【アスリートにもおすすめ!】サウナの効果やメリットについて解説!

サウナ 効果

    実は私、ランナーでありながらサウナーでもあります。 

    元々、マラソンやトレイルランニングの疲労回復を目的としてサウナを取り入れたのですが、思っていた以上にいろんな効果があったので日々の生活に取り入れています。

    ランナーの中でもサウナは取り入れられていることは見受けられ、マラソンの大迫傑選手もケニアでのトレーニングの合間にサウナを活用しているシーンがありました。

    今回はそんなランナーにもそうでない人にもオススメなサウナについて紹介したいと思います。

    ・サウナの歴史について知りたい 

    ・サウナの効果について知りたい 

    ・昨今のサウナブームについて知りたい 

    ・サウナのメリットについて知りたい 

    といった方には参考になるかと思います。




    サウナの歴史について

    サウナの歴史をたどると、北欧の白夜の国、フィンランドに遡ります。

    元々フィンランドのフィン族が、厳しい寒さと過酷な労働から身を労うために生活の知恵として作ったとされています。

    サウナは「サウナストーン」と呼ばれる熱した石を積み上げ、その石に水をかけて発生した水蒸気により室内の湿度や温度を調節するものです。

    サウナは近代ではフィンランド、バルト三国、ロシアを中心に伝統的に利用されており、最近では世界的なサウナブームによりそのスタイルは様々です。

    ロウリュウなどサウナの暑さをより強く感じるものや、アウフグーズなどの熱波を撹拌してよりサウナの暑さを楽しむスタイルも多くみられるようになりました。

    かつて私がロウリュウのサービスがあるサウナでは、フレーバー入りの水を入れており、サウナ内は良い香りに包まれた記憶があります。

    アウフグーズも受けたことがありますが、これもかなり体感温度が上がりました。

    ちなみにこのロウリュウもアウフグーズも日本のサウナでは自分で行う場所は少なく、担当のサウナ師の方がやってくれることがほとんどです。

    サウナのマナー上、なかなか自分好みの仕様にする仕組みがないので日本のサウナでは難しいのかもしれませんね。

    自分専用のサウナやテントサウナであればそんな楽しみ方もできるのですが、そういった環境にある人は日本ではまだ少数派でしょう。

    また、サウナではしっかり効果があると肌に赤い斑点、「あまみ」ができます。

    これまで「あまみ」が出来たことはありませんでしたが、静岡にある「サウナしきじ」の薬草サウナで出来たことがあります。

    「サウナしきじ」の薬草サウナは蒸気がかなりの量で、サウナ内の体感温度がかなり高く、もうほぼヤケドに近い印象があります。

    しかし、あまみが出来るのは身体がしっかり温まった証拠ともされており、良いサウナの目安ともされていますね。




    サウナは自律神経を刺激する

    サウナと言えば自律神経の話を抜きには語れません。

    自律神経は人間の生命維持活動として非常に重要であり、これが正常に働かないと身体の回復も臓器の働き、骨格筋の働きも思うようにいかなくなります。

    自律神経に関連する不調は多く、この不調をそのままにしておくと生命に関わる病に繋がることもあります。

    調子が悪いけれども正確な診断ができない場合は多くの場合この自律神経の不調が関わることが多いとされています。

    以下の書籍でその辺りについては解説されています。

    この自律神経は交感神経と副交感神経で構成されており、サウナはこの自律神経を刺激することで健康に良いとされています。

    まずサウナで身体が温められると血管が拡張して身体の中心部にあった血液が皮膚側にやってきます。

    この時には副交感神経よりも交感神経が優位になっています。

    その後水風呂に入り、血管は冷水の中でも体温を維持するために表面は収縮し、身体の中心部の血管に流れ込みます。

    この時も交感神経が優位になっています。

    その後に外気浴を行うことで交感神経から副交感神経が優位になり、「ととのう」という非常に良い気分になるのです。

    この時に血管の状態が元に戻り、血液が一気に流れるので、身体の老廃物の除去の手助けとなるのです。

    サウナにおける「ととのう」とは?

    次にサウナにおける「ととのう」という感覚についてです。

    サウナで外気浴をしている際に目が回るような感覚もしくはボーっとする感覚がありますが、私たちはこの感覚を「ととのう」と呼びます。

    非常に心地よい状態です。

    これは医学的にもまだ定義付けがされていないそうですが、脳波などに変化が現れるなど、分かってきていることはあるそうです。

    この先にこの「ととのう」という感覚がより解明されれば更なる健康効果が期待できそうですね。

    また、しっかりとととのうために様々なサウナグッズも開発されています。

    実にいろんなものがありますが、

    まずチャレンジしたいものに「サウナハット」が挙げられます。

    のぼせや、サウナの熱や乾燥による髪へのダメージを軽減してくれる効果があり、私も使い始めてかなりの効果を感じています。

    詳細については以下記事で解説しておりますので参考にしてみてください。

    【ととのいたい人向け】サウナハットについて解説!使う理由や効果、おすすめのサウナハットは?

