今回はJackery(ジャクリ)(以下略Jackery)のポータブル電源なのかでも人気の「Jackeryポータブル電源1000」を紹介しようと思います。
・Jackeryについて知りたい
・Jackery1000の特徴について知りたい
・Jackery1000のメリットについて知りたい
・Jackery1000のデメリットについて知りたい
・Jackery1000の使用時間は?
・Jackery1000の寿命について知りたい
といった方には役立つ内容かと思います。
以下記事で解説していきます。
Jackery(ジャクリ)とは?
Jackeryとは、ポータブル電源とその周辺機器を展開しているポータブル電源メーカーです。
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設立は2012年とまだ出来たばかりの企業で、アップルの元バッテリーエンジニアとともに立ち上げられた企業です。
取り扱い商品はポータブル電源とその関連商品のみと、この分野に特化した企業です。
ポータブル電源は2014年から販売を開始、販売を開始し間もない2016年に「reddot award2016」に入選するという輝かしい実績を持つ企業です。
Jackery1000の特徴について
まずJackery1000の特徴について解説します。
具体的には、
・1000Wという高い定格出力
・便利な充電方法
・端子数と種類が多い
・ソーラーパネルからの充電が可能
・パススルー機能による給電が可能
といったところです。
以下記事で解説していきます。
Jackery1000の特徴①1000Wという高い定格出力
Jackery1000の特徴として、1000Wという高い定格出力であることが挙げられます。
ポータブル電源を選ぶ上で、この定格出力というのはよく見ておく必要があり、ここを誤ると使用する予定の家電が使用できないことになります。
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高価なポータブル電源をせっかく購入したのに使用できないのは残念ですよね?
定格出力は必ず使用する予定の家電の出力を超えるものでなくてはなりません。
例えば、定格出力が500Wのポータブル電源で、700Wの電力を消費する電化製品は使えないということです。
また、Jackery1000の瞬間最大出力は2000Wと高出力です。
この最大瞬間出力は一瞬であれば出力できる電力の最大値を指し、大体使いたい家電の出力の100W~200W程度大きいものを選ぶようにしましょう。
その点、このJackery1000は汎用性が広いモデルといえます。
Jackery1000の特徴②便利な充電方法
次の特徴として、Jackery1000の便利な充電方法についてです。
Jackery1000はポータブル電源の充電をしながら電化製品を充電&給電できる「パススルー機能」を搭載しています。
その為、コンセントが1つしかない環境下でも役立ちます。
また、ソーラーパネルを利用しながら電化製品の充電も行うことができます。
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注意点として、パススルー機能を利用するとポータブル電源の寿命が短くなるケースがあります。
よって通常時に使用する事はあまり推奨できないので、しっかり充電してから使用すると良いでしょう。
Jackery1000の特徴③端子数と種類が多い
次の特徴として、端子数と種類が多いという事です。
ポータブル電源において、接続できる端子数が多いと言うのは非常に重要なことです。
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つまりその数分電化製品やスマートフォンを充電できるわけですからね。
Jackery1000の場合、様々な電源から同時に8台まで給電することが可能です。これは大容量ポータブル電源だからこその醍醐味でしょう。
また、単に接続できる端子数の多さだけでなく、USB-Cは急速充電できるので便利です。
スマートフォンは特にすぐに充電したい場合が多いと思いますので、この急速充電機能はかなり重宝します。
これであれば仲間や家族と一緒にキャンプに行く際にも、スマートフォンを遠慮せずに使えるので嬉しいですよね!
