、同じ設定で冬場に走った場合にはかなり余裕を感じるでしょうし、心拍データにも反映されるでしょう。

    まとめ

    今回はGARMIN255の光学式心拍計についてレビューしました。

    率直な感想としては光学式心拍計がこれほどまでに進化しているとは思いませんでした。

    これほどの機能であれば日々のトレーニングやレース中のペース管理に活用するのに最適ではないかと思います。

    今回紹介した光学式心拍計はGARMIN FORRUNNER255でデータを取ったものです。

    軽量ですし、とにかく正確ですのでオススメできるウォッチの1つですね。

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