    昨今のサウナブームについて

    サウナ自体は歴史の古いもので、私が幼少の頃からありましたが、当時のイメージとしては「おじさんやおじいちゃんが入るもの」という印象でした。

    その頃は現在の様にサウナに関する情報も少なく、具体的にどういった生理学的効果があってどの様な入り方が適しているのかなどと言った情報もなかったのです。

    よってサウナに入ろうとする人も少なく、入っている人も何となく入っている人が多かったのではないでしょうか?

    ただ、情報が手軽に手に入る現代では医師がサウナの専門書を書くなど、サウナに関する有益な情報が手に入るようになりました。

    スマートフォンなどでもサウナのメリットからサウナの効果的な入り方など多くの情報が手に入るようになり、人気に拍車がかかっています。

    またサウナ専用のグッズや、屋外で楽しむ「テントサウナ」、芸能人のサウナ別荘などサウナを楽しむ人の世界も広がっています。

    私もそんなブームに乗っかり、ちょっとしたサウナグッズを購入しては試しています。

    サウナの効果について

    サウナの効果と言えば

    ・自律神経が刺激されるので不調が取れる 

    ・疲労が回復し、肌や髪のツヤが良くなる 

    ・睡眠の質が向上する 

    ・腸の調子を上げる 

    といったところでしょう

    以下で解説していきます。




    効果①自律神経が刺激されるので不調が取れる

    サウナのメリットとして、自律神経が刺激されて不調が取れるというメリットがあります。

    私の場合、日頃特に体調を崩すことはそこまでないのですが、不調を感じるとしたらインターバルトレーニングの翌日です。

    インターバルトレーニングには身体を強くするショートインターバルトレーニングと、レースペースに身体を順応させるロングインターバルトレーニングがありますが、

    特に疲労を感じるのがショートインターバルの翌日です。

    意図的に酸欠にする上、骨格筋の動きも大きくなるので、極めて身体にかかる負荷も大きいのです。

    そうなると翌日の倦怠感はすごく、逆にその倦怠感を感じている際には身体が強くなっているな。。と感じます。

    ただその倦怠感も可能であれば少ない方がいいです。

    そんな時に効果を感じたのがサウナでした。

    ショートインターバルを行った日にサウナに入るようにしているのですが、そうすることでその日の寝つきもいいですし、翌日の倦怠感も軽くなります。

    これはあくまでランナーとしての私の事例ですが、自分が体調を崩しやすいタイミングが掴めている方であれば、是非ともそのタイミングでサウナを利用してみてください。

    きっと効果を感じるかと思います。

    効果②疲労が回復し、肌や髪のツヤが良くなる

    サウナのメリットとして、疲労が回復して肌や髪のツヤが良くなるという事があります。

    最近はこの美容効果について研究が進んでおり、以下の書籍でも美容効果についても言及しています。

    その影響か最近は「サウナ女子」も増えており、若い女性もサウナに通うシーンがよく見られます。

    私もジムに行く際にはサウナ目的でジムに来る女性も結構見かけますね。

    「サ活」のポスターを見ても若い女性タレントを起用するなど様々な層にサウナが受け入れられていることが分かります。

    効果③睡眠の質が向上する

    サウナのメリットとして睡眠の質が向上するという事も挙げられます。

    私の場合、レースやハードなトレーニング後に筋肉疲労などで逆に眠れなくなることがありました。

    そうなる時は走っている最中から「ああ、これは今夜痛くなって寝られなくなる感じだな」と予想が付くので、サウナのスケジュールを入れます。

    また長時間のトレーニングの場合、身体が浮腫むことがありますが、サウナにいくとこれが不思議となくなります。

    また、週末に特に予定のない日に昼まで寝てしまった日なんかにも効果的です。

    私の場合、昼まで寝てしまった時には夜に眠れなくなることが多いのですが、サウナに入ると寝つきが良くなります。

    自律神経を刺激することで日頃寝るべき時間が来たら寝るように身体に指示が行くことですんなり眠れるようになったのかもしれません。

    日々マラソンの記録向上やトレイルランニングのトレーニングを行うのであれば、夜しっかりリカバリーさせることは極めて重要なことです。

    効率よく回復させるためにもサウナを積極的に活用しましょう。

    効果④腸の調子を上げる

    サウナの効果として腸の調子を上げる効果があるとされています。

    これは腸をサウナにより温めて、働きを活性化させることで効果を発揮するものです。

    確かに腸を冷やすとあまりいいことはありません。以前にコウケントーの「光線治療器」で腸を温める治療を受けた時期がありましたが、身体の調子が上がっていくのが分かりました。

    かつて祖母の家にこれがあり、体調を崩してはこれを使用していましたね。

    これには脳と腸の連携が関連しており、脳と腸は指令を出し合いながら密接にかかわっているそうで、腸は第二の脳と言われているくらいです。

    サウナにより腸を温めて健康を手にしましょう!

    まとめ

    今回はサウナについてその効果やメリットについて解説しました。

    ランナーの方でも、そうでない方でもサウナはかなりオススメできます。

    是非日々の健康やリカバリーに活用してみてください!

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