Jackery1000の特徴④ソーラーパネルからの充電が可能
次の特徴として、ソーラーパネルからの充電が可能だという事です。
Jackeryは大容量であるため、購入を考えている方は連泊のアウトドア等を想定されている方は多いかと思います。
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そんな時に問題なのはポータブル電源自体の容量がなくなってしまうという事でしょう。
アウトドアの場合、キャンプ場や車中泊に選んだ場所にコンセントがない可能性は高いです。そんな時に活躍するのがソーラーパネルによる充電機能です。
つまり、天気の良い日であればバッテリー切れに困ることがないと言うことです。
注意すべきが、このJackery1000本体にはソーラーパネルはついていないので、別売のものを購入する必要があります。
ソーラーパネルにも様々な種類やスペックがあるので、よく選んで購入しましょう。
Jackery1000の特徴⑤パススルー機能による給電が可能
次の特徴として、Jackery1000はポータブル電源自体の充電をしながら電化製品を充電することができる「パススルー機能」を搭載しています。
よって、コンセントが1つしかない環境下でも充電と給電が可能で、ソーラーパネルからの給電も可能です。
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先にも解説しましたが、注意点としてパスする機能を利用するとポータブル電源の寿命が短くなるケースがあります。
使用するのであれば緊急時にのみにすることをオススメします。
また、このJackery1000を実際に私が使用したレビューについては以下記事で解説しています。アウトドアや車中泊、災害時に十分使用できると感じましたね。
Jackery1000のデザインについて
次にこのJackery1000のデザインについてです。
色調はグレーカラーがベースとなっており、所々にオレンジの配色がカッコイイデザインです。
アウトドアギアと一緒に置くとそのギア感が光ります。
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形状はボックス状ですので、何かと一緒に車に積んでも収まりが非常にいいのです。
天面は取手を収納すれば完全に平らになるので、本体の上に何かを置くことも可能です。
本体には画面もついており、バッテリー残量や給電のW数なども確認することが可能です。
バッテリー残量については1%単位で残量確認できるので便利です。
本体の側面には複数の放熱穴があり、放電能力が高く安全に利用することができます
Jackery1000本体の外側は強度の高いポリカーボネート樹脂と、ABSアロイ防火材料を使用しており、安全性と軽量性を両立させています。電気絶縁性にも優れているプラスチック素材です。
耐熱性にも優れており、爆発や火災の心配がないので安心して使用することができます。
また、特筆すべきはこの便利なハンドル!
使用しないときは折りたたんでおくことが可能ですのでオススメです。
サイズは、幅332mm×奥行き232mm×高さ243mmで、10.6㎏です。
同じ仕様のポータブル電源であっても20㎏近い重量のものもあるので、如何に優れた軽量性であるかが分かります。
Jackery1000に接続できる端子の種類
次に、Jackery1000に接続できる端子の種類について解説します。
具体的には以下の内容になっております。
・AC電源 ×3本
・シガーソケット×1本
・アンダーソン入力×1本
・DCポート×1本
・USB-A×1本
・USB-A急速×1本
・USB-C×2本
USBについては同時充電であっても性能が落ちる事は無いですので、ノートパソコンやタブレット充電に便利ですね!
Jackery1000の充電にかかる時間
次にJackery1000の充電にかかる時間について解説します。
Jackery1000は4パターンの充電方法があり、それぞれ充電時間が異なります。
100%になるまでの時間は以下の通り
・ACアダプター7.5時間
・車のシガーソケット14時間
・ソーラーパネルSAGA100 17時間
・ソーラーパネルSAGA100( 並列アンダーソン入力)8時間
これだけの充電方法と、充電時間があるっていうのもすごいですよね!シーンによって充電できる環境や充電に要する時間も変わってくるので、こういう機能は素晴らしいと思います。
Jackery1000に入っているもの
次にJackery1000を購入した際に入っているものを紹介します。
・ポータブル電源本体
・ACアダプター
・シガーソケット
・運搬用ポーチ
・取扱説明書
以上の5点です。
なんとACアダプターには漏電を防ぐためのアース線が付いています!
アースが付いていないと改めて購入する必要がありますが、最初からついているのでとっても便利ですよね!
Jackery1000の価格
Jackery1000の価格は139,800円(税込)となっております
同性能のポータブル電源と比較してみても、定格出力やバッテリー容量からもかなりお得であることが分かります。
Jackery1000のメリット
次にJackery1000のメリットについて解説します。
具体的には以下の点がメリットと言えるでしょう。
・ほぼすべての家電が使える
・ソーラーパネルの機能がすごい
・長期放置でも漏電しない
以下記事で解説していきます。
Jackery1000のメリット①ほぼすべての家電が使える
Jackery1000のメリットとしてほぼすべての家電が使用できるという事です。
Jackery1000の波形は正弦波となっているため、これが問題なく使えるのです。
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これには理由があり、電化製品のほとんどは正弦波のAC出力で動作するように設計されています。
短形派のAC出力では動作が不安定になり故障する可能性があるので、
・精密機械(パソコンやテレビ)
・扇風機サーキュレーター
・電子レンジは炊飯器など制御のあるもの
・照明器具
これらは短形波のポータブル電源だと避けるべき家電ですが、Jackery1000なら問題ないのです。
Jackery1000のメリット②ソーラーパネルの機能がすごい
Jackery1000のメリットとして、ソーラーパネルの機能がすごいということです。
ソーラーパネルと言えば、AC充電と比べて充電効率が悪いと言うイメージがありますよね?
ポータブル電源でも実は様々な機種でソーラー充電が可能なモデルはありますが、機能がイマイチなものが多いのが現状です。
他の機種でも1時間太陽光に当てても約2%しか充電できないモデルもありますからね。
その点Jackery1000はソーラー充電で約8時間で完全充電することができます。
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この先日本では南海トラフ巨大地震の懸念もあるので、ソーラー充電へ昨日はかなりお勧めです
Jackery1000のメリット③長期間放置でも漏電しない
Jackery1000のメリットのメリットとして、長期間放置でも漏電しないという事です。
え?長期間放置ってあまり関係なくない?と思われがちですが、これは急にポータブル電源が必要となった際に必要になります。
具体的には震災などで電気が止まってしまい、かつ充電手段がない場合です。
そんな時にポータブル電源の漏電が少ないとかなり安心できます。
フル充電して数日間経過し、いざ扱おうとしたらバッテリー容量がかなり減っていたとなるとかなり不便ですからね。
Jackery1000の周波数は?
Jackery1000の周波数は60Hzで固定となっています。
50Hzの利用に限定した電化製品は少ないですが、東日本在住で50Hzのコンセントを使用される方は覚えておきましょう。
ここでこの周波数について解説しておきます。
世界中多くの地域では、家庭用電源供給の周波数は50Hzまたは60Hzです。
この違いは各国や地域の歴史的な発展や技術的な選択によるこうなっています。
日本では東日本では50Hz、西日本では60Hzとなっています。
この周波数が異なると電化製品の動作に影響が出る可能性が出てきます。
供給される電力の周波数によって動作速度が変わる洗濯機や、冷蔵庫、エアコンなどはこの影響が出てしまうのです。
よって、家電を購入する場合はその製品に対応している周波数を確認することになります。
同時にポータブル電源でもどの周波数に対応しているのか確認する必要があるでしょう。
Jackery1000のデメリット
次にJackery1000のデメリットについて解説します。
具体的には
・バッテリー充電に時間がかかる
・LEDライト機能がない
・ワット数の低い家電は表示されないことがある
以上の内容が挙げられます。
以下記事で解説していきます。
Jackery1000のデメリット①バッテリー充電に時間がかかる
デメリットとして、充電に時間がかかるということです。
ポータブル電源の充電には時間がかかります。
特に大容量であればあるほど時間がかかってしまうというのが現状です
その点Jackery1000は早いとは言え、やはり充電には時間がかかってしまいます。
出かける前には必ず満タンにしておきましょう。
先に解説したように、放置後の漏電の心配もないので一度充電しておけばバッテリーが減る事はほとんどないです。
Jackery1000のデメリット②LEDライトが搭載されていない
Jackery1000のデメリットとして、LEDライトが搭載されていないということです。
ポータブル電源においてライトが搭載されていると言うのは極めて大きなメリットです。
なぜなら車中泊や災害時など、ポータブル電源を使用する前には真っ暗であるシーンが想定されるからです。
その時にポータブル電源自体にライトが搭載されていると非常に便利です。
Jackery1000のデメリット③ワット数の低い家電は表示されないことがある
Jackery1000のデメリットとして、ワット数の低い家電は表示されないことがあるという事です。
ポータブル電源を使用する場合には、家電に対し給電しているワット数が表示されることがあります。
これが50W以下のものは表示が不安定になってしまいます。
確かにホームページにも、大容量が故に出力W数が弱い電化製品を検知できないという表記がありました。
Jackery1000は実際何時間使える?
次にJackery1000は実際何時間使用できるのか?という事ですが、皆さんが使用する代表的な家電について解説しておきます。
・スマートフォン約54回
・パソコン約12回
・ライト約76時間
・テレビ約14時間
・車載冷蔵庫約38時間
・電気毛布約13時間
といったところです。
こう見ると日帰りのキャンプや車中泊であれば電源を満タンに充電しておけば全く不自由しないということが分かります。
複数人で出かけた際にも全くこの内容であれば問題ないですよね。
Jackery1000どれぐらい寿命がある?
次にJackery1000はどれくらいの寿命があるのかという事ですが、パフォーマンスの落ちはじめを感じるのが約500回充電したころかと思います。
まあつまり数年は問題なく使用できるという事ですね。
ポータブル電源の寿命は、搭載しているバッテリーの種類により変わってきます。Jackery1000 はリチウムイオン電池を採用しています。
約500回充電放電を繰り返しても80%蓄電容量を保証しているのでパフォーマンスの低下はあまり感じることはないでしょう。
最近はリン酸鉄リチウムイオン電池が主流ですが、大型化してしまうと言う問題点があります。
その点Jackery1000は、リチウムイオン電池ですのでバッテリー寿命自体はそこまで長くないですがそれでもかなりの回数使用できます。
まとめ
今回はJackeryの人気モデルJackery1000についてその魅力や特徴を解説しました。
ポータブル電源はアウトドアや災害時だけでなく様々なシーンで使用可能です。
また、節電アイテムとしてもかなり優秀ですので、かなりオススメできますね!
是非購入してみてくださいね!